JPH0348973B2 - - Google Patents
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- JPH0348973B2 JPH0348973B2 JP58223090A JP22309083A JPH0348973B2 JP H0348973 B2 JPH0348973 B2 JP H0348973B2 JP 58223090 A JP58223090 A JP 58223090A JP 22309083 A JP22309083 A JP 22309083A JP H0348973 B2 JPH0348973 B2 JP H0348973B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- expansion joint
- cover
- floors
- displacement
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、隣接する二つの構築物を伸縮接合す
るエキスパンシヨンジヨイントに関する。
るエキスパンシヨンジヨイントに関する。
エキスパンシヨンジヨイントは、例えば既設の
建造物に隣接して他の建造物を増築し、その床面
積を拡張したり、あるいは壁面を連続させる場
合、または建造物が極めて長大になる場合やその
構造型式が異なる場合等に、隣接する床面同士や
壁面同士を伸縮接合して、地盤の不等沈下や地震
の影響等により建造物に有害な応力が加わること
を防止するものである。
建造物に隣接して他の建造物を増築し、その床面
積を拡張したり、あるいは壁面を連続させる場
合、または建造物が極めて長大になる場合やその
構造型式が異なる場合等に、隣接する床面同士や
壁面同士を伸縮接合して、地盤の不等沈下や地震
の影響等により建造物に有害な応力が加わること
を防止するものである。
従来、この種のエキスパンシヨンジヨイントと
して、隣接する二つの建造物の例えば床相互間に
W字状バネが配設され、このW字状バネに両床面
を面一に接合する覆体が取り付けられた型式のも
のが広く一般に普及している(特公昭49−31936
号公報、特開昭58−4047号公報)。
して、隣接する二つの建造物の例えば床相互間に
W字状バネが配設され、このW字状バネに両床面
を面一に接合する覆体が取り付けられた型式のも
のが広く一般に普及している(特公昭49−31936
号公報、特開昭58−4047号公報)。
第5図はこのようなエキスパンシヨンジヨイン
トの概略構成を示す断面図であつて、夫々互いに
隣接する建造物の床1A及び1Bに、基台2A及
び2Bが相対向して固着されている。
トの概略構成を示す断面図であつて、夫々互いに
隣接する建造物の床1A及び1Bに、基台2A及
び2Bが相対向して固着されている。
基台2A及び2Bは、床1A及び1Bの相対向
する側面に沿つて下方に延長せられた垂直板部3
と、当該垂直板部3の上端からこれに対して直角
に折曲形成されて床面と平行に延長せられた水平
板部4とから略L字状に構成され、水平板部4の
延長端には後述する緩衝部材11を固定するフラ
ンジ部が形成されると共に、水平板部4と垂直板
部3とが直交する位置にW字状バネ6の両端を支
持する係合溝7が形成されている。
する側面に沿つて下方に延長せられた垂直板部3
と、当該垂直板部3の上端からこれに対して直角
に折曲形成されて床面と平行に延長せられた水平
板部4とから略L字状に構成され、水平板部4の
延長端には後述する緩衝部材11を固定するフラ
ンジ部が形成されると共に、水平板部4と垂直板
部3とが直交する位置にW字状バネ6の両端を支
持する係合溝7が形成されている。
8は、床1A及び1B間を覆う覆体であつて、
前記の如く基台2A,2Bの係合溝7,7に両端
を支持されたW字状バネ6にボルト9及びナツト
10によつて取り付けられてW字状バネ6の弾性
力により下方に付勢され、緩衝部材11を介して
床1A及び1Bの上面と面一に配設されている。
前記の如く基台2A,2Bの係合溝7,7に両端
