JPH0348383B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0348383B2
JPH0348383B2 JP6412185A JP6412185A JPH0348383B2 JP H0348383 B2 JPH0348383 B2 JP H0348383B2 JP 6412185 A JP6412185 A JP 6412185A JP 6412185 A JP6412185 A JP 6412185A JP H0348383 B2 JPH0348383 B2 JP H0348383B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shift
reverse
stroke
pin
fork
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP6412185A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61223358A (ja
Inventor
Toshiaki Takada
Kazumi Hiraiwa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP6412185A priority Critical patent/JPS61223358A/ja
Publication of JPS61223358A publication Critical patent/JPS61223358A/ja
Publication of JPH0348383B2 publication Critical patent/JPH0348383B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車等に用いられる変速機の操作
機構に関する。
(従来の技術) 従来、変速機の操作機構としては、例えば「自
動車工学全書9巻動力伝達装置」(昭和55年1月
(株)山海堂発行)の第78ページ図2.77や第84ペ
ージ図2.91等に記載されているようなものが
知られている。
この従来の操作機構は、乗用車等に用いられる
フロアシフトによるセミダイレクトコントロール
式の操作機構であつて、コントロールレバー操作
により作動するストライキングロツドと、該スト
ライキングロツドに固定されるストライキングレ
バーと、該ストライキングレバーにより選択され
るシフトブラケツトと、該シフトブラケツトが一
端部に固定されたフオークロツドと、該フオーク
ロツドに固定されるシフトフオークと、を備えて
いた。
従つて、従来の操作機構では、コントロールレ
バーへのセレクト操作により、ストライキングロ
ツド及びストライキングレバーが回動して一つの
シフトブラケツトを選択し、コントロールレバー
へのシフト操作により、操作系が一体となつてシ
フト方向へ移動してシフトフオークをシフトスト
ロークさせていた。
ここで、シフト操作の一例としてリバースシフ
ト操作について述べる。
リバースシフト時は、同期装置を介在させずリ
バースギヤを直接リバースシフトフオークにより
シフトストロークさせると、ギヤの噛み合い時に
ギヤ鳴りを起こすことがあるので、この対策とし
てリバースギヤの噛み合い遊びを多くしてシフト
初期にロスストロークを設定し、このロスストロ
ーク間で他のシフト位置の同期装置を利用したギ
ヤ鳴り防止装置をリバースギヤの噛み合いに先立
つて作動させてシフトにブレーキ力を作用させる
ものが知られている。(実開昭58−80650号公報な
ど) (発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来の操作機構にあ
つては、シフトブラケツト及びシフトフオークが
フオークロツドにピン結合等により固定されてい
たものであつたため、シフト操作による操作系の
移動がそのままシフトストロークになり、シフト
初期にロスストロークを設定した場合には、この
ロスストローク時もシフトフオークが移動する
し、しかもリバース操作時のみロスストローク分
だけコントロールレバーへの操作量が大きくなつ
てしまい、操作フイーリングが悪化するだけでな
く、変速機の軸長も大きくなつてしまうという問
題点があつた。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上述のような問題点を解決すること
を目的としてなされたもので、この目的達成のた
めに本発明では、シフトブラケツトとリバースシ
フトフオークとがフオークロツドに設けられ、シ
フト操作で前記リバースシフトフオークがシフト
ストロークするように構成された変速機の操作機
構において、前記シフトブラケツトとリバースシ
フトフオークの一方をフオークロツドに対して摺
動可能に設けると共に、シフトブラケツトとリバ
ースシフトフオークとの間に回動レバーを介装さ
せ、前記回動レバーの一端部とケース側部材とを
第1ピンにより支持させ、回動レバーの中間部と
前記シフトブラケツトとを第2ピンにより支持さ
せ、回動レバーの他端部とリバースシフトフオー
