JPH0348429B2 - - Google Patents

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JPH0348429B2
JPH0348429B2 JP59071682A JP7168284A JPH0348429B2 JP H0348429 B2 JPH0348429 B2 JP H0348429B2 JP 59071682 A JP59071682 A JP 59071682A JP 7168284 A JP7168284 A JP 7168284A JP H0348429 B2 JPH0348429 B2 JP H0348429B2
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JP
Japan
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subcooler
refrigeration system
refrigerant
vapor compression
compression refrigeration
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JP59071682A
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JPS59200170A (ja
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Jon Akaahiirumu Jooji
Paru Mandei Zorutan
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Carrier Corp
Original Assignee
Carrier Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B1/00Compression machines, plants or systems with non-reversible cycle
    • F25B1/04Compression machines, plants or systems with non-reversible cycle with compressor of rotary type
    • F25B1/053Compression machines, plants or systems with non-reversible cycle with compressor of rotary type of turbine type
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B39/00Evaporators; Condensers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B41/00Fluid-circulation arrangements
    • F25B41/20Disposition of valves, e.g. of on-off valves or flow control valves

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、シエル型の熱交換器内にチユーブを
有する蒸気圧縮冷凍装置に係り、更に詳細にはシ
エル型のサブクーラ内にチユーブを有し塩水(ブ
ライン)の冷却の如き低温冷却の用途に使用され
る蒸気圧縮冷凍装置に係る。
標準サイクルの蒸気圧縮冷凍装置にサブクーラ
を使用することにより冷凍装置のコンプレツサの
動力要件が低減され、これにより冷凍装置の運転
効率が改善されることは良く知られている。しか
し蒸気圧縮冷凍装置のエバポレータ内に於て冷却
される熱交換媒体として塩水が使用される塩水の
冷却の如き低温冷却の用途に於ては、シエル型の
サブクーラ内にはチユーブが使用されていない。
何故ならば、サブクーラのチユーブ内に於て熱交
換媒体として使用される水が冷凍装置の運転停止
時に冷凍する危険があるからである。かかる水の
凍結は一つの重大な問題である。何故ならば、一
