JPH034762Y2 - - Google Patents

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JPH034762Y2
JPH034762Y2 JP1985045855U JP4585585U JPH034762Y2 JP H034762 Y2 JPH034762 Y2 JP H034762Y2 JP 1985045855 U JP1985045855 U JP 1985045855U JP 4585585 U JP4585585 U JP 4585585U JP H034762 Y2 JPH034762 Y2 JP H034762Y2
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switch
turned
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clutch
accelerator
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、自動車の排気ブレーキを自動的に作
動させる装置の改良に関するものである。
[従来の技術] 従来、排気ブレーキが装着されているにも拘ら
ず、この排気ブレーキを使用せずにホイールブレ
ーキを多用したため、ホイールが過熱してブレー
キ力が低下する場合があつた。この点を改善する
ため自動車の走行条件に応じて自動的に排気ブレ
ーキを作動させ、これによりホイールブレーキの
使用頻度を減少させる装置が開示されている(例
えば、「自動車用語事典」(昭58.10.31)トヨタ技
術会、P49)。
この装置はクラツチスイツチとアクセルスイツ
チと車速スイツチとニユートラルスイツチとこれ
らのスイツチ出力を入力情報として取込み排気ブ
レーキの制御出力を送出するコンピユータとによ
り構成される。そしてクラツチペダル及びアクセ
ルペダルから足を離し、かつ車速が15Km/時以上
になつて、変速機のギヤ位置がニユートラル以外
のときに上記4つのスイツチが全てオン状態とな
る。コンピユータはこれらのスイツチのオン出力
を取込むと、排気ブレーキを自動的に作動させる
ようになつている。
[考案が解決しようとする問題点] しかし、上記従来装置では、エンジンの始動直
後のいわゆる完爆に至る前であつても上記走行条
件が満たされると、排気ブレーキが作動するた
め、エンジンが停止してしまう問題点があつた。
また上記走行条件は通常のエンジンブレーキが作
動する条件であるが、エンジンブレーキが作動し
ているときに更に排気ブレーキが自動的に作動す
ると、自動車の制動力が過度になり、排気ブレー
キが作動しないときに比べて相対的に加速頻度が
多くなり、燃費を悪化させる問題点があつた。
本考案の目的は、始動直後のエンジンを停止さ
せることがなく、真に排気ブレーキを必要とする
ときだけ作動し、燃費を悪化させない排気ブレー
キ装置を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するための本考案の構成を第1
図により説明する。
本考案の排気ブレーキ装置は、クラツチペダル
から足を離した状態でオン状態となるクラツチス
イツチ10と、アクセルペダルから足を離した状
態でオン状態となるアクセルスイツチ11と、車
速が所定速度以上のときオン状態となる車速スイ
ツチ12と、変速機のギヤ位置がニユートラル以
外の位置にあるときオン状態となるニユートラル
スイツチ13と、エンジンの回転速度が所定速度
以上のときオン状態となる回転速度スイツチ14
と、ホイールブレーキ部の温度が所定温度以上の
ときオン状態となる温度スイツチ15とを備え
る。
これらのスイツチ10〜15は電磁弁16の制
御入力に接続される。電磁弁16はエアタンク1
7からの圧縮空気を排気ブレーキ18のエアシリ
ンダ18aに送る空気管19の途中に設けられ
る。18aはエアシリンダ18aによつて開閉す
る排気ブレーキバルブ、20は排気管である。ま
た21は手動ブレーキスイツチ、22は電源電
池、23はエアコンプレツサである。手動ブレー
キスイツチ21はクラツチスイツチ10及びアク
セルスイツチ11を介して電磁弁16の制御入力
に接続される。
[作用] 上述したスイツチ10〜15が全てオン状態と
なると、電磁弁16が開き、エアタンク17から
圧縮空気が排気ブレーキ18のエアシリンダ18
aに送込まれる。これによりバルブ18bが排気
管20を閉塞して排気ガスの流れを阻止し、エン
ジンの内部抵抗を増加させるため、自動車は減速
する。
なお、クラツチスイツチ10とアクセルスイツ
チ11がともにオン状態となるときに手動ブレー
