JPH0348489Y2 - - Google Patents

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JPH0348489Y2
JPH0348489Y2 JP1985182643U JP18264385U JPH0348489Y2 JP H0348489 Y2 JPH0348489 Y2 JP H0348489Y2 JP 1985182643 U JP1985182643 U JP 1985182643U JP 18264385 U JP18264385 U JP 18264385U JP H0348489 Y2 JPH0348489 Y2 JP H0348489Y2
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JP
Japan
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plate
rollers
pair
swing frame
cylinder
Prior art date
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JP1985182643U
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JPS6291205U (ja
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  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、板金加工ライン等の自動生産シス
テムへ材料の板材を自動的に供給する板材ローダ
に付属し板材ローダが保持する板材を、その厚さ
を測定することにより、1枚か否か検知するため
の板材枚数検知装置に関するものである。
〔従来の技術〕
多数枚積み重ねられた板材を上から順次持ち上
げ、工作機械のラインへと自動的に搬送する板材
ローダは、板金の自動加工システム等、自動生産
システムに使われている。ところで、載置台上に
多数枚積み重ねられた板材は、バキユーム機構に
より吸着ヘツドに吸引されて次工程へと搬送され
ているが、載置台上に積み重ねられている板材
は、表面処理等のため、表面に油等の粘着性物質
が付着しているとか、また、板材と板材とが密に
面接触しているために、バキユーム機構により最
上位の1枚を持ち上げると、2乃至3枚下の板材
まで共に持ち上がつてしまうことがあつた。そこ
で、従来は、第3図に示すように、上下一対の比
較的大径のローラ1,2で持ち上げた板材3を挟
み、その状態を距離センサ等の計測器4で測定
し、板材が1枚か否かを検出していたが、この従
来装置では、下側のローラ2を支持する揺動腕5
は、ばね6の押圧力により、一対のローラ1,2
が常に圧接された状態を維持するように構成され
ていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
板材を挟み込む一対のローラが、常に圧接され
た状態を維持するように構成されていると、この
ローラ間に板材を挿入する際、板材端の垂れによ
り、特に下側のローラに板材が衝突し、ローラが
損耗して、板材の正確な厚さの測定ができなくな
るとか、板材が薄いものでは、ローラとの衝突に
より、板材が変形するといつた問題があつた。そ
こで、これらの問題を解消したのが本考案板材枚
数検知装置である。
〔問題点を解決するための手段〕
板材ローダで持ち上げた板材を一対のローラで
挟み、そのローラ間の距離、即ち板材の厚さを検
知することは従来とかわらないが、上下で一対の
ローラの、下側のローラをシリンダで駆動する揺
動枠で支持し、引き離された状態に維持した一対
のローラ間に板材を挿入した後、揺動枠をシリン
ダで揺動させて、一対のローラで板材を挟むよう
にし、また、変位計などの計測器と前記揺動枠を
連繋して設け、シリンダで揺動する揺動枠の変位
量を計測器により測定し、一対のローラで挟圧し
た板材の厚さを検知できるように構成した。
〔作用〕
まず、板材ローダで持ち上げる板材を1枚、一
対のローラ間に挿入し、シリンダを駆動させて揺
動枠をローラが板材に接するまで揺動させる。こ
のシリンダで駆動した揺動枠の移動距離、即ち、
変位量を距離センサ等の計測器で測定し、この値
を基準値とする。
計測前の一対のローラは、揺動枠が下側ローラ
を上側ローラから引き離す位置に揺動させている
ため、両ローラ間を開いた状態に維持している。
この状態で、板材ローダで持ち上げた板材を両ロ
ーラ間に挿通し、シリンダを作動して下側ローラ
が板材に当接するまで揺動枠を揺動させる。この
間の揺動枠の動きを計測器により測定し、この値
が基準値と一致していれば、板材ローダで持ち上
げた板材が1枚であることを検知し、又、測定値
が基準値と一致しなければ、板材ローダで持ち上
げた板材が2枚以上であることを検知する。
〔実施例〕
本考案装置の実施の一例を図面と共に次に説明
する。
11は先端部に上側ローラ12を軸支した支持
枠で、他端は、図示しないが、この支持枠11を
水平方向と垂直方向に運動させる進退・昇降機構
に固定してある。13は前記支持枠11の上板部
14と下板部15間に設けた連結杆で、この連結
杆13には、揺動枠16が揺動自在に軸支してあ
