JPH0348242Y2 - - Google Patents
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- JPH0348242Y2 JPH0348242Y2 JP3628887U JP3628887U JPH0348242Y2 JP H0348242 Y2 JPH0348242 Y2 JP H0348242Y2 JP 3628887 U JP3628887 U JP 3628887U JP 3628887 U JP3628887 U JP 3628887U JP H0348242 Y2 JPH0348242 Y2 JP H0348242Y2
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- concrete reinforcing
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Landscapes
- Road Paving Structures (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本考案は雨水などの地中への浸水を容易ならし
めるための透水性舗装材の改良に関し、長期に亘
つて使用に供しても目づまりせず略均一に水分を
地中へ透水させることができるものである。
めるための透水性舗装材の改良に関し、長期に亘
つて使用に供しても目づまりせず略均一に水分を
地中へ透水させることができるものである。
「従来の技術」
従来の舗装材料はタイル、コンクリート板、ア
スフアルト類で出来ているため、透水性に乏しい
ものであり、道路舗装面積が増大し排水施設が拡
大されるに従つて地中への雨水等の浸水の障害と
なり、地下水面の低下および地下水の枯渇の原因
となり、また、植物の生育にも問題があるもので
あつた。
スフアルト類で出来ているため、透水性に乏しい
ものであり、道路舗装面積が増大し排水施設が拡
大されるに従つて地中への雨水等の浸水の障害と
なり、地下水面の低下および地下水の枯渇の原因
となり、また、植物の生育にも問題があるもので
あつた。
そこで透水性を有しかつ美観を損ねないものの
開発研究を重ねた結果本件出願人は先に実願昭61
−95269号(実開昭63−1001号)として、長石、
陶石、粘土等の常用のタイル用原料粉に粒状のマ
ンガン、雲母、又は顔料を加えた粒状の粘土粒、
等を混合した原料粉をタイル成形型内に充填し
て、プレス等で押し圧塑成することにより、略、
平板状の素体を形成し、次いで該素体を焼成炉に
おいて焼成し、原料粉に混入されているマンガ
ン、雲母又は顔料を加えた粘土粒の顔料等が焼成
されることにより表面に斑点模様等の模様を形成
した平板を作成し、 次に、前記の平板をコンクリート製補強用基材
の表面に貼着すると共に複数個の水抜き孔を穿設
した構成となした透水性舗装材を完成した。
開発研究を重ねた結果本件出願人は先に実願昭61
−95269号(実開昭63−1001号)として、長石、
陶石、粘土等の常用のタイル用原料粉に粒状のマ
ンガン、雲母、又は顔料を加えた粒状の粘土粒、
等を混合した原料粉をタイル成形型内に充填し
て、プレス等で押し圧塑成することにより、略、
平板状の素体を形成し、次いで該素体を焼成炉に
おいて焼成し、原料粉に混入されているマンガ
ン、雲母又は顔料を加えた粘土粒の顔料等が焼成
されることにより表面に斑点模様等の模様を形成
した平板を作成し、 次に、前記の平板をコンクリート製補強用基材
の表面に貼着すると共に複数個の水抜き孔を穿設
した構成となした透水性舗装材を完成した。
「考案が解決しようとする問題点」
前記の本件出願人による透水性舗装材は、水抜
き孔を斑点模様等の模様の一部に見えるようにし
て美観を高めると共に充分耐候性があり、安価に
製造できる透水性舗装材を提供することができた
が、その後更に研究を重ねた結果、従来の透水性
舗装材では泥水が流れる際に泥が粒子の荒いコン
クリート製補強基材に溜まつて目づまりを生じ、
一度目づまりを生じると元の状態に復元すること
はできず、よつて透水性を損なつた舗装材となつ
てしまうことが判明した。
き孔を斑点模様等の模様の一部に見えるようにし
て美観を高めると共に充分耐候性があり、安価に
製造できる透水性舗装材を提供することができた
が、その後更に研究を重ねた結果、従来の透水性
舗装材では泥水が流れる際に泥が粒子の荒いコン
クリート製補強基材に溜まつて目づまりを生じ、
一度目づまりを生じると元の状態に復元すること
はできず、よつて透水性を損なつた舗装材となつ
てしまうことが判明した。
「問題点を解決するための手段」
本考案は上記のごとき従来の欠点を改良するた
めになされたものであり、透水性を有する粒子の
荒いコンクリート製補強基材の表面に適宜の凹溝
を外周端まで形成してなり、該コンクリート製補
強基材の表面に、セラミツク質材よりなり、略平
板状を呈するとともに複数個の水抜き穴が表面か
ら裏面まで貫通せられた表層板を、水抜き穴が前
記コンクリート製補強基材の凹溝位置に対応する
如く位置させて貼着したものであり、より好適な
実施例としては、外周に適宜の凸部が形成せられ
た粒子の荒いコンクリート製補強基材の表面に粒
子の細かいコンクリート層を設け、該粒子の細か
いコンクリート層に適宜の凹溝を外周端まで形成
してなり、該コンクリート製補強基材の表面すな
わち粒子の細かいコンクリート層表面に、セラミ
ツク質材よりなり、略平板状を呈するとともに複
数個の水抜き穴が表面から裏面まで貫通せられた
表層板を、水抜き穴が前記コンクリート製補強基
材の凹溝位置に対応する如く位置させて貼着した
構造の透水性舗装材となし、更に最良の手段とし
ては、コンクリート製補強基材の表面に設けられ
る凹溝は該コンクリート製補強基材の略中央より
外周端に向けて下り勾配を設けたものとなしたも
のである。
めになされたものであり、透水性を有する粒子の
荒いコンクリート製補強基材の表面に適宜の凹溝
を外周端まで形成してなり、該コンクリート製補
強基材の表面に、セラミツク質材よりなり、略平
板状を呈するとともに複数個の水抜き穴が表面か
ら裏面まで貫通せられた表層板を、水抜き穴が前
記コンクリート製補強基材の凹溝位置に対応する
如く位置させて貼着したものであり、より好適な
実施例としては、外周に適宜の凸部が形成せられ
た粒子の荒いコンクリート製補強基材の表面に粒
子の細かいコンクリート層を設け、該粒子の細か
いコンクリート層に適宜の凹溝を外周端まで形成
してなり、該コンクリート製補強基材の表面すな
わち粒子の細かいコンクリート層表面に、セラミ
ツク質材よりなり、略平板状を呈するとともに複
数個の水抜き穴が表面から裏面まで貫通せられた
表層板を、水抜き穴が前記コンクリート製補強基
材の凹溝位置に対応する如く位置させて貼着した
構造の透水性舗装材となし、更に最良の手段とし
ては、コンクリート製補強基材の表面に設けられ
る凹溝は該コンクリート製補強基材の略中央より
外周端に向けて下り勾配を設けたものとなしたも
のである。
「作用」
したがつて、本考案による透水性舗装材は従来
の歩道板、インターロツキング等と同じように歩
道及び公園等に敷きつめて使用すれば、セラミツ
ク質材よりなる表層板に設けられた水抜き穴より
雨水等が凹溝に落下し、一部は細かい粒子のコン
クリート層を透水して更に荒い粒子のコンクリー
ト製補強基材をも透水して地中に透水し、残りの
雨水は凹溝を下り勾配に沿つて流れ、コンクリー
ト製補強基材の外周端から目地部を介して地中に
透水するものとなり、その途中に於いて目地部か
ら一部の雨水等は粒子の荒いコンクリート製補強
基材にしみ込んで該コンクリート製補強基材を介
して地中に透水するものとなり、よつてコンクリ
ート製補強基材及び目地部の総ての部分より均一
に透水できるものとなる。
の歩道板、インターロツキング等と同じように歩
道及び公園等に敷きつめて使用すれば、セラミツ
ク質材よりなる表層板に設けられた水抜き穴より
雨水等が凹溝に落下し、一部は細かい粒子のコン
クリート層を透水して更に荒い粒子のコンクリー
ト製補強基材をも透水して地中に透水し、残りの
雨水は凹溝を下り勾配に沿つて流れ、コンクリー
ト製補強基材の外周端から目地部を介して地中に
透水するものとなり、その途中に於いて目地部か
ら一部の雨水等は粒子の荒いコンクリート製補強
基材にしみ込んで該コンクリート製補強基材を介
して地中に透水するものとなり、よつてコンクリ
ート製補強基材及び目地部の総ての部分より均一
に透水できるものとなる。
「実施例」
(第1実施例)
以下図面に従つて本考案の一実施例を第1図乃
至第7図に於いて詳述する。
至第7図に於いて詳述する。
第1図乃至第5図の如く、外周に適宜の凸部1
4,14,…が形成せられた、粒子の荒い砂や砂
利等によつて「おこし」状の多孔質な状態を呈す
るいわゆる粒子の荒いコンクリート製補強基材2
の表面に粒子の細かい砂等にて透水性を有するコ
ンクリート層4を設け、該粒子の細かいコンクリ
ート層4に適宜の凹溝6,6,…を前記コンクリ
ート製補強基材2の外周端2Aまで形成してな
り、該コンクリート製補強基材2の表面すなわち
粒子の細かいコンクリート層4表面4Aに、セラ
ミツク質材よりなり、略平板状を呈するとともに
複数個の水抜き穴8,8,…が表面から裏面まで
貫通せられた表層板10を、水抜き穴8,8…が
前記コンクリート製補強基材2の凹溝6,6,…
位置に対応する如く位置させて接着剤にて貼着し
た構造の透水性舗装材12となしたものであり、
更に最良の手段としては、コンクリート製補強基
材2の表面4Aに設けられる凹溝6,6,…は該
コンクリート製補強基材2の略表面中央より外周
端2Aに向けて下り勾配を設けたものとなしたも
のである。
4,14,…が形成せられた、粒子の荒い砂や砂
利等によつて「おこし」状の多孔質な状態を呈す
るいわゆる粒子の荒いコンクリート製補強基材2
の表面に粒子の細かい砂等にて透水性を有するコ
ンクリート層4を設け、該粒子の細かいコンクリ
ート層4に適宜の凹溝6,6,…を前記コンクリ
ート製補強基材2の外周端2Aまで形成してな
り、該コンクリート製補強基材2の表面すなわち
粒子の細かいコンクリート層4表面4Aに、セラ
ミツク質材よりなり、略平板状を呈するとともに
複数個の水抜き穴8,8,…が表面から裏面まで
貫通せられた表層板10を、水抜き穴8,8…が
前記コンクリート製補強基材2の凹溝6,6,…
位置に対応する如く位置させて接着剤にて貼着し
た構造の透水性舗装材12となしたものであり、
更に最良の手段としては、コンクリート製補強基
材2の表面4Aに設けられる凹溝6,6,…は該
コンクリート製補強基材2の略表面中央より外周
端2Aに向けて下り勾配を設けたものとなしたも
のである。
したがつて、本考案による透水性舗装材を歩道
及び公園等第6図及び第7図の如く敷きつめて使
用すれば、セラミツク質材よりなる表層板10に
設けられた水抜き穴8、8,…より雨水等18が
凹溝6,6,…に落下し、一部は細かい粒子のコ
ンクリート層4を透水して更に、荒い粒子のコン
クリート製補強基材2をも透水して地中16に透
水し、残りの雨水等18は凹溝6を下り勾配に沿
つて流れ、コンクリート製補強基材2の外周端2
Aから互いに対向した凸部14,14,…によつ
て形成せられた目地部20を介して地中16に透
水するものとなり、その途中に於いて目地部20
から一部の雨水等18は第7図矢印の如く粒子の
荒いコンクリート製補強基材2にしみ込んで該コ
ンクリート製補強基材2を介して地中16に透水
するものとなり、よつてコンクリート製補強基材
2及び目地部20の総ての部分より均一に透水で
きるものとなる。
及び公園等第6図及び第7図の如く敷きつめて使
用すれば、セラミツク質材よりなる表層板10に
設けられた水抜き穴8、8,…より雨水等18が
凹溝6,6,…に落下し、一部は細かい粒子のコ
ンクリート層4を透水して更に、荒い粒子のコン
クリート製補強基材2をも透水して地中16に透
水し、残りの雨水等18は凹溝6を下り勾配に沿
つて流れ、コンクリート製補強基材2の外周端2
Aから互いに対向した凸部14,14,…によつ
て形成せられた目地部20を介して地中16に透
水するものとなり、その途中に於いて目地部20
から一部の雨水等18は第7図矢印の如く粒子の
荒いコンクリート製補強基材2にしみ込んで該コ
ンクリート製補強基材2を介して地中16に透水
するものとなり、よつてコンクリート製補強基材
2及び目地部20の総ての部分より均一に透水で
きるものとなる。
又、雨水等に含まれる泥等は粒子の荒い部分に
は溜まりやすいが、粒子の細かいコンクリート層
には溜まらず目地部20に流れるので、粒子の荒
いコンクリート製補強基材には粒子の細かいコン
クリート層を透水してきた水分だけが透水してく
るので目づまりすることがなく長期に亘つて安定
した透水性を有する透水性舗装材となすことがで
きる。
は溜まりやすいが、粒子の細かいコンクリート層
には溜まらず目地部20に流れるので、粒子の荒
いコンクリート製補強基材には粒子の細かいコン
クリート層を透水してきた水分だけが透水してく
るので目づまりすることがなく長期に亘つて安定
した透水性を有する透水性舗装材となすことがで
きる。
(その他の実施例)
本考案は上記の実施例に限定されるものではな
く、たとえば、凹溝は縦方向のみでなく十文字状
に形成したり、曲成して設けたりすることもでき
るし、表層板の表面には様々な模様を施して水抜
き穴が目視しにくいものとなして美麗な透水性舗
装材となすこともできるし、コンクリート製補強
基材の外周に設けられる凸部は必ずしも必要では
なく、施工時に適宜の隙間が出来ればよく、たと
えば外周を波型等に形成してもよい等種々の点に
於て要旨を逸脱しない範囲で変形して実施し得る
ものである。
く、たとえば、凹溝は縦方向のみでなく十文字状
に形成したり、曲成して設けたりすることもでき
るし、表層板の表面には様々な模様を施して水抜
き穴が目視しにくいものとなして美麗な透水性舗
装材となすこともできるし、コンクリート製補強
基材の外周に設けられる凸部は必ずしも必要では
なく、施工時に適宜の隙間が出来ればよく、たと
えば外周を波型等に形成してもよい等種々の点に
於て要旨を逸脱しない範囲で変形して実施し得る
ものである。
「考案の効果」
本考案は以上述べた構成となしたので、コンク
リート製補強基材及び目地部の略全域から均一に
雨水等を透水させることができ、よつて街路樹等
の植物の成育をさまたげることもなく雨水を一気
に下水や河川に導いて増水による種々の問題も生
じさせることがなく、コンクリート製補強基材の
表面部を粒子の細かいコンクリート層となせば、
表層板の水抜き穴より落下した雨水等に含まれる
泥は粒子の細かいコンクリート層にはつまらずそ
のまま目地部に流れるので、長期に亘つて使用に
供しても目づまりによる透水不良を起こすことが
ない。
リート製補強基材及び目地部の略全域から均一に
雨水等を透水させることができ、よつて街路樹等
の植物の成育をさまたげることもなく雨水を一気
に下水や河川に導いて増水による種々の問題も生
じさせることがなく、コンクリート製補強基材の
表面部を粒子の細かいコンクリート層となせば、
表層板の水抜き穴より落下した雨水等に含まれる
泥は粒子の細かいコンクリート層にはつまらずそ
のまま目地部に流れるので、長期に亘つて使用に
供しても目づまりによる透水不良を起こすことが
ない。
又、コンクリート製補強基材の表面には粒子の
細かいコンクリート層が形成せられているのでセ
ラミツク質材よりなる表層板を接着する際に接着
しやすく、また、補強用基材はコンクリート製で
できるため寸法精度もよく、安価に製造できるの
で、性能のよい製品を安価に提供でき産業上実用
的価値の極めて大なるものとなすことができる。
細かいコンクリート層が形成せられているのでセ
ラミツク質材よりなる表層板を接着する際に接着
しやすく、また、補強用基材はコンクリート製で
できるため寸法精度もよく、安価に製造できるの
で、性能のよい製品を安価に提供でき産業上実用
的価値の極めて大なるものとなすことができる。
第1図は本考案品の一部切欠き外観斜視図、第
2図は平面図、第3図は正面図、第4図はA−A
断面図、第5図はB−B断面図、第6図は使用状
態の一例を示す平面図、第7図は同断面図、であ