キスイツチ21をオン状態にすれば、電磁弁16
が開き、排気ブレーキ18を従来通り手動で操作
することもできる。
[実施例] 次に本考案の一実施例を図面に基づいて説明す
る。
第2図に示すように、回転速度スイツチ14と
車速スイツチ12とニユートラルスイツチ13と
クラツチスイツチ10とアクセルスイツチ11と
温度スイツチ15とを直列に接続する。回転スイ
ツチ14の一方にはヒユーズ25を介して電源電
池22を接続する。温度スイツチ15の一方は電
磁弁16の制御入力に接続する。
回転スイツチ14はリレースイツチで構成さ
れ、そのコイル部にはオルタネータ26の電圧発
生端子(図示せず)が接続する。この回転スイツ
チ14はオルタネータ26の回転速度、即ちエン
ジンの回転速度が上昇してその発生電圧が所定値
を越えるとコイル部が励磁されてオン状態となる
ようになつている。この例ではエンジンがいわゆ
る完爆後のアイドリング回転速度(約500rpm)
に達すると、回転スイツチ14はオン状態となる
ようになつている。
車速スイツチ12はリレースイツチで構成さ
れ、そのコイル部には車速を電気信号として検出
する車速センサ27の出力が増幅回路28及び制
御回路29を介して接続する。この車速スイツチ
12は、この例では車速が15Km/時を越えると、
コイル部が励磁されてオン状態となるようになつ
ている。
ニユートラルスイツチ13は変速機(図示せ
ず)のギヤ位置がニユートラル以外の位置にある
ときオン状態となる。
またクラツチスイツチ10及びアクセルスイツ
チ11はそれぞれクラツチペダル、アクセルペダ
ルから足を離した状態でオン状態となる。これら
のスイツチ10及び11は2つの独立した接点で
構成され、スイツチ10の一方の接点は前記ニユ
ートラルスイツチ13に接続され、他方の接点は
手動ブレーキスイツチ21及びヒユーズ25を介
して電源電池22に接続される。またスイツチ1
1の一方の接点は次に述べる温度スイツチ15に
接続され、他方の接点は電磁弁16の制御入力に
接続する。
更に温度スイツチ15はリレーススイツチで構
成され、そのコイル部にはホイールブレーキ部の
温度を電気信号として検出する温度センス30の
出力増幅回路31及び制御回路32を介して接続
する。この温度スイツチ15は、この例ではブレ
ーキライニング又はパツドが80℃を越えると、コ
イル部が励磁されてオン状態となるようになつて
いる。
そして電磁弁16は空気管19の途中に設けら
れる。空気管19の一端にはエアタンク17が接
続され、エアタンク17にはエアコンプレツサ2
3が接続する。また空気管19の他端は2つに分
岐して一方の分岐端には排気管20に設けられた
排気ブレーキ18のエアシリンダ18aが接続
し、他方の分岐端には吸気管33に設けられた吸
気ブレーキ34のエアシリンダ34aが接続す
る。エアシリンダ18a及び34aは電磁弁16
が開くと、排気ブレーキバルブ18b及び吸気ブ
レーキバルブ34bをそれぞれ閉塞するようにな
つている。35はパイロツトランプであつて、電
磁弁16に制御信号が送出され排気ブレーキ装置
が作動している間点灯する。このような構成の装
置では、例えば自動車が降坂路にさしかかつて、
運転者が踏込んでいたアクセルペダルから足を離
し、クラツチペダルを踏込まずに、かつ変速機の
ギア位置をニユートラル以外のギア位置に入れた
まま走行を続けたときに、車速が15Km/時を越
え、更にホイールブレーキを多用してこのホイー
ルブレーキ部の温度が80℃を越えた状態になる
と、それぞれアクセルスイツチ11、クラツチス
イツチ10、ニユートラルスイツチ13、車速ス
イツチ12、回転速度スイツチ14及び温度スイ
ツチ15がオン状態となる。これにより電磁弁1
6が開き、エアタンク17から圧縮空気がエアシ
リンダ18a及び34aに送込まれ、バルブ18
b及び34bが排気管20及び吸気管33をそれ
ぞれ閉塞する。流入吸気及び排気ガスの流れが阻
止され、エンジンの出力は低下し自動車は減速す
る。
なお、この装置では、始動直後に走行して、車
速が15Km/時以上になるにも拘らず、アクセルペ
ダルを離したときに回転速度が500rpmを越えな
い場合には、オルタネータ26から発生する電圧
も低いため回転スイツチ12がオフ状態となる。
これにより残りのスイツチが全てオン状態となつ
ても電磁弁16は開かず、排気ブレーキ装置は作
動しない。
また、エンジンの回転速度、車速、変速機のギ
ア位置及びホイールブレーキ部の温度に依存する
ことなく、排気ブレーキ装置を作動させたいとき
には、手動ブレーキスイツチ21をオン状態にす
れば、アクセルペダルとクラツチペダルから足が
