JPH0347339A - 温水洗浄便座の洗浄ノズルの駆動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野１ 本発明は温水洗浄便座に用いられる洗浄ノズルの駆動装
置に関し、詳しくは洗浄ノズルの位置を簡素な構成で複
数位置に設定でさるようにしながら、かかる複数位置に
おける洗浄を快適に行なおうとする技術に係るものであ
る。

［従来の技術１ 従来、温水洗浄便座の洗浄ノズルの駆動装置において、
第１２図に示すように、シリンダー３のシリンダーチュ
ーブ７内に洗浄水を圧送し、ビストン２８を移動させて
ピストン２８に一体化したノズルロッド５を突出させ、
そしてノズルロッド５に形成した通水用貫通孔４をへて
、ノズルロッド５の先端に形成した洗浄ノズル２の噴出
孔１６から洗浄水を噴出して、便座１に座った人体の局
部を洗浄するものである。

［発明が解決しようとする課題］ ところが、このような構成においては、先端に噴出孔１
６を形成したノズルロッド５はシリング−３のシリング
ーチューブ７から突出する突出姿勢と、送水圧が掛から
ない送水停止状態でピストン２８及びノズルロッド５が
戻しバネ６にて戻される引退姿勢との二位置の切換えと
なり、肛門洗浄及びビデ洗浄を行うのに、ノズルロッド
５の突出位置が異なり、これらの洗浄を１本のシリンダ
ー３にては行い難く、その構成が複雑となるという問題
があった。加えて、上記構成においては、洗浄水供給に
よりピストン２８の突出移動中には、シリング−チュー
ブ７内の圧力は戻しバネ６に抗しての小さい圧力しか生
せず、ノズルロッド５の先端の噴出孔１６からの洗浄水
の噴出は小量で勢いも弱いが、ピストン２８がシリング
−チューブ７の終端で停止すると直ち１こシリング−チ
ューブ７内の圧力が増し、噴出孔１６から急激に人体の
局部に洗浄水が噴出され、洗浄開始時に使用者の局部に
急激な刺激を付与し、不快感を与えるという問題があっ
た。

本発明はこのような３゛題に鑑みてなされたものであり
、その目的とするところは、１本のシリング−で複数段
階にわたってその突出長さの選択を行え、その構成及び
制御系も簡素化することがで外ながら、特に、複数箇所
における夫々の局部洗浄をそん初期に急激な刺激を与え
ることなく快適な洗浄を行うことができる温水洗浄便座
の洗浄ノズルの駆動構造を提供することにある。

［課題を解決するための手段］ 本発明の温水洗浄便座の洗浄ノズルの駆動構造は、送水
手段からの洗浄水の供給を受けて伸張するシリンダー３
のシリングーチューブ７内のピストン２８にノズルロッ
ド５が連結され、ノズルロッド５の内部に洗浄水の通水
用貫通孔４が形成され、ノズルロッド５の先端に噴出孔
１６が形成され、ピストン２８を戻し側に付勢する戻し
バネ６が設けられ、洗浄水の送水圧に起因するシリング
−３の伸張を阻止してシリンダー３の伸張（％さを複数
段階に設定変更する係止手段が備えられ、送水手段から
の洗浄水の供給を受けてシリンダー３を所望位置に伸長
させて便座１に座った人体の所望位置の局部に洗浄水を
噴出する温水洗浄便座の洗浄ノズルの駆動装置であって
、シリング−チューブ７に複数箇所にわたって磁界反応
素子Ｍａを設け、ピストン２８に１個の磁石Ｍを設けて
ノズルロッド５の上記複数段階の伸長位置の直前位置を
検出可能に構成し、これら検出結果に基いて送水手段か
らの送水量を洗浄刺激の少ない低水量から所定の洗浄水
量である高水量へと流量制御を行う流量制御手段Ｆを設
けて成ることを特徴とするものである。

