JPH0347455Y2 - - Google Patents

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JPH0347455Y2
JPH0347455Y2 JP5303484U JP5303484U JPH0347455Y2 JP H0347455 Y2 JPH0347455 Y2 JP H0347455Y2 JP 5303484 U JP5303484 U JP 5303484U JP 5303484 U JP5303484 U JP 5303484U JP H0347455 Y2 JPH0347455 Y2 JP H0347455Y2
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JP
Japan
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guide pipe
fertilizer
auxiliary plate
groove
view
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JP5303484U
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JPS60164830U (ja
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  • Fertilizing (AREA)
  • Transplanting Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、田植機の植付け装置に施肥装置を付
設した側条施肥機において、施肥装置下部に設け
た作溝装置の詰まり防止スプリングに関するもの
である。
(ロ) 従来技術 従来の側条施肥機の繰り出し装置下端に設けた
案内パイプ内の詰まり防止スプリングは、繰り出
し装置内の縦軸から案内パイプの下端付近までの
長さを有しており、繰り出しケース内の下部及び
案内パイプ内の詰まりしか防止出来なかつたので
ある。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 このように詰まり防止スプリングが、繰り出し
装置の下部から案内パイプ下端までの長さである
と、植付け装置を降下させたときや進行中におい
て、作溝部後部の平面視「コ」字型の補助板の部
分には泥が側壁に付着し、案内パイプの出口付近
で肥料が詰まつてしまつたり、その付着物により
施肥量や施肥位置が変わつてしまつたりして、適
量・適所に施肥が行えなくなつてしまうのであ
る。
(ニ) 問題を解決するための手段 本考案は以上の問題点を解消する為に、次の如
く構成したものである。
施肥田植機を構成する肥料繰り出し装置15の
肥料出口に付設した案内パイプ16を、作溝装置
17の後部17eを構成する平面視で「コ」字型
の補助板32内の上部まで配置し、該案内パイプ
16内に、繰り出し装置15の縦軸25により駆
動回転される詰まり防止スプリング27を嵌装
し、該詰まり防止スプリング27の下端は、案内
パイプ16から出た後に平面視「コ」字型の補助
板32内に突出し、作溝装置17の底面付近まで
延設したものである。
(ホ) 実施例 本考案の目的は以上の如くであり、添付の図面
に示した実施例の構成に基づいて、本考案の構成
を説明すると。
第1図は、施肥田植機の全体平面図、第2図
は、施肥装置の後面図、第3図は同じく右側面
図、第4図は同じく左側面図、第5図は作溝器平
面図、第6図は同じく側面断面図である。
第1図において、本実施例においては4条植え
の後植え式の乗用田植機に施肥装置11を装着し
たものである。田植機はボンネツト5の側部に予
備苗載台3が設けられ、その後部にハンドル2、
座席1と配置され、その後部に3点リンク式作業
機装着装置6により植付け装置及び施肥装置11
が昇降可能に装着されている。4は前輪である。
植付け装置はフロート9上に苗載台7、マーカー
8、植付けミツシヨンケース10、植付け爪12
等が配置されている。
次に、第3図〜第5図より施肥装置の構造を説
明すると、施肥装置11は植付けミツシヨンケー
ス10に固着されたπ形の取付フレーム13に固
設されている。その構成は、ホツパー14、繰り
出し装置15、案内パイプ16、作溝装置17か
らなり、ホツパー14は上部が蓋体で下部は二股
に分かれ2つの繰り出し装置に肥料を供給してい
る。繰り出し装置15は、ホツパー14に対して
傾斜して取り付けられており、繰り出しケースの