離れている限り、手動で操作することができる。
第3図は本考案の別の実施例装置を示すもの
で、この例の特徴は上述したスイツチ10〜15
の直列回路に更に傾斜スイツチ36を直列に接続
したものである。この傾斜スイツチ36はリレー
スイツチで構成され、そのコイル部には車体に取
付けられ、かつ車体の前斜角度を電気信号として
検出する傾斜センサ37の出力が増幅回路38及
び制御回路39を介して接続する。この傾斜スイ
ツチ36は、この例では車体が5度以上前傾状態
になると、コイル部が励磁されてオン状態となる
ようになつている。
これにより降板路の走行でない限り本考案の排
気ブレーキ装置は作動しなくなる。
この結果、ホイールブレーキ部の温度が80℃以
上あり、アクセルペダル及びクラツチペダルから
足を離し、変速ギアもニユートラル以外の位置に
入つて、15Km/時以上で走行した場合、前実施例
では排気ブレーキ装置が作動していたものが本実
施例では自動車が平坦な道路を走行する限りは作
動しなくなる。
なお、上記例で示した各数値は一例であつて本
考案はこれに限定されるものではない。
[考案の効果] 以上述べたように、エンジンブレーキの作動状
態で、エンジンの回転速度及び車速がそれぞれ所
定速度を上回つてかつホイールブレーキ部の温度
が高温になつているときに限つて、自動的に本考
案の排気ブレーキ装置を作動させることにより、
真に排気ブレーキを必要とするときだけ装置が作
動し、従来のこの種の排気ブレーキ装置の無用の
作動を減少させ、燃費を向上させることができ
る。
また排気ブレーキの作動条件に上記の条件に更
に降坂路の走行条件を加えることにより、より一
層効率的な排気ブレーキの自動制御を行うことが
できる。
更に、手動ブレーキスイツチを設けることによ
り、大きな制動力を緊急に必要とするときには運
転者の意思で排気ブレーキを手動で操作すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の排気ブレーキ装置の概要を示
す回路構成図。第2図は本考案一実施例装置の回
路構成図。第3図は本考案の別の実施例装置の要
部を示す回路構成図。 10:クラツチスイツチ、11:アクセルスイ
ツチ、12:車速スイツチ、13:ニユートラル
スイツチ、14:回転速度スイツチ、15:温度
スイツチ、18:排気ブレーキ、36:傾斜スイ
ツチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 クラツチペダルから足を離した状態でオン状
    態となるクラツチスイツチと、 アクセルペダルから足を離した状態でオン状
    態となるアクセルスイツチと、 車速が所定速度以上のときオン状態となる車
    速スイツチと、 変速機のギヤ位置がニユートラル以外の位置
    にあるときオン状態となるニユートラルスイツ
    チと を備え、 クラツチスイツチとアクセルスイツチと車速
    スイツチとニユートラルスイツチとが全てオン
    状態となるとき排気ブレーキを作動させる回路
    手段と を備えた排気ブレーキ装置において、 上記回路手段に、更に エンジンの回転速度が所定速度以上のときオ
    ン状態となる回転速度スイツチと、 ホイールブレーキ部の温度が所定温度以上の
    ときオン状態となる温度スイツチと を備え、 クラツチスイツチとアクセルスイツチと車速
    スイツチとニユートラルスイツチと回転速度ス
    イツチと温度スイツチとが全てオン状態となる
    とき上記回路手段が排気ブレーキを作動するよ
    うに構成したことを特徴とする排気ブレーキ装
    置。 2 回路手段に車体が前傾して所定角度以上傾斜
    するときオン状態となる傾斜スイツチを備え、 クラツチスイツチとアクセルスイツチと車速
    スイツチとニユートラルスイツチと回転速度ス
    イツチと温度スイツチと傾斜スイツチとが全て
    オン状態となるとき上記回路手段が排気ブレー
    キを作動するように構成した実用新案登録請求
    の範囲第1項に記載の排気ブレーキ装置。 3 回路手段に手動ブレーキスイツチを備え、こ
    の手動ブレーキスイツチとクラツチスイツチと
    アクセルスイツチとが全てオン状態となるとき
    上記回路手段が排気ブレーキを作動するように
    構成した実用新案登録請求の範囲第1項又は第
    2項に記載の排気ブレーキ装置。
JP1985045855U 1985-03-28 1985-03-28 Expired JPH034762Y2 (ja)

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