を支持されたW字状バネ6にボルト9及びナツト
10によつて取り付けられてW字状バネ6の弾性
力により下方に付勢され、緩衝部材11を介して
床1A及び1Bの上面と面一に配設されている。
以上の如く構成された従来のエキスパンシヨン
ジヨイントによつては、床1A及び1Bが互いに
離間しあるいは近接する水平方向の変位を生じた
場合において、その変位量が以上に小さいきは緩
衝部材11とW字状バネ6の伸縮によつてこれを
許容することができる。
ジヨイントによつては、床1A及び1Bが互いに
離間しあるいは近接する水平方向の変位を生じた
場合において、その変位量が以上に小さいきは緩
衝部材11とW字状バネ6の伸縮によつてこれを
許容することができる。
しかしながら、その許容範囲は実用上要求され
る範囲よりも極めて狭く、変位量が少しでも大き
くなると直ぐにエキスパンシヨンジヨイントとし
て機能しなくなつてしまうという重大な欠陥を有
することが判明した。
る範囲よりも極めて狭く、変位量が少しでも大き
くなると直ぐにエキスパンシヨンジヨイントとし
て機能しなくなつてしまうという重大な欠陥を有
することが判明した。
即ち、床1A及び1Bが水平方向に変位して互
いに近接すると、緩衝部材11,11が夫々基台
2A,2Bのフランジ部5と、覆体8の両端とに
よつて挟まれて両側から圧縮され、その変位量が
一定以上に達すると当該緩衝部材11,11が隆
起して床面が変形することとなる。
いに近接すると、緩衝部材11,11が夫々基台
2A,2Bのフランジ部5と、覆体8の両端とに
よつて挟まれて両側から圧縮され、その変位量が
一定以上に達すると当該緩衝部材11,11が隆
起して床面が変形することとなる。
この場合、本発明者の実験によれば、床1A及
び1B間の間隔が50mmの場合に使用するエキスパ
ンシヨンジヨイントについて、両者を僅か10mm程
度近接させて両者間の間隔を約40mmとすると、緩
衝部材11,11は約10mmの高さまで隆起するこ
とが判明した。
び1B間の間隔が50mmの場合に使用するエキスパ
ンシヨンジヨイントについて、両者を僅か10mm程
度近接させて両者間の間隔を約40mmとすると、緩
衝部材11,11は約10mmの高さまで隆起するこ
とが判明した。
また、前記の場合とは逆に、床1A及び1Bが
水平方向に変位して互いに離間すると、例えば前
記のような間隔50mm用のエキスパンシヨンジヨイ
ントにあつては、通常の状態から僅かに20mm離間
して両者間の間隔が約70mmとなると、W字状バネ
6が基台2A,2Bの各係合溝7から容易に外れ
て構造破壊を生ずることが判明した。
水平方向に変位して互いに離間すると、例えば前
記のような間隔50mm用のエキスパンシヨンジヨイ
ントにあつては、通常の状態から僅かに20mm離間
して両者間の間隔が約70mmとなると、W字状バネ
6が基台2A,2Bの各係合溝7から容易に外れ
て構造破壊を生ずることが判明した。
このように、従来のエキスパンシヨンジヨイン
トにおいては、水平方向の変位量がすこしでも大
きくなると緩衝部材11が隆起したり、なるいは
W字状バネが外れて構造破壊を生ずるという重大
な欠陥を有していた。
トにおいては、水平方向の変位量がすこしでも大
きくなると緩衝部材11が隆起したり、なるいは
W字状バネが外れて構造破壊を生ずるという重大
な欠陥を有していた。
なお、特公昭49−31936号公報には、第5図に
示すエキスパンシヨンジヨイントの他に、第6図
に示すように前記の如き緩衝部材11が省略され
て、覆体8が床1A,1Bの上面に載置するよう
に被せられたエキスパンシヨンジヨイントが示さ
れている。この場合には、緩衝部材11が隆起し
て床面が変形するという問題が生ずることはない
が、W字状バネ6が基台2A,2Bの各係合溝
7,7から容易に外れて構造破壊を生ずるという
点では、第5図に示す場合と同様の欠陥を有して
いる。
示すエキスパンシヨンジヨイントの他に、第6図
に示すように前記の如き緩衝部材11が省略され
て、覆体8が床1A,1Bの上面に載置するよう
に被せられたエキスパンシヨンジヨイントが示さ