又、シリングーチューブ７側に１個の磁界反応素子Ｍａ
を設け、ノズルロッド５に複数箇所にわたって磁石Ｍを
設けて成ることを特徴とするものである。

［作用］ このように、送水手段からの洗浄水の供給を受けて伸張
するシリンダー３のシリンダーチューブ７内のピストン
２８にノズルロッド５が連結され、ノズルロッド５の内
部に洗浄水の通水用貫通孔４が形成され、ノズルロッド
５の先端に噴出孔１６が形成され、ピストン２８を戻し
側に付勢する戻しバネ６が設けられ、洗浄水の送水圧に
起因するシリンダー３の伸張を阻止してシリング−３の
伸張長さを複数段階に設定変更する係止手段が備えられ
ることによって、シリンダー３の伸張長さを複数段階に
わたって設定することができ、１本のシリング−３であ
りながら、その伸張長さを変更でき、例えば肛門洗浄、
ビデ洗浄及び冷水の排出などの多段階の動きを１本のシ
リンダー３で行え、全体構成を簡素化し、かつシリンダ
ー３の伸長長さを多段階に変更するための制御も容易に
行えるようにしたものであり、特に、シリングーチェー
ブ７に複数箇所にわたって磁界反応素子Ｍａを設け、ピ
ストン２８に１個の磁石Ｍを設けてノズルロッド５の上
記複数段階の伸長位置の直前位置を検出可能に構成し、
これら検出結果に基いて送水手段からの送水量を洗浄刺
激の少ない低水量から所定の洗浄水量である高水量へと
流量制御を行う流量制御手段Ｆを設けることによって、
ノズルロッド５側の磁石Ｍとシリングーチューブ７側の
磁界反応素子Ｍａとによって、シリングーチューブ７に
対して移動するノズルロッド５の複数段階にわたる伸長
停止位置の直前位置を検出し、この検出結果にて流量制
御手段Ｆを制御して、夫々の洗浄位置において始めは低
水量の噴射を行い、そして所定の高水量の噴射を行い、
いきなり所定水量を噴射するのに比べて刺激感を軽減し
、快適な洗浄を行うことができるようにしたものである
。そして、固定側となるシリング−チューブ７に磁界反
応素子Ｍａを設けることで、電気配＠系も容易になしや
すくなる。

又、シリング−チューブ７側に１個の磁界反応素子Ｍａ
を設け、ノズルロッド５に複数箇所にわたって磁石Ｍを
設けるようにしてもよいものである。

［実施例１ 以下本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。

第１図は全体斜視図を示し、第２図は温水洗浄便座１８
の一部を破断した斜視図を示し、第３図は温水供給系を
示していて、便器１７の後部に温水洗浄便座１８が搭載
され、操作８１ｓ１９における適宜の押釦２０を操作す
ることで、便座１に座った人体の局部に洗浄水（温水）
を噴出して洗浄することができるようにしである。

温水洗浄便座１８は第２図に示すように、ケース２１内
に電源駆動回路部２２、これにて制御される流量制御手
段Ｆとしてのモータ２３、ギヤーポンプ２４、瞬間式給
湯器２５及びノズルブロック２６等が配され、操作部１
９の適宜の押釦２０の操作により、モータ２３を設定モ
ード通りに駆動して、タンク２７からの冷水をギヤーポ
ンプ２４をへて瞬間式給湯器２５に供給し、適宜温度に
昇温した温水をノズルブロック２６に供給し、その水圧
に上りノズルブロック２６からノズルロッド５を水圧に
基づく位置に突出させ、肛門洗浄もしくはビデ洗浄を行
うことができるようにしである。かかる肛門洗浄及びビ
デ洗浄の選択は押釦２０・・・の選択にて行うことがで
きるようにしである。

以下ノズルブロック２６を詳述する。

第４図及び第５図に示すように、ノズルブロック２６は
シリング−３の一端部が給湯部となっており、シリング
ー３の内部にピストン２８が移動自在に配され、このピ
ストン２８にノズルロッド５が連結され、ピストン２８
及びノズルロッド５には通水用貫通孔４が形成され、そ
してノズルロッド５の先端には、洗浄ノズル２が取付け
られ、洗浄ノズル２には噴出孔１６が形成されている。