クとを第3ピンにより支持させ、かつ、前記第1
ピンと第2ピンとの支点間距離よりも第1ピンと
第3ピンとの支点間距離を長く設定し、前記第2
ピンと回動レバーとの間に、リバースストローク
の初期に前記シフトブラケツトのみがシフト方向
にわずかにストロークするのを許容するロススト
ローク〓間を形成させると共に、前記シフトブラ
ケツトのロスストロークを利用して作動するギヤ
鳴り防止装置を設けたことを特徴とする。
(作用) 本発明の操作機構を持つ変速機でリバースシフ
トを行なう時の作用を説明する。
リバースシフトの初期ストローク時には、第2
ピンと回動レバーとの間に形成されたロスストロ
ーク〓間により、リバースシフトフオークを置き
去りにしたままシフトブラケツトのみがシフト方
向にわずかにストロークするし、このシフトブラ
ケツトのロスストロークを利用してギヤ鳴り防止
装置が作動する。
リバースシフトが初期ストロークを超えるシフ
トストローク域では、第1ピンと第2ピンとの支
点間距離よりも第1ピンと第3ピンとの支点間距
離を長く設定したレバー比を与えていることで、
シフトブラケツトのストローク量に対しリバース
シフトフオークのストローク量を増大させること
ができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面により詳述する。
尚、この実施例を述べるにあたつて、フロアシフ
トによる前進5速後退1速の変速機の操作機構を
例にとる。
まず、第1図〜第5図に示す実施例について、
その構成を説明する。
Aは実施例の操作機構が採用された変速機であ
つて、第2図にスケルトンで示すように、駆動伝
達機構として、インプツトシヤフト1,4速ギヤ
2、カウンタ4速ギヤ3、カウンタシヤフト4、
カウンタ3速ギヤ5、カウンタ2速ギヤ6、カウ
ンタ1速ギヤ7、カウンタリバースギヤ8、カウ
ンタ5速ギヤ9、アウトプツトシヤフト10、3
速ギヤ11、2速ギヤ12、1速ギヤ13、リバ
ースギヤ14、リバースアイドラーギヤ15(便
宜上図ではずらして描いている)、5速ギヤ16
を備えている。
尚、前進段のギヤ2,11,12,13,16
とアウトアツプシヤフト10との間には、円滑な
変速ができるように同期装置17,18,19が
設けられている。
また、インプツトシヤフト1、カウンタシヤフ
ト4及びアウトプツトシヤフト10は、ミツシヨ
ンケース20やアダプタプレート21にベアリン
グを介して支持されている。
また、前記インプツトシヤフト1には、クラツ
チ22を介してエンジンからの回転駆動力が入力
され、アウトプツトシヤフト10からは、変速段
に応じた変速比と回転方向の駆動力が出力され
る。
変速機Aの変速操作機構としては、第1図及び
第2図に示すように、コントロールレバー23、
ストライキングロツド24、ストライキングレバ
ー25、1速−2速シフトブラケツト26,3速
−4速シフトブラケツト27、後退−5速シフト
ブラケツト28、1速−2速フオークロツド2
9、3速−4速フオークロツド30、後退−5速
フオークロツド31、1速−2速シフトフオーク
32、3速−4速シフトフオーク33、後退−5
速シフトフオーク34、回動レバー35を備えて
いる。
前記コントロールレバー23は、車室内に設け
られる変速操作を行なうレバーであつて、セレク
ト操作(車両幅方向の操作)によつてストライキ
ングロツド24及びストライキングレバー25を
所定の回転角度だけ回動させ、シフト操作(車両
前後方向の操作)によつてストライキングロツド
24及びストライキングレバー25をロツド軸方
向に移動させる。
前記シフトブラケツト26,27,28は、第
1図及び第3図に示すように、各フオークロツド
29,30,31の端部に一体成形やピン36,
37により固定されているもので、このシフトブ
ラケツト26,27,28にはそれぞれにレバー
嵌合溝26a,27a,28aが形成され、前記
ストライキングレバー24のセレクト操作によつ
て、いずれか1つのシフトブラケツトが選択され
る。
前記フオークロツド29,30,31は、各シ
フトフオーク32,33,34が設けられるロツ
ドであつて、各シフトフオーク32,33,34
のうち1速−2速シフトフオーク32及び3速−
4速シフトフオーク33は、フオークロツド2
9,30に固定され、シフト操作によるロツド移
動がそのままシフトストロークになるように設け
られ、後退−5速シフトフオーク34は、後退−
5速フオークロツド31に対して摺動可能に設け
られる。
尚、各フオークロツド29,30,31がアダ
プタプレート21に支持される支持部には、チエ
ツク溝とスプリング付勢されたチエツクボールに
よる位置決め機構が設けられ、変速時の操作節度
感付与やギヤ抜け防止を図つている。
前記シフトフオーク32,33,34は、前記
同期装置17,18,19のカツプリングスリー
ブ38,39,40に配置されるもので、前進段
のシフトストロークに従つてカツプリングスリー
ブ38,39,40を移動させ、回転可能に支持
された各前進段ギヤ2,11,12,13,14
の1つをアウトプツトシヤフト10に固定させ
る。
尚、リバースシフトストロークを行なうカツプ
リングスリーブ40は、リバースギヤ14と一体
に設けられ、後退−5速シフトフオーク34によ
るリバースストローク時は、リバースギヤ14を
直接ストロークさせ、リバースアイドラーギヤ1
5と噛み合わされる。
前記回動レバー35は、後退−5速シフトブラ
ケツト28と後退−5速シフトフオーク34との
間に介装されたもので、前記シフトブラケツト2
8からのリバースシフトストローク及び5速シフ
トストロークは、この回動レバー35を介して後
退−5速シフトフオーク34に伝達される。
この回動レバー35を主な構成として、リバー
スシフト時に、後退−5速シフトフオーク34の
シフト初期における置き去り機能及びその後のシ
フトストローク増大機能が発揮されるもので、第
3図及び第4図により、その構成を詳しく述べ
る。
回動レバー35は、略L字状のプレートにより
形成されたもので、第1ピン41の支持部には長
穴35aが開穴され、第2ピン42の支持部には
略二等辺三角形状のロスストローク用穴35bが
開穴され、第3ピン43の支持部にはピン穴35
cが開穴されている。
前記第1ピン41は、アダプタプレート21に
固定された支持プレート44に設けられ、前記第
2ピン42は、後退−5速シフトブラケツト28
をフオーク側に延出させた延出部28bに設けら
れ、前記第3ピン43は、後退−5速シフトフオ
ーク34の延出部34aに設けられる。
そして、第1ピン41と第2ピン42との支点
間距離l1よりも第1ピン41と第3ピン43と
の支点間距離l2を長くさせ、レバー比を異なら
せているもので、実施例では、一方のシフトブラ
ケツト28が11mmだけリバース側ストローク方向
に移動する間にシフトフオーク34が14mmのリバ
ースストローク(矢印R方向)を行なうように、
14/11のレバー比に設定させている。
また、前記第2ピン42の支持部に開穴された
ロスストローク用穴35bは、前記シフトブラケ
ツト28がリバース側ストローク方向にストロー
ク移動を開始する初期ストローク時に、このシフ
トブラケツト28のみがわずかにストロークする
のを許容するロスストローク隙間tを形成させて
いるもので、実施例ではこのロスストロークをお
よそ3mmに設定させている。
つまり、後退−5速シフトフオーク34の置き
去り機能は、該シフトフオーク34を後退−5速
フオークロツド31に対し摺動可能に支持させ、
かつ、前記ロスストローク隙間tを形成させるこ
とで達成され、また、シフトストローク増大機能
は回動レバー35のレバー比により達成される。
尚、第4図中45は後退−5速シフトフオーク3
4のストツパ、46は後退−5速シフトフオーク
34に設けられたスプリング付勢によるチエツク
ボール体、47,48,49は支持プレート44
に形成されたニユートラル位置チエツク溝、リバ
ース位置チエツク溝、5速位置チエツク溝であ
る。
次に、実施例では、リバースストロークの初期
のロスストロークを利用してギヤ鳴り防止装置5
0を作動させるようにしているもので、このギヤ
鳴り防止装置50について、第3図及び第5図に
より以下詳しく述べる。
ギヤ鳴り防止装置50は、リバースシフト時
に、4速−3速フオークロツド30を若干ストロ
ークさせ、4速側の同期装置18の摩擦ブレーキ
を作動させ、インプツトシヤフト1及びカウンタ
シヤフト4を停止させようとするものである。構
成的には、ストライキングレバー25に突起51
が形成され、このストライキングレバー25を後
退−5速シフトブラケツト28に選択した時に、
前記突起51に係合するカムレバー52が4速−
3速シフトブラケツト27に設けられている。
尚、前記カムレバー52は、アダプタプレート
21に固定された支持ロツド53にその上部が回
動可能に支持され、かつ、4速−3速シフトブラ
ケツト27からの延出部27bにその中央部がピ
ン54により支持され、一点が上記延出部27b
に他端がカムレバー52の支持ロツド53側にそ
れぞれ係合したスプリング55によりストライキ
ングレバー25側へ付勢されている。
つまり、リバースシフト初期に、突起51によ
る押圧により、カムレバー52が支持ロツド53
を中心に、第5図の矢印B方向へ若干回動をし、
この回動によるピン54の移動により、ピン54
と共に4速−3速シフトブラケツト27及び4速
−3速フオークロツド30が4速シフト側に移動
し、同期装置18の摩擦ブレーキを作動させる。
次に、実施例の作用を説明する。
(イ) リバースシフトの初期ストローク時 コントロールレバー23を、後退−5速位置
にセレクト操作させたリバース側へのシフト操
作の開始時には、第6図に示すように、第2ピ
ン42はロスストローク用穴35bの中央部一
端側寄りの状態である。
そして、コントロールレバー23へのリバー
スシフト操作の開始後の初期ストローク時に
は、シフト操作力がストライキングロツド24
→ストライキングレバー25→後退−5速シフ
トブラケツト28→後退−5速フオークロツド
31へと伝達され、第7図に示すように、第2
ピン42がロスストローク用穴35bの一端側
から他端側へとロスストローク隙間tを移動す
る。
尚、この初期ストローク時には、回動レバー
35の回動はなく、後退−5速シフトフオーク
34は、シフト開始時のニユートラル位置に置
き去りにされたままの状態である。
また、この初期ストロークには、ストライキ
ングレバー25のリバース側移動でギヤ鳴り防
止装置50が作動し、4速−3速フオークロツ
ド30が4速側へわずかにシフトストロークし
て摩擦力により4速ギヤ2及びカウンタシヤフ
ト4の回転を減速させる。
(ロ) リバースシフトのシフトストローク時 前記初期ストロークを超えてさらに、コント
ロールレバー23をリバースシフト操作させた
ら、第2ピン42が回動レバー35を押し、回
動レバー35は第1ピン41を中心に回動し、
この回動レバー35の回動で、第3ピン43に
より支持されている後退−5速シフトフオーク
34がリバース側へシフトストロークする。
このリバース側へのシフトストロークのスト
ローク量は、第1ピン41に対する第2ピン4
2及び第3ピン43のレバー比より定まるもの
で、実施例では第2ピン42を11mmストローク
させることで、第3ピン43は14mmストローク
する。つまり、ロスストローク3mmとリバース
シフトストロークの14mmとを加えた17mmのスト
ロークが得られるようにコントロールレバー2
3をシフト操作させなければならないのに対
し、回動レバー35によるストローク増大作用
で、ロスストロークの3mmとリバースシフトス
トロークの11mmとを加えた14mmのストロークが
得られるコントロールレバーのシフト操作量で
17mmのストロークが得られ、ロスストロークの
設定によるコントロールレバー23のシフト操
作量の増大はなく、他のシフト位置へのシフト
ストローク量と実質的に同じで済む。
尚、リバースシフト操作での回動レバー35
の最終状態は、第8図に示すような状態とな
る。
また、このリバースシフトストローク時に
は、前記ギヤ鳴り防止装置50のカムレバー5
2は、スプリング55により徐々に元の状態に
戻され、これに伴なつて4速−3速シフトブラ
ケツト27も元の位置に移動し、作動が解除さ
れる。
(ハ) 5速シフトストローク時 5速シフトストローク時は、後退−5速シフ
トフオーク34がストツパ45により後退−5
速フオークロツド31と共にストローク移動す
ることになり、回動レバー35が直接関与する
ことなく、今までの5速シフトと全く同じ状態
でストロークがなされる。
以上、本発明の実施例を図面により詳述してき
たが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲におけ
る設計変更等があつても本発明に含まれる。
実施例では、ロスストローク時に既存の同期装
置を利用したギヤ鳴り防止装置を設けた例を示し
たが、ギヤ鳴り防止装置としては、例えば、実開
昭58−80650号公報に記載されているケース壁に
コーン体を固定するような装置であつても、それ
以外の機構を用いてもよい。
また、実施例では、シフトブラケツトをフオー
クロツドに固定させ、シフトフオークをフオーク
ロツドに対して摺動可能に設けたが、シフトフオ
ークを固定させ、シフトブラケツトを摺動可能に
設けてもよい。
また、実施例では、支持穴を回動レバー側に開
穴させた例を示したが、第1ピン、第2ピン及び
第3ピンを回動レバーに設け、支持穴を支持プレ
ートやシフトブラケツトやシフトフオーク側に開
穴させたものであつてもよい。
さらに、実施例ではコントロールレバーにてシ
フト操作をするようにしたが、空気圧、負圧、油
圧あるいは電気式シフト用アクチユエータを用い
て、選択ボタンによる手動方式としたり、車速、
エンジン出力等による自動シフト方式としてもよ
い。
(発明の効果) 以上説明してきたように、本発明の変速機の操
作機構では、リバースシフトの初期ストローク時
にはリバースシフトフオークを置き去りにしたま
まロスストロークを設定すると共にギヤ鳴り防止
装置を作動させ、しかも、初期ストロークを超え
るシフトストローク時には、レバー比によりリバ
ースシフトフオークのストロークを増大する機構
とした為、変速機の軸長を長くしたり、リバース
シフト操作量を増大させることなく、ギヤ鳴りを
防止した円滑なリバースシフトを行なうことがで
きるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の変速機の操作機構を示
す全体図、第2図は実施例の操作機構を適用した
変速機を示すスケルトン図、第3図は実施例の操
作機構の要部を示す縦断面図、第4図は実施例の
操作機構の要部を示す側面図、第5図は実施例の
操作機構のギヤ鳴り防止装置を示す側面図、第6
図〜第8図は実施例の操作機構における回動レバ
ーの作動状態を示す図である。 23……コントロールレバー、28……後退−
5速シフトブラケツト(シフトブラケツト)、3
1……後退−5速フオークロツド(フオークロツ
ド)、34……後退−5速シフトフオーク(シフ
トフオーク)、35……回動レバー、41……第
1ピン、42……第2ピン、43……第3ピン、
44……支持プレート(ケース側部材)、l1,
l2……支点間距離、t……ロスストローク隙