れている。この場合には、緩衝部材11が隆起し
て床面が変形するという問題が生ずることはない
が、W字状バネ6が基台2A,2Bの各係合溝
7,7から容易に外れて構造破壊を生ずるという
点では、第5図に示す場合と同様の欠陥を有して
いる。
また、前述のW字状バネ6に替えて、二本の帯
板を交差させて枢支連結し、各帯板の両端に遊嵌
させた玉を、建造物の縁に沿つて形成された溝型
の玉受に摺動自在に支持させて、両建造物の伸縮
変化に対応させるようにしたものも提案されてい
る(実開昭55−180807号公報)。
板を交差させて枢支連結し、各帯板の両端に遊嵌
させた玉を、建造物の縁に沿つて形成された溝型
の玉受に摺動自在に支持させて、両建造物の伸縮
変化に対応させるようにしたものも提案されてい
る(実開昭55−180807号公報)。
しかしながら、このエキスパンシヨンジヨイン
トは建造物が平行状態を維持したままの状態で変
位する場合にはその変位を許容することができる
が、地震や不等沈下により両者が平行でなくなつ
た場合には、玉が玉受に規制されているため、い
ずれか一方の帯板に引張力又は圧縮力が作用し
て、帯板の一端が外れたり、座屈変形されること
になる。
トは建造物が平行状態を維持したままの状態で変
位する場合にはその変位を許容することができる
が、地震や不等沈下により両者が平行でなくなつ
た場合には、玉が玉受に規制されているため、い
ずれか一方の帯板に引張力又は圧縮力が作用し
て、帯板の一端が外れたり、座屈変形されること
になる。
さらに、長孔状の摺動孔が形成された板状体
(係止部材)を隣接する二つの建造物間に架設し、
当該摺動孔を介して板状体が建造物に摺動自在に
ビス止めされ、その両端が覆体の内側に当接され
るように覆体が板状体に対し被冠状に取り付られ
たものが提案されている(実開昭58−89506号)。
(係止部材)を隣接する二つの建造物間に架設し、
当該摺動孔を介して板状体が建造物に摺動自在に
ビス止めされ、その両端が覆体の内側に当接され
るように覆体が板状体に対し被冠状に取り付られ
たものが提案されている(実開昭58−89506号)。
これによれば摺動孔が形成された方向、すなわ
ち、建造物が近接離隔するように前後に相対変位
した場合にはビスが摺動孔に沿つて摺動され、そ
の変位を許容することができる。
ち、建造物が近接離隔するように前後に相対変位
した場合にはビスが摺動孔に沿つて摺動され、そ
の変位を許容することができる。
しかしながら、板状対の両端が覆体の内側に当
接されているので、建造物が左右方向に相対変位
した場合には、板状体を回動させるような力が作
用するにも関わらず、その両端が覆体で規制され
ているため、その変位を許容することができず、
板状体は座屈変形されてしまうことになる。
接されているので、建造物が左右方向に相対変位
した場合には、板状体を回動させるような力が作
用するにも関わらず、その両端が覆体で規制され
ているため、その変位を許容することができず、
板状体は座屈変形されてしまうことになる。
また、板状体には、ビスを貫設させて各建造物
に取り付ける長孔状の摺動孔が穿設されているの
で、加工が面倒であり、建造物が上下に相対変位
した場合には、ビスで押さえた部分のみに応力が
集中して塑性変形を起こし易いという問題があつ
た。
に取り付ける長孔状の摺動孔が穿設されているの
で、加工が面倒であり、建造物が上下に相対変位
した場合には、ビスで押さえた部分のみに応力が
集中して塑性変形を起こし易いという問題があつ
た。
特に、実際の建造物はこれらの相対変位が複合
して3次元的に複雑な変位を生じ、板状体に曲げ
や捩りが作用することもあるので、左右方向及び
上下方向の変位を許容できなければ構造破壊を生
じ、前後上下左右方向に夫々複雑な変位を生ずる
建造物間を伸縮接合する際には信頼性に欠けると
いう問題があつた。
して3次元的に複雑な変位を生じ、板状体に曲げ
や捩りが作用することもあるので、左右方向及び
上下方向の変位を許容できなければ構造破壊を生
じ、前後上下左右方向に夫々複雑な変位を生ずる
