JPH0348017A - すべり軸受 - Google Patents
すべり軸受Info
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- JPH0348017A JPH0348017A JP1181010A JP18101089A JPH0348017A JP H0348017 A JPH0348017 A JP H0348017A JP 1181010 A JP1181010 A JP 1181010A JP 18101089 A JP18101089 A JP 18101089A JP H0348017 A JPH0348017 A JP H0348017A
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- Japan
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- oil
- bearing
- eccentricity
- sliding bearing
- groove
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Links
- 239000003921 oil Substances 0.000 abstract 6
- 239000010724 circulating oil Substances 0.000 abstract 1
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 6
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 6
- 210000001015 abdomen Anatomy 0.000 description 3
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000573 anti-seizure effect Effects 0.000 description 1
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- 238000011160 research Methods 0.000 description 1
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/02—Parts of sliding-contact bearings
- F16C33/04—Brasses; Bushes; Linings
- F16C33/06—Sliding surface mainly made of metal
- F16C33/10—Construction relative to lubrication
- F16C33/1025—Construction relative to lubrication with liquid, e.g. oil, as lubricant
- F16C33/106—Details of distribution or circulation inside the bearings, e.g. details of the bearing surfaces to affect flow or pressure of the liquid
- F16C33/1065—Grooves on a bearing surface for distributing or collecting the liquid
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C17/00—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement
- F16C17/02—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for radial load only
- F16C17/022—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for radial load only with a pair of essentially semicircular bearing sleeves
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/02—Parts of sliding-contact bearings
- F16C33/04—Brasses; Bushes; Linings
- F16C33/046—Brasses; Bushes; Linings divided or split, e.g. half-bearings or rolled sleeves
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2360/00—Engines or pumps
- F16C2360/22—Internal combustion engines