般にエバポレータ内の塩水はエバポレータ内に於
て水の凍結温度以下の温度に冷却され、冷凍装置
の運転停止時に冷凍装置内の冷媒の温度及び圧力
が等しくなることにより、サブクーラ内の冷媒の
温度がサブクーラのチユーブ内の水が凍結するに
十分な時間に亙り水の凍結温度以下の温度に低下
するからである。サブクーラのチユーブ内に於て
多量の水が凍結すると、サブクーラのチユーブが
破断したり他の好ましからざる結果が生じる。
サブクーラのチユーブ内に於ける水凍結の危険
は、冷凍装置の運転停止後に冷凍装置が水の凍結
温度よりも高い温度となるに十分な時間に亙り、
サブクーラのチユーブ内を流れる水の流れを維持
する等の手段を講じることによつて低減される。
しかしかかる作動は水ポンプが冷凍装置の運転停
止後毎に或る時間の間運転状態に維持されなけれ
ばならないので非効率的である。また水ポンプが
故障したり冷凍装置に対する動力供給に関する故
障が発生した場合には、サブクーラ内に於て水の
凍結が発生する。従つて上述の手段はサブクーラ
内に於ける水凍結の問題を克服する満足し得る方
法ではない。
本発明の目的は、シエル型のサブクーラ内にチ
ユーブを有する蒸気圧縮冷凍装置を、塩水の冷却
の如き低温冷却の用途に於て、冷凍装置の運転停
止時にもサブクーラのチユーブ内に於て望ましか
らざる量の水が凍結するという危険を生じること
なく単純に且信頼し得る態様にて運転させるため
のドレン装置及び蒸気圧縮冷凍装置の運転方法を
提供することである。
かかる目的及び他の目的は、シエル型のサブク
ーラ内にチユーブを有する蒸気圧縮冷凍装置であ
つて、冷凍装置の運転停止時にサブクーラのシエ
ル側より液体冷媒を迅速に排出させるための排出
装置を有する蒸気圧縮冷凍装置によつて達成され
る。液体冷媒はサブクーラ内の冷媒温度がサブク
ーラのチユーブ内の望ましからざる量の水が凍結
するに十分な時間に亙り水の凍結温度よりも低い
温度に低下することを阻止するに十分な程迅速に
排出される。本発明によるサブクーラの液体冷媒
排出装置は冷凍装置のサブクーラとエバポレータ
との間に接続された排出導管と、該排出導管の途
中に設けられた弁と、冷凍装置の運転停止を検出
するセンサと、前記センサが前記冷凍装置の運転
停止を検出する場合には前記センサに応答して前
記サブクーラより前記エバポレータへ液体冷媒を
排出させるべく前記弁を開弁させる制御装置とを
含んでいる。
以下に添付の図を参照しつつ、本発明を実施例
について詳細に説明する。
添付の図はシエル型のサブクーラ3内にチユー
ブ31,32を有する蒸気圧縮冷凍装置1を示す
概略構成図であり、サブクーラ3は本発明の原理
に従つて蒸気圧縮冷凍装置1の運転停止時にサブ
クーラ3より液体冷媒を排出させるための排出装
置4を有している。冷凍装置1は塩水の冷却の如
き低温冷却の用途に使用されるよう設計されてい
る。排出装置4を有するシエル型のサブクーラ3
内にチユーブが設けられていることに加えて、蒸
気圧縮冷凍装置1はコンデンサ2と、フラツシ
ユ・エコノマイザ5と、エバポレータ6と、二段
遠心コンプレツサ7と、冷凍装置1の運転を制御
する電子制御装置8とを含んでいる。
図示の如く、サブクーラ3及びコンピユータ2
はサブクーラ3のセクシヨンとコンデンサ2のセ
クシヨンとに分離する仕切板9を有する一つのシ
エル10内に収容されている。しかしもし必要な
らばコンデンサ2及びサブクーラ3は互に別個の
シエル内に収容されても良い。また図示の如く、
フラツシユ・エコノマイザ5は冷凍装置1の一部
として含まれている。しかしもし必要ならばフラ
ツシユ・エコノマイザ5は本発明の基本的構造及
び作動を変更することなく冷凍装置1より省略さ
れても良い。
また図示の如く、サブクーラ3とフラツシユ・
エコノマイザ5とを連通接続するサブクーラ液体
冷媒導出管11が設けられている。サブクーラ液
体冷媒導出管11を経てフラツシユ・エコノマイ
ザ5へ供給される液体冷媒の流量は高圧側フロー
ト弁12によつて制御されるようになつており、
フロート弁12はサブクーラ液体レベル検出導管
13を経てサブクーラ3内の液体冷媒レベルを検
出するようになつている。フラツシユ・エコノマ
イザ5はフラツシユ・エコノマイザ液体冷媒導出
管14によりエバポレータ6に連通接続されてい
る。フラツシユ・エコノマイザ液体冷媒導出管1