る。17は揺動枠16の先端部に軸支した下側ロ
ーラで、揺動枠16の揺動運動により、前期上側
ローラ12と下側ローラ17とは離合するように
してあり、この揺動枠16の他端には、この揺動
枠16を、軸支点18を中心として、第1図中、
常に反時計針方向に回転するように付勢する揺動
枠復帰機構19が設けてある。この揺動枠復帰機
構19は、前記支持枠11の、上板部14と下板
部15との間に3本のシヤフト20,21,22
を設け、両側のシヤフト20,22にスプリング
23,24を被せ、この両スプリングの弾発力を
受け、しかも3本のシヤフト20,21,22に
ガイドされる揺動枠押上板25と、この揺動枠押
上板25と軸受26を介して連設した計測器27
との連繋部材28よりなつている。計測器27は
連繁部材28により揺動枠復帰機構19に連設さ
れており、ねじ29の調整により設置位置を変位
させることができるようにしてある。そしてこの
計測器27は、当該機構19の昇降運動の移動距
離をアナログ検出する距離センサ等を使用してあ
る。30はストロークを自在に調整することがで
きるシリンダで、シリンダロツド31のヘツド3
2は、揺動枠16に設けた受板33に当接させて
ある。このシリンダ30はロツド31を進出さ
せ、ヘツド32で受板33を押圧することによ
り、揺動枠16を第1図中時計針方向へ回転させ
る。
〔考案の効果〕
本考案装置は、一対のローラを常に引き離した
状態、即ち、開いた状態に維持するように構成し
てあるので、板材ローダで持ち上げた板材の厚さ
を測定する際、板材は、抜取り等も自由でありな
がら上側のローラと下側のローラとの間に、ロー
ラに衝突することなく挿通でき、ローラが板材と
の衝突により損傷を受けることはなくなり、正確
な測定値を得ることができることは勿論、保守点
検作業が不要となる。また、板材が薄いものであ
つても、変形が生じることをなくすことができ
る。更に、板材が非磁性体よりなるものであつて
も、板材の厚さは、揺動枠の移動距離により検知
できるので問題なく測定でき、板材の材質がいか
なるものであつても正確に検知できるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案板材枚数検知装置の実施の一例
を示した要部正面図、第2図は第1図−線断
面図、第3図は従来装置の要部正面図。 12……上側ローラ、16……揺動枠、17…
…下側ローラ、19……揺動枠復帰機構、27…
…計測器、30……シリンダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ローダに付属した板材挟み込み用の一対のロー
    ラを有する板材枚数検知装置において、一方のロ
    ーラをシリンダで駆動する揺動枠で支持し、ま
    た、この揺動枠のシリンダによる揺動運動の変位
    量を測定するための変位量計測器を設け、この計
    測器により、一対のローラで挟圧した板材の厚さ
    を検知するように構成したことを特徴とするロー
    ダ付属の板材枚数検知装置。
JP1985182643U 1985-11-27 1985-11-27 Expired JPH0348489Y2 (ja)

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JP1985182643U JPH0348489Y2 (ja) 1985-11-27 1985-11-27

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JP1985182643U JPH0348489Y2 (ja) 1985-11-27 1985-11-27

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Publication Number Publication Date
JPS6291205U JPS6291205U (ja) 1987-06-11
JPH0348489Y2 true JPH0348489Y2 (ja) 1991-10-16

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ID=31128632

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0542328Y2 (ja) * 1987-12-01 1993-10-26

Citations (1)

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JPS5953211B2 (ja) * 1982-05-27 1984-12-24 工業技術院長 薄膜シリコン生成装置

Family Cites Families (5)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6021762Y2 (ja) * 1979-01-17 1985-06-28 アイダエンジニアリング株式会社 板材の2枚検出装置
JPS5659609U (ja) * 1979-10-16 1981-05-21
JPS6139714Y2 (ja) * 1980-05-12 1986-11-13
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