JPH0349299Y2 - - Google Patents

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JPH0349299Y2
JPH0349299Y2 JP12896888U JP12896888U JPH0349299Y2 JP H0349299 Y2 JPH0349299 Y2 JP H0349299Y2 JP 12896888 U JP12896888 U JP 12896888U JP 12896888 U JP12896888 U JP 12896888U JP H0349299 Y2 JPH0349299 Y2 JP H0349299Y2
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rotating shaft
side joint
rotated
joint part
shaft side
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JP12896888U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は回転軸の回転力を被回転軸に伝達した
り、切り離したりすることができる、回転軸と被
回転軸の嵌合・離脱用継手に関する。
〔従来の技術とその課題〕
従来は回転軸の回転力を被回転軸に伝達した
り、切り離したりする場合、一般のクラツチ・継
手等を使用しているが、機構上取付スペースが
狭い場合、取付けが困難となり、取付けができな
いことがある。一般のクラツチ・継手等はそれ
自体の重さが重く、軽量化を図る上で制約条件と
なつている。一般の継手には回転軸側の回転ポ
ジシヨンを検知して被回転軸側が1回転(360°)
中のどのポジシヨンに軸があるかを検知すること
が行える構造形状をしたものがない等の課題があ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本考案継手は、上記の課題に鑑みてなされたも
のであつて、簡単な構造と動作により回転軸と
被回転軸同志の嵌合・離脱ができること、簡単
な構造であるため、取付けスペースを狭くでき、
複雑な構成部品やこまかな使用部品を取付けなく
て済むこと、重量を極力軽量化できること、
被回転軸が容易に交換できること、回転軸と被
回転軸が360°中の1ポジシヨンで嵌合できること
を目的としたものである。
即ち、本考案継手は、第1図示のように回転軸
側継手部1の先端側に円筒部1aを設け、この円
筒部1aの先端部に切欠による円弧状溝1bを形
成し、被回転軸側継手部2の先端側には円錐状部
2aを設け、この円錐状部2aの切欠凹溝2bを
形成せしめ、当該円錐状部2aの先端2cが円弧
状溝1bの内面に摺接しつつ円筒部1aに嵌合・
離脱するようにすると共に、円錐状部2aの先端
2cの嵌合時に円弧状溝1bの両側端面1cと切
欠2bの底面2dが当接して回転を伝達するよう
に構成したものである。
〔作用〕
回転軸側継手部1を回転させて回転軸側継手部
1と被回転軸側継手部2を接近させて行くと、回
転軸側継手部1の円弧状溝1bの内面に被回転軸
側継手部2の円錐状部2aの先端2cが摺接しつ
つ回転軸側継手部1の円筒部1aに嵌合して行く
と共に回転軸側継手部1の円弧状溝1bの両側端
面1cと被回転軸側継手部2の切欠凹溝2bの底
面2dが摺接して行く。
回転軸側継手部1の円筒部1aに被回転軸側継
手部2の円錐状部2aの先端2cが嵌合したと
き、回転軸側継手部1の円弧状溝1bの両側端面
1cと被回転軸側継手部2の切欠凹溝2bの底面
2dが当接して回転軸側継手部1の回転が被回転
軸側継手部2に伝達するようになる。
被回転軸側継手部1への回転伝達を解除すると
きは、上記の動作過程とは逆の過程を経て回転軸
側継手部1の回転が被回転軸側継手部2に伝達さ
れなくなる。
〔実施例〕
以下図面に基づいて本考案の実施例を説明す
る。
第1図a,bはそれぞれ本考案継手の一実施例
を構成する回転軸側継手部と被回転軸側継手部の
一例を示す斜視図、第2図は本考案継手を適用し
た回転伝達機構の一例を示す説明図である。
第1図,第2図において1は回転軸側継手部
で、その先端側に円筒部1aが設けられている。
この円筒部1aの先端部には切欠による半円弧状
溝1bが形成されている。2は被回転軸側継手部
で、その先端側には円錐状部2aが設けられてい
る。この円錐状部2aには切欠凹溝2bが形成さ
れている。回転軸側継手部1と被回転軸側継手部
2は両方とも丸棒を加工したものであり、簡単な
機械加工により製作することができる。
被回転軸側継手部2の円錐状部2aの先端2c
が回転軸側継手部1の半円弧状溝1bの内面に摺
接しつつ円筒部1aに嵌合・離脱するようにする
と共に、円錐状部2aの先端2cの嵌合時に半円
弧状溝1bの両側端面1cと切欠凹溝2bの底面
2dが当接して回転を伝達するように構成されて
いる。
回転軸側継手部1はトルクリミツタ7に接続さ
れ、このトルクリミツタ7はモータ軸延長用軸6
に連結されており、このモータ軸延長用軸6はギ
アボツクス5を介してモータ3の回転軸に接続さ
れている。4はこのモータ3の回転軸に連結され
たエンコーダである。
被回転軸側継手部2は被回転軸13と一体にな
つており(別体でもよい)、この被回転軸13は
継手支承部12に支承され、被回転軸側継手部2
の円錐状部2aと継手支承部12に設けられたバ
ネ座9との間にはバネ8が嵌挿されている。10
は被回転軸13に取付けられたマイナスドライ
バ、11はドライバビツトである。ドライバ10
により被回転軸13に固定された被回転物の角度
調整を行うことができる。
上記の構成において回転軸側継手部1はモータ
3によりギアボツクス5,モータ軸延長用軸6及
びトルクリミツタ7を介して回転される。回転軸
側継手部1と被回転軸側継手部2を接近させる。
両者の接近は回転軸側から接近させても、被回転
軸側から接近させても、あるいは双方から接近さ
せてもよい。
回転軸側継手部1と被回転軸側継手部2を接近
させて行くと、まず、第3図a〜c示のように回
転軸側継手部1の半円弧状溝1bの内面に被回転
軸側継手部2の円錐状部2aの先端2cが摺接し
つつ押し込まれて行く。
更に両者を接近させると、第4図a〜c示のよ
うに回転軸側継手部1の円筒部1a内に被回転軸
側継手部2の円錐状部2aの先端2cが嵌合して