4を経てエバポレータ6へ供給される液体冷媒の
流量は低圧側フロート弁15によつて制御される
ようになつている。エバポレータ6はコンプレツ
サ冷媒蒸気導入管16により遠心コンプレツサ7
の入口に連通接続されている。遠心コンプレツサ
7の出口はコンプレツサ冷媒蒸気導出管17によ
りコンデンサ2に連通接続されている。フラツシ
ユ・エコノマイザ5はエコノマイザフラツシユガ
ス導出管18により遠心コンプレツサ7の第二段
に連通接続されている。
更に図示の如く、排出装置4は排出導管20
と、該排出導管20の途中に設けられた圧力作動
型と制御弁21と、該圧力作動型の制御弁21を
開閉させる三方向ソレノイド弁22とを含んでい
る。排出導管20はサブクーラ液体冷媒導出管1
1とフラツシユ・エコノマイザ液体冷媒導出管1
4との間に接続されている。三方向ソレノイド弁
22は制御弁21に接続された圧力導出管23
と、比較的低圧の圧力源に接続される第一の圧力
導入管24と、比較的高圧の圧力源に接続される
第二の圧力導入管25とを有している。図示の如
く比較的低圧の圧力源は蒸気圧縮冷凍装置1の周
りの大気であり、比較的高圧の圧力源は圧縮空気
供給源26である。また図示の如く、三方向ソレ
ノイド弁22は蒸気圧縮冷凍装置1を制御する電
子制御装置8に導線27によつて電気的に接続さ
れている。
排出導管20は、該排出導管に設けられた制御
弁21が冷凍装置1の運転停止時に開弁される
と、或る所定の時間内にサブクーラ3より実質的
に全ての液体冷媒を排出させ得るような冷凍装置
1に対する大きさ、位置、及び構造にて設けられ
ている。勿論個々の冷凍装置によつてその大きさ
及び構造が異なる。従つて或る特定の冷凍装置に
ついて所望の所定の排出時間を達成するために
は、排出導管20は、サブクーラ3とエバポレー
タ6との間の高さの差、冷凍装置1の運転停止時
に於けるサブクーラ3とエバポレータ6との間の
冷媒の差圧、サブクーラ3の大きさ、冷凍装置1
の運転停止時にサブクーラ3内に通常存在する液
体冷媒の量の如き因子に応じて、通常の流体工学
の原理に従つてその特定の冷凍装置に適合する大
きさ、位置、及び構造にて設けられなければなら
ない。
本発明によれば、排出装置4についての所定の
排出時間は、冷凍装置1の運転停止後にサブクー
ラ3のチユーブ32内に於て好ましくない程の量
の水が凝固するに要する時間よりも短く選定され
る。かかる凝固時間は本発明が属する技術分野の
当業者にとつて明らかである種々の方法にて決定
されて良い。例えば上述の如き凝固時間を決定す
る一つの方法は、冷凍装置1の運転停止後にサブ
クーラ3のチユーブ32の内の一つのチユーブに
ついての設計応力限界を越える程の水がそのチユ
ーブ内に於て凝固するに必要な時間を計算するこ
とである。かかる計算はチユーブ内にて形成され
る氷及びチユーブそれ自身を二つのチユーブとし
て捕え、その氷とチユーブとの間の熱膨張差によ
り発生される締り嵌めの程度を考慮することによ
つて行われて良い。上述の如き氷の熱膨張はチユ
ーブによつて制限され、そのチユーブの壁内にフ
ープ応力が発生される。チユーブ内の氷を設計応
力限界にまで冷凍する要する時間は、サブクーラ
3についての種々の均一な冷媒温度に於て、氷の
伝熱抵抗、チユーブ構成材料の伝熱抵抗、チユー
ブの外面に存在する冷媒の膜の伝熱抵抗を考慮す
ることによつて計算されて良い。水が凝固する際
の潜熱と組合された無限に長いチユーブについて
の熱流方程式により上述の如き凝固時間が与えら
れる。最悪の場合の凝固時間は、最悪の均一冷媒
温度を想定し、冷凍装置1の運転停止時にサブク
ーラのチユーブ32内に停滞した水が存在するも
のと仮定し、チユーブ構成材料の熱膨張を無視
し、サブクーラのチユーブ32内の水の感知し得
る程の冷却を無視することによつて計算される。
かくして計算される最悪の凝固時間及び或る特定
の冷凍装置1に関する工学的経験及び判断に基づ
いて、その冷凍装置1についての安全な凝固時間
が選定され、かくして選定された安全な凝固時間
よりも短い排出時間を有する排出装置4が設計さ
れて良い。
図示の如く、排出導管20の途中に設けられた
圧力作動型の制御弁21はバタフライ型の弁の如
き空気圧にて作動される弁である。制御弁21は
該制御弁へソレノイド弁22の圧力導出管23を
