JPH0216017Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0216017Y2 JPH0216017Y2 JP1985111814U JP11181485U JPH0216017Y2 JP H0216017 Y2 JPH0216017 Y2 JP H0216017Y2 JP 1985111814 U JP1985111814 U JP 1985111814U JP 11181485 U JP11181485 U JP 11181485U JP H0216017 Y2 JPH0216017 Y2 JP H0216017Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- exhaust pipe
- muffler
- divided
- lid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000030279 gene silencing Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 229910000838 Al alloy Inorganic materials 0.000 description 2
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- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
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- 238000013016 damping Methods 0.000 description 1
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- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Exhaust Silencers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(a) 産業上の利用分野
本考案は、内部に消音室を形成するマフラーケ
ースを、本体ケースと蓋ケースとに分割して設け
た小型エンジン用のマフラーに係るものである。
ースを、本体ケースと蓋ケースとに分割して設け
た小型エンジン用のマフラーに係るものである。
(b) 従来技術および解決しようとする問題点
従来、この種のマフラーにおいては、マフラー
ケースは、鋼板をプレス成型加工する場合には、
消音室と大気とを連通する排気管は別体に形成さ
れてマフラーケースに溶着されていたので、加工
工程が多く製作が厄介であつた。またマフラーケ
ースをアルミ合金等で鋳造する場合には、排気管
は分割面に直交する方向に、蓋ケースに固着して
設けられていたが、排気管の内径面は、鋳造によ
つて形成するために鋳型を抜き出すための抜き勾
配がついて反射音の干渉による消音効果が低下す
るおそれがあつた。
ケースは、鋼板をプレス成型加工する場合には、
消音室と大気とを連通する排気管は別体に形成さ
れてマフラーケースに溶着されていたので、加工
工程が多く製作が厄介であつた。またマフラーケ
ースをアルミ合金等で鋳造する場合には、排気管
は分割面に直交する方向に、蓋ケースに固着して
設けられていたが、排気管の内径面は、鋳造によ
つて形成するために鋳型を抜き出すための抜き勾
配がついて反射音の干渉による消音効果が低下す
るおそれがあつた。
(c) 問題を解決するための手段および作用
本考案は、本体ケースと蓋ケースとの分割面に
よつて分割されて、本体ケースと蓋ケースとにそ
れぞれ1体に形成された排気管の軸心線を分割面
に一致させて設けたもので、排気管を軸方向に半
円筒状に分割するので、内径面に型抜き用の勾配
を必要とせず、反射音の干渉による消音効果の低
下をきたすことがなく、また溶着の必要がなく、
製作を容易とするものである。
よつて分割されて、本体ケースと蓋ケースとにそ
れぞれ1体に形成された排気管の軸心線を分割面
に一致させて設けたもので、排気管を軸方向に半
円筒状に分割するので、内径面に型抜き用の勾配
を必要とせず、反射音の干渉による消音効果の低
下をきたすことがなく、また溶着の必要がなく、
製作を容易とするものである。
(d) 実施例
以下、図面により本考案の1実施例について詳
細な説明を行なう。
細な説明を行なう。
図において、内部に消音室1を形成するマフラ
ーケース3は分割面5において本体ケース7と蓋
ケース9とに分割してアルミ合金鋳物によつて形
成されている。本体ケース7には、エンジンの排
気口11に連通する連通孔13が開口している。
蓋ケース9は本体ケース7とともに、ボルト1
5,15によつて排気口11のフランジ面17に
固定されている。分割面5の位置に排気管19
が、分割面5によつて軸心線を分割面に一致させ
て半円筒状に分割され、分割された部分はそれぞ
れ本体ケース7,蓋ケース9に1体に形成されて
いる。本体ケース7,蓋ケース9内にはボルト1
5の周囲に、相対して当接する補強筒21,23
がそれぞれ1体に形成されている。
ーケース3は分割面5において本体ケース7と蓋
ケース9とに分割してアルミ合金鋳物によつて形
成されている。本体ケース7には、エンジンの排
気口11に連通する連通孔13が開口している。
蓋ケース9は本体ケース7とともに、ボルト1
5,15によつて排気口11のフランジ面17に
固定されている。分割面5の位置に排気管19
が、分割面5によつて軸心線を分割面に一致させ
て半円筒状に分割され、分割された部分はそれぞ
れ本体ケース7,蓋ケース9に1体に形成されて
いる。本体ケース7,蓋ケース9内にはボルト1
5の周囲に、相対して当接する補強筒21,23
がそれぞれ1体に形成されている。
以上の実施例において、エンジンの排気は、排
気口11から、連通孔13を経て消音室1内に入
つて膨張し、さらに排気管19で絞られて大気に
放出されて膨張する。排気音は、この膨張,絞り
の作用によつて緩衝,消音されるとともに、細長
の排気管19を通過することによつて内壁で反射
干渉して消音されるものである。
気口11から、連通孔13を経て消音室1内に入
つて膨張し、さらに排気管19で絞られて大気に
放出されて膨張する。排気音は、この膨張,絞り
の作用によつて緩衝,消音されるとともに、細長
の排気管19を通過することによつて内壁で反射
干渉して消音されるものである。
(e) 考案の効果
本考案は請求の範囲に記載のとおりの構成であ
るから、排気管を溶着の必要がなく、容易に製作
することができるとともに、排気管の内径面に型
抜き用の勾配を必要とせず、したがつて内径面に
反射する音の干渉による消音効果を低下せしめる
ことがない。
るから、排気管を溶着の必要がなく、容易に製作
することができるとともに、排気管の内径面に型
抜き用の勾配を必要とせず、したがつて内径面に
反射する音の干渉による消音効果を低下せしめる
ことがない。
なお、本考案は前述の実施例に限定されるもの
ではなく、他の態様においても実施しうるもので
ある。また、請求の範囲に示す符号は本考案の技
術的範囲を限定するものではない。
ではなく、他の態様においても実施しうるもので
ある。また、請求の範囲に示す符号は本考案の技
術的範囲を限定するものではない。
第1図,第2図はそれぞれ本考案の1実施例の
側断面図,平面図である。 1……消音室、3……マフラーケース、5……
分割面、7…本体ケース、9……蓋ケース、19
……排気管。
側断面図,平面図である。 1……消音室、3……マフラーケース、5……
分割面、7…本体ケース、9……蓋ケース、19
……排気管。
Claims (1)
- 内部に消音室1を形成する鋳造製のマフラーケ
ース3を、本体ケース7と蓋ケース9とに分割し
て設け、前記分割面5により分割されて、本体ケ
ース7と蓋ケース9とにそれぞれ1体に形成され
た排気管19の軸心線を前記分割面に一致せしめ
て設けたことを特徴とするマフラー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985111814U JPH0216017Y2 (ja) | 1985-07-23 | 1985-07-23 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985111814U JPH0216017Y2 (ja) | 1985-07-23 | 1985-07-23 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6220116U JPS6220116U (ja) | 1987-02-06 |
JPH0216017Y2 true JPH0216017Y2 (ja) | 1990-05-01 |
Family
ID=30992089
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985111814U Expired JPH0216017Y2 (ja) | 1985-07-23 | 1985-07-23 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0216017Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2539675Y2 (ja) * | 1990-03-16 | 1997-06-25 | 三菱重工業株式会社 | マフラテールパイプ構造 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5594420U (ja) * | 1978-12-26 | 1980-06-30 | ||
JPS56136119U (ja) * | 1980-03-17 | 1981-10-15 |
-
1985
- 1985-07-23 JP JP1985111814U patent/JPH0216017Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6220116U (ja) | 1987-02-06 |