JPH0348780Y2 - - Google Patents

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JPH0348780Y2
JPH0348780Y2 JP1984137562U JP13756284U JPH0348780Y2 JP H0348780 Y2 JPH0348780 Y2 JP H0348780Y2 JP 1984137562 U JP1984137562 U JP 1984137562U JP 13756284 U JP13756284 U JP 13756284U JP H0348780 Y2 JPH0348780 Y2 JP H0348780Y2
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、コンパクトデイスク等のデイスク
を収納した状態で再生するためのデイスクマガジ
ンケースにおいて、ケースを閉塞状態にロツクす
るためのロツク装置に関する。
〔従来技術〕
従来のこの種のケースとしては、各種オフイス
オートメーシヨン機器に使用されているマイクロ
フロツピデイスクのケースがある。このケース
は、デイスクをケース内に取出し不可能な状態に
収納して、デイスクの再生時にデイスクと共にデ
イスク再生装置に装填されるように構成されてい
る。したがつて、この構造は、デイスクを出し入
れしたり、デイスクを交換する必要のあるケー
ス、例えばコンパクトデイスクのケースに適用で
きない欠点がある。
そこで、この出願人は、コンパクトデイスク等
のケースとして使用できるデイスクケース、すな
わちデイスクの交換が可能なデイスクマガジンケ
ースを実願昭59−73584号で提供した。このデイ
スクマガジンケースは、ケースを開閉自在な上ケ
ースと下ケースとで構成してデイスクを出し入れ
できるようにしたものである。
上記のようにデイスクマガジンケースを開閉自
在とした場合には、ケースを閉じた場合に、上下
のケースが不測に開放されないようにロツク装置
を設ける必要がある。そして、このロツク装置
は、ケースを開放する際に操作が容易であること
が実用上要求される。
従来この種のロツク装置としては、例えば上下
ケースのいずれか一方に凹部を形成し、同他方に
凸部を形成して、これら凹部と凸部とを弾性的に
係合するようにした構成のものが提供されてい
る。例えば、コンパクトカセツトケースの保存用
ケースなどである。この種構成のものでは、ロツ
クあるいは開放時にケース全体を弾性変形させる
ことを要し、しかも開放操作の容易性と、ロツク
時のロツクの確実性とは相反し、これら両者の設
定が容易ではなかつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記問題点を解決するには、例えば、上記凹部
に対して凸部部材を何らかの操作によつて出退自
在に構成することが考えられる。しかし、この場
合には、逆に非開放時における上記凸部部材の不
測の移動を禁止するためのロツク保持構成とか、
あるいは同凸部部材の移動をガイドする構成と
か、操作力伝達系路とかの構成が必須となり、一
般的に、ケース構成の複雑化、コストアツプを招
くことになつてしまい、現在までのところ、実用
上満足し得るロツク装置構成が得られていない。
また、近年では特に車にコンパクトデイスクを搭
載したいといつたニーズが高く、このニーズに応
えるべく不用意に開くことのなく、かつ操作性の
よいデイスクマガジンケースが望まれていた。
この考案では、簡単な構成により、上述した総
ての不都合を解決し得るデイスクマガジンケース
のロツク装置を、如何に構成するかを問題として
いる。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、中央部にデイスク配置部を有する
マガジンフレームと、上記デイスク配置部を開閉
し得るように上記マガジンフレームに連結された
リツドとを具備してなるデイスクマガジンケース
において、上記マガジンフレームとリツドとのい
ずれか一方にロツク部が一体的に形成され、同他
