JPH0583789B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0583789B2 JPH0583789B2 JP3185484A JP3185484A JPH0583789B2 JP H0583789 B2 JPH0583789 B2 JP H0583789B2 JP 3185484 A JP3185484 A JP 3185484A JP 3185484 A JP3185484 A JP 3185484A JP H0583789 B2 JPH0583789 B2 JP H0583789B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shifter
- shaft
- select
- parking
- disposed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 37
- 241000219492 Quercus Species 0.000 claims description 16
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 3
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 2
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H63/00—Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
- F16H63/02—Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms
- F16H63/08—Multiple final output mechanisms being moved by a single common final actuating mechanism
- F16H63/20—Multiple final output mechanisms being moved by a single common final actuating mechanism with preselection and subsequent movement of each final output mechanism by movement of the final actuating mechanism in two different ways, e.g. guided by a shift gate
- F16H2063/208—Multiple final output mechanisms being moved by a single common final actuating mechanism with preselection and subsequent movement of each final output mechanism by movement of the final actuating mechanism in two different ways, e.g. guided by a shift gate using two or more selecting fingers
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H63/00—Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
- F16H63/02—Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms
- F16H63/30—Constructional features of the final output mechanisms
- F16H63/38—Detents
Landscapes
- Arrangement Of Transmissions (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は複数の歯車を同時に係止するパーキン
グ機構を備えた変速機に関する。
グ機構を備えた変速機に関する。
従来、車両は、その駐車時のブレーキ力を駐車
ブレーキ装置の作動によつて得ている。しかる
に、駐車ブレーキは、本来、車両停止時さらには
エンジン停止時に使用されるものであるから、エ
ンジン作動時の吸気圧やコンプレツサーの作動に
よる圧縮空気を利用した倍力装置を使用すること
ができず、人間の手又は足の力だけでブレーキ力
を発生させているため、ブレーキ力は比較的弱
い。また、このブレーキ力をどの程度にするか
は、ブレーキレバーを引き又はブレーキペダルを
踏み込む人間の手又は足に感覚に委ねられてお
り、常時確実なブレーキ力が得られるとは限らな
い。このため、エンジン停止状態で駐車すると
き、駐車ブレーキの補助手段として、歯車変速機
の特定の変速段ギヤを噛み合わせ、クラツチを係
合させてエンジンと変速機の直結状態を作り、エ
ンジンのクランク軸に対する摩擦拘束力を利用す
ることが行われている。しかし、この摩擦係合力
はあまり強いものではなく、ある程度以上の急な
坂道では、車両を確実に駐車させることはできな
い。このような場合、車両を確実に駐車させるた
めには、強力な駐車ブレーキが必要であり、それ
を得る1つの方法として、歯車変速機内に駐車専
用のギヤを設け、これを歯車変速機ケースに取付
けられたロツクボールと噛み合わせることによつ