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はすべり軸受に係り、詳しくは、一対の半割すベ
リ軸受部材からなるすべり軸受において、偏心の値を0
または逆偏心に設定し、しかも、通常の偏心を設けたす
べり軸受と同等以上の油循環量を与える油溝及び/又は
油だまりを設けた良好な耐焼付性を有するすべり軸受に
係る。
リ軸受部材からなるすべり軸受において、偏心の値を0
または逆偏心に設定し、しかも、通常の偏心を設けたす
べり軸受と同等以上の油循環量を与える油溝及び/又は
油だまりを設けた良好な耐焼付性を有するすべり軸受に
係る。
従 来 の 技 術
従来、一対の半割すベリ軸受は第7図に示すように、回
転軸2を真円としたとき、軸受部材1a、1bのすべり
面と回転軸2との間のクリアランスは軸受の中央部(T
)における最小クリアランス(C1)から端部における
最大クリアランス(C2)まで軸受肉厚を徐々に薄くす
ることによりそのクリアランスは徐々に大きくなってい
る。このように軸受肉厚を軸受の割り面から90°付近
(中央部)から端部(割り面)に向って徐々に小とする
ことを通常偏心と称している。このように偏心を付けた
すべり軸受は、クリアランスを上記最小クリアランス(
C1)と同じ一定の値を保っだすへり軸受に対して、油
循環量を増大させて耐焼付性能を向上させることができ
る。その反面、キャビテーションコロ−ジョン、軸受打
音、そして軸受中央部(T)での疲労が生じ易くなる。
転軸2を真円としたとき、軸受部材1a、1bのすべり
面と回転軸2との間のクリアランスは軸受の中央部(T
)における最小クリアランス(C1)から端部における
最大クリアランス(C2)まで軸受肉厚を徐々に薄くす
ることによりそのクリアランスは徐々に大きくなってい
る。このように軸受肉厚を軸受の割り面から90°付近
(中央部)から端部(割り面)に向って徐々に小とする
ことを通常偏心と称している。このように偏心を付けた
すべり軸受は、クリアランスを上記最小クリアランス(
C1)と同じ一定の値を保っだすへり軸受に対して、油
循環量を増大させて耐焼付性能を向上させることができ
る。その反面、キャビテーションコロ−ジョン、軸受打
音、そして軸受中央部(T)での疲労が生じ易くなる。
近年のエンジンが高出力化、省エネルギー、静粛性の向
上などの要求により、クリアランスを小さく設定する場
合が多い。従って、偏心も合せて小さく、できればO付
近とするか、またはハウジングに組み込んだ場合のハウ
ジング内径の拡大を考慮すると、従来とは逆に通常逆偏
心と呼ばれるクリアランスがC1がらC2まで徐々に小
さくなるように設定し、偏心を実質的にOにすることが
好ましい。しかし、実際には焼き付きの問題があり、偏
心は大きくなる傾向にある。
上などの要求により、クリアランスを小さく設定する場
合が多い。従って、偏心も合せて小さく、できればO付
近とするか、またはハウジングに組み込んだ場合のハウ
ジング内径の拡大を考慮すると、従来とは逆に通常逆偏
心と呼ばれるクリアランスがC1がらC2まで徐々に小
さくなるように設定し、偏心を実質的にOにすることが
好ましい。しかし、実際には焼き付きの問題があり、偏
心は大きくなる傾向にある。
発明が解決しようとする課題
本発明はこのような問題の解決を目的とし、具体的には
、偏心をO若しくは逆偏心に設け、かつすべり軸受に適
切な油溝及び、/または油だまりを設け、十分な油循環
量を与えるようにし、耐焼付性を向上させた半割すべり
軸受を提案することを目的とする。
、偏心をO若しくは逆偏心に設け、かつすべり軸受に適
切な油溝及び、/または油だまりを設け、十分な油循環
量を与えるようにし、耐焼付性を向上させた半割すべり
軸受を提案することを目的とする。
課題を解決するための
手段ならびにその作用
すなわち、本発明は、一対の半割りすべり軸受部材から
成るすベリ軸受において、すべり軸受の偏心の値を実質
的にO若しくは逆偏心に設け、しがも、十分な油循環量
を与える油溝及び/′又は油だまりをすべり軸受内面に
設けてなることを特徴とする。
成るすベリ軸受において、すべり軸受の偏心の値を実質
的にO若しくは逆偏心に設け、しがも、十分な油循環量
を与える油溝及び/′又は油だまりをすべり軸受内面に
設けてなることを特徴とする。
更に、本発明の手段たる構成ならびにその作用について
説明すると、次の通りである。
説明すると、次の通りである。
従来例ではエンジンの高出力化、高回転化に従い、軸受
の耐焼付性向上のため、キャビテーションコロ−ジョン
、軸受打音、中央部(T)での疲労の発生については、
不具合に至らない程度に偏心を設定していた。しかし、
本発明者等は偏心による耐焼付性を向上させるには、油
循環量を増大させればよいということに看目し、単に偏
心させるだけではなく、新たに設けた油溝及び、/又は
油だまりを設けることによって、油循環量を増大させれ
ば耐焼付性が付与できるという知見を得た。
の耐焼付性向上のため、キャビテーションコロ−ジョン
、軸受打音、中央部(T)での疲労の発生については、
不具合に至らない程度に偏心を設定していた。しかし、
本発明者等は偏心による耐焼付性を向上させるには、油
循環量を増大させればよいということに看目し、単に偏
心させるだけではなく、新たに設けた油溝及び、/又は