方にはロツク開放操作部が一体的に形成され、こ
れらロツク部およびロツク開放操作部には、互い
に係合する爪状の係合突条が形成され、上記ロツ
ク開放操作部はリツドの開閉方向に対して略直交
方向へ弾性変形して上記係合突条の係合状態を解
除するアームの先端に操作釦が形成されてなるも
のである。そして、上記アームとしては、例え
ば、2本以上のアームの列設構成を用い、またロ
ツク開放操作釦の操作方向をこれらアームの列設
方向と一致させるように構成してなるものであ
る。
〔実施例〕
第1図ないし第25図は、この考案の一実施例
を示す図である。これらの図に示す実施例は、こ
の考案をコンパクトデイスクのデイスクマガジン
ケースに適用した場合の実施例である。
第1図ないし第3図は、ここで説明するデイス
クマガジンケースの全体構成を示している。これ
らの図に示すようにデイスクマガジンケースは、
リツド1と、マガジンフレーム2と、シヤツタ板
3と、マガジンプレート4とを主な構成要素とし
ている。
リツド1は、第4図ないし第10図に示すよう
に方形状の板状体である。このリツド1は、透明
の合成樹脂製の一体成形品であり、その主壁部1
aには、その中央部に孔5が形成され、後端部下
面に後壁部6が形成され、前端部下面左右両側部
にそれぞれフツク部7(ロツク部)突起8が形成
され、これらフツク部7、突起8の前方に切欠部
9が形成されている。孔5は、第4図、第6図に
示すように順次下方へ向けて階段状に径が狭まる
ように形成されており、その内部に段部10,1
1を有する。この孔5内の段部10部分には、リ
ング12を固定するための孔13,13…が形成
されている。後壁部6の左右外端面には、マガジ
ンフレーム2に連結するためのボス14,14が
形成されている。
上記フツク部7、突起8は、マガジンフレーム
2のロツク開放操作部15(その詳細は後述す
る)と共にロツク装置を構成するものである。フ
ツク部7は、第7図、第8図および第25図に示
すように、主壁部1aの下方に突出するように形
成されており、その下端部に爪(係合突条)16
を有する。爪16の両面は傾斜面17となつてい
る。突起8は、ロツク装置の開放動作時にリツド
1を上方へ移動させるポツプアツプ部を構成して
おり、フツク部7の側方部分に下方へ突出するよ
うに形成されている。この突起8のフツク部7と
対向する側の面は傾斜面18となつている。
上記のように形成されたリツド1には、第1図
ないし第3図に示すように、その孔5内にスタビ
ライザ20が配設されている。スタビライザ20
は、デイスク(コンパクトデイスク)21を保持
するための部材であつて、合成樹脂製の円盤状の
部材である。このスタビライザ20の下面には、
このスタビライザ20と共にデイスク21に当接
させるスポンジリング22が固定されている。そ
してこのスタビライザ20は、孔5内の段部11
上に回転自在に配置され、段部10上にリング1
2が固定されることにより上方への抜け出しが防
止されている。この場合、リング12は合成樹脂
により形成されたものであつて、その下面に複数
の突起(図示せず)を有し、この突起を孔13,
13…内に挿入して熱溶着することによりリツド
1に固定されている。
マガジンフレーム2も、第11図ないし第24
図に示すように方形の板状体であり、合成樹脂製
の一体成形品である。このマガジンフレーム2に
は、その主壁部2aの中央部にデイスク配置孔2
5(デイスク配置部)が形成され、後端部下面に
後壁部26が形成され、左右両側部に側壁部2
7,27が形成され、前端部下面に前壁部28が
形成され、側壁部27,27の後端部と後壁部2
6との間に切欠部29,29が形成され、四隅に
ロケーシヨンピン挿入穴30a,30a…が形成
され、四隅下面にマガジンプレート取付用ボス3
0b,30b…が形成され、前端部左右両側部に
ロツク開放操作部15,15が形成され、後端部
下面中央部にシヤツタレバー支持孔31が形成さ
れ、後端部下面一側部にシヤツタスプリング配置
用溝32が形成され、一方の側壁部27の後端部
下面にシヤツタレバー配置用切欠部33が形成さ
