JPH0348642Y2 - - Google Patents

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JPH0348642Y2
JPH0348642Y2 JP14317382U JP14317382U JPH0348642Y2 JP H0348642 Y2 JPH0348642 Y2 JP H0348642Y2 JP 14317382 U JP14317382 U JP 14317382U JP 14317382 U JP14317382 U JP 14317382U JP H0348642 Y2 JPH0348642 Y2 JP H0348642Y2
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JP
Japan
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route
line
code signal
vehicle
signal
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JP14317382U
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JPS5949205U (ja
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  • Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は複数台の無人誘導車輌の走行制御装
置に関する。
複数台の車輌を同一ルート上に走行させる場
合、停止ステーシヨンは引込線上に設けるのが一
般的である。
これは車輌を停止ステーシヨンに停止させる場
合、後続車輌の追突を防ぎかつまた追突による待
時間等のロスタイムを減少させるためである。第
1図に走行ルートの一例を示すが、4つの停止ス
テーシヨンST1〜ST4を有する、すなわち相応
する4つの引込線ルートS1〜S4を幹線ルート
Rより分岐し形成する。引込線ルートS1〜S4
は幹線ルートRと周波数を異にし、車輌側のステ
アリング周波数の同調を切替えて、引込線ルート
へ分岐、あるいは逆に幹線ルートへ合流を行う。
なお、一般の車輌の走行は、予じめプログラム
指令が与えられ、その指令を地上のコード信号の
検知により順次進めて行うもので、走行ルートの
主要箇所に配置した地上マークのコード信号を読
取り、それに対応する走行指令、たとえば減速指
令であれば、車輌を減速制御させる。第1図にお
いて、車輌の行先をST1ステーシヨンとすれば
地上のコード信号001の検知により、ステアリ
ング同調周波数は幹線ルートR用のf1周波数か
ら引込線ルートS1用のf2周波数へと切替えら
れる。この結果、車輌は幹線ルートRより引込線
ルートS1へと移行し、かつコード信号の003
の検知により停止指令が出力されステーシヨン
ST1に停止する。ST1を発進して後は、コード
信号002の検知によりステアリング周波数は再
びf2周波数よりf1周波数へと切替えられ幹線
ルートRに沿つて走行する。
引込線ルートを持たない幹線ルートだけの走行
ルートにあつて、車輌の追衝突防止には閉塞区間
方式が一般的である。閉塞区間方式は、第2図に
示すように、一定区間毎にリードスイツチMS
1,MS2、……を埋込み、車輌がこれらリード
スイツチ上を通過する毎に、車輌底部に搭載の磁
石の作用によりリードスイツチMS1,MS2、
…が順次作動し、リレー回路の自己保持機能と相
まつて各区間には車輌が1台しか存在しないよう
にする。すなわち、いま先行車輌がMS1区間へ
進入し、リードスイツチMS1を作動させるとリ
レー 1A を励磁、接点1Aが投入されその結果
リレー 1B を励磁、停止線B1に電流を流し、
後続車輌はこの停止線電流を検知し当該区間への
進入を禁止する。停止線B1の電流はリレー回路
の自己保持機能により、上記先行車輌が次区間の
リードスイツチMS2を作動させ常閉接点2Aを
開放させるまで継続し、この間後続車輌の進入禁
止が続行される。MS2の作動は次区間の停止線
B2に電流を流しこのMS2区間への後続車輌の
進入禁止を図ることはもちろんである。
この閉塞区間方式を、本考案の引込線ルートを
有する走行ルートに適用した例を第3図に示す。
第3図において、MS1、MS2はリードスイ
ツチで引込線ルートS1の幹線ルートRに対する