油だまりを設けることによって、油循環量を増大させれ
ば耐焼付性が付与できるという知見を得た。
更に進んで研究開発を行ない、この研究に基づいて本発
明は成立したものである。
明は成立したものである。
以下、図面により本発明を説明する。
第1図、第2図、第3図ならびに第4図はそれぞれ本発
明の一つの実施例を示す斜視図であり、第5図(a)な
らびに(b)はそれぞれ従来例と第4図の実施例の油流
れを示す模式図であり、第6図は本発明の実施例の一例
の油溝または油だまりの断面図であり、第7図ならびに
第8図はそれぞれ従来例の一例の縦断面図ならびに従来
例の偏心をOとした場合の縦断面図である。
明の一つの実施例を示す斜視図であり、第5図(a)な
らびに(b)はそれぞれ従来例と第4図の実施例の油流
れを示す模式図であり、第6図は本発明の実施例の一例
の油溝または油だまりの断面図であり、第7図ならびに
第8図はそれぞれ従来例の一例の縦断面図ならびに従来
例の偏心をOとした場合の縦断面図である。
符号1a、1bは軸受部材、2は回転軸、2a、2bは
偏心を実質的にOとし、クリアランスを一定としたすべ
り軸受、3はすべり軸受端部、4a、4b、4Cは油溝
、5は油タマリ、C1は最小クリアランス、C2は最大
クリアランス、lは溝長ざ、Aは溝角度、Wは溝巾、G
は溝厚さ、王は軸受中央部を示す。
偏心を実質的にOとし、クリアランスを一定としたすべ
り軸受、3はすべり軸受端部、4a、4b、4Cは油溝
、5は油タマリ、C1は最小クリアランス、C2は最大
クリアランス、lは溝長ざ、Aは溝角度、Wは溝巾、G
は溝厚さ、王は軸受中央部を示す。
第8図に示す断面図は従来例のすべり軸受で、偏心をO
または逆偏心とし、すべり軸受のすべり面と軸支すべき
回転軸の外周面との間のクリアランスを一定とした場合
の例である。エンジンの高回転化、高出力化のニーズは
油温度を上昇させ、油粘度化による油膜厚が減少し、軸
受の焼付性の対策が必要となる。また、第7図に示す断
面図の従来例はこの問題に対し、軸受端部に近づくに従
い、軸受肉厚を徐々に小さくすることで、クリアランス
を太き(し、所謂偏心させて油循環量を増大させ、耐焼
付性を向上させたものである。しかし、偏心の値を大き
くすることは、キャビテーションコロ−ジョン、軸受打
音、軸受中央部(T>での疲労が生じやすくなるという
欠点をもち、エンジンの低音化などのニーズに相反する
問題である。
または逆偏心とし、すべり軸受のすべり面と軸支すべき
回転軸の外周面との間のクリアランスを一定とした場合
の例である。エンジンの高回転化、高出力化のニーズは
油温度を上昇させ、油粘度化による油膜厚が減少し、軸
受の焼付性の対策が必要となる。また、第7図に示す断
面図の従来例はこの問題に対し、軸受端部に近づくに従
い、軸受肉厚を徐々に小さくすることで、クリアランス
を太き(し、所謂偏心させて油循環量を増大させ、耐焼
付性を向上させたものである。しかし、偏心の値を大き
くすることは、キャビテーションコロ−ジョン、軸受打
音、軸受中央部(T>での疲労が生じやすくなるという
欠点をもち、エンジンの低音化などのニーズに相反する
問題である。
本発明は第8図におけるすべり軸受において、実質的に
偏心をOとし、キャビテーションコロジョン、軸受打音
、軸受の中央部(T)での疲労の問題を解決し、新たに
油溝、油だまりなどを設け、油循環量を増大させ、焼付
性の問題を解決しようとするものである。
偏心をOとし、キャビテーションコロジョン、軸受打音
、軸受の中央部(T)での疲労の問題を解決し、新たに
油溝、油だまりなどを設け、油循環量を増大させ、焼付
性の問題を解決しようとするものである。
第1図と第2図は本発明の実施例を示すものである。第
1図ならびに第2図の符号2aは第8図で示したものと
同様のすべり軸受であり、偏心をOまたは逆偏心に設け
ており、すべり軸受円周面のクリアランスを一定に保ち
、キャビテーションコロ−ジョン、軸受打音、軸受の中
央部(T)での疲労の発生を防ぐように構成し、4a、
4bは油の循環を助けるための油溝であり、油溝はすベ
リ軸受端部付近に近づ(につれて、徐々に深くなってお
り、さらに、油溝を複数個設けることにより、より良好
な循環を行なわせ、耐焼付性を向上させる。なお、第1
図では油溝を浅く、第2図では油溝を深く設けた例を示
す。第3図の2aは第1図ならびに第2図と同様の機能
を有し、第1図ならびに第2図に示すような′/a溝4
a、4bではなく、油だまり5を設けたもので前記の油
溝より循環性能はやや劣るが、すべり軸受の当り面を大
きくとることが可能である。
1図ならびに第2図の符号2aは第8図で示したものと
同様のすべり軸受であり、偏心をOまたは逆偏心に設け
ており、すべり軸受円周面のクリアランスを一定に保ち
、キャビテーションコロ−ジョン、軸受打音、軸受の中
央部(T)での疲労の発生を防ぐように構成し、4a、
4bは油の循環を助けるための油溝であり、油溝はすベ
リ軸受端部付近に近づ(につれて、徐々に深くなってお
り、さらに、油溝を複数個設けることにより、より良好
な循環を行なわせ、耐焼付性を向上させる。なお、第1
図では油溝を浅く、第2図では油溝を深く設けた例を示
す。第3図の2aは第1図ならびに第2図と同様の機能