経て大気圧が供給される場合には開弁し、ソレノ
イド弁22の圧力導出管23を経て制御弁21へ
圧力空気源26より高圧の空気が供給される場合
には閉弁する。三方向ソレノイド弁22は圧力導
出管を二つの圧力導入管の何れかへ接続し他方の
圧力導入管を圧力導出管より有効にシールする
種々の弁の何れであつても良い。三方向ソレノイ
ド弁22は導線27により電子制御装置8へ電気
的に接続されていることが好ましく、これにより
圧力導出管23は電子制御装置よりソレノイド弁
22へ電力が供給されない場合には圧力導出管2
3が第一の圧力導入管24に接続され、電子制御
装置8よりソレノイド弁22へ電力が供給される
場合には、圧力導出管23が第二の圧力導入管2
5へ接続されるようになつていることが好まし
い。かくして排出導管20の途中に設けられた制
御弁21は、電力がソレノイド弁22へ供給され
る場合には、比較的高圧の空気源が制御弁21に
接続されるので閉弁され、電力がソレノイド弁2
2へ供給されない場合には、比較的低圧の空気源
が制御弁21に接続されるので開弁される。
電子制御装置8は冷凍装置1の全体的な運転を
制御することに加えて、冷凍装置1の運転をモニ
タする電気的構成要素を含んでいる。例えば電子
制御装置8は遠心コンプレツサ7のモータへ供給
される電流を検出する電気的構成要素を含んでい
て良い。上述の電流が検出される場合には、冷凍
装置1が運転状態にあり、従つて電子制御装置8
は導線27を経てソレノイド弁22へ電力を供給
し、これにより排出導管20の途中に設けられた
制御弁21を閉弁させる。これに対し上述の電流
が検出されない場合には、冷凍装置1は非運転状
態にあり、電子制御装置8は導線27を経てソレ
ノイド弁22へ電力を供給せず、これにより排出
導管20の途中に設けられた制御弁21を開弁さ
せ、液体冷媒をサブクーラ3より排出させる。
勿論上述の排出装置4は本発明の原理に従つて
構成されたサブクーラのための排出装置の一例に
過ぎず、他の多くの排出装置及び上述の排出装置
4に対する修正は当業者にとつて明らかであろ
う。例えば、もし必要なららば、排出導管20の
入口はサブクーラ3に直接接続されて良く、また
排出導管20の出口はエバポレータ6に直接接続
されても良い。また特殊な排出導管20が設けら
れなくても良く、その代りに冷凍装置1の運転停
止時にサブクーラ3よりサブクーラ液体冷媒導出
管11を経てフラツシユ・エコノマイザ5内へ液
体冷媒を排出させるべく高圧側フロート弁2が開
弁されても良い。しかしこの場合にはフラツシ
ユ・エコノマイザ5の入口に設けられた過剰寸法
の高圧側フロート弁12に過剰寸法の孔を使用
し、また冷凍装置1の運転停止時にのみ高圧側フ
ロート弁12を完全に開弁させる適当な制御装置
を使用することが必要とされる。これらの要件は
多くの典型的な冷凍装置に於て達成することが困
難なものである。何故ならば、過剰寸法のフロー
ト弁にはそれに固有の機械的な問題及び運転上の
問題が存在し、そのため上述の如き排出導管20
を有する排出装置の場合に比して構成が不適当な
ものとなるからである。
またもし必要ならば、図示の圧力作動型の制御
弁21及び三方向ソレノイド弁22の代りに完全
に電子的な弁/制御装置が使用されても良い。ま
たコンデンサ2とエバポレータ6との間の冷媒の
差圧をモニタする制御装置が使用されても良い。
その場合には排出導管20の途中に設けられた制
御弁21は、モニタされた差圧が或る予め選定さ
れたレベル以下に低下し、これにより冷凍装置1
が運転されていないことが確認された場合には開
弁される。勿論上述の例は本発明の範囲内にてな
されて良い多くの修正及び変更の例に過ぎない。
図示の蒸気圧縮冷凍装置の通常の運転中には、
エバポレータ6内のチユーブ30内を流れる塩水
の如き低温冷却媒体を冷却すべく、エバポレータ
6内に於て液体冷媒が蒸発される。かくしてエバ
ポレータ6内に於て冷却された冷却媒体は工業的
プロセスに冷却容量を与え又は他の同様の目的を
果す熱交換手段(図示せず)へ供給される。一般
に塩水の如き媒体がエバポレータ6のチユーブ3
0内に通される熱交換媒体として使用される場合
には、その熱交換媒体は水の氷点以下の温度に冷
却される。例えば塩水は0〜5〓(−18〜−15
℃)の温度に冷却される。