る。 図面中、2は粒子の荒いコンクリート製補強基
材、2Aは端部、4は粒子の細かいコンクリート
層、4Aは表面、6は凹溝、8は水抜き穴、10
は表層板、12は透水性舗装材、14は凸部、1
6は地中、18は雨水等、20は目地部、を示
す。
2図は平面図、第3図は正面図、第4図はA−A
断面図、第5図はB−B断面図、第6図は使用状
態の一例を示す平面図、第7図は同断面図、であ
る。 図面中、2は粒子の荒いコンクリート製補強基
材、2Aは端部、4は粒子の細かいコンクリート
層、4Aは表面、6は凹溝、8は水抜き穴、10
は表層板、12は透水性舗装材、14は凸部、1
6は地中、18は雨水等、20は目地部、を示
す。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 透水性を有する粒子の荒いコンクリート製補
強基材の表面に適宜の凹溝を外周端まで形成し
てなり、該コンクリート製補強基材の表面に、 セラミツク質材よりなり、略平板状を呈する
とともに複数個の水抜き穴が表面から裏面まで
貫通せられた表層板を、 水抜き穴が前記コンクリート製補強基材の凹
溝位置に対応する如く位置させて貼着した構造
の透水性舗装材。 (2) コンクリート製補強基材は表面部が粒子の細
かいコンクリート層となされ、該粒子の細かい
コンクリート層部に凹溝が形成せられたことを
特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載
の透水性舗装材。 (3) 凹溝はコンクリート製補強基材の略中央より
外周端に向けて下り勾配を設けたものであるこ
とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
又は第2項に記載の透水性舗装材。 (4) コンクリート製補強基材の外周適所には施工
時に適宜の目地間隔を生ずる如き凸部が形成せ
られたことを特徴とする実用新案登録請求の範
囲第1項乃至第3項のうちいずれかに記載の透
水性舗装材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3628887U JPH0348242Y2 (ja) | 1987-03-12 | 1987-03-12 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3628887U JPH0348242Y2 (ja) | 1987-03-12 | 1987-03-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63145904U JPS63145904U (ja) | 1988-09-27 |
JPH0348242Y2 true JPH0348242Y2 (ja) | 1991-10-15 |
Family
ID=30846553
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3628887U Expired JPH0348242Y2 (ja) | 1987-03-12 | 1987-03-12 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0348242Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100778045B1 (ko) * | 2007-05-08 | 2007-11-20 | 유흥식 | 배수 및 통풍기능이 구비된 블록과 그 제조방법 및 그것을이용한 블록다층 포장시공방법 |
-
1987
- 1987-03-12 JP JP3628887U patent/JPH0348242Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63145904U (ja) | 1988-09-27 |
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