建造物間を伸縮接合する際には信頼性に欠けると
いう問題があつた。
そこで、本発明は、上述の従来技術では未解決
の課題を解決しようとするもので、二つの構築物
の変位量が比較的大きな場合や、平行に変位され
ない場合、さらには前後左右上下方向に複雑な動
きを生ずる場合であつても、構造破壊等を起こす
ことなくその変位を十分許容できるようにするこ
とを課題としている。
の課題を解決しようとするもので、二つの構築物
の変位量が比較的大きな場合や、平行に変位され
ない場合、さらには前後左右上下方向に複雑な動
きを生ずる場合であつても、構造破壊等を起こす
ことなくその変位を十分許容できるようにするこ
とを課題としている。
この課題を解決するために、本発明は、隣接す
る二つの構築物間に架設された板状体に、当該構
築物間を覆う覆体が取り付けられ、前記板状体
は、その両端を夫々跨ぐように各構築物に取り付
けられた押え板により、当該構築物に圧し当てら
れてその当該面上を前後左右方向に摺動自在に支
持され、当該板状体の少なくとも一端側に前記押
え板からの抜け出しを防止する抜出防止機構が形
成されていることを特徴とする。
る二つの構築物間に架設された板状体に、当該構
築物間を覆う覆体が取り付けられ、前記板状体
は、その両端を夫々跨ぐように各構築物に取り付
けられた押え板により、当該構築物に圧し当てら
れてその当該面上を前後左右方向に摺動自在に支
持され、当該板状体の少なくとも一端側に前記押
え板からの抜け出しを防止する抜出防止機構が形
成されていることを特徴とする。
本発明によれば、構築物が近付いたり離れたり
する方向に変位する場合には、板状体の両端部が
前後方向に摺動されてその変位が許容される。
する方向に変位する場合には、板状体の両端部が
前後方向に摺動されてその変位が許容される。
したがつて、比較的大きな変位であつても、板
状体の長さを余裕をもつて選定することにより十
分対応することができる。
状体の長さを余裕をもつて選定することにより十
分対応することができる。
また、構築物が左右にずれる方向に変位する場
合には、板状体が構築物の端縁に対して斜めにな
つてその変位が許容される。
合には、板状体が構築物の端縁に対して斜めにな
つてその変位が許容される。
したがつて、両構築物が平行状態を維持したま
ま変位する場合は勿論のこと、非平行状態に変位
する場合にも、構造破壊を生ずることなくその変
位を許容することができる。
ま変位する場合は勿論のこと、非平行状態に変位
する場合にも、構造破壊を生ずることなくその変
位を許容することができる。
さらに、構築物の高さが上下にずれるように変
位する場合には、板状体が撓んで弾性変形するこ
とによりその変位が許容される。この場合に、板
状体に曲げや捩りが作用するような複雑な変位を
生じても、板状体に加わる力は押え板によりその
全面に分散され、応力集中により板状体が塑性変
形を起こすことがない。
位する場合には、板状体が撓んで弾性変形するこ
とによりその変位が許容される。この場合に、板
状体に曲げや捩りが作用するような複雑な変位を
生じても、板状体に加わる力は押え板によりその
全面に分散され、応力集中により板状体が塑性変
形を起こすことがない。
さらにまた、板状体の少なくとも一端側には、
押え板からの抜け出しを防止する抜出防止機構が
形成されているので、板状体の両端の摺動量に不
均衡を生じても、当該板状体が押え板から抜ける
ことがない。
押え板からの抜け出しを防止する抜出防止機構が
形成されているので、板状体の両端の摺動量に不
均衡を生じても、当該板状体が押え板から抜ける
ことがない。
以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて具
体的に説明する。
体的に説明する。
第1図及び第2図は、夫々本発明によるるエキ
スパンシヨンジヨイントの一例を示す断面図及び
分解組立図である。
スパンシヨンジヨイントの一例を示す断面図及び
分解組立図である。
図中、20A及び20Bは、例えば角パイプ等
によつて形成さた基台であつて、隣接する二つの