れている。側壁部27,27の外面にはそれぞれ
ガイド溝34,34が形成され、一方のガイド溝
34の底面にはラツクギヤ35が形成されてい
る。側壁部27,27の後端部にはそれぞれリツ
ド1のボス14を支持するための支持溝36が形
成されている。
ロツク開放操作部15の詳細な形状は、第11
図、第14図、第15図、第21図および第25
図に示されている。これらの図に示すように、主
壁部2aの前端部には切欠凹部40が形成されて
おり、この切欠凹部40内にロツク開放操作部1
5が設けられている。
すなわち、切欠凹部40の後端面には、前方へ
延び、弾性変形可能な2本のアーム41a,41
bが左右方向に所定間隔を隔てて形成されてい
る。アーム41a,41bの前端部には、これら
のアームに跨るように開放操作釦42が形成され
ている。2本のアームのうち、アーム41aの前
端上部には、側方へ突出するロツク爪(係合突
条)43が形成されている。第25図にはアーム
41aの形状の詳細が示されており、この図に示
されるようにロツク爪43の上面は傾斜面44と
なつている。また、アーム41aのロツク爪43
が形成されている側と反対側の面にも傾斜面45
が形成されている。この傾斜面45を有するアー
ム41aも、上述したリツド1の突起8と共に、
リツド1の開放時にリツド1を上方へ移動させる
ポツプアツプ部を構成している。開放操作釦42
の前端面は、指による操作時に適当な摩擦力が得
られるように粗面に形成されている。
上記のように形成されたロツク開放操作部15
は、開放操作釦42の前面に指を当接させて操作
することにより、開放操作釦42、アーム41
a,41bを、アーム41a,41bを弾性変形
させて矢印P1,P2方向、すなわちアーム41a,
41bの列設方向に変位させることができる。な
お、この場合主壁部2aには、開放操作釦42を
矢印P1方向に移動させたときにこの釦42が主
壁部2aに当接しないように、切欠凹部40に連
続する切欠部47が形成されている。
シヤツタ板3は、第3図に示すように薄厚の板
体であり、合成樹脂により形成されたものであ
る。このシヤツタ板3は、円形の板体の対向する
外周部を一定寸法直線的に切載した形状に形成さ
れたものであり、その中心部には変形楕円状の孔
50が形成され、前半部には孔50に連続する長
孔51が形成され、後端縁には合成樹脂製のシヤ
ツタレバー52が溶着、接着等の手段により固定
されている。シヤツタレバー52は、その基端部
に上方に突出する軸部53を有し、その長さ方向
中間部に突起54を有し、その先端部がシヤツタ
板3の外側方へ突出する被操作部55となつてい
る。
マガジンプレート4は、金属製の方形状の板体
である。このマガジンプレート4は上記マガジン
フレーム2の下面に固定されるものであり、その
輪郭がマガジンフレーム2の外形に略一致した形
状となつている。このマガジンプレート4には、
その中央部にターンテーブル挿入孔57が形成さ
れ、前半部にレーザ光導入孔58が形成され、四
隅にロケーシヨンピン挿入孔59,59…と取付
孔60,60…とが形成され、前端部に前壁部6
1が形成されている。
上記の各部材の組立て状態は次のとおりであ
る。まず、リツド1は、第1図ないし第3図に示
すように、その後壁部6の左右両端部をマガジン
フレーム2の切欠部29,29内に位置させて、
ボス14,14を支持溝36,36内に嵌着させ
ることによつてマガジンフレーム2に連結されて
おり、マガジンフレーム2に対してボス14,1
4を中心として回動することができ、デイスク配
置孔25を開閉することができる。
シヤツタ板3は、そこに固定されたシヤツタレ
バー52の軸部53をマガジンフレーム2のシヤ
ツタレバー支持孔31内に嵌入させると共にこの
シヤツタレバー52の被操作部55を切欠部33
から外方に突出させた状態で、マガジンフレーム
2の主壁部2aの下面に配置され、後述するよう
にマガジンフレーム2にマガジンプレート4が固
定されることによりその位置に保持されている。
この場合、マガジンプレート2の溝32内にはス
プリング65が配置され、このスプリング65