を有し、第1図ならびに第2図に示すような′/a溝4
a、4bではなく、油だまり5を設けたもので前記の油
溝より循環性能はやや劣るが、すべり軸受の当り面を大
きくとることが可能である。
第4図の符号2aはすべり軸受で第1図、第2図ならび
に第3図に示す実施例のものと同様とし、更に油溝40
の巾を広げ、油溝の数を1個としたものである。前記の
実施例より経済的であり、油循環量が増大するが、すべ
り軸受の当り面が小さくなるように構成したものである
。
に第3図に示す実施例のものと同様とし、更に油溝40
の巾を広げ、油溝の数を1個としたものである。前記の
実施例より経済的であり、油循環量が増大するが、すべ
り軸受の当り面が小さくなるように構成したものである
。
第1図、第2図、第3図ならびに第4図は油溝または油
だまりを設けた例を示したが、これらを併用して設けて
もよい。
だまりを設けた例を示したが、これらを併用して設けて
もよい。
また、従来例の第5図(a)に示すように油膜形成の際
に、油は軸回転方向に平行に流れるのではなく両側にこ
ぼれ落ちながら流れていくが、第4図の実施例において
は第5図(b)に示すように、油溝及び/又は油だまり
を軸受端部に設けることにより油の流れを回転方向によ
り平行に流れるようになり、油膜形成を助ける効果があ
る。
に、油は軸回転方向に平行に流れるのではなく両側にこ
ぼれ落ちながら流れていくが、第4図の実施例において
は第5図(b)に示すように、油溝及び/又は油だまり
を軸受端部に設けることにより油の流れを回転方向によ
り平行に流れるようになり、油膜形成を助ける効果があ
る。
第6図は油溝の代表的な断面形状を示すものである。油
溝中(W)、油溝厚さ(G)、油溝角度(A)の各個を
制御する口とにより油循環量を調整することが可能であ
る。
溝中(W)、油溝厚さ(G)、油溝角度(A)の各個を
制御する口とにより油循環量を調整することが可能であ
る。
〈発明の効果〉
以上詳しく説明したように、本発明は、一対の半割すベ
リ軸受部材から成るすべり軸受において、すべり軸受の
偏心の値を実質的にO若しくは逆偏心に設け、しかも、
十分な油循環量を与える油溝及び/′又は油だまりをす
べり軸受内面に設けてなることを特徴とする。
リ軸受部材から成るすべり軸受において、すべり軸受の
偏心の値を実質的にO若しくは逆偏心に設け、しかも、
十分な油循環量を与える油溝及び/′又は油だまりをす
べり軸受内面に設けてなることを特徴とする。
従って、すべり軸受全周面のクリアランスを一定のすベ
リ軸受に、すべり軸受端部付近への油溝及び、/又は油
だまりを設けたため、軸受打音、軸受の中央部の疲労キ
ャビテーションコロ−ジョンの発生を防ぎ、しかも、油
の流れを回転方向により平行に流れるようになり、良好
な耐焼付性が得られる。また、油溝、油だまりの数、位
置、長さ、巾、油溝厚さ、油溝角度の組み合せによって
多種多様な設定が可能である。
リ軸受に、すべり軸受端部付近への油溝及び、/又は油
だまりを設けたため、軸受打音、軸受の中央部の疲労キ
ャビテーションコロ−ジョンの発生を防ぎ、しかも、油
の流れを回転方向により平行に流れるようになり、良好
な耐焼付性が得られる。また、油溝、油だまりの数、位
置、長さ、巾、油溝厚さ、油溝角度の組み合せによって
多種多様な設定が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図ならびに第4図はそれぞれ本発
明の一つの実施例を示す斜視図、第5図(a)ならびに
(b)はそれぞれ従来例と第4図の実施例の油流れを示
す模式図、第6図は本発明の実施例の一例の油溝、油だ
まりの断面図、第7図ならびに第8図はそれぞれ従来例
の一例を示す縦断面図ならびに従来例の偏心を0とした
場合の縦断面図である。 符号1a、1b・・・・・・すべり軸受2・・・・・・
回転軸 2a、2b・・・・・・偏心を実質的にOとし、クリア
ランスを一定としたす べり軸受 3・・・・・・すべり軸受端部 4a、4b、4C・・・・・・油溝 5・・・・・・油たまり C1・・・・・・最小クリアランス C2・・・・・・最大クリアランス ト・・・・・溝長さ A・・・・・・溝角度 W・・・・・・溝巾 G・・・・・・満厚さ T・・・・・・軸受中央部 第5 図 (α) (1)) 釉四叫句 軸1帖的 第6図 八
明の一つの実施例を示す斜視図、第5図(a)ならびに
(b)はそれぞれ従来例と第4図の実施例の油流れを示
す模式図、第6図は本発明の実施例の一例の油溝、油だ
まりの断面図、第7図ならびに第8図はそれぞれ従来例
の一例を示す縦断面図ならびに従来例の偏心を0とした
場合の縦断面図である。 符号1a、1b・・・・・・すべり軸受2・・・・・・
回転軸 2a、2b・・・・・・偏心を実質的にOとし、クリア
ランスを一定としたす べり軸受 3・・・・・・すべり軸受端部 4a、4b、4C・・・・・・油溝 5・・・・・・油たまり C1・・・・・・最小クリアランス C2・・・・・・最大クリアランス ト・・・・・溝長さ A・・・・・・溝角度 W・・・・・・溝巾 G・・・・・・満厚さ T・・・・・・軸受中央部 第5 図 (α) (1)) 釉四叫句 軸1帖的 第6図 八