建造物(構築物)の床1A及び1Bに夫々相対向
して固設されている。
によつて形成さた基台であつて、隣接する二つの
建造物(構築物)の床1A及び1Bに夫々相対向
して固設されている。
21は、方形平板状の板バネからなる板状体で
あつて、その中央に床1A及び1B間を覆う覆体
22を取り付けるためのボルト23を挿通する透
孔24が穿設されると共に、透孔24には雌ネジ
孔を連通せられたナツト25がその下面側に固着
されている。
あつて、その中央に床1A及び1B間を覆う覆体
22を取り付けるためのボルト23を挿通する透
孔24が穿設されると共に、透孔24には雌ネジ
孔を連通せられたナツト25がその下面側に固着
されている。
この板状体21は、覆体22の長手方向に沿つ
て所要間隔で基台20A及び20B間に複数架設
され、各板状体21の両端を夫々跨ぐように基台
20A及び20Bの上面に取り付けられた押え板
26A及び26Bによつて当該基台20A及び2
0Bに圧し当てられて、その上面を前後左右方向
に摺動自在に支持されている。
て所要間隔で基台20A及び20B間に複数架設
され、各板状体21の両端を夫々跨ぐように基台
20A及び20Bの上面に取り付けられた押え板
26A及び26Bによつて当該基台20A及び2
0Bに圧し当てられて、その上面を前後左右方向
に摺動自在に支持されている。
また、板状体21の少なくとも一端側には、板
状体21の摺動可能な範囲を限定することによつ
て、押え板26A,26Bからの抜け出しを防止
する抜出防止機構が形成されている。
状体21の摺動可能な範囲を限定することによつ
て、押え板26A,26Bからの抜け出しを防止
する抜出防止機構が形成されている。
抜出防止機構は、押え板26Bの略中央に穿設
された所要径の円形の透孔27と、押え板26B
によつて摺動自在に支持される板状体21の端部
に突出形成された抜出防止用の係合突起28が形
成され、通常の使用状態において、係合突起28
が押え板26Bの透孔27の中心に位置されてい
る。
された所要径の円形の透孔27と、押え板26B
によつて摺動自在に支持される板状体21の端部
に突出形成された抜出防止用の係合突起28が形
成され、通常の使用状態において、係合突起28
が押え板26Bの透孔27の中心に位置されてい
る。
30A及び30Bは、例えばステンレス鋼板等
を直角に折曲形成して、垂直板部31と水平板部
32とから成るL字状のカバープレートであつ
て、その垂直板部31が相対向する基台20A及
び20Bの内側の側面に夫々当接されると共に、
水平板部32がシリコンゴム等からなる緩衝材3
3を介して基台20A及び20Bの上面側に当接
されており、この状態において、カバープレート
30A及び30Bの各水平板部32は、夫々床1
A及び1Bの上面と面一になるように形成され
て、床面の一部を構成している。
を直角に折曲形成して、垂直板部31と水平板部
32とから成るL字状のカバープレートであつ
て、その垂直板部31が相対向する基台20A及
び20Bの内側の側面に夫々当接されると共に、
水平板部32がシリコンゴム等からなる緩衝材3
3を介して基台20A及び20Bの上面側に当接
されており、この状態において、カバープレート
30A及び30Bの各水平板部32は、夫々床1
A及び1Bの上面と面一になるように形成され
て、床面の一部を構成している。
カバープレート30A及び30Bの水平板部3
2,32の上面には、床1A及び1B間を覆う覆
体22が載せられて摺接されている。
2,32の上面には、床1A及び1B間を覆う覆
体22が載せられて摺接されている。
この覆体22は、例えばステンレス鋼板等によ
つて制作され、その長手方向に沿つて所定間隔で
ボルト23を挿通する透孔34が穿設され、ボル
ト23をナツト25と螺合させることによつて、
各板状体21に一体に取り付けられている。
つて制作され、その長手方向に沿つて所定間隔で
ボルト23を挿通する透孔34が穿設され、ボル
ト23をナツト25と螺合させることによつて、
各板状体21に一体に取り付けられている。
以上が本発明によるエキスパンシヨンジヨイン
