JPH0246315A - 含油滑り軸受 - Google Patents
含油滑り軸受Info
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- JPH0246315A JPH0246315A JP63193497A JP19349788A JPH0246315A JP H0246315 A JPH0246315 A JP H0246315A JP 63193497 A JP63193497 A JP 63193497A JP 19349788 A JP19349788 A JP 19349788A JP H0246315 A JPH0246315 A JP H0246315A
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- 239000003921 oil Substances 0.000 abstract description 24
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- 239000010689 synthetic lubricating oil Substances 0.000 abstract description 2
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/02—Parts of sliding-contact bearings
- F16C33/04—Brasses; Bushes; Linings
- F16C33/06—Sliding surface mainly made of metal
- F16C33/10—Construction relative to lubrication
- F16C33/1025—Construction relative to lubrication with liquid, e.g. oil, as lubricant
- F16C33/103—Construction relative to lubrication with liquid, e.g. oil, as lubricant retained in or near the bearing
- F16C33/104—Construction relative to lubrication with liquid, e.g. oil, as lubricant retained in or near the bearing in a porous body, e.g. oil impregnated sintered sleeve
Landscapes
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- Mechanical Engineering (AREA)
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- Support Of The Bearing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
この発明は、滑り軸受に適する軸受要素に関するもので
ある。
ある。
(従来の技術)
一般に滑り軸受の軸受要素にあっては、軸受と回転軸と
から成り、回転軸は軸受に対し回転自在に嵌挿支持され
た構造となっている。
から成り、回転軸は軸受に対し回転自在に嵌挿支持され
た構造となっている。
(発明が解決しようとする課題)
前記した如く滑り軸受は、軸受側と回転軸側とが滑り接
触する所から、一般産業機械や家電品等にあっては運転
中の給油が省略できる多孔質含油軸受が採用されている
。
触する所から、一般産業機械や家電品等にあっては運転
中の給油が省略できる多孔質含油軸受が採用されている
。
多孔質含油軸受は滑り接触による摩擦熱によって温度が
上昇し、内部に含まれている油の粘度が低下し流動し易
くなることと併せて熱膨張による圧力も手伝ってすべり
面に次第に油がしみ出し、この滲出した油により潤滑状
態が確保されるものであるが、この潤滑条件は、中速域
の回転までとなっている。
上昇し、内部に含まれている油の粘度が低下し流動し易
くなることと併せて熱膨張による圧力も手伝ってすべり
面に次第に油がしみ出し、この滲出した油により潤滑状
態が確保されるものであるが、この潤滑条件は、中速域
の回転までとなっている。
即ち、毎分数万回を越える高速回転域で使用すると、回
転軸の周面側となる滑り面に滲出した油は遠心力の影響
を強く受けて軸線方向に沿って流れた後、外方へ撮り出
されて飛散し消耗するため、しまいには焼付けを招来す
る問題があった。
転軸の周面側となる滑り面に滲出した油は遠心力の影響
を強く受けて軸線方向に沿って流れた後、外方へ撮り出
されて飛散し消耗するため、しまいには焼付けを招来す
る問題があった。
このために、油が飛散しないように油止め等を設ける対
応策がとられているが、今だ充分ではないことと構造が
複雑化し組付性の面においても望ましくなかった。
応策がとられているが、今だ充分ではないことと構造が
複雑化し組付性の面においても望ましくなかった。
そこで、この発明は、構造が簡単で、しかも、低速回転
域から高速回転域まで長期間にわたり安定した潤滑状態
が確保できる軸受要素を提供することを目的としている
。
域から高速回転域まで長期間にわたり安定した潤滑状態
が確保できる軸受要素を提供することを目的としている
。
[発明の構成1
(課題を解決するための手段)
前記目的を達成するために、この発明にあっては、回転
受面が左右両側から中央部位へ向けて順次深くなる受部
を有する軸受と、軸受の受部に回転自在に支持され受部
の回転受面と対応する回転面が形成された膨出部を有す
る回転軸とから成り、前記膨出部と受部の少なくとも一
方が多孔質含油材料となっている。
受面が左右両側から中央部位へ向けて順次深くなる受部
を有する軸受と、軸受の受部に回転自在に支持され受部