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)一対の半割りすべり軸受部材から成るすべり軸受に
おいて、前記すべり軸受の偏心の値を実質的に0若しく
は逆偏心に設け、しかも、十分な油循環量を与える油溝
及び/又は油だまりをすべり軸受内面に設けてなること
を特徴とするすべり軸受。 2)前記油溝及び/又は油だまりがすべり軸受端部付近
に設けたものである請求項1記載のすべり軸受。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1181010A JP2821769B2 (ja) | 1989-07-12 | 1989-07-12 | すべり軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1181010A JP2821769B2 (ja) | 1989-07-12 | 1989-07-12 | すべり軸受 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0348017A true JPH0348017A (ja) | 1991-03-01 |
JP2821769B2 JP2821769B2 (ja) | 1998-11-05 |
Family
ID=16093168
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1181010A Expired - Lifetime JP2821769B2 (ja) | 1989-07-12 | 1989-07-12 | すべり軸受 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2821769B2 (ja) |
Cited By (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2002188624A (ja) * | 2000-12-25 | 2002-07-05 | Daido Metal Co Ltd | 半割軸受 |
DE102005036689A1 (de) * | 2005-08-04 | 2007-02-08 | Federal-Mogul Wiesbaden Gmbh & Co. Kg | Lagerschale und Verfahren zu ihrer Herstellung |
WO2007016915A2 (de) * | 2005-08-09 | 2007-02-15 | Federal-Mogul Wiesbaden Gmbh | Lagerschale und verfahren zu deren herstellung |
JP2010270893A (ja) * | 2009-05-25 | 2010-12-02 | Toyota Motor Corp | ダンパ装置 |
US20110002563A1 (en) * | 2008-04-18 | 2011-01-06 | Yukiyasu Taguchi | Sliding bearing |
US20110058762A1 (en) * | 2009-09-10 | 2011-03-10 | Daido Metal Company Ltd | Bearing for connecting rod of internal combustion engine |
WO2011113952A1 (de) | 2010-03-19 | 2011-09-22 | Federal-Mogul Wiesbaden Gmbh | Gleitlagerschale |
WO2014129595A1 (ja) * | 2013-02-22 | 2014-08-28 | 大豊工業株式会社 | すべり軸受 |
JP2014169735A (ja) * | 2013-03-01 | 2014-09-18 | Taiho Kogyo Co Ltd | すべり軸受 |
JP2014169733A (ja) * | 2013-03-01 | 2014-09-18 | Taiho Kogyo Co Ltd | ブシュ |
WO2014148573A1 (ja) * | 2013-03-21 | 2014-09-25 | 大豊工業株式会社 | すべり軸受 |
JP2015183743A (ja) * | 2014-03-24 | 2015-10-22 | 大豊工業株式会社 | すべり軸受 |
JP2015183849A (ja) * | 2014-03-26 | 2015-10-22 | 大豊工業株式会社 | 軸受部材 |
JP2016033414A (ja) * | 2014-07-31 | 2016-03-10 | 大豊工業株式会社 | すべり軸受 |
CN106034405A (zh) * | 2013-11-12 | 2016-10-19 | 大丰工业株式会社 | 滑动轴承 |
JP2017110763A (ja) * | 2015-12-17 | 2017-06-22 | 大豊工業株式会社 | すべり軸受 |
Families Citing this family (1)
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