トの一例構成であつて、次にその設置方法及び作
用について説明する。
トの一例構成であつて、次にその設置方法及び作
用について説明する。
まず、エキスパンシヨンジヨイントを設置する
場合には、互いに隣接する建造物の床1A及び1
Bの接合位置に、その接合部の長さに応じて形成
された基台20A及び20Bを固設し、その上面
に基台20A及び20Bの長手方向に沿つて所定
間隔で複数の板状体21を所定位置に架け渡し、
その両端を夫々押え板26A及び26Bによつて
摺動可能に圧し当てる。
場合には、互いに隣接する建造物の床1A及び1
Bの接合位置に、その接合部の長さに応じて形成
された基台20A及び20Bを固設し、その上面
に基台20A及び20Bの長手方向に沿つて所定
間隔で複数の板状体21を所定位置に架け渡し、
その両端を夫々押え板26A及び26Bによつて
摺動可能に圧し当てる。
そして、その上に緩衝材33,33を載せ、さ
らにその上からカバープレート30A及び30B
を被せ、最後にカバープレート30A及び30B
間に覆体22を載せて、当該覆体22をボルト2
3及びナツト25によつて各板状体21に一体に
取り付ける。
らにその上からカバープレート30A及び30B
を被せ、最後にカバープレート30A及び30B
間に覆体22を載せて、当該覆体22をボルト2
3及びナツト25によつて各板状体21に一体に
取り付ける。
次に、このようにして設置されたエキスパンシ
ヨンジヨイントの作用について説明すると、まず
床1A及び1Bが水平方向に相対変位する場合に
は、第3図に示すように動作する。
ヨンジヨイントの作用について説明すると、まず
床1A及び1Bが水平方向に相対変位する場合に
は、第3図に示すように動作する。
即ち、第3図は床1A及び1Bが水平方向に相
対変位した状態を示す平面図であり、図示の如
く、床1Bが、床1Aから離間すると共に、第3
図で見て右下方に変位する場合には、板状体21
の両端が摺動して、その変位が許容される。
対変位した状態を示す平面図であり、図示の如
く、床1Bが、床1Aから離間すると共に、第3
図で見て右下方に変位する場合には、板状体21
の両端が摺動して、その変位が許容される。
この場合、各板状体21は、平行リンクを構成
することとなるから、この板状体21にボルト2
3によつて取り付けられた覆体22は、同図2点
鎖線で示すように床1A及び1B上をこれらと平
行状態を維持したままで右方向に摺動して床1A
及び1B間を確実に覆う。
することとなるから、この板状体21にボルト2
3によつて取り付けられた覆体22は、同図2点
鎖線で示すように床1A及び1B上をこれらと平
行状態を維持したままで右方向に摺動して床1A
及び1B間を確実に覆う。
また、各板状体21は別々に摺動するので、床
1A及び1Bの隙間が非平行状態となるように変
位した場合であつても、その変位に対応すること
ができる。
1A及び1Bの隙間が非平行状態となるように変
位した場合であつても、その変位に対応すること
ができる。
このように、本発明によるエキスパンシヨンジ
ヨイントによれば、板状体21の長さ及び覆体2
2の幅を所望の長さ及び幅に選定することによつ
て、それに応じて建造物の床1A及び1B間に生
ずる極めて大きな変位に対しても十分対応し得
る。
ヨイントによれば、板状体21の長さ及び覆体2
2の幅を所望の長さ及び幅に選定することによつ
て、それに応じて建造物の床1A及び1B間に生
ずる極めて大きな変位に対しても十分対応し得
る。
また、板状体21は、その一端側に抜出防止機
構が形成されているので、両端の摺動量に不均衡
が生じても、押え板26A及び26Bから抜け出
すことがない。
構が形成されているので、両端の摺動量に不均衡
が生じても、押え板26A及び26Bから抜け出
すことがない。
次に、第4図は、床1A及び1Bが垂直方向に
相対変位した状態を示す断面図であつて、例えば
床1Bが地盤の不等沈下によつて下方に移動した
場合を示している。
相対変位した状態を示す断面図であつて、例えば
床1Bが地盤の不等沈下によつて下方に移動した