て出力軸を確実にロツクするパーキング機構が知
られている。しかし、このような機構を採ると、
駐車専用ギヤ等の部品の追加が必要となるためコ
スト高になり、またパーキング機構も複雑になる
という弊害を免れない。
ブレーキ装置の作動によつて得ている。しかる
に、駐車ブレーキは、本来、車両停止時さらには
エンジン停止時に使用されるものであるから、エ
ンジン作動時の吸気圧やコンプレツサーの作動に
よる圧縮空気を利用した倍力装置を使用すること
ができず、人間の手又は足の力だけでブレーキ力
を発生させているため、ブレーキ力は比較的弱
い。また、このブレーキ力をどの程度にするか
は、ブレーキレバーを引き又はブレーキペダルを
踏み込む人間の手又は足に感覚に委ねられてお
り、常時確実なブレーキ力が得られるとは限らな
い。このため、エンジン停止状態で駐車すると
き、駐車ブレーキの補助手段として、歯車変速機
の特定の変速段ギヤを噛み合わせ、クラツチを係
合させてエンジンと変速機の直結状態を作り、エ
ンジンのクランク軸に対する摩擦拘束力を利用す
ることが行われている。しかし、この摩擦係合力
はあまり強いものではなく、ある程度以上の急な
坂道では、車両を確実に駐車させることはできな
い。このような場合、車両を確実に駐車させるた
めには、強力な駐車ブレーキが必要であり、それ
を得る1つの方法として、歯車変速機内に駐車専
用のギヤを設け、これを歯車変速機ケースに取付
けられたロツクボールと噛み合わせることによつ
て出力軸を確実にロツクするパーキング機構が知
られている。しかし、このような機構を採ると、
駐車専用ギヤ等の部品の追加が必要となるためコ
スト高になり、またパーキング機構も複雑になる
という弊害を免れない。
そこで上記問題点を解消するために、駐車専用
ギヤ等を特別に設けずに、歯車変速機の変速ギヤ
を二組同時係合させることにより、変速機の出力
軸をロツクさせて、車両を確実に駐車させる技術
が米国特許第2839941号明細書に開示されている。
この開示に係るパーキング機構は、シフトレバー
がパーキング位置に設定されたとき、2つのクラ
ツチを作動させ、異なる2つのギヤを同時に係合
させて、変速機をロツクさせるものである。すな
わち、この機構は、シフトレバーに連動してロツ
クシヤフトを支点に回転するシフタとしてのレン
ズカム及びスピードカムと、2つのクラツチを制
御するシフトフオークと連動しスピードカムに形
成されトラツクに係合するフオロアとを設けたも
のであり、前記シフトレバーをパーキング位置に
設定するときにスピードカムが回転してトラツク
内のフオロアを外側に移動させ、シフタフオーク
を介して2つのクラツチをそれぞれ1−3ポジシ
ヨン及び4−7ポジシヨンに移動させてパーキン
グロツクを得るものである。
ギヤ等を特別に設けずに、歯車変速機の変速ギヤ
を二組同時係合させることにより、変速機の出力
軸をロツクさせて、車両を確実に駐車させる技術
が米国特許第2839941号明細書に開示されている。
この開示に係るパーキング機構は、シフトレバー
がパーキング位置に設定されたとき、2つのクラ
ツチを作動させ、異なる2つのギヤを同時に係合
させて、変速機をロツクさせるものである。すな
わち、この機構は、シフトレバーに連動してロツ
クシヤフトを支点に回転するシフタとしてのレン
ズカム及びスピードカムと、2つのクラツチを制
御するシフトフオークと連動しスピードカムに形
成されトラツクに係合するフオロアとを設けたも
のであり、前記シフトレバーをパーキング位置に
設定するときにスピードカムが回転してトラツク
内のフオロアを外側に移動させ、シフタフオーク
を介して2つのクラツチをそれぞれ1−3ポジシ
ヨン及び4−7ポジシヨンに移動させてパーキン
グロツクを得るものである。
しかしながら、このパーキング機構では、シフ
トレバーの各シフト位置が1列に並んだいわゆる
I形のシフトパターンが採られていることから、
次のような問題点があつた。
トレバーの各シフト位置が1列に並んだいわゆる
I形のシフトパターンが採られていることから、
次のような問題点があつた。
(1) 各シフト位置が一直線上に並ぶように設けら
れているので、各シフト位置間のシフトレバー
移動時の節度感に乏しく、パーキング位置を的
確に感知することが困難であるため、操作ミス
を起こりやすい。
れているので、各シフト位置間のシフトレバー
移動時の節度感に乏しく、パーキング位置を的
確に感知することが困難であるため、操作ミス
を起こりやすい。
(2) スピードカムのトラツク内をフオロアが摺動
して、トラツクの位置に応じてシフタフオーク
を介してクラツチを係合あるいは解放するよう
になつているため、フオロアには常時荷重が働
いており、耐久性が悪い。
して、トラツクの位置に応じてシフタフオーク
を介してクラツチを係合あるいは解放するよう
になつているため、フオロアには常時荷重が働
いており、耐久性が悪い。
(3) スピードカムのトラツクの位置でクラツチの
係合あるいは解放が決定されるため、トラツク
及びフオロア等の寸法精度を高度に保たない
と、クラツチの誤作動を生じる恐れがある。
係合あるいは解放が決定されるため、トラツク
及びフオロア等の寸法精度を高度に保たない
と、クラツチの誤作動を生じる恐れがある。
このようなことから、操作時の節度感に優れた
H形のシフトパターンを有する変速機に異なる2
つのギヤを同時に係合させて変速機をロツクさせ
るパーキング機構を適用することによつて、上記
の問題点を解消することが想起される。
H形のシフトパターンを有する変速機に異なる2
つのギヤを同時に係合させて変速機をロツクさせ
るパーキング機構を適用することによつて、上記