は、その一端がシヤツタレバー52の突起54に
係合され、他端がマガジンプレート2に係合され
ている。この構成のもとにシヤツタ板3は、第1
図に示すように、軸部53を中心として矢印P3
P4方向に回動自在であり、常時はスプリング6
5の付勢力により矢印P3方向に付勢されている。
マガジンプレート4は、上記のようにシヤツタ
板3が取り付けられているマガジンフレーム2の
下面に当接され、マガジンフレーム2に形成され
たボス30b,30b…を取付孔60内に挿入し
て溶着することによりマガジンフレーム2に固定
されている。この場合マガジンプレート4のター
ンテーブル挿入孔57の周縁部上面には、第3図
に示す合成樹脂製のスペーサ66が固定されてい
る。この構成において、マガジンプレート4のロ
ケーシヨンピン挿入孔59,59…は、それぞれ
マガジンフレーム2のロケーシヨンピン挿入穴3
0a,30a…の位置に合致するように位置して
いる。またマガジンプレート4のレーザ光導入孔
58は、シヤツタ板3が矢印P3方向に付勢され
ている状態において、このシヤツタ板3により閉
塞されている。
上記の構成からなるデイスクマガジンケースに
デイスク21を収納するには、第1図に示すよう
にマガジンフレーム2に対してリツド1をボス1
4を中心として回動させ開放し、外部に露出した
デイスク配置孔25内にデイスク21を収納す
る。そしてリツド1を第2図に示すように閉じ
て、第25図aに示すようにリツド1に形成され
たフツク部7の爪16をマガジンフレーム2に形
成されたロツク開放操作部15の爪43に係合
し、リツド1とマガジンフレーム2とをロツクす
る。爪16を爪43に係合するに際しては、フツ
ク部7を下降させると爪16の傾斜面17が爪4
3の傾斜面44に当接し、これらの傾斜面17,
44が互いに案内し合つてアーム41aが僅か矢
印P1方向に変位し、爪16が爪43の下方に位
置したときにアーム41aが弾性復帰してこれら
の爪16,43が係合する。そして、この爪1
6,43の係合は、常時はアームの弾性によつて
ロツク方向に付勢されているから、不測には離脱
しない。したがつてこの状態においてリツド1お
よびマガジンフレーム2も不測に開放されること
がない。ここで、内部に収納されたデイスク21
は、スポンジリング22によつて下方へ押圧さ
れ、このスポンジリング22とマガジンプレート
4に固定したスペーサ66との間に挾持される。
また、デイスクマガジンケースを開いてデイス
ク21を取り出すには、第2図、第25図aに示
すようにロツク開放操作部15の開放操作釦42
を指で押えてこれを矢印P1方向へ移動させる。
すると、アーム41a,41bが矢印P1方向へ
変位して爪16,43の係合が解かれ、リツド1
とマガジンフレーム2とのロツクが解除される。
そしてこのとき第25図bに示すように、アーム
41aが矢印P1方向に移動することによつてこ
のアーム41aの傾斜面45がリツド1に形成し
た突起8の傾斜面18に当接し、傾斜面45が突
起8を上方へ案内することによつてリツド1が僅
か上方に移動される。そして、ここで開放操作釦
42から指を離すと、アーム41a,41bが弾
性復帰力により第25図cに示すように僅か矢印
P2方向に戻る。すると、このとき爪43に形成
された傾斜面44が爪16の傾斜面17に当接
し、傾斜面44がフツク部7を案内してこれを上
方へ移動させ、リツド1を更に上方へ移動させ
る。かくして、開放操作釦42によりリツド1の
開放操作を行つた場合には、リツド1とマガジン
フレーム2とのロツクが解除され、同時にマガジ
ンフレーム2に対してリツド1が僅か上方へ開
放、すなわちポツプアツプされる。したがつて、
この状態でリツド1の前端部を把持してこれを第
1図に示すように回動させて開放させれば、リツ
ド1の開放操作を容易に行うことができる。この
場合、ロツク開放操作部15は、開放操作釦42
が弾性変形可能なアーム41a,41bにより支
持され、かつ、これら総ての構成はマガジンフレ
ーム2に一体的に形成されてなるので、いわゆ
る、外部からの操作をなすための部分、そこから