行くと共に半円弧状溝1bの両側端面1cと切欠
凹溝2bの底面2dが少し摺接し、回転軸側の回
転が回転軸側継手部1より被回転軸側継手部2に
伝達され被回転軸13が回転する。
更に両者を接近させると、第5図a〜c示のよ
うに回転軸側継手部1の円筒部1aに被回転軸側
継手部2の円錐状部2aの先端2cが完全に嵌合
し、このとき、回転軸側継手部1の半円弧状溝1
bの両側端面1cと被回転軸側継手部2の切欠凹
溝2bの底面2dが摺接部分(第5図aの斜線部
分)で回転軸側継手部1の回転が被回転軸側継手
部2に伝達され、被回転軸13に所定の回転が伝
達されることになる。
被回転軸側継手部2への回転伝達を解除すると
きは上記の動作過程とは逆の過程を経て回転軸側
継手部1と被回転軸側継手部2を切り離せば回転
軸6の回転が被回転軸13に伝達されなくなる。
回転軸側継手部1の半円弧状溝1bの両側端面
1cと被回転軸側継手部2の切欠凹溝2bの底面
2dが重なり合うのは、回転角度360°中1箇所で
あり、かつ円錐状部2aの先端2cが円筒部1a
内に嵌合することから、回転軸側継手部1の中心
と被回転軸側継手部2の中心が多少ずれていて
も、両者を剛体で製作しない限り、自動調芯作用
が働き、回転伝達を果たすことができる。
また、第2図示ように被回転軸側継手部2の円
錐状部2aと被回転軸13の継手支承部12との
間にバネ8が挿設されているので、このバネ8の
働きにより回転軸側継手部1と被回転軸側継手部
2との嵌合・離脱を容易に行うことができる。
〔考案の効果〕
上述の説明より明らかなように本考案によれ
ば、簡単な丸棒加工により回転軸側継手部1と
被回転軸側継手部2を製作でき、簡単な構造と動
作(回転軸側継手部1を回転させながら、回転軸
側継手部1と被回転軸側継手部2を接近させて嵌
合させたり、離脱させたりする動作)により回転
軸6と被回転軸13の嵌合・離脱を容易にでき
る。簡単な構造であるため、取付けスペースを
狭くでき、複雑な構成部品やこまかな使用部品を
取付けなくて済む。構造が簡単であり、剛体で
製作する必要がないので、重量の軽量化を図るこ
とができるばかりでなく、回転軸側継手部1の円
筒部1a内に被回転軸側継手部2の円錐状部2a
の先端2cが嵌合するため、自動調芯作用があ
り、自在性がある。被回転軸側継手部2を容易
に交換することができる。回転軸と被回転軸は
1回転(360°)中、1ポジシヨンの嵌合のため、
嵌合後には、回転軸のポジシヨンを検知すること
により被回転軸のポジシヨンを知ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bはそれぞれ本考案継手の一実施例
を構成する回転軸側継手部と被回転軸側継手部の
一例を示す斜視図、第2図は本考案継手を適用し
た回転伝達機構の一例を示す説明図、第3図a〜
c、第4図a〜c及び第5図a〜cは本考案継手
の動作説明図である。 1……回転軸側継手部、1a……円筒部、1b
……先端切欠部の(半)円弧状溝、1c……側端
面、2……被回転軸側継手部、2a……円錐状
部、2b……切欠凹溝、2c……先端、2d……
底面、6……回転軸(モータ軸延長用軸)、8…
…バネ、12……継手支承部、13……被回転
軸。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 回転軸側継手部1の先端側に円筒部1aを設
    け、この円筒部1aの先端部に切欠による円弧
    状溝1bを形成し、被回転軸側継手部2の先端
    側には円錐状部2aを設け、この円錐状部2a
    に切欠凹溝2bを形成せしめ、当該円錐状部2
    aの先端2cが円弧状溝1bの内面に摺接しつ
    つ円筒部1aに嵌合・離脱するようにすると共
    に、円錐状部2aの先端2cの嵌合時に円弧状
    溝1bの両側端面1cと切欠2bの底面2dが
    当接して回転を伝達するように構成した回転軸
    と被回転軸の嵌合・離脱用継手。 (2) 円錐状部2aと継手支承部12との間にバネ
    8を挿設してなる実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の回転軸と被回転軸の嵌合・離脱装置。
JP12896888U 1988-09-30 1988-09-30 Expired JPH0349299Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12896888U JPH0349299Y2 (ja) 1988-09-30 1988-09-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12896888U JPH0349299Y2 (ja) 1988-09-30 1988-09-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0248615U JPH0248615U (ja) 1990-04-04
JPH0349299Y2 true JPH0349299Y2 (ja) 1991-10-22

Family

ID=31382801

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12896888U Expired JPH0349299Y2 (ja) 1988-09-30 1988-09-30

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0349299Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010084916A (ja) * 2008-10-02 2010-04-15 Suzumo Machinery Co Ltd 回転駆動軸のジョイント機構

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010084916A (ja) * 2008-10-02 2010-04-15 Suzumo Machinery Co Ltd 回転駆動軸のジョイント機構

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0248615U (ja) 1990-04-04

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