の問題点を解消することが想起される。
ところで、従来のH形シフトパターンを有する
変速機は、第1〜3図に示すように、入力軸11
2及び出力軸120に対して直交する向きに配設
され、摺動及び回転可能に支持されたセレクトア
ンドシフタ軸304と、入力軸112及び出力軸
120に対して平行に配設され、摺動可能なシフ
タレール364,366,368と、シフタレー
ル364,366,368に設けられたシフタフ
オーク365,367,369と、セレクトアン
ドジフタ軸304に設けられた係止手段305と
係合するシフタアーム361,362,363と
を備えている。そして、セレクトアンドシフタ軸
304が摺動することにより係止手段305とシ
フタアームの1つが係合し、セレクタアンドシフ
タ軸304が回転することによりシフタフオーク
が摺動してクラツチ117,125を係合させる
ようになつている。
変速機は、第1〜3図に示すように、入力軸11
2及び出力軸120に対して直交する向きに配設
され、摺動及び回転可能に支持されたセレクトア
ンドシフタ軸304と、入力軸112及び出力軸
120に対して平行に配設され、摺動可能なシフ
タレール364,366,368と、シフタレー
ル364,366,368に設けられたシフタフ
オーク365,367,369と、セレクトアン
ドジフタ軸304に設けられた係止手段305と
係合するシフタアーム361,362,363と
を備えている。そして、セレクトアンドシフタ軸
304が摺動することにより係止手段305とシ
フタアームの1つが係合し、セレクタアンドシフ
タ軸304が回転することによりシフタフオーク
が摺動してクラツチ117,125を係合させる
ようになつている。
そこで、この変速機に異なる2つのギヤを同時
に係合させて、変速機をロツクさせるパーキング
機構を設けようとすると、セレクトアンドシフタ
軸304がシフト達成のために軸方向に摺動する
距離の範囲内に、係止手段305と隣接してパー
キング用の係止手段を配設することはできないこ
とから、該係止手段は前記距離の範囲外に配設し
なければならなくなり、セレクトアンドシフタ軸
がその分だけ長くなるため、シフトレバーの操作
距離が長くなることに伴つて操作性が悪くなると
いう問題点を生じる。
に係合させて、変速機をロツクさせるパーキング
機構を設けようとすると、セレクトアンドシフタ
軸304がシフト達成のために軸方向に摺動する
距離の範囲内に、係止手段305と隣接してパー
キング用の係止手段を配設することはできないこ
とから、該係止手段は前記距離の範囲外に配設し
なければならなくなり、セレクトアンドシフタ軸
がその分だけ長くなるため、シフトレバーの操作
距離が長くなることに伴つて操作性が悪くなると
いう問題点を生じる。
そこで本発明は、セレクトアンドシフタ軸の回
転により係止手段とシフタアームとを係合するよ
うに構成することによつて、シフトレバーの操作
距離を短くして、パーキング機構のコンパクト化
と併せてその操作性の向上及び動作の確実性の向
上を図つた入出力軸を同軸とする変速機を提供す
ることを目的とする。
転により係止手段とシフタアームとを係合するよ
うに構成することによつて、シフトレバーの操作
距離を短くして、パーキング機構のコンパクト化
と併せてその操作性の向上及び動作の確実性の向
上を図つた入出力軸を同軸とする変速機を提供す
ることを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の変速機
は、入力軸と、該入力軸に同軸的に配設された出
力軸と、該出力軸に配設された複数のドリブンギ
ヤと、前記入力軸に平行的に配設されたカウンタ
シヤフトと、該カウタシヤフトに配設され前記ド
リブンギヤに噛合した複数のドライブギヤと、前
記出力軸に配設され前記ドリブンギヤと前記出力
軸との間に選択的に連結される複数のドツグクラ
ツチと、前記入力軸に平行的且つ軸方向移動可能
に配設された複数のシフタレールと、該シフタレ
ールの各々に配設され前記ドツグクラツチを係合
動作させるシフタフオークと、該シフタフオーク
の各々に配設され且つ各々に溝を有するシフタア
ームと、前記シフタレールと平行的且つ回転及び
スライド自在に配設されたセレクトアンドシフタ
軸と、該セレクトアンドシフタ軸の環状の連結部
材に配設され前記セレクトアンドシフタ軸の回転
により前記シフタアームの溝に係合される複数の
係合部と、前記セレクトアンドシフタ軸の環状の
連結部材に配設され前記セレクトアンドシフタ軸
の回転により前記シフタアームの少なくとも2つ
の溝に係合する駐車用係合部とから成り、前記セ
レクトアンドシフタ軸の回転により前記駐車用係
合部は少なくとも2つのシフタアームの溝に係合
し、且つ前記セレクトアンドシフタ軸のスライド
により少なくとも2つのシフタフオークが少なく
とも2つのドツグクラツチを係合させることを特
徴とするものである。
は、入力軸と、該入力軸に同軸的に配設された出
力軸と、該出力軸に配設された複数のドリブンギ
ヤと、前記入力軸に平行的に配設されたカウンタ
シヤフトと、該カウタシヤフトに配設され前記ド
リブンギヤに噛合した複数のドライブギヤと、前
記出力軸に配設され前記ドリブンギヤと前記出力
軸との間に選択的に連結される複数のドツグクラ
ツチと、前記入力軸に平行的且つ軸方向移動可能
に配設された複数のシフタレールと、該シフタレ
ールの各々に配設され前記ドツグクラツチを係合
動作させるシフタフオークと、該シフタフオーク
の各々に配設され且つ各々に溝を有するシフタア
ームと、前記シフタレールと平行的且つ回転及び