中程で取り付けフレーム13に固着されている。
肥料を繰り出す方法は、3枚の円板からなる規制
板26を繰り出しケース中央部に嵌め込み、肥料
を入れる蜂の巣状の孔を有する中規制板を回転さ
せ、上規制板の開孔部より肥料を中規制板に入
れ、回転させて下規制板の開孔部より案内パイプ
へ落下させるのである。
この回転駆動力は、植付け爪12を回動する従
動アームより取り出されており、アーム18、リ
ンク19、ワンウエイギヤ20を介して駆動軸2
1に伝達され、繰り出しケース上部より、ウオー
ムギヤ23,24を介して動力の伝達方向が下方
に変えられ、縦軸25により肥料を繰り出す規制
板26及び詰まり防止スプリング27を回転させ
るのである。
案内パイプ16は可撓性を有するフレキシブル
ホースでできており、案内パイプ16の中程を取
付フレーム13aより下方に突設したバイプ取付
フレーム22に固着され、繰り出し装置より落下
する肥料を施肥位置まで導き、案内パイプ16下
端には、適当な施肥深さを作る作溝装置17が固
設されている。前記縦軸25の下端には後述する
詰まり防止スプリング27が装着され、該詰まり
防止スプリング27は案内パイプ16の内部に嵌
装されて、該案内パイプ16内で詰まり防止スプ
リング27が回転することにより目詰まりを防止
している。
作溝装置17は中央と両側に設けられたものと
形状の異なつたものが装着され、両側に設けられ
た両側作溝器17aは、U字形フロート凹部に装
着されるために第4図に示す如く、両側作溝器1
7aの前に、補助作溝器17cがフロート9の底
面に装着され、夾雑物をこの補助作溝器17cで
受け止めている。中央部の中央作溝器17bはフ
ロート間に装着されるために第3図に示す如く補
助作溝器17cは設けられておらず前部を長くし
ている。
また、案内パイプ取付プレート31にバネによ
り付勢された培土板30を装着して、常に下向き
の力が加えられていることにより、土壌の硬軟や
凹凸の変化に対しても対応できるようにし、肥料
が撒かれた溝に泥を押し流して覆土効果を与えて
いる。
両側作溝器17aの場合は、後方のフロート上
には培土板28を装着し、同様の効果を得てい
る。両側作溝器17aと中央作溝器17bは、そ
の他の構成は同じであり、溝を作る前部17dと
肥料を放出させる後部17eをボルトにて固着
し、前部の上面に作溝器の上向きの力を受け止め
る支持プレート29が装着されている。後部17
eは平面視「コ」字型の補助板32により構成
し、前部17dに補助板32を付設し、後部17
eを構成している。
案内パイプ16を、前述の平面視「コ」字型の
補助板32の上方内部まで延長し、該部分で案内
パイプ16の下端を構成している。故に該案内パ
イプ16内を落下した肥料が、該案内パイプ16
の終端の位置で、放出されて平面視「コ」字型の
補助板32の内部に落下するのである。
該平面視「コ」字型の補助板32は、作溝装置
17の前部17dの部分で作成した溝内に、軟ら
かい泥土が泥流が流れ込んで、溝を埋めてしまう
ことの無いように配置しているのであるが、植付
け部を降下させたときや走行中等においては、補
助板32の下方から泥土が侵入し、この泥土が補
助板32の内部に付着しながら盛り上がり、これ
に案内パイプ16の下端から落下してくる肥料を
共に付着させて、除々に盛り上がりが上昇し、最
終的には補助板32の上部に開口している案内パ
イプ16の下端を閉塞してしまうという不具合が
あつたのである。
これに対し該案内パイプ16の下端の位置を、
補助板32の上端よりも離れた上方に終端開口部
があるように構成すれば、このような補助板32
内で盛り上がつた泥土による、案内パイプ16の
下端開口の詰まりは発生しないのであるが、案内
パイプ16から補助板32へ落下する間に、補助
板32により囲まれない部分で肥料が風に煽られ
て、必要以上に拡がつてしまうという不具合があ
るのである。
本考案はこのような不具合を解消する為に、案
内パイプ16を補助板32内の上部まで配置する
ことにより、案内パイプ16の下端を補助板32
の上部内に位置させ、該案内パイプ16の下端開
口から、露出して自由となつた詰まり防止スプリ
ング27を、作溝装置17の下端近辺まで延長し
たのである。
この詰まり防止スプリング27の自由な回転に
より、補助板32内の泥土の詰まりや肥料の付着
を取り去ることが出来るから、肥料と練り固めら
れて盛り上がつた泥土が、案内パイプ16の下端
開口を閉じることがなくなり、案内パイプ16の
下端から落下した肥料が、固まつて付着した泥土
に沿つて、偏つた位置に落下させられるのを阻止
することが出来るのである。
