JPH0348391Y2 - - Google Patents

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JPH0348391Y2
JPH0348391Y2 JP4150886U JP4150886U JPH0348391Y2 JP H0348391 Y2 JPH0348391 Y2 JP H0348391Y2 JP 4150886 U JP4150886 U JP 4150886U JP 4150886 U JP4150886 U JP 4150886U JP H0348391 Y2 JPH0348391 Y2 JP H0348391Y2
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JP
Japan
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fixture
base body
lever
base
stopper
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Priority to EP86308316A priority patent/EP0237670B1/en
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、ヒンジに係り、特に家具などの扉に
用いるヒンジに関する。
(従来の技術) 本考案者は、先に、基体に回動体を回動開閉自
在に連結し、上記基体を取付具に係脱する可動な
操作レバーを設け、このレバーにより家具などの
本体側に取付けられた取付具に基体を係止してこ
の基体を取付けるとともに、上記レバーを操作し
て取付具と基体との係止を解除することによりこ
の基体を容易に脱せる構造としたヒンジを提案し
た。
(考案が解決しようとする問題点) 上述のようなヒンジでは、取付具に基体を取付
けた後、誤つて操作レバーに触れてこのレバーを
作動させてしまい、不用意に基体を脱してしまう
おそれがあつた。
本考案は、このような問題点を解決しようとす
るもので、取付具に基体を取付けた後、誤つて操
作レバーを作動させて、不用意に基体を脱してし
まうおそれのないヒンジを得ることを目的とする
ものである。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本考案は、基体1に回動体2を回動開閉自在に
連結し、上記基体1を取付具6に係脱する可動な
操作レバー61を設け、上記取付具6を介して基
体1を被取付側に取付けるヒンジにおいて、上記
操作レバー61に係脱されこの操作レバー61を
制動するストツパー71を設けたものである。
(作用) 本考案のヒンジは、回動体2を回動開閉自在に
連結した基体1を、家具などの本体5側に取付け
られた取付具6に、操作レバー61により係止し
て取付ける。そして、ストツパー71をレバー6
1に係合させてこのレバー61を制動することに
より、基体1を不用意に脱してしまわないように
する。さらに、基体1を取付具6から脱すとき
は、ストツパー71をレバー61から脱して、こ
のレバー61を操作することにより基体1と取付
具6との係止を解除する。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明
する。
このヒンジは、基体1の前側に回動体2を回動
自在の第1のリンクアーム3および第2のリンク
アーム4で回動自在に連結してあり、上記基体1
を家具などの本体5側に取付具6を介して取付け
るとともに、上記回動体2を家具などの扉7側に
取付け、扉7を本体5に開閉自在とするものであ
る。
上記基体1は金属材等により断面ほぼコ字形に
一体に形成され、その上板部1aの中央部前側よ
りにねじ孔11が形成されており、このねじ孔1
1には、先端部に環状係合部12を形成した止め
ねじ13が進退自在に螺着されている。また、こ
の基体1の上板部1aの後端部には、前後方向へ
延びる長孔14が形成されている。さらに、この
基体1の両側板部1bの下縁部には、細長い切欠
部15がそれぞれ形成されている。
上記回動体2は、金属材等で一体に形成され、
一面を開口した凹部21が形成されているととも
に、この凹部21の開口面側の両側方に板状の取
付部22が突設されている。そして、この回動体
2は、家具などの扉7に埋設され、この扉7にね
じで取付部22を接合して取付けるようになつて
いる。
上記第1のリンクアーム3は、金属板等により
断面ほぼコ字形状に形成され、その基端部が上記
基体1内の前端部の上側に軸25により回動自在
に軸着されているとともに、その先端部が上記回
動体2の凹部21内に軸26により回動自在に軸
着されている。そして、この第1のリンクアーム
3の基端部両側には、上記軸25付近からほぼ直
角に屈曲して後方へ延びる延長部27がそれぞれ
形成されており、これら延長部27は上記基体1
の両側板部1bの内面にそれぞれ摺動自在に接触
されている。また、これら延長部27の後面は、
凸状に彎曲したカム面28に形成されている。
また、上記第2のリンクアーム4は、例えば屈
曲した同形状の複数の金属板を接合して形成さ
れ、その基端部は上記基体1の前端部の下側に軸
29により回動自在に軸着されているとともに、
その先端部は上記回動体2の凹部21内に軸30
により回動自在に軸着されている。