スライド自在に配設されたセレクトアンドシフタ
軸と、該セレクトアンドシフタ軸の環状の連結部
材に配設され前記セレクトアンドシフタ軸の回転
により前記シフタアームの溝に係合される複数の
係合部と、前記セレクトアンドシフタ軸の環状の
連結部材に配設され前記セレクトアンドシフタ軸
の回転により前記シフタアームの少なくとも2つ
の溝に係合する駐車用係合部とから成り、前記セ
レクトアンドシフタ軸の回転により前記駐車用係
合部は少なくとも2つのシフタアームの溝に係合
し、且つ前記セレクトアンドシフタ軸のスライド
により少なくとも2つのシフタフオークが少なく
とも2つのドツグクラツチを係合させることを特
徴とするものである。
本発明は、セレクトアンドシフタ軸の回転によ
り係合部がシフタアームの溝に係合し、セレクト
アンドシフタ軸のスライドによりシフタフオーク
がドツグクラツチを作動するように構成されてい
るので、シフトレバーのシフトパターンがHパタ
ーンのシフトパターンとなり、各シフト位置の切
換えが一旦ニユートラル位置を経由して行われる
ので、シフト時の節度感が得られ、操作性が向上
するとともにパーキング位置への操作が確実に行
われるようになり、安全性が向上する。
り係合部がシフタアームの溝に係合し、セレクト
アンドシフタ軸のスライドによりシフタフオーク
がドツグクラツチを作動するように構成されてい
るので、シフトレバーのシフトパターンがHパタ
ーンのシフトパターンとなり、各シフト位置の切
換えが一旦ニユートラル位置を経由して行われる
ので、シフト時の節度感が得られ、操作性が向上
するとともにパーキング位置への操作が確実に行
われるようになり、安全性が向上する。
また、上記構成により、パーキング位置選択の
ための操作がセレクトアンドシフタ軸の回転によ
りなされるため、シフトレバーの操作距離が短く
なり、操作性が向上する。
ための操作がセレクトアンドシフタ軸の回転によ
りなされるため、シフトレバーの操作距離が短く
なり、操作性が向上する。
そして、本発明によれば、入出力軸を同軸とす
る変速機において、上記のようなパーキング機構
のコンパクト化と併せて操作性の向上及び動作の
確実性の向上を達成することができる。
る変速機において、上記のようなパーキング機構
のコンパクト化と併せて操作性の向上及び動作の
確実性の向上を達成することができる。
本発明の変速機を図に示す実施例に基づき説明
する。
する。
第4〜9図及び第15図は本発明に係る変速機
の第1実施例を示す。
の第1実施例を示す。
第15図に示すように、この装置は、エンジン
401、動力伝達装置402、動力伝達装置40
2の出力軸を兼ねる歯車変速機400の入出軸4
03、入力軸403と同軸上に配された出力軸4
04、出力軸404と平行して並列に配されたカ
ウンタシヤフト420から成り、歯車変速機40
0は、出力軸404に第1速、第2速、第3速及
び第4速のドリブンギヤ413,414,415
及び416が回転可能に設けられ、出力軸404
に対しカウンタシヤフト420が平行配置され
て、そこに前記各ドリブンギヤ413,414,
415,416と常時噛み合う第1速、第2速、
第3速及び第4速のドライブギヤ421,42
2,423,424が一体的に設けられた構成と
されている。そして隣接する2個のドリブンギヤ
413,414をスリーブ425a、シンクロナ
イザリング425b、ギヤスプライン425c及
びクラツチハブ425dを備える公知の構成の第
1速第2速ドツグクラツチ425で出力軸404
に選択的に係合し、ドリブンギヤ415,416
を同様にスリーブ417a、シンクロナイザリン
グ417b、ギヤスプライン417c及びクラツ
チハブ417dを備える公知の構成の第3速第4
速ドツグクラツチ417で出力軸404に選択的
に結合するようになつており、更に後退用のドリ
ブンギヤ418と後退用アイドラギヤ419を介
して噛み合うドライブギヤ428が設けられてい
る。これにより、変速操作機構で第1速第2速ド
ツグクラツチ425をドリブンギヤ413側に作
動して、それを出力軸414に結合することで、
入力軸403の回転がギヤ413,421により
最も減速して出力軸404に伝達されて第1速が
得られる。以下同様にして、ドツグクラツチ42
5をドリブンギヤ414に結合して第2速が、第
3速第4速ドツグクラツチ417をギヤ415又
は416の側に結合して第3速又は第4速が得ら
れ、ギヤ機構427の作動で後退段が得られる。
401、動力伝達装置402、動力伝達装置40
2の出力軸を兼ねる歯車変速機400の入出軸4
03、入力軸403と同軸上に配された出力軸4
04、出力軸404と平行して並列に配されたカ
ウンタシヤフト420から成り、歯車変速機40
0は、出力軸404に第1速、第2速、第3速及
び第4速のドリブンギヤ413,414,415
及び416が回転可能に設けられ、出力軸404
に対しカウンタシヤフト420が平行配置され
て、そこに前記各ドリブンギヤ413,414,
415,416と常時噛み合う第1速、第2速、
第3速及び第4速のドライブギヤ421,42
2,423,424が一体的に設けられた構成と
されている。そして隣接する2個のドリブンギヤ
413,414をスリーブ425a、シンクロナ
イザリング425b、ギヤスプライン425c及
びクラツチハブ425dを備える公知の構成の第
1速第2速ドツグクラツチ425で出力軸404
に選択的に係合し、ドリブンギヤ415,416
を同様にスリーブ417a、シンクロナイザリン
グ417b、ギヤスプライン417c及びクラツ
チハブ417dを備える公知の構成の第3速第4