係合手段までの動力伝達構成、およびこれら部材
のガイドとか支持のための構成が、極めて簡単な
構成により、かつ合理的に現実でき、また、開放
操作釦42の円滑な動作ロツクの確実さも、アー
ムの弾性力を利用しているので、充分満足し得る
ものとなる。なお、さらには、この開放操作釦4
2が2本のアーム41a,41bに支持されてい
るので、この釦42をアーム41a,41bの列
設方向(矢印P1,P2)方向のみに移動させるこ
とができ、釦42が他の方向に移動するのを防止
し得て釦42を定められた方向に容易に移動させ
ることができる。なお、ここでは、操作釦42,
42を矢印P1方向に移動させることによつてケ
ース開放動作を行うように構成したが、これとは
逆にこれらを矢印P2方向に移動させることによ
つて、この動作を行うように構成してもよい。
次に、上記のデイスクマガジンケースに収納し
たデイスクをケースごと再生する装置の構成につ
いて説明する。そのようなデイスク再生装置は、
デイスク21を収納したデイスクマガジンケース
が装置内に挿入されたときに、デイスクマガジン
ケースのガイド溝34,34に係合してケースを
デイスク再生可能な定位置へ案内するガイド部材
と、上記ガイド溝の一方に形成されたラツクギヤ
35に噛み合つてケースを上記定位置へ移送する
ピニオンギヤと、シヤツタレバー52の被操作部
55を操作する操作部材とを有する。また、デイ
スクマガジンケースが上記定位置に送られたとき
に、デイスクマガジンケースのロケーシヨンピン
挿入孔59、ロケーシヨンピン挿入穴30aに係
合してケースを定位置に止めるロケーシヨンピン
と、ターンテーブル挿入孔57内に進入してデイ
スク21を保持し、再生時に駆動されてデイスク
21を回転させるターンテーブルと、スタビライ
ザ20を下方に押圧してデイスク21がスタビラ
イザ20とターンテーブルとの間に保持されるよ
うにするクランパと、レーザ光導入孔58を通し
てデイスク21に記録された信号を読み取る光学
ヘツドとを有する。
この装置は、例えばデイスクマガジンケースが
装置内に所定量挿入されたときに、上述したピニ
オンギヤを駆動してデイスクマガジンケースを定
位置へ移送する。この際デイスクマガジンケース
のシヤツタレバー52の被操作部55は、装置側
に配設された操作部材に当接してケースの移送と
ともに移動され、シヤツタ板3を第1図に示す矢
印Pの方向に回動させる。これによつてシヤツタ
板3の長孔51がレーザ光導入孔58に合致して
この孔58が開口させられる。
このようにしてデイスクマガジンケースが定位
置におかれると、ターンテーブルがターンテーブ
ル挿入孔57を通してケース内に進入し、クラン
パがスタビライザ20を下方へ押圧し、デイスク
21がこれらターンテーブルとスタビライザ20
との間に挾持される。なお、このときスポンジリ
ング22は、大幅に圧縮されてデイスク21に強
く当接する。
ここで、装置にデイスク再生(プレイ)の指令
を与えれば、ターンテーブルが回転し、これによ
つてデイスク21がクランパ、スタビライザ20
と共に回転し、光学ヘツドがレーザ光導入孔58
を通してデイスク21に記録された信号を読み取
つてデイスク21の再生がなされる。
なお、上記のデイスク再生装置は、上述したデ
イスクマガジンケースを用いてデイスクの再生を
行う装置の一例である。
〔考案の効果〕
この考案によれば、リツド1とマガジンフレー
ムとのロツクおよびその開放をこれらに一体的設
けたロツク部とロツク開放操作部とで行うように
構成し、ロツク開放操作部を、開放操作釦を弾性
変形可能な2本のアームで支持したので、いわゆ
る、操作、伝達、ガイドおよび支持の各構成が合
理的に融合しかつ極めて簡単な構成とすることが
でき、また、アームの弾性力により、操作釦の動
作も円滑となり、ロツク作用も確実さが増し、使
い勝手も向上する。またアームを少くとも2本の
アームの列設構成とすれば、操作釦を常にその列
設方向に移動させるようにすることができる。こ
れらによつてデイスクマガジンケースのリツドと
マガジンフレームとの開放動作を容易に行うこと
ができる効果が得られる。