即ち、詰まり防止スプリング27は第5図、第
6図の如く、補助板32の中の上部の位置を終端
とする案内パイプ16の下端よりも、さらに延長
して作溝装置17の底部近辺にまで伸ばしてあ
り、作溝装置17の後部17eを構成する補助板
32に下方から盛り上がつてきて付着する泥土
や、補助板32内に付着した肥料を掻き落とし
て、案内パイプ16の下端の開口部が詰まるのを
阻止するのである。
(ヘ) 考案の効果 本考案は以上の如く、繰り出しケースの漏斗状
部及び案内パイプの中の詰まりを防止する詰まり
防止スプリングを案内パイプ下端より更に延長し
て作溝器底面近辺にまで延長したことにより、次
のような効果を奏するのである。
即ち、案内パイプ16の下端を平面視「コ」字
型の補助板32の内部深くまで延長すると、盛り
上がつてくる泥土により、案内パイプ16の下端
開口が閉塞される可能性が高くなるのである。逆
に、案内パイプ16の下端を補助板32の上部で
終わらせると、補助板32の内の泥土の固まりが
成長し、除々に補助板32の内部を閉塞してしま
うのである。本考案は、補助板32の内部に付着
し成長しようとする泥土の盛り上がりを、延長し
た詰まり防止スプリング27により掻き落とすこ
とができるようになり、肥料が案内パイプ16の
下端の位置で詰まつて、施肥量が少なくなつた
り、補助板32の内部に泥や肥料が付着して、肥
料の落下位置がズレたりすることをなくすことが
できたのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、施肥田植機全体平面図、第2図は、
施肥装置後面図、第3図は同じく右側面図、第4
図は同じく左側面図、第5図は作溝器平面図、第
6図は同じく側面断面図である。 15……繰り出し装置、16……案内パイプ、
17……作溝装置、25……縦軸、27……詰ま
り防止スプリング、32……補助板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 施肥田植機を構成する肥料繰り出し装置15の
    肥料出口に付設した案内パイプ16を、作溝装置
    17の後部17eを構成する平面視で「コ」字型
    の補助板32内の上部まで配置し、該案内パイプ
    16内に、繰り出し装置15の縦軸25により駆
    動回転される詰まり防止スプリング27を嵌装
    し、該詰まり防止スプリング27の下端は、案内
    パイプ16から出た後に平面視「コ」字型の補助
    板32内に突出し、作溝装置17の底面付近まで
    延設したことを特徴とする施肥田植機。
JP5303484U 1984-04-10 1984-04-10 施肥田植機 Granted JPS60164830U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5303484U JPS60164830U (ja) 1984-04-10 1984-04-10 施肥田植機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5303484U JPS60164830U (ja) 1984-04-10 1984-04-10 施肥田植機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60164830U JPS60164830U (ja) 1985-11-01
JPH0347455Y2 true JPH0347455Y2 (ja) 1991-10-09

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ID=30573515

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5303484U Granted JPS60164830U (ja) 1984-04-10 1984-04-10 施肥田植機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0746087Y2 (ja) * 1989-12-27 1995-10-25 八鹿鉄工株式会社 田植機の側条施肥機

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Publication number Publication date
JPS60164830U (ja) 1985-11-01

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