エバポレータ6内の冷媒蒸気はエバポレータよ
りコンプレツサ冷媒蒸気導入管16を経て二段遠
心コンプレツサ7内へ流入する。コンプレツサ7
は冷媒蒸気を圧縮し、かくして圧縮された冷媒蒸
気をコンプレツサ冷媒蒸気導出管17を経てコン
デンサ2へ供給する。比較的低温の水がコンデン
サ2内のチユーブ31内を流れ、これにより冷媒
蒸気を冷却し且該冷媒を液体に凝縮する。かくし
て凝縮された液体冷媒はコンデンサ2よりサブク
ーラ3へ供給される。サブクーラ3内に於ては液
体冷媒はサブクーラ3内のチユーブ32内を流れ
る比較的低温の水によつて更に冷却される。図示
の如く、サブクーラ3内のチユーブ32内を流れ
る水は、その水を先ずサブクーラ3内のチユーブ
32内に流し、次いでコンデンサ2チユーブ31
内に流すことにより、コンデンサ2内のチユーブ
31内を流れる水の温度よりも低い温度に維持さ
れる。しかしもし必要ならば、コンデンサ2及び
サブクーラ3に対しそれぞれ互に独立した水循環
系が設けられて良く、また他の種類の水循環装置
が使用されても良い。
サブクーラ3は該サブクーラ内のチユーブ32
内を流れる水に顕熱を伝達することによつて、サ
ブクーラ3のシエル側を流れる液体冷媒の温度を
低下させるサーマル・エコノマイザとしても知ら
れている種類のサブクーラである。かくして冷凍
装置1の通常の運転中には、サブクーラ3を液体
冷媒にて充填された状態に維持することが好まし
い。かかるサブクーラ3内に於ける所望の液体冷
媒のレベルは、サブクーラ3よりサブクーラ液体
冷媒導出管11を経てフラツシユ・エコノマイザ
5へ供給される液体冷媒の流量を制御する高圧側
フロート弁12を作動させることによつて維持さ
れる。
また冷凍装置1の通常の運転中には、排出導管
20の途中に設けられた圧力作動型の制御弁21
は排出導管20内を冷媒が流れることを阻止すべ
く閉弁される。制御弁21は、電子制御装置8が
冷凍装置1の運転を検出しこれに応答して三方向
ソレノイド弁22へ電力を供給し、これにより圧
力導出管23が圧力導入管25へ連通接続される
ことによつて閉弁される。かくして冷凍装置1の
通常の運転中には、比較的高圧の空気源が制御弁
21に接続され、これにより制御弁21が閉弁さ
れる。
サブクーラ3内に於て副次的に冷却された液体
冷媒はサブクーラよりサブクーラ液体冷媒導出管
11を経てフラツシユ・エコノマイザ5へ流れ
る。かかる液体冷媒の一部はフラツシユ・エコノ
マイザ5内の冷媒の液体として残存する冷媒を更
に冷却すべくフラツシユされる。かくしてフラツ
シユされた媒体はフラツシユ・エコノマイザ5よ
りエコノマイザフラツシユガス導出管18を経て
コンプレツサ7の第二段へ供給され、該コンプレ
ツサ内に於て冷媒ガスは再度圧縮されコンデンサ
2へ戻される。冷媒の比較的低温の液体部分はフ
ラツシユ・エコノマイザ5よりフラツシユ・エコ
ノマイザ液体冷媒導出管14を経てエバポレータ
6へ供給される。フラツシユ・エコノマイザ液体
冷媒導出管14を経てエバポレータ6へ流れる比
較的低温の液体冷媒の流量は低圧側フロート弁1
5の作動によつて制御される。
蒸気圧縮冷凍装置1の運転停止時には、遠心コ
ンプレツサ7は運転を停止し、冷凍装置1内に於
て冷媒の圧力及び温度の均一化が発生する。かか
る圧力及び温度の均一化期間中には、サブクーラ
3内の液体冷媒の一部が蒸発し、これによりサブ
クーラ3内の液体冷媒の他の部分が大きく冷却さ
れる。このことは冷凍装置の運転停止時に発生す
る。何故ならば、コンデンサ2及びサブクーラ3
内の比較的高圧及び高温の冷媒が冷凍装置1の低
圧側に存在する比較的低圧及び低温の冷媒に曝さ
れるからである。蒸気圧縮冷凍装置1が塩水の冷
却の如き低温冷却の用途に使用される場合の如く
冷媒が比較的低圧及び低温の状態にある場合に於
て冷凍装置1のエバポレータ6が冷凍装置の運転
停止前に運転されている場合には、冷凍装置の運
転停止時には、サブクーラ3内の液体冷媒の温度
が水の氷点よりも低い或る温度に等しくなる。前
述の如く、サブクーラ3内の液体冷媒の温度が長
時間に亙り水の氷点よりも低い冷媒温度に留まる
と、サブクーラ3のチユーブ32内に於て好まし
くない程の量の水が凍結する危険がある。
しかし本発明の原理によれば、冷凍装置1の運
転停止時にサブクーラ3のチユーブ32内に於て