31は金属板等により成形されたスライダー
で、上方から見てほぼコ字形状に形成されてお
り、その上側の前端部および後端部には、被ガイ
ド部32,33がそれぞれ突出形成されている。
そして、前側の被ガイド部32が、上記基体1の
上板部1aと上記軸25との間隙に挿入されてい
るとともに、後側の被ガイド部33が、上記上板
部1aと上記軸25の後方に位置して基体1に設
けられた軸34との間隙に挿入されており、これ
によつて、スライダー31は基体1内に前後方向
へ所定範囲内で摺動自在に支持されている。
また、上記後方の軸34とスライダー31の前
面板35とにコイル状のばね36が挟着されてお
り、このばね36によつて、スライダー31は常
時前方へ付勢されている。さらに、このスライダ
ー31の両側面の下側には、軸37が架設されて
おり、スライダー31の両側面から外方へ突出し
たこの軸37の両端部には、ローラー38がそれ
ぞれ回動自在に支持されている。なお、これらロ
ーラー38は、基体1の両側板部1bの内面に摺
動自在に接触されている。そして、これらローラ
ー38が、上記第1のリンクアーム3の両延長部
27のカム面28にそれぞれ当接されており、上
記ばね36が、スライダー31およびローラー3
8を介して第1のリンクアーム3を付勢すること
によつて、上記回動体2が閉状態に保持されるよ
うになつている。
41は金属板等により成形された摺動部材で、
ほぼ板状に形成され、その上面にねじ孔42が形
成されている。また、この摺動部材41の前端部
は、幅がより大きい被ガイド部43に形成されて
いる。そして、この摺動部材41は、その被ガイ
ド部43の両端が上記基体1の両側板部1bの内
面に当接された状態で、上記基体1の長孔14を
介してねじ44が上記ねじ孔42に螺着されてい
ることによつて、基体1内に前後方向へ所定範囲
内で摺動可能に取付けられている。また、この摺
動部材41の両側後部には、フツク部45がそれ
ぞれ一体に垂設されている。そして、これらフツ
ク部45の後縁は、後方へ向つて上昇するテーパ
ー部46に形成されている。さらに、両フツク部
45の後部は、後方に突出した突片状の爪部47
となつている。
上記取付具6は、金属材等で形成され、ほぼ直
方体形状の本体部51と、その両側にそれぞれ突
出形成された板状の取付片部52とからなつてい
る。そして、上記本体部51の最大幅は、上記基
体1の両側板部1bの内面間の距離とほぼ等しく
なつている。
上記各取付片部52には、左右方向へ延びる挿
通孔53がそれぞれ形成されている。また、これ
ら取付片部52の基部は、上記基体1の切欠部1
5の長さより若干短い規制部54に形成されてい
る。
一方、上記本体部51の中央部にも、挿通孔5
5が形成されている。また、この本体部51の前
端部は中空状になつており、その上部には、前側
を拡開した切欠部56が形成されている。また、
この本体部51の後部両側には、上記摺動部材4
1のフツク部45が上方から嵌合される凹部57
がそれぞれ形成されている。また、これら凹部5
7の後方に位置して本体部51の上部には、前方
へ向つて上昇する収納孔58が形成されており、
この収納孔58内には、コイル状のばね59が収
納されている。さらに、この本体部51の後端部
両側には、上記収納孔58の下方に位置して、軸
受孔60が形成されている。
61は金属板等により成形された操作レバー
で、正面から見てほぼコ字形状に形成されてい
る。そして、このレバー61は、その下端部にお
いて、上記取付具6の本体部51の後部に、軸6
2により回動自在に支持されている。また、この
レバー61には、その上面後側に突片状の操作部
63が形成されているとともに、上面前端に規制
突片64が下方へ折曲形成されている。そして、
この規制突片64に上記ばね59の前端が当接さ
れていることによつて、レバー61は常時前方へ
付勢されている。また、上記規制突片64の下端
が上記本体部51の上面に当接されることによつ
て、レバー61の回動範囲が規制されるようにな
つている。さらに、上記規制突片64の両側縁
と、レバー61の両側面前縁との間隙が、上記摺
動部材41の爪部47がそれぞれ係合される溝部
65となつている。
71は合成樹脂などで成形されたストツパー
で、正面から見てほぼコ字形状に形成されてお
り、その両側面下端部には、一対の軸部72が相
対向する方向へ突出形成されている。そして、こ
のストツパー71は、その両軸部72が上記取付
具6の軸受孔60の両端部にそれぞれ嵌合され
て、この取付具6に回動自在に支持されている。
また、このストツパー71の上部は、前方へ突出
した係止部73に形成されており、この係止部7
3の上面後側には、段部74が形成されている。
そうして、ヒンジを家具などに取付けるとき
は、まず取付具6の挿通孔53,55を介して、
木ねじ81を家具などの本体5に螺着することに
よつて、この本体5に取付具6を取付ける。
なお、このとき、ストツパー71は後方へ回動
させて、その係止部73を取付具6の後方に位置
させておく。
ついで、この取付具6に基体1を取付ける。そ
のためには、まず、取付具6の本体部51に基体
1を前方より被せるようにして、取付具6の切欠
部56に基体1の止めねじ13の環状係合部12
を前方より係合する。つぎに、基体1の後部を取
付具6側へ押し付ける。そうすると、基体1に取
付けられた摺動部材41のフツク部45のテーパ