分岐合流箇所に設置されている。これは、通常の
閉塞区間方式における一定区間毎という基準には
当てはまらないが、停止ステーシヨンST1を設
置するという特別の事情により、引込線ルートS
1区間を一閉塞区間として設定した。
すなわち、先行車輌が停止ステーシヨンST1
に停止している間、言い換えれば引込線ルートS
1内にある間はリレー回路の自己保持機能により
引込線ルートS1の手前の停止線B1は電流が流
れたままであり、後続の車輌はこの停止線B1の
電流による磁界を検知し停止する。
このことは、通常の閉塞区間方式による追衝突
防止装置を単に本考案の引込線ルート付走行ルー
トに適用した場合、先行車輌がステーシヨンへ停
止作業している間、後続の車輌は引込線ルート分
岐箇所手前の停止線B1へ停止し、従つてそれに
続く各車輌もそれぞれの閉塞区間により定まる停
止線上に止まつてしまう。すなわち全体の車輌流
れがロツクしてしまい、停止ステーシヨンを引込
線ルート上に設け幹線ルートの車輌流れをスムー
ズにするという引込線ルート設置の意味がなくな
る。
この考案は、先行車輌が停止ステーシヨンでの
作業を指令され引込線ルートへ進入するに際し、
後続の車輌に対し引込線ルートの分岐箇所手前に
配した分岐コード信号の取込みを禁止するもの
で、具体的には、引込線ルートの停止ステーシヨ
ン手前にリードスイツチを配し、かつ上記分岐コ
ード信号を包含する形で、コード信号取込み禁止
用の信号線路を配置して構成される。すなわち、
上記リードスイツチを車輌底部の磁石により作動
させ、上記信号線路に電流を流し、ステーシヨン
での作業指令を受けている後続車輌に対し、引込
線ルートへの進入を禁止し幹線ルートに沿つて走
行させる。
なお、作業指令を受けていない後続車輌は、第
2図に示す閉塞区間方式にのつとつて運行される
のであり、引込線ルート云々には関知しなく、ス
テーシヨン近傍のコード信号C1,C2,C3、
信号取込み禁止用信号線路INHi、リードスイツ
チMS5,MS6には無関係となる。本考案はス
テーシヨンでの作業指令を受けコード信号C1の
取込みを義務づけられている車輌に対し、ステー
シヨンST1に先行車輌がある場合、その取込み
を禁止しステーシヨン作業指令を受けていない他
車輌と同等の運行を行わせる。
第4図は本考案に係る引込線ルート近傍のレイ
アウトを示す。S1は引込線ルート、Rは幹線ル
ート、MS5,MS6はリードスイツチ、C1は
分岐コード信号、INHiはこのコード信号信号取
込み禁止用信号線路である。先に説明した閉塞区
間方式と同様、先行車輌底部の磁石により動作と
なるリードスイツチMS5、により禁止用信号線
路INHiに電流を流しコード信号C1の取込みを
禁止し、同じくリードスイツチMS6の動作によ
り電流を停止し取込み禁止を解除する。この結
果、後続車輌は先行車輌がステーシヨンでの作業
を終え幹線ルートRへ合流しリードスイツチMS
6を動作として始めてコード信号C1の取込み禁
止が解除され、引込線ルートS1への進入が可能
となる。すなわち、引込線ルートS1に車輌があ
る間、後続車輌は幹線ルートR上を直行し、ステ
ーシヨンST1における作業車輌により引込線ル
ート手前で停止する等のことはない。
具体的な作用を説明する。分岐コード信号C1
は車輌ステアリング用同調周波数を幹線ルート用
のf1周波数から引込線ルート用のf2周波数へ
切替える同調周波数切替指令を出力するが、禁止
用信号線路INHiに電流がある間は上記切替指令
は禁止される。すなわち、車輌側に分岐コード信
号の検出器およびその検出器出力をINHi電流検
出により禁止する制御回路を備え、車輌がステー
シヨンでの作業を指令され分岐コードを検出すべ
く準備していたとしても、線路電流によりコード
読取り禁止機能が働き、ステアリング周波数はf
1のままである。この結果、車輌は引込線ルート
へ分岐されずそのまま幹線ルートを、通常の閉塞
区間方式に基づき走行し、一周して再び引込線ル
ートの分岐箇所へ戻つてくる。この間、先行車輌
がステーシヨンでの作業を終了し引込線ルートよ
り幹線ルートへ移つていたならば禁止は解除され
引込線ルートへ分岐走行される。リレー回路は、
先行車輌がリードスイツチMS5上を通過し動作
となつた時点で接点MS5が閉路、リレー 5A が
励磁され、時点5Aが閉路、リレー 5B が励磁
される。その結果、スイツチ5Bが投入され
INHi回路に電流が流れるとともに、接点5Bが
閉路され、次のリードスイツチMS6が動作とな