の回転受面と対応する回転面が形成された膨出部を有す
る回転軸とから成り、前記膨出部と受部の少なくとも一
方が多孔質含油材料となっている。
(作用)
かかる軸受要素によれば、回転軸を低速回転域又は中速
回転域での使用時において、滑りによる摩擦熱によって
多孔質含油材料から滲出した油は熱膨張による圧力も手
伝って回転受面と回転面の間に入り込むようになり、潤
滑状態が確保される。
回転域での使用時において、滑りによる摩擦熱によって
多孔質含油材料から滲出した油は熱膨張による圧力も手
伝って回転受面と回転面の間に入り込むようになり、潤
滑状態が確保される。
次に高速回転域での使用時、回転受面と回転面の間に入
り込んだ油は遠心力の作用を受けて、油は受部の中央部
位に集まる結果、飛散消耗が少なくなり高速回転域で使
用した場合でも長期間にわたり安定した潤滑状態が得ら
れるようになる。
り込んだ油は遠心力の作用を受けて、油は受部の中央部
位に集まる結果、飛散消耗が少なくなり高速回転域で使
用した場合でも長期間にわたり安定した潤滑状態が得ら
れるようになる。
(実施例)
以下、第1図の図面を参照しながらこの発明の一実施例
を詳細に説明する。
を詳細に説明する。
図中1は軸受3によって回転自在に支持された円柱状の
回転軸を示しており、回転軸1には球面状に形成された
膨出部5が設けられている。
回転軸を示しており、回転軸1には球面状に形成された
膨出部5が設けられている。
膨出部5は構造用炭素鋼を熱処理した球体が回転軸1に
対し圧入固着されている。膨出部5の回転面7は研磨さ
れ回転時に中央部位において遠心力が最大となる形状と
なっている。
対し圧入固着されている。膨出部5の回転面7は研磨さ
れ回転時に中央部位において遠心力が最大となる形状と
なっている。
軸受3はハウジング9と受部11とから成り、前記膨出
部5の回転面7と対応する回転受面15を有し、回転受
面15は左右両側から中央部位へ向けて順次深くなる形
状となっている。受部11は有効多孔率20%の青銅系
の多孔質含油材料で作られ含浸した油は100タービン
油相当の合成潤滑油である。
部5の回転面7と対応する回転受面15を有し、回転受
面15は左右両側から中央部位へ向けて順次深くなる形
状となっている。受部11は有効多孔率20%の青銅系
の多孔質含油材料で作られ含浸した油は100タービン
油相当の合成潤滑油である。
軸受3の受部11は回転軸1の組付けを容易にするため
2つに分割可能となっていて一方の開口部13からハウ
ジング9に対し圧入固着されている。
2つに分割可能となっていて一方の開口部13からハウ
ジング9に対し圧入固着されている。
第2図は受部11と膨出部5の変形例を示したものであ
る。この実施例にあっては、膨出部5を断面山形状に形
成し、回転面7が中央部位に向けて上昇傾斜する形状と
なっている。一方、受部11は膨出部5と対応する形状
となっており、回転受面15は左右両側から中央部位へ
向けて深くなるテーパー面となっている。
る。この実施例にあっては、膨出部5を断面山形状に形
成し、回転面7が中央部位に向けて上昇傾斜する形状と
なっている。一方、受部11は膨出部5と対応する形状
となっており、回転受面15は左右両側から中央部位へ
向けて深くなるテーパー面となっている。
このように構成された軸受要素において、回転軸1を低
速回転域又は中速回転域で使用すると摩擦熱と熱膨張に
よる圧力とによって多孔質含油材料から滲出した油は、
回転面7と回転面15との間に流れ込み円滑な潤滑状態
が確保される。
速回転域又は中速回転域で使用すると摩擦熱と熱膨張に
よる圧力とによって多孔質含油材料から滲出した油は、
回転面7と回転面15との間に流れ込み円滑な潤滑状態
が確保される。
次に高速回転での使用時、回転面7と回転受面15の間
に滲出した油は、遠心力の作用を受けるようになる。こ
のため、膨出部5は受部11の中央に常時修正2位置決
めされ回転軸1の調芯作用が得られる。同時に、油は矢
印の如く中央部位へ向けて流れる結果、飛散消耗が少な
くなり長期間にわたり安定した潤滑状態が維持される。
に滲出した油は、遠心力の作用を受けるようになる。こ
のため、膨出部5は受部11の中央に常時修正2位置決
めされ回転軸1の調芯作用が得られる。同時に、油は矢
印の如く中央部位へ向けて流れる結果、飛散消耗が少な
くなり長期間にわたり安定した潤滑状態が維持される。
ちなみに、回転軸1を約20.000rpm 、荷重1
50g、環境温度20℃で連続試験運転を行なった結果
、従来の軸受要素では焼付きをおこす170時間を軽く
越え700@運転後でも異常は起きなかった。
50g、環境温度20℃で連続試験運転を行なった結果
、従来の軸受要素では焼付きをおこす170時間を軽く
越え700@運転後でも異常は起きなかった。
これは、中央部位に集まった油が飽和状態に達すると中
央部位から受部11内をハウジング9側へ進み循環する
サイクル(対流)が起きて回転面7と回転受面15とに
常に油が供給されるものと思慮される。
央部位から受部11内をハウジング9側へ進み循環する
サイクル(対流)が起きて回転面7と回転受面15とに
常に油が供給されるものと思慮される。
この試験運転時、700時間経過時の油の自然消耗率は
約29%であり、さらに継続運転が可能であった。
約29%であり、さらに継続運転が可能であった。
なお、この実施例の多孔質含油材料は軸受3fllの受
部11に限定されるものでなく、回転軸1側の膨出部5
を、あるいは両方を多孔質含油材料とすることも可能で
ある。
部11に限定されるものでなく、回転軸1側の膨出部5
を、あるいは両方を多孔質含油材料とすることも可能で
ある。
[発明の効果]
以上、説明したようにこの発明の軸受要素によれば、膨
出部と球面受部とによって高速回転時の潤滑油の飛散を
確実に防ぐことができるため、低速回転は無論として高
速回転域まで長期間にわたり安定した潤滑状態が確保さ
れるようになる。また、構造も簡単なものになると共に
回転軸の調芯作用が得られる。