ー部46が、レバー61の上面前縁を押圧して、
このレバー61をばね59の付勢に抗して後方へ
回動させ、フツク部45がレバー61の上面を乗
り越える。それに伴つて、ばね59により前方へ
付勢されたレバー61の溝部65に、摺動部材4
1の爪部47が前方より係合されるとともに、こ
の摺動部材41のフツク部45が取付具6の凹部
57に嵌合される。なお、取付具6の規制部54
は、基体1の切欠部15内に位置する。
この状態で、基体1側の環状係合部12と取付
具6側の切欠部56との係合、基体1側の爪部4
7と取付具6側のばね59により付勢された溝部
65との係合、および、基体1側のフツク部45
と取付具6側の凹部57との係合により、基体1
は取付具6に対して各方向への遊動が確実に阻止
された状態でしつかりと固定される。
また、前述のように、基体1は、取付具6に被
せるだけで取付けることができ、取付け作業はワ
ンタツチで行なえ極めて容易である。
つぎに、ストツパー71を前方へ回動させて、
その係止部73を取付具6の上面とレバー61の
操作部63との間に嵌合する。このとき、操作部
63の後縁は、ストツパー71の段部74に当接
される。そして、この状態で、レバー61は、ス
トツパー71により制動される。したがつて、誤
つてレバー61の操作部63に触れたとしても、
このレバー61は動かないから、不用意に基体1
を取付具6から脱してしまうことはない。
また、基体1を取付具6から脱すには、ストツ
パー71を後方へ回動させて、その係止部73を
レバー61と取付具6との間から抜く。そして、
レバー61の操作部63を押す。そうすると、レ
バー61の回動に伴つて、その溝部65から摺動
部材41の爪部47が脱されるとともに、レバー
61の上面前端部には基体1の上板部1aが押圧
されて、この基体1の後部が取付具6から離反さ
れ、その凹部57から摺動部材41のフツク部4
5が脱れる。ついで、基体1を前方へ引けば、そ
の環状係合部12が取付具6の切欠部56から脱
れる。このように、基体1の取付具6からの取脱
しも極めて容易に行なえる。
なお、ストツパー71は、取付具6などとは別
個に設けてもよいが、上述のように、ストツパー
71を例えば取付具6に回動自在に支持すること
により、このストツパー71の操作性が高まる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、基体を取付具に係脱する可動
な操作レバーに係脱されこの操作レバーを制動す
るストツパーを設けたので、基体を取付具に取付
けた後、ストツパーをレバーに係合しておけば、
誤つてレバーに触れたとしてもこのレバーは動か
ず、したがつて、不用意に基体を取付具から脱し
てしまうことがなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のヒンジの一実施例を示す閉状
態の断面図、第2図はその開状態の断面図、第3
図はその側面図、第4図はその分解斜視図であ
る。 1……基体、2……回動体、6……取付具、6
1……操作レバー、71……ストツパー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 基体に回動体を回動開閉自在に連結し、上記基
    体を取付具に係脱する可動な操作レバーを設け、
    上記取付具を介して基体を被取付側に取付けるヒ
    ンジにおいて、 上記操作レバーに係脱されこの操作レバーを制
    動するストツパーを設けたことを特徴とするヒン
    ジ。
JP4150886U 1986-03-20 1986-03-20 Expired JPH0348391Y2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4150886U JPH0348391Y2 (ja) 1986-03-20 1986-03-20
US06/921,531 US4760623A (en) 1986-03-20 1986-10-22 Hinge
DE8686308316T DE3679181D1 (de) 1986-03-20 1986-10-24 Scharnier.
EP86308316A EP0237670B1 (en) 1986-03-20 1986-10-24 Hinge
CA000525268A CA1272007A (en) 1986-03-20 1986-12-12 Hinge

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4150886U JPH0348391Y2 (ja) 1986-03-20 1986-03-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62154174U JPS62154174U (ja) 1987-09-30
JPH0348391Y2 true JPH0348391Y2 (ja) 1991-10-16

Family

ID=30856578

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JP4150886U Expired JPH0348391Y2 (ja) 1986-03-20 1986-03-20

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