速ドツグクラツチ417で出力軸404に選択的
に結合するようになつており、更に後退用のドリ
ブンギヤ418と後退用アイドラギヤ419を介
して噛み合うドライブギヤ428が設けられてい
る。これにより、変速操作機構で第1速第2速ド
ツグクラツチ425をドリブンギヤ413側に作
動して、それを出力軸414に結合することで、
入力軸403の回転がギヤ413,421により
最も減速して出力軸404に伝達されて第1速が
得られる。以下同様にして、ドツグクラツチ42
5をドリブンギヤ414に結合して第2速が、第
3速第4速ドツグクラツチ417をギヤ415又
は416の側に結合して第3速又は第4速が得ら
れ、ギヤ機構427の作動で後退段が得られる。
つぎに、第4〜9図において、1は変速機のセ
レクト機構、2はシフタ機構、3はセレクト機構
1及びシフタ機構2を操作するセレクト機構リタ
ーン装置、4はセレクトアンドシフタ軸、5はセ
レクトアンドシフタ軸上に固定された同時係合手
段、6は同時係合手段と係合するシフタアームで
ある。
レクト機構、2はシフタ機構、3はセレクト機構
1及びシフタ機構2を操作するセレクト機構リタ
ーン装置、4はセレクトアンドシフタ軸、5はセ
レクトアンドシフタ軸上に固定された同時係合手
段、6は同時係合手段と係合するシフタアームで
ある。
セレクト機構リターン装置3は、第4,5,6
図に示すごとく、インターロツクプレート31
と、プレート31と共に歯車変速機ケース33に
ボルト31A,31B,31Cで装着され、内部
に気室37を備えるサポート32と、サポートに
摺動自在に支持され、中心に気孔37Aを備え、
外周にねじ部を形成された小径部37Bと中心に
スプリング挿入穴37Dを有する大径部37Cと
からなるスプリングガイド管38と、ガイド管3
8と前記プレート31との間に配設され、ガイド
管38を後記するカムの方向に押圧するコンプレ
ツシヨンスプリング35を有し、さらに、ガイド
管38の小径部37Bには、そのねじ部137に
螺合するねじ部36Aを有し、先端内径部36B
にボール39を収容したボールホルダー36がね
じ込まれ、ボール39がガイド管38とボールホ
ルダー36との間に挟持されている。符号34は
ボールホルダーをゆるみ止めするウエーブワツシ
ヤーを示す。
図に示すごとく、インターロツクプレート31
と、プレート31と共に歯車変速機ケース33に
ボルト31A,31B,31Cで装着され、内部
に気室37を備えるサポート32と、サポートに
摺動自在に支持され、中心に気孔37Aを備え、
外周にねじ部を形成された小径部37Bと中心に
スプリング挿入穴37Dを有する大径部37Cと
からなるスプリングガイド管38と、ガイド管3
8と前記プレート31との間に配設され、ガイド
管38を後記するカムの方向に押圧するコンプレ
ツシヨンスプリング35を有し、さらに、ガイド
管38の小径部37Bには、そのねじ部137に
螺合するねじ部36Aを有し、先端内径部36B
にボール39を収容したボールホルダー36がね
じ込まれ、ボール39がガイド管38とボールホ
ルダー36との間に挟持されている。符号34は
ボールホルダーをゆるみ止めするウエーブワツシ
ヤーを示す。
セレクトアンドシフタ軸4は、第5図に示すご
とく、オイルシール48を通つてケース33外に
延在しており、図示左端4Aにシフタケーブル連
結部42を、その内側に小径部44を備えてお
り、小径部44にベローズ状のダストカバーの円
環状部が嵌合されている。セレクトアンドシフタ
軸4のガイド部42Aはセレクトケーブル連結部
49に連結されている。さらにセレクトアンドシ
フター軸4は、該軸4に固定スプリングピン41
Aによつて固着され、該軸と一体に回転する中空
状の連結具43と、連結具43と同様にセレクト
アンドシフタ軸4に固定スプリングピン41Bで
固着された中空状のカム45とを備え、カム45
のカム面46には、コンプレツシヨンスプリング
35によりガイド管38を介してボール39が押
し付けられ、ボール39がカム46を拘束してい
る。
とく、オイルシール48を通つてケース33外に
延在しており、図示左端4Aにシフタケーブル連
結部42を、その内側に小径部44を備えてお
り、小径部44にベローズ状のダストカバーの円
環状部が嵌合されている。セレクトアンドシフタ
軸4のガイド部42Aはセレクトケーブル連結部
49に連結されている。さらにセレクトアンドシ
フター軸4は、該軸4に固定スプリングピン41
Aによつて固着され、該軸と一体に回転する中空
状の連結具43と、連結具43と同様にセレクト
アンドシフタ軸4に固定スプリングピン41Bで
固着された中空状のカム45とを備え、カム45
のカム面46には、コンプレツシヨンスプリング
35によりガイド管38を介してボール39が押
し付けられ、ボール39がカム46を拘束してい
る。
同時係合手段5は、第4,6図に示すごとく、
連結具43の円環部43Aよりセレクトアンドシ
フタ軸4からそれぞれ放射方向に突設された爪状
の幅の狭い第1速又は第2速用係合部51と、第
3速又は第4速用係合部52と、後退用係合部5
3と、これらの係合部より幅の広い係合部を有す
る駐車用係合部54とから成り、これらの係合部
は、後記する各シフタアームにそれぞれ係合す
る。
連結具43の円環部43Aよりセレクトアンドシ
フタ軸4からそれぞれ放射方向に突設された爪状
の幅の狭い第1速又は第2速用係合部51と、第
3速又は第4速用係合部52と、後退用係合部5
3と、これらの係合部より幅の広い係合部を有す
る駐車用係合部54とから成り、これらの係合部
は、後記する各シフタアームにそれぞれ係合す
る。
シフタアーム6は、第4,5,6図に示すごと
く、第1速又は第2速用係合部51、第3速又は
第4速用係合部52、後退用係合部53とそれぞ
れ係合する溝61Aを備える第1速又は第2速用
シフタアーム61、溝62Aを備える第3速又は
第4速用シフタアーム62及び溝63Aを備える
後退用シフタアーム63を有し、前記駐車用係合
部54は、本実施例では、第1速又は第2速用シ
フタアーム61と第3速又は第4速用シフタアー
ム62両方の溝61A,62Aに嵌まりシフタア
ームに同時に係合する。第1速又は第2速用シフ
タアーム61は、第1速、第2速ドツグクラツチ
425を作動する第1速又は第2速用シフタフオ
ーク65が取り付けられた第1速又は第2速用シ
フタレール64に取り付けられ、該レール64
は、両端でケース33に支持され、セレクトアン
ドシフタ軸4と平行に配設されており、第3速又
は第4速用シフタアーム62は、第3速、第4速
ドツグクラツチ417を作動する第3速又は第4
速用シフタフオーク67が取り付けられた第3速
又は第4速用シフタレール66に取り付けられ、
後退用シフタアーム63は、後退用シフタレール
68に取り付けられている。
く、第1速又は第2速用係合部51、第3速又は
第4速用係合部52、後退用係合部53とそれぞ
れ係合する溝61Aを備える第1速又は第2速用
シフタアーム61、溝62Aを備える第3速又は
第4速用シフタアーム62及び溝63Aを備える
後退用シフタアーム63を有し、前記駐車用係合
部54は、本実施例では、第1速又は第2速用シ
フタアーム61と第3速又は第4速用シフタアー
ム62両方の溝61A,62Aに嵌まりシフタア
ームに同時に係合する。第1速又は第2速用シフ
タアーム61は、第1速、第2速ドツグクラツチ
425を作動する第1速又は第2速用シフタフオ
ーク65が取り付けられた第1速又は第2速用シ
フタレール64に取り付けられ、該レール64
は、両端でケース33に支持され、セレクトアン
ドシフタ軸4と平行に配設されており、第3速又
は第4速用シフタアーム62は、第3速、第4速
ドツグクラツチ417を作動する第3速又は第4
速用シフタフオーク67が取り付けられた第3速
又は第4速用シフタレール66に取り付けられ、
後退用シフタアーム63は、後退用シフタレール
68に取り付けられている。
つぎに、この変速機のパーキング機構の作用を
説明する。
説明する。
車両の車室内のチエンジ装置がニユートラル状
態の時、第5,6図に示すごとく、ボール39は
それに懸かる押圧荷重でカム45のカム面46の
溝に嵌まり込み、セレクト機構1は図示の状態に
置かれている。このニユートラル状態から第1速
状態とするためには、チエンジ装置のシフトレー
を左側へ倒す操作を行う。この操作で、セレクト
アンドシフタ軸4は第6図視右回りに回転させら
れ、それに固定スプリングピン41Aで固定され
た連結具43の同方向への回転により、連結具4
3より突出した第1速用又は第2速用係合部51
も右回りに回転して、第8図に示すごとく、第1
速用又は第2速用係合部51は、第1速又は第2
速用シフタレール64に固定の第1速用又は第2
速用シフタアーム61の溝61Aに入り込む。次
いでチエンジ装置のシフトレバーを1速の位置に
押すと、第1速用又は第2速用係合部51は、溝
61Aの第5図視右側面を押しながら右方向に移
動するため、シフタアーム61は右側ヘストロー
クする。その結果、第15図に則して言えば、第
1速又は第2速用ドツグクラツチ425のスリー
ブ部の外径部の溝に入り込まれている第1速又は
第2速用シフタフオーク65は、スリーブを右側
にストロークさせ、スリーブの内径側のスプライ
ンと第1速ドリブンギヤ413のスプラインとを
噛み合わせることにより、1速状態を作り出す。
前進2速以上及び後進(第7図)へのシフト状態
も、ストローク方向、回転方向は異なるも、同様
にして作り出される。こうして係合部のうち幅の
狭い第1速用又は第2速用係合部51、第3速用
又は第4速用係合部52及び後退用係合部53
は、各々1つ宛つのシフタアームの第1速用又は
第2速用溝61A、第3速又は第4速用溝62A
及び後退用溝63Aに入り、対応する1つのシフ
タアームのみと係合する。しかしながら、残りの
1つの幅の広い駐車用係合部54は、第9図に示
すごとく、第1速又は第2速用シフタアーム61
と第3速又は第4速用シフタアーム62の両方の
溝61A,61Aと係合し、両方のシフタアーム
溝61A,61Aを同時にストロークさせ、1速
と3速又は2速と4速のギヤを同時係合させて変
速機の出力軸404をロツクさせる。
態の時、第5,6図に示すごとく、ボール39は
それに懸かる押圧荷重でカム45のカム面46の
溝に嵌まり込み、セレクト機構1は図示の状態に
置かれている。このニユートラル状態から第1速
状態とするためには、チエンジ装置のシフトレー
を左側へ倒す操作を行う。この操作で、セレクト
アンドシフタ軸4は第6図視右回りに回転させら
れ、それに固定スプリングピン41Aで固定され
た連結具43の同方向への回転により、連結具4
3より突出した第1速用又は第2速用係合部51
も右回りに回転して、第8図に示すごとく、第1
速用又は第2速用係合部51は、第1速又は第2
速用シフタレール64に固定の第1速用又は第2
速用シフタアーム61の溝61Aに入り込む。次
いでチエンジ装置のシフトレバーを1速の位置に
押すと、第1速用又は第2速用係合部51は、溝
61Aの第5図視右側面を押しながら右方向に移
動するため、シフタアーム61は右側ヘストロー
クする。その結果、第15図に則して言えば、第
1速又は第2速用ドツグクラツチ425のスリー
ブ部の外径部の溝に入り込まれている第1速又は
第2速用シフタフオーク65は、スリーブを右側
にストロークさせ、スリーブの内径側のスプライ
ンと第1速ドリブンギヤ413のスプラインとを
噛み合わせることにより、1速状態を作り出す。
前進2速以上及び後進(第7図)へのシフト状態
も、ストローク方向、回転方向は異なるも、同様
にして作り出される。こうして係合部のうち幅の
狭い第1速用又は第2速用係合部51、第3速用
又は第4速用係合部52及び後退用係合部53
は、各々1つ宛つのシフタアームの第1速用又は
第2速用溝61A、第3速又は第4速用溝62A
及び後退用溝63Aに入り、対応する1つのシフ
タアームのみと係合する。しかしながら、残りの
1つの幅の広い駐車用係合部54は、第9図に示
すごとく、第1速又は第2速用シフタアーム61
と第3速又は第4速用シフタアーム62の両方の
溝61A,61Aと係合し、両方のシフタアーム
溝61A,61Aを同時にストロークさせ、1速
と3速又は2速と4速のギヤを同時係合させて変
速機の出力軸404をロツクさせる。
また後退用シフタフオーク433を同時に作動
させてもロツク状態を得ることが可能である。
させてもロツク状態を得ることが可能である。
この変速機では、幅の広い駐車用係合部54を
備えた同時係合手段5を設けてパーキング機構と
しているので、変速機の構造の複雑化をまぬが
れ、且つコストダウンが可能となる。
備えた同時係合手段5を設けてパーキング機構と
しているので、変速機の構造の複雑化をまぬが
れ、且つコストダウンが可能となる。
第10,11,12図は第2,3,4実施例を
示す。
示す。
第10図に示す例は、第1実施例の係合部を裏
返してセレクトアンドシフタ軸4に固着し、ま
た、第11図に示す例は、そのままの係合部配列
で、駐車用係合部54は後退用シフタアーム63
と第3速又は第4速シフタアーム62両方の溝6
2A、63Aに同時係合する構成としたものであ
る。
返してセレクトアンドシフタ軸4に固着し、ま
た、第11図に示す例は、そのままの係合部配列
で、駐車用係合部54は後退用シフタアーム63
と第3速又は第4速シフタアーム62両方の溝6
2A、63Aに同時係合する構成としたものであ
る。
第12図に示す例は、第11図の例の同時係合
手段5を裏返してセレクトアンドシフタ軸4に固
着し、駐車用係合部54が第1速又は第2速シフ
タアーム61と第3速又は第4速シフタアーム6
2に同時係合する構成としたものである。
手段5を裏返してセレクトアンドシフタ軸4に固
着し、駐車用係合部54が第1速又は第2速シフ
タアーム61と第3速又は第4速シフタアーム6
2に同時係合する構成としたものである。
第13,14図は第5,6実施例を示す。
第13図に示す第5実施例は、第10図に示す
例の係合部と同様の駐車用係合部54を他の係合
部51,52,53と同じ幅の爪状の2本の駐車
用係合部54A,54Bとし、駐車用係合部54
A,54Bが第1速また第2速用シフタアーム6
1及び後退用のシフタアームの両方の溝61A,
63Aに同時係合するものである。
例の係合部と同様の駐車用係合部54を他の係合
部51,52,53と同じ幅の爪状の2本の駐車
用係合部54A,54Bとし、駐車用係合部54
A,54Bが第1速また第2速用シフタアーム6
1及び後退用のシフタアームの両方の溝61A,
63Aに同時係合するものである。
第14図に示す第6実施例は、第13図の例の
同時係合手段5を裏返してセレクトアンドシフタ
軸4に固着し、駐車用係合部54Aが第1速又は
第2速用シフタアーム61の溝61Aと係合し、
駐車用係合部54Bが後退用シフタアーム63の
溝63Aと係合するものである。
同時係合手段5を裏返してセレクトアンドシフタ
軸4に固着し、駐車用係合部54Aが第1速又は
第2速用シフタアーム61の溝61Aと係合し、
駐車用係合部54Bが後退用シフタアーム63の
溝63Aと係合するものである。
第1図は従来の歯車変速機の断面図、第2図は
そのシフトアンドセレクト機構の分解斜視図、第
3図はそのシフトアンドセレクト機構の斜視図、
第4図は本発明に係る第1実施例の変速機のパー
キング機構の分解斜視図、第5図はその側断面
図、第6図はその正面図、第7,8,9図はその
動作を示す正面図、第10図は第2実施例の変速
機のパーキング機構の正面図、第11図は第3実
施例の正面図、第12図は第4実施例の正面図、
第13図は第5実施例の正面図、第14図は第6
実施例の正面図、第15図は第1実施例の歯車変
速機の骨格図である。 1……セレクト機構、2……シフタ機構、3…
…セレクト機構リターン装置、4……セレクトア
ンドシフタ軸、5……同時係合手段、6……シフ
タアーム、43……連結部材、51〜53……係
合部、54……駐車用係合部、61〜63……シ
フタアーム、61A〜63A……溝、64,6
6,68……シフタレール、65,67,69…
…シフタフオーク、400……歯車変速機、40
3……入力軸、404……出力軸、413〜41
6……ドリブンギヤ、420……カウンタシヤフ
ト、421〜424……ドライブギヤ、417,
425……ドツグクラツチ。
そのシフトアンドセレクト機構の分解斜視図、第
3図はそのシフトアンドセレクト機構の斜視図、
第4図は本発明に係る第1実施例の変速機のパー
キング機構の分解斜視図、第5図はその側断面
図、第6図はその正面図、第7,8,9図はその
動作を示す正面図、第10図は第2実施例の変速
機のパーキング機構の正面図、第11図は第3実
施例の正面図、第12図は第4実施例の正面図、
第13図は第5実施例の正面図、第14図は第6
実施例の正面図、第15図は第1実施例の歯車変
速機の骨格図である。 1……セレクト機構、2……シフタ機構、3…
…セレクト機構リターン装置、4……セレクトア
ンドシフタ軸、5……同時係合手段、6……シフ
タアーム、43……連結部材、51〜53……係
合部、54……駐車用係合部、61〜63……シ
フタアーム、61A〜63A……溝、64,6
6,68……シフタレール、65,67,69…
…シフタフオーク、400……歯車変速機、40
3……入力軸、404……出力軸、413〜41
6……ドリブンギヤ、420……カウンタシヤフ
ト、421〜424……ドライブギヤ、417,
425……ドツグクラツチ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 入力軸と、該入力軸に同軸的に配設された出
力軸と、該出力軸に配設された複数のドリブンギ
ヤと、前記入力軸に平行的に配設されたカウンタ
シヤフトと、該カウタシヤフトに配設され前記ド
リブンギヤに噛合した複数のドライブギヤと、前
記出力軸に配設され前記ドリブンギヤと前記出力
軸との間に選択的に連結される複数のドツグクラ
ツチと、前記入力軸に平行的且つ軸方向移動可能
に配設された複数のシフタレールと、該シフタレ
ールの各々に配設され前記ドツグクラツチを係合
動作させるシフタフオークと、該シフタフオーク
の各々に配設され且つ各々に溝を有するシフタア
ームと、前記スフタレールと平行的且つ回転及び
スライド自在に配設されたセレクトアンドシフタ
軸と、該セレクトアンドシフタ軸の環状の連結部
材に配設され前記セレクトアンドシフタ軸の回転
により前記シフタアームの溝に係合される複数の
係合部と、前記セレクトアンドシフタ軸の環状の
連結部材に配設され前記セレクトアンドシフタ軸
の回転により前記シフタアームの少なくとも2つ
の溝に係合する駐車用係合部とから成り、前記セ
レクトアンドシフタ軸の回転により前記駐車用係
合部は少なくとも2つのシフタアームの溝に係合
し、且つ前記セレクトアンドシフタ軸のスライド
により少なくとも2つのシフタフオークが少なく
とも2つのドツグクラツチを係合させることを特
徴とする複数歯車同時係止式パーキング機構付変
換機。 2 前記駐車用係合部は他の係合部より幅が広い
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の複
数歯車同時係止式パーキング機構付変速機。 3 前記駐車用係合部は二組の係合部から成るこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の複数
歯車同時係止式パーキング機構付変速機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3185484A JPS60175848A (ja) | 1984-02-22 | 1984-02-22 | 複数歯車同時係止式パーキング機構付変速機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3185484A JPS60175848A (ja) | 1984-02-22 | 1984-02-22 | 複数歯車同時係止式パーキング機構付変速機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60175848A JPS60175848A (ja) | 1985-09-10 |
JPH0583789B2 true JPH0583789B2 (ja) | 1993-11-29 |
Family
ID=12342633
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3185484A Granted JPS60175848A (ja) | 1984-02-22 | 1984-02-22 | 複数歯車同時係止式パーキング機構付変速機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60175848A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4883151A (en) * | 1988-05-23 | 1989-11-28 | Tobler Stephen R | Transmission brake |
JPH0579114U (ja) * | 1992-03-30 | 1993-10-26 | 日産ディーゼル工業株式会社 | 変速機のシフト装置 |
FR2850441B1 (fr) * | 2003-01-24 | 2005-03-11 | Renault Sa | Dispositif de commande interne de boite de vitesses mecanique |
CN106352077B (zh) * | 2016-11-10 | 2017-12-12 | 浙江万里扬股份有限公司 | 限位销联动式选档互锁机构及变速箱 |
JP6424921B2 (ja) | 2017-04-26 | 2018-11-21 | 株式会社明電舎 | ダイナモメータ装置 |
-
1984
- 1984-02-22 JP JP3185484A patent/JPS60175848A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60175848A (ja) | 1985-09-10 |
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