出部と球面受部とによって高速回転時の潤滑油の飛散を
確実に防ぐことができるため、低速回転は無論として高
速回転域まで長期間にわたり安定した潤滑状態が確保さ
れるようになる。また、構造も簡単なものになると共に
回転軸の調芯作用が得られる。
第1図はこの発明にかかる軸受要素を示した切断面図、
第2図は別の実施例を示した第1図と同様な切断面図で
ある。 1・・・回転軸 5・・・膨出部 7・・・回転面 11・・・受部 15・・・回転受面 S 冶 目 治 − 釜 玉 響 奪 回 回諺回:: =、ニーL」c“;) −[F]ト一一
第2図は別の実施例を示した第1図と同様な切断面図で
ある。 1・・・回転軸 5・・・膨出部 7・・・回転面 11・・・受部 15・・・回転受面 S 冶 目 治 − 釜 玉 響 奪 回 回諺回:: =、ニーL」c“;) −[F]ト一一
Claims (1)
- 回転受面が左右両側から中央部位へ向けて順次深くなる
受部を有する軸受と、軸受の受部に回転自在に支持され
受部の回転受面と対応する回転面が形成された膨出部を
有する回転軸とから成り、前記膨出部と受部の少なくと
も一方が多孔質含油材料であることを特徴とする軸受要
素。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63193497A JP2593528B2 (ja) | 1988-08-04 | 1988-08-04 | 含油滑り軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63193497A JP2593528B2 (ja) | 1988-08-04 | 1988-08-04 | 含油滑り軸受 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0246315A true JPH0246315A (ja) | 1990-02-15 |
JP2593528B2 JP2593528B2 (ja) | 1997-03-26 |
Family
ID=16309029
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63193497A Expired - Fee Related JP2593528B2 (ja) | 1988-08-04 | 1988-08-04 | 含油滑り軸受 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2593528B2 (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04290096A (ja) * | 1991-03-19 | 1992-10-14 | Fujitsu Ltd | 移動体通信システム |
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JP2002311418A (ja) * | 2001-04-17 | 2002-10-23 | Nec Corp | 液晶表示装置 |
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JPWO2008065763A1 (ja) * | 2006-11-30 | 2010-03-04 | シャープ株式会社 | 放電管の支持構造、支持部材、放電管、口金、照明装置、表示装置、及びテレビ受信装置 |
JP2014515464A (ja) * | 2011-05-24 | 2014-06-30 | シーメンス インダストリー インコーポレイテッド | 自動調心油膜軸受 |
WO2020064398A1 (de) * | 2018-09-27 | 2020-04-02 | Nidec Gpm Gmbh | Kompakt-gleitlager mit dichtungsanordnung und wasserpumpe mit demselben |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5514927A (en) * | 1978-07-19 | 1980-02-01 | Hitachi Ltd | Water supply pressurizer |
JPS5753121U (ja) * | 1980-09-12 | 1982-03-27 |
-
1988
- 1988-08-04 JP JP63193497A patent/JP2593528B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN104728269A (zh) * | 2008-04-09 | 2015-06-24 | 美国圣戈班性能塑料公司 | 轴承 |
US9657776B2 (en) | 2008-04-09 | 2017-05-23 | Saint-Gobain Performance Plastics Corporation | Bearings |
CN104728269B (zh) * | 2008-04-09 | 2018-08-28 | 美国圣戈班性能塑料公司 | 轴承 |
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CN112639315A (zh) * | 2018-09-27 | 2021-04-09 | 尼得科Gpm有限公司 | 具有密封布置的紧凑型滑动轴承及包括该紧凑型滑动轴承的水泵 |
CN112639315B (zh) * | 2018-09-27 | 2022-10-11 | 尼得科Gpm有限公司 | 具有密封布置的紧凑型滑动轴承及包括该紧凑型滑动轴承的水泵 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2593528B2 (ja) | 1997-03-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |