JPH034742Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH034742Y2 JPH034742Y2 JP1986170635U JP17063586U JPH034742Y2 JP H034742 Y2 JPH034742 Y2 JP H034742Y2 JP 1986170635 U JP1986170635 U JP 1986170635U JP 17063586 U JP17063586 U JP 17063586U JP H034742 Y2 JPH034742 Y2 JP H034742Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- exhaust gas
- silencing
- muffling
- exhaust
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000030279 gene silencing Effects 0.000 claims description 15
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 13
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 10
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 5
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000002955 isolation Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
- 230000003584 silencer Effects 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Exhaust Silencers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案は、多気筒内燃機関の消音装置に関す
るものである。
るものである。
従来の技術
従来、各種内燃機関にはそれぞれ消音装置が設
けられていることが一般的であり、多気筒内燃機
関において用いられている消音装置の代表的なも
のとしては第４図及び第５図に示すものがある。
即ち、各気筒の燃焼室１には排気バルブ２を介し
て排気ポート３の一端が連通されており、排気ポ
ート３の他端はシリンダヘツド４の外周面に開口
されている。そして、各排気ポート３の開口部分
に接続されるとともに各燃焼室１から排出される
排気ガスを集合する排気マニホルド５がシリンダ
ヘツド４にボルト６により固定されている。排気
マニホルド５の排気ガス出口７にはエルボパイプ
８が接続され、このエルボパイプ８に消音機構部
９を内装した消音ケース１０が取付られている。
けられていることが一般的であり、多気筒内燃機
関において用いられている消音装置の代表的なも
のとしては第４図及び第５図に示すものがある。
即ち、各気筒の燃焼室１には排気バルブ２を介し
て排気ポート３の一端が連通されており、排気ポ
ート３の他端はシリンダヘツド４の外周面に開口
されている。そして、各排気ポート３の開口部分
に接続されるとともに各燃焼室１から排出される
排気ガスを集合する排気マニホルド５がシリンダ
ヘツド４にボルト６により固定されている。排気
マニホルド５の排気ガス出口７にはエルボパイプ
８が接続され、このエルボパイプ８に消音機構部
９を内装した消音ケース１０が取付られている。
考案が解決しようとする問題点
消音ケース１０の取付けが排気マニホルド５及
びエルボパイプ８等を介して行なわれており、消
音ケース１０のシリンダヘツド４からの張出し寸
法が大きくなつている。このため、エンジン全体
をコンパクト化することが困難であり、また、消
音ケース１０において振動が増幅されるために防
振用の補強を行なう必要がある。
びエルボパイプ８等を介して行なわれており、消
音ケース１０のシリンダヘツド４からの張出し寸
法が大きくなつている。このため、エンジン全体
をコンパクト化することが困難であり、また、消
音ケース１０において振動が増幅されるために防
振用の補強を行なう必要がある。
問題点を解決するための手段
多気筒内燃機関において、消音機構部を内装す
る消音ケース内に排気ガス拡張室を形成し、前記
排気ガス拡張室を各燃焼室に連通する多数の排気
ポートのすべてに開口させてそれらの排気ポート
から排出される排気ガスを集合するよう前記消音
ケースをシリンダヘツドに直接取付けた。
る消音ケース内に排気ガス拡張室を形成し、前記
排気ガス拡張室を各燃焼室に連通する多数の排気
ポートのすべてに開口させてそれらの排気ポート
から排出される排気ガスを集合するよう前記消音
ケースをシリンダヘツドに直接取付けた。
作 用
排気マニホルドを使用しないために部品点数が
減少し、消音ケースのシリンダヘツドからの張出
し寸法が縮小される。
減少し、消音ケースのシリンダヘツドからの張出
し寸法が縮小される。
実施例
この考案の第一の実施例を第１図及び第２図に
基づいて説明する。なお、第４図及び第５図にお
いて説明した部分と同一部分は同一符号で示し、
説明も省略する。まず、鋳物製の消音ケース１１
が設けられており、この消音ケース１１内には鉄
板及び鉄パイプにより構成される消音機構部１２
が内装され、この消音機構部１２はボルト１３に
より前記消音ケース１１への固定が行なわれてい
る。前記消音ケース１１内における前記消音機構
部１２の下方には排気ガス拡張室１４が形成さ
れ、排気ガス拡張室１４の一側の壁面にはエンジ
ンの気筒数と等しい数の開口１５が形成されてい
る。
基づいて説明する。なお、第４図及び第５図にお
いて説明した部分と同一部分は同一符号で示し、
説明も省略する。まず、鋳物製の消音ケース１１
が設けられており、この消音ケース１１内には鉄
板及び鉄パイプにより構成される消音機構部１２
が内装され、この消音機構部１２はボルト１３に
より前記消音ケース１１への固定が行なわれてい
る。前記消音ケース１１内における前記消音機構
部１２の下方には排気ガス拡張室１４が形成さ
れ、排気ガス拡張室１４の一側の壁面にはエンジ
ンの気筒数と等しい数の開口１５が形成されてい
る。
前記消音ケース１１はボルト１６によりシリン
ダヘツド４に直接取付けられており、この取付け
の際に前記開口１５が排気ポート３の排気側開口
に接続されている。
ダヘツド４に直接取付けられており、この取付け
の際に前記開口１５が排気ポート３の排気側開口
に接続されている。
このような構成において、各燃焼室１からの排
気ガスは排気バルブ２の開弁により排気ポート３
を経て排気ガス拡張室１４に導かれ、排気ガスの
集合が行なわれるとともに排気ガスが拡張される
ことにより第一段階の消音が行なわれる。排気ガ
ス拡張室１４に集合された排気ガスはさらに消音
機構部１２において第二段階の消音が行なわれ、
消音ケース１１外に排出される。
気ガスは排気バルブ２の開弁により排気ポート３
を経て排気ガス拡張室１４に導かれ、排気ガスの
集合が行なわれるとともに排気ガスが拡張される
ことにより第一段階の消音が行なわれる。排気ガ
ス拡張室１４に集合された排気ガスはさらに消音
機構部１２において第二段階の消音が行なわれ、
消音ケース１１外に排出される。
ここで、消音ケース１１のシリンダヘツド４へ
の取付けに際しては排気マニホルドやエルボパイ
プ等を使用しておらず、部品点数が減少し、生産
コストが低減される。また、消音ケース１１のシ
リンダヘツド４への取付けが直接行なわれている
ために消音ケース１１のシリンダヘツド４からの
張出し寸法が縮小され、エンジン全体がコンパク
トなものとなる。さらに、消音ケース１１のシリ
ンダヘツド４からの張出し寸法が縮小されたこと
により消音ケース１１における振動が低減され、
防振用の補強部材が不要となり、また、振動によ
り破損事故が防止される。そして、消音ケース１
１が鋳物製であるためるに消音ケース１１の外表
面から放出される騒音が金属製ものに比べて減少
する。
の取付けに際しては排気マニホルドやエルボパイ
プ等を使用しておらず、部品点数が減少し、生産
コストが低減される。また、消音ケース１１のシ
リンダヘツド４への取付けが直接行なわれている
ために消音ケース１１のシリンダヘツド４からの
張出し寸法が縮小され、エンジン全体がコンパク
トなものとなる。さらに、消音ケース１１のシリ
ンダヘツド４からの張出し寸法が縮小されたこと
により消音ケース１１における振動が低減され、
防振用の補強部材が不要となり、また、振動によ
り破損事故が防止される。そして、消音ケース１
１が鋳物製であるためるに消音ケース１１の外表
面から放出される騒音が金属製ものに比べて減少
する。
ついで、この考案の第二の実施例を第３図に基
づいて説明する。なお、第１図及び第２図におい
て説明した部分と同一部分は同一符号で示し、説
明も省略する。本実施例は、消音ケース１７を鉄
板製とし、鉄板及び鉄パイプにより構成された消
音機構部１８と溶接により一体化したものであ
る。本実施例においても、消音ケース１７のシリ
ンダヘツド４からの張出し寸法が縮小され、エン
ジン全体がコンパクト化され、消音ケース１７に
おける振動が低減される。
づいて説明する。なお、第１図及び第２図におい
て説明した部分と同一部分は同一符号で示し、説
明も省略する。本実施例は、消音ケース１７を鉄
板製とし、鉄板及び鉄パイプにより構成された消
音機構部１８と溶接により一体化したものであ
る。本実施例においても、消音ケース１７のシリ
ンダヘツド４からの張出し寸法が縮小され、エン
ジン全体がコンパクト化され、消音ケース１７に
おける振動が低減される。
考案の効果
この考案は、上述のように構成したので、消音
ケースのシリンダヘツドからの張出し寸法が縮小
されるためにエンジン全体にコンパクト化するこ
とができ、また、消音ケースにおける振動を低減
することができ、さらに、部品点数の減少により
生産コストを低減することができる等の効果を有
する。
ケースのシリンダヘツドからの張出し寸法が縮小
されるためにエンジン全体にコンパクト化するこ
とができ、また、消音ケースにおける振動を低減
することができ、さらに、部品点数の減少により
生産コストを低減することができる等の効果を有
する。
第１図はこの考案の第一の実施例を示す縦断正
面図、第２図は第１図におけるＡ−Ａ線断面図、
第３図はこの考案の第二の実施例を示す縦断正面
図、第４図は従来例を示す縦断正面図、第５図は
第４図におけるＢ−Ｂ線断面図である。 １……燃焼室、４……シリンダヘツド、１１…
…消音ケース、１２……消音機構部、１４……排
気ガス拡張室、１７……消音ケース、１８……消
音機構部。
面図、第２図は第１図におけるＡ−Ａ線断面図、
第３図はこの考案の第二の実施例を示す縦断正面
図、第４図は従来例を示す縦断正面図、第５図は
第４図におけるＢ−Ｂ線断面図である。 １……燃焼室、４……シリンダヘツド、１１…
…消音ケース、１２……消音機構部、１４……排
気ガス拡張室、１７……消音ケース、１８……消
音機構部。
Claims (1)
- 多気筒内燃機関において、消音機構部を内装す
る消音ケース内に排気ガス拡張室を形成し、前記
排気ガス拡張室を各燃焼室に連通する多数の排気
ポートのすべてに開口させてそれらの排気ポート
から排出される排気ガスを集合するよう前記消音
ケースをシリンダヘツドに直接取付けたことを特
徴とする多気筒内燃機関の消音装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986170635U JPH034742Y2 (ja) | 1986-11-06 | 1986-11-06 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986170635U JPH034742Y2 (ja) | 1986-11-06 | 1986-11-06 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6375518U JPS6375518U (ja) | 1988-05-19 |
| JPH034742Y2 true JPH034742Y2 (ja) | 1991-02-07 |
Family
ID=31105537
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986170635U Expired JPH034742Y2 (ja) | 1986-11-06 | 1986-11-06 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH034742Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS614643Y2 (ja) * | 1981-06-04 | 1986-02-13 |
-
1986
- 1986-11-06 JP JP1986170635U patent/JPH034742Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6375518U (ja) | 1988-05-19 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH034742Y2 (ja) | ||
| JPH0234413Y2 (ja) | ||
| JPH036810Y2 (ja) | ||
| JPH0216017Y2 (ja) | ||
| JPH066179Y2 (ja) | 消音器 | |
| JPH0232811Y2 (ja) | ||
| JPH051625Y2 (ja) | ||
| JP3452528B2 (ja) | エギゾーストマニホルド | |
| JP2686165B2 (ja) | 内燃機関のデュアル排気系における消音装置 | |
| JPH0610648A (ja) | 内燃機関用消音器 | |
| JPS593131Y2 (ja) | 排気消音器 | |
| JPH0143450Y2 (ja) | ||
| JPH0536977Y2 (ja) | ||
| JPS595134Y2 (ja) | 消音装置 | |
| JPH0228688B2 (ja) | ||
| JPS6129928Y2 (ja) | ||
| JPH0536979Y2 (ja) | ||
| JPH0343363Y2 (ja) | ||
| JPS59152118U (ja) | エンジン用排気消音器 | |
| JPS6143919U (ja) | 排気消音器 | |
| JPS6212716U (ja) | ||
| JPS63143711U (ja) | ||
| JPS61108816U (ja) | ||
| JPH0218263Y2 (ja) | ||
| JPS6097313U (ja) | 車輌用内燃機関の排気騒音低減用消音装置 |