間。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 シフトブラケツトとリバースシフトフオーク
    とがフオークロツドに設けられ、シフト操作で前
    記リバースシフトフオークがシフトストロークす
    るように構成された変速機の操作機構において、 前記シフトブラケツトとリバースシフトフオー
    クの一方をフオークロツドに対して摺動可能に設
    けると共に、シフトブラケツトとリバースシフト
    フオークとの間に回動レバーを介装させ、 前記回動レバーの一端部とケース側部材とを第
    1ピンにより支持させ、回動レバーの中間部と前
    記シフトブラケツトとを第2ピンにより支持さ
    せ、回動レバーの他端部とリバースシフトフオー
    クとを第3ピンにより支持させ、かつ、前記第1
    ピンと第2ピンとの支点間距離よりも第1ピンと
    第3ピンとの支点間距離を長く設定し、 前記第2ピンと回動レバーとの間に、リバース
    ストロークの初期に前記シフトブラケツトのみが
    シフト方向にわずかにストロークするのを許容す
    るロスストローク〓間を形成させると共に、前記
    シフトブラケツトのロスストロークを利用して作
    動するギヤ鳴り防止装置を設けたことを特徴とす
    る変速機の操作機構。
JP6412185A 1985-03-28 1985-03-28 変速機の操作機構 Granted JPS61223358A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6412185A JPS61223358A (ja) 1985-03-28 1985-03-28 変速機の操作機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6412185A JPS61223358A (ja) 1985-03-28 1985-03-28 変速機の操作機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61223358A JPS61223358A (ja) 1986-10-03
JPH0348383B2 true JPH0348383B2 (ja) 1991-07-24

Family

ID=13248916

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6412185A Granted JPS61223358A (ja) 1985-03-28 1985-03-28 変速機の操作機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61223358A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6067444B2 (ja) * 2013-03-22 2017-01-25 トヨタ自動車株式会社 手動変速機のシフト機構

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61223358A (ja) 1986-10-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN111197651B (zh) 用于电动车辆的多挡变速器的换挡装置
US5385223A (en) Shift control mechanism for a multi-speed countershaft transmission
US7654170B2 (en) Centering spring apparatus for a transmission shift control mechanism
GB2036206A (en) Controlling clutches in constant-mesh gearing
JP2014163342A (ja) 変速制御装置
JP2006515915A (ja) 変速装置
JPH0348383B2 (ja)
JPH0155340B2 (ja)
JPS5891950A (ja) 歯車変速機の同期装置
JPH051059U (ja) 変速機のギヤ鳴り防止装置
JPH0932921A (ja) 変速操作機構
JPS61223359A (ja) 変速機の操作機構
JPS6314221B2 (ja)
US5806368A (en) Gearshift device for a semiautomatically shiftable change-speed gearbox
JPS59194135A (ja) 手動変速機
JPH0583789B2 (ja)
JPS6329959Y2 (ja)
JPS645154Y2 (ja)
JPH05118440A (ja) 手動変速機のギヤ鳴り防止機構
JP6365565B2 (ja) 手動変速機
JPH0221647Y2 (ja)
KR100597351B1 (ko) 후륜 구동용 수동 변속기
JPH0320580Y2 (ja)
JPH0614100Y2 (ja) 自動車の変速機構
JPS6329960Y2 (ja)