場合を示している。
覆体22は、板バネからなる板状体21に取り
つけられているから、板状体21が下方に撓むと
覆体22もこれに引つ張られて下方に付勢され、
カバープレート30A及び30Bの上面に密着さ
れた状態で床1A及び1B間を確実に覆う。
つけられているから、板状体21が下方に撓むと
覆体22もこれに引つ張られて下方に付勢され、
カバープレート30A及び30Bの上面に密着さ
れた状態で床1A及び1B間を確実に覆う。
このように、本発明によるエキスパンシヨンジ
ヨイントによれば、その覆体22が、隣接する二
つの建造物の床1A及び1B間に架設された板状
体21に一体に取りつけられているから、床1A
及び1Bが垂直方向に相対変位した場合にも、そ
の変位を許容することができ、床1A及び1B上
に摺接せられて床面を確実に伸縮接合することが
できる。
ヨイントによれば、その覆体22が、隣接する二
つの建造物の床1A及び1B間に架設された板状
体21に一体に取りつけられているから、床1A
及び1Bが垂直方向に相対変位した場合にも、そ
の変位を許容することができ、床1A及び1B上
に摺接せられて床面を確実に伸縮接合することが
できる。
また、垂直方向の相対変位により板状体21を
曲げるように力が作用しても、板状体21の両端
は、押え板26A及び26Bによつて床1A及び
1Bに圧し当てられて支持されているので、その
力は押え板26A及び26Bの全面に分散され、
板状体21は塑性変形を起こすことなく、変位を
十分に許容することができる。
曲げるように力が作用しても、板状体21の両端
は、押え板26A及び26Bによつて床1A及び
1Bに圧し当てられて支持されているので、その
力は押え板26A及び26Bの全面に分散され、
板状体21は塑性変形を起こすことなく、変位を
十分に許容することができる。
以上述べたように、本発明によれば、隣接する
構築物に架設された板状体の両端部を、押え板で
摺動自在に圧し当てているので、比較的大きな変
位であつても十分対応することができ、構築物が
平行状態を維持したまま変位する場合は勿論のこ
と、非平行状態に変位する場合や、板状体に曲げ
や捩りが作用するように複雑に変位するる場合
も、構造破壊を生ずることなく変位を許容するこ
とができるという効果を有する。
構築物に架設された板状体の両端部を、押え板で
摺動自在に圧し当てているので、比較的大きな変
位であつても十分対応することができ、構築物が
平行状態を維持したまま変位する場合は勿論のこ
と、非平行状態に変位する場合や、板状体に曲げ
や捩りが作用するように複雑に変位するる場合
も、構造破壊を生ずることなく変位を許容するこ
とができるという効果を有する。
また、板状体の両端の摺動量に不均衡が生じて
も、抜出防止機構により板状体が押え板から抜け
出すことがないという効果も有する。
も、抜出防止機構により板状体が押え板から抜け
出すことがないという効果も有する。
第1図及び第2図は本発明によるエキスパンシ
ヨンジヨイントの一例構成を示す断面図及び分解
組立図、第3図は構築物間に水平方向の相対変位
が生じた場合のエキスパンシヨンジヨイントの状
態をす平面図、第4図は構築物間に垂直方向の相
対変位が生じた場合のエキスパンシヨンジヨイン
トの状態を示す断面図、第5図及び第6図は従来
のエキスパンシヨンジヨイントを示す断面図であ
る。 符号の説明、1A,1B……建造物(構築物)
の床、21……板状体、22……覆体、26A,
26B……押え板。
ヨンジヨイントの一例構成を示す断面図及び分解
組立図、第3図は構築物間に水平方向の相対変位
が生じた場合のエキスパンシヨンジヨイントの状
態をす平面図、第4図は構築物間に垂直方向の相
対変位が生じた場合のエキスパンシヨンジヨイン
トの状態を示す断面図、第5図及び第6図は従来
のエキスパンシヨンジヨイントを示す断面図であ
る。 符号の説明、1A,1B……建造物(構築物)
の床、21……板状体、22……覆体、26A,
26B……押え板。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 隣接する二つの構築物1A,1B間に架設さ