また、リツドとマガジンフレームとが、爪状の
係合突条によつて閉状態に保持される構成となつ
ているためにリツドが不用意に聞くことはなく、
かつロツク開放操作部を操作することによつて係
合突条の係合状態を容易に解除することができる
ので、使い勝手が良い。
さらに、例えば車載用コンパクトデイスクプレ
ーヤー等の用途では、意図しない時に不測に開放
されてしまうときの対応のため、運転操作から注
意がそがれ、非常に危険な事態となるが、本考案
のデイスクマガジンケースのロツク装置によれ
ば、リツドが不測に開放される可能性は極めて少
なく、上述したような危険な事態の招来を防止で
きる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すものであつ
て、第1図は開放状態にあるデイスクマガジンケ
ースの斜視図、第2図は閉塞状態にあるデイスク
マガジンケースの斜視図、第3図はデイスクマガ
ジンケースの分解斜視図、第4図はリツドの平面
図、第5図は同背面図、第6図は第4図−線
視断面図、第7図はリツドの底面図、第8図は第
7図−線視図、第9図は第7図−線視
図、第10図は第7図−線視断面図、第11
図はマガジンフレームの平面図、第12図は第1
1図−線視側面図、第13図は第12図
−線視断面図、第14図はマガジンフレ
ームの底面図、第15図は第14図−線
視図、第16図は第14図−線視図、第
17図は第14図−線視断面図、第18
図は第14図−線視断面図、第19図は
第14図−線視図、第20図は第14図
−線視断面図、第21図は第14図
−線視断面図、第22図は第14図
−線視断面図、第23図は第14図
−線視断面図、第24図は第14図
−線視断面図、第25図a〜cはデイス
クマガジンケースのロツク開放およびポツプアツ
プ動作の作用説明図である。 1……リツド、2……マガジンフレーム、7…
…ロツク部(フツク部)、15……ロツク開放操
作部、25……デイスク配置部、41a,41b
……アーム、42……開放操作釦。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 中央部にデイスク配置部25を有するマガジ
    ンフレーム2と、上記デイスク配置部25を開
    閉し得るように上記マガジンフレーム2に連結
    されたリツド1とを具備してなるデイスクマガ
    ジンケースにおいて、上記マガジンフレーム2
    とリツド1とのいずれか一方にロツク部7が一
    体的に形成され、同他方にはロツク開放操作部
    15が一体的に形成され、これらロツク部7お
    よびロツク開放操作部15には、互いに係合す
    る爪状の係合突条16,43が形成され、上記
    ロツク開放操作部15はリツド1の開閉方向に
    対して略直交方向へ弾性変形して上記係合突条
    16,43の係合状態を解除するアーム41
    a,41bの先端に操作釦42が形成されてな
    ることを特徴とするデイスクマガジンケースの
    ロツク装置。 (2) 上記アームは、少なくとも2本のアームを列
    設してなるとともに、上記ロツクおよび開放動
    作は、上記列設方向へのこれらアームの弾性変
    形によつて行なわれるようにしたことを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項記載のデイ
    スクマガジンケースのロツク装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6040581A (ja) * 1983-08-15 1985-03-02 Hitachi Ltd 円盤状記録媒体収納筐体

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6040581A (ja) * 1983-08-15 1985-03-02 Hitachi Ltd 円盤状記録媒体収納筐体

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