好ましくない程の量の水が凍結するという危険は
排出装置4を作動させることによつて回避され
る。前述の如く、電子制御装置8は冷凍装置1の
運転をモニタし、電子制御装置8が蒸気圧縮冷凍
装置1の運転停止を検出すると、排出装置4の三
方向ソレノイド弁22への通電が停止される。こ
のことにより三方向ソレノイド弁22が作動され
て、比較的高圧の空気源へ接続された圧力導入管
25より比較的低圧の空気源へ接続された圧力導
入管24へ圧力導出管23の空気圧接続が切換ら
れる。このことにより制御弁21が開弁されて排
出導管20が連通され、これによりサブクーラ3
内に於ける凍結時間よりも短い所定の時間内にサ
ブクーラ3より実質的に全ての液体冷媒が排出さ
れ、これによりサブクーラ3内に於ける凍結の問
題の発生が回避される。また制御弁21について
上述の如き種類の制御装置が使用されるので、冷
凍装置1に電力供給に関する故障が発生しても、
ソレノイド弁22へ電力が流れることはなく、サ
ブクーラ3内の冷媒はかかる状況に於て凍結の問
題が発生することがないよう排出装置4によつて
排出される。
以上に於ては本発明を特定の実施例について詳
細に説明したが、本発明はかかる実施例に限定さ
れるものではなく、本発明の範囲内にて種々の実
施例が可能であることは当業者にとつて明らかで
あろう。
【図面の簡単な説明】
添付の図はシエル型のサブクーラ内にチユーブ
を有し本発明による排出装置が組込まれた蒸気圧
縮冷凍装置を示す概略構成図である。 1……蒸気圧縮冷凍装置、2……コンデンサ、
3……サブクーラ、4……排出装置、5……フラ
ツシユ・エコノマイザ、6……エバポレータ、7
……コンプレツサ、8……電子制御装置、9……
仕切板、10……シエル、11……サブクーラ液
体冷媒導出管、12……高圧側フロート弁、13
……サブクーラ液体レベル検出導管、14……フ
ラツシユ・エコノマイザ液体冷媒導出管、15…
…低圧側フロート弁、16……コンプレツサ冷媒
蒸気導入管、17……コンプレツサ冷媒蒸気導出
管、18……エバポレータフラツシユガス導出
管、20……排出導管、21……制御弁、22…
…三方向ソレノイド弁、23……圧力導出管、2
4……第一の圧力導入管、25……第二の圧力導
入管、26……圧縮空気源、27……導線、3
0,31,32……チユーブ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 シエル型のサブクーラを有し選択的に運転又
    は停止される蒸気圧縮冷凍装置の停止時に、前記
    サブクーラのチユーブ内の熱交換媒体が凍結する
    ことを防止する為に前記サブクーラのチユーブの
    シエル側より冷媒を排出させる冷媒排出装置にし
    て、 前記サブクーラ内の冷媒を前記サブクーラから
    前記蒸気圧縮冷凍装置の他の部分へ排出する導管
    と、 前記導管の開閉を行う制御弁と、 前記蒸気圧縮冷凍装置が運転されているとき前
    記導管を閉じ、前記蒸気圧縮冷凍装置が停止され
    ているとき前記導管を開くように前記制御弁を制
    御する制御装置と、 を含むことを特徴とするサブクーラの冷媒排出装
    置。 2 シエル型のサブクーラ内にチユーブを有し選
    択的に運転又は停止される蒸気圧縮冷凍装置の停
    止時に前記サブクーラの前記チユーブ内で熱交換
    媒体が凍結することを防止する前記蒸気圧縮冷凍
    装置の運転方法にして、 前記蒸気圧縮冷凍装置の運転中には前記サブク
    ーラ内の液体冷媒のレベルを所定の値に維持する
    ために前記サブクーラより流出する冷媒の流量を
    制限する過程と、 前記蒸気圧縮冷凍装置の停止時には前記サブク
    ーラ内で液体冷媒が連結する迄の計算された連結
    時間よりも短い所定の時間内に前記サブクーラ内
    の実質的に全ての液体冷媒を前記蒸気圧縮冷凍装
    置の他の部分へ排出する過程と、 を含む運転方法。
JP59071682A 1983-04-18 1984-04-10 蒸気圧縮冷凍装置のサブクーラの冷媒排出装置及び蒸気圧縮冷凍装置の運転方法 Granted JPS59200170A (ja)

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