り常用接点6Aが開路するまでリレー 5B は励
磁状態を維持する(所謂自己保持機能)。車輌が
ステーシヨンST1を発進し引込線、幹線の合流
箇所のリードスイツチMS6上を通過した時点
で、接点MS6が閉路、リレー 6A が励磁され、
常閉接点6Aが開路、リレー 5B が消勢され、
スイツチ5Bが開放、INHi回路への通流が停止
される。分岐コード信号C1の読取禁止が解除さ
れ、引込線S1への分岐が可能となる。
上記のように、この考案は走行車輌が引込線ル
ートにある場合、後続車輌に対し分岐走行のコー
ド信号取込みを禁止するもので、引込線ルート手
前に配した分岐コード信号を包含する形でこのコ
ード信号取込み禁止信号線路を設置し、この線路
の通流を引込線ルート上のリードスイツチと引込
線ルート、幹線ルートの合流箇所に配したリード
スイツチの動作により制御し、かつ車輌側では分
岐コード信号を取り込みステアリング同調周波数
を切替える手段と、コード信号取込み禁止用信号
線路電流のよる磁界を検知して上記分岐コード信
号の取込みを禁止する制御回路を備えてなる。
すなわち、この種引込線ルートを持つた走行制
御系にあつて、単に閉塞区間方式を適用したに過
ぎず引込線ルート区間を一閉塞区間とする、停止
ステーシヨンに車輌があると後続車輌は必ず引込
線ルート手前に停止せざるを得ないものに比し、
そのまま幹線上を通過させる本考案は車輌の走行
流れはスムーズであり、またもちろん走行系全体
が閉塞区間方式の追衝突防止装置を形成してお
り、他車輌と追突、衝突など起り得ない。
なお、上記実施例は引込線ルート手前に配置の
コード信号をステアリング同調周波数を切替える
分岐について説明したが、コード信号はその他、
停止、減速、加速等任意の走行機能を指令するも
のであつてもよく、引込線ルート配置のリードス
イツチの作動によりこれら停止等機能を禁止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は引込線ルートを持つ走行ルートのレイ
アウト、第2図は閉塞区間方式を取り入れた走行
ルートのレイアウト、第3図は閉塞区間方式を引
込線ルートを持つ走行ルートへ単に適用した場合
のレイアウト、第4図は本考案に係る走行ルート
のレイアウト、である。 R……幹線ルート、S1……引込線ルート、
MS5……リードスイツチ、MS6……リードス
イツチ、INHi……分岐コード信号禁止用信号線
路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数台の無人誘導車輌を同一ルート上で閉塞区
    間方式に基づき走行させる搬送システムにおい
    て、上記車輌を幹線ルートより待避させるための
    引込線ルート、この引込線ルート上に備えられ車
    輌が通過する際に車輌低部の磁石により動作とな
    るリードスイツチ、上記引込線ルートが幹線ルー
    トより分岐する箇所手前に配したコード信号器、
    このコード信号器を包含する形で配したコード信
    号取込み禁止用信号線路、上記引込線ルートリー
    ドスイツチの作動により上記信号線路への通流を
    行い、引込線、幹線各ルートの合流箇所直後に配
    した次のリードスイツチの作動により通流を解除
    する自己保持機能を有するリレー回路、を備えて
    おり、上記信号線路からの磁界検知により上記コ
    ード信号の取込みを禁止することを特徴とする無
    人誘導車輌の走行制御装置。
JP14317382U 1982-09-20 1982-09-20 無人誘導車輛の走行制御装置 Granted JPS5949205U (ja)

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JP14317382U JPS5949205U (ja) 1982-09-20 1982-09-20 無人誘導車輛の走行制御装置

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Publication Number Publication Date
JPS5949205U JPS5949205U (ja) 1984-04-02
JPH0348642Y2 true JPH0348642Y2 (ja) 1991-10-17

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