れた板状体21に、、当該構築物1A,1B間を
覆う覆体22が取り付けられ、前記板状体21
は、その両端を夫々跨ぐよに各構築物1A,1B
に取り付けられた押え板26A,26Bにより、
当該構築物1A,1Bに圧し当てられてその当接
面上を前後左右方向に摺動自在に支持されると共
に、板状体21の少なくとも一端側に前記押え板
26A,26Bからの抜け出しを防止する抜出防
止機構が形成されていることを特徴とするエキス
パンシヨンジヨイント。 2 前記板状体21が、方形平板状の板ばねから
成り、前記覆体22の長手方向に沿つて所定間隔
で複数架設されている前記特許請求の範囲第1項
記載のエキスパンシヨンジヨイント。 3 前記板状体21に前記覆体22がボルト及び
ナツトによつて取り付けられている前記特許請求
の範囲第1項記載のエキスパンシヨンジヨイン
ト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22309083A JPS60115749A (ja) | 1983-11-29 | 1983-11-29 | エキスパンシヨンジヨイント |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22309083A JPS60115749A (ja) | 1983-11-29 | 1983-11-29 | エキスパンシヨンジヨイント |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60115749A JPS60115749A (ja) | 1985-06-22 |
| JPH0348973B2 true JPH0348973B2 (ja) | 1991-07-26 |
Family
ID=16792677
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22309083A Granted JPS60115749A (ja) | 1983-11-29 | 1983-11-29 | エキスパンシヨンジヨイント |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60115749A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6367351A (ja) * | 1986-09-08 | 1988-03-26 | 理研軽金属工業株式会社 | エキスパンシヨンジヨイント |
| FR2628489B1 (fr) * | 1988-03-11 | 1990-12-28 | Aerospatiale | Agrafe d'epinglage a tube protecteur pour toles ou analogues |
| JPH0750485Y2 (ja) * | 1989-05-17 | 1995-11-15 | ドーエイ外装有限会社 | 目地カバー装置 |
| JPH03120705U (ja) * | 1990-03-22 | 1991-12-11 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS584047A (ja) * | 1981-06-30 | 1983-01-11 | 理研軽金属工業株式会社 | エキスパンシヨンジヨイント |
| JPS5889506U (ja) * | 1981-12-10 | 1983-06-17 | 理研軽金属工業株式会社 | エキスパンシヨンジヨイント |
-
1983
- 1983-11-29 JP JP22309083A patent/JPS60115749A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60115749A (ja) | 1985-06-22 |
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