しかしてシリング−３内に給湯された洗浄（温）水の水
圧にてピストン２８を駆動移動させ、ピストン２８をシ
リング−３のシリンダーチューブ７から突出させ、まず
、洗浄／グル２中に溜まっている冷水を排出し、そして
供給された温水を肛門に向けて噴出する肛門洗浄もしく
は女性の局部に向けて噴出するビデ洗浄を選択して行う
ことができるようにしである。以下その構成を詳述する
。

第９図はガイドピン８の保持部の分解斜視図を示してい
て、保持板３０に略り字型の保持孔３１が形成され、こ
の保持孔３１に連通させてスプリング保持孔３２が形成
されている。ガイドピン８は板材を屈曲して形成してあ
り、一端側のＬ字型片３３がＬ字型の保持孔３１に遊挿
され、スプリング保持孔３２にフィル状に巻かれたスプ
リング２９が遊挿され、スプリング２９１こてガイドピ
ン８を第９図の矢印イ方向に揺動付勢しである。γイド
ピン８の先端にはビンとなる突起３４が形成されている
。しかしてスプリング２９にてガイドピン８の突起３４
がノズルロッド５と略直交する方向に揺動付勢しである
。そしてノズルロッド５は角形に形成され、その角形の
一面にガイド溝９が形成されている。ガイド溝９はガイ
ドピン８が揺動付勢されている側において、３箇所にわ
たってガイド溝９に連通して係止部１０・・・が形成さ
れている、３笛所の係止部１０・・・のうちノズルロッ
ド５の先端側からピストン２８側に向けて、冷水吐出用
の係止部１０ａ、肛門洗浄用の係止部１０ｂ、そしてピ
ストン２８よりにはビデ洗浄用の係止部１０ｃが形成さ
れている。、ガイド溝９の係止部１０ａ、１０ｂ、１０
ｃとは反対側部分で、ノズルロッド５の先端部側には戻
り経路３５が形成され、この戻り経路３５に連通し、か
つ直線状にビデ用案内経路３６が形成され、このビデ用
案内経路３６の終端部分にはビデ洗浄を終えて肛門洗浄
に移るための肛門選択経路３７を形成しである。又、ガ
イド溝９においては、ノズルロッド５側に初期位置設定
用の受片３８が形成されている。そしてピストン２８は
戻しバネ６にて戻し側に付勢しである。

以上の構成において種々の洗浄動作を説明する。

肛門洗浄用モードの押釦２０を押すと、電源駆動回路部
２２において設定されているモード通り［第８図（ｂ）
１にモータ２３が間欠駆動されるのである。しかして始
めのモータ２３の駆動にて、シリング−３内に洗浄水が
供給され、その水圧にてピストン２８を押し、第７図（
ａ）に示す戻り位置におけるピストン２８を押出し、こ
のようなピストン２８の押出しにて、ガイド溝９の受片
３８にスプリング２９を介して弾接されているがイドビ
ン８の突８３４が受片３８から離れ、ガイドビン８の突
起３４が係止部１０ａに係止され［第７図（ｄ）参照］
、この上うな係止にてピストン２８がそれ以上に突出さ
れるのを阻止し、かかる阻止状態において、ピストン２
８内への温水の供給にて温水の押出し作用にてノズルロ
ッド５内に溜まっていた冷水を洗浄ノズル２外に吐出す
るのである。このように吐出された冷水は、ノズルロッ
ド５が僅かにしか延びておらず、たとえば便座１の下面
に当たり、人体にかかり冷たさを感じさせるようなこと
がない。そしてこのような残留水の吐出にて洗浄ノズル
２を自己洗浄するようにしておけばよい１次にモード通
りに駆動されるモータ２３の駆動が一旦停止されると、
水圧が減少し、戻しバネ６にてピストン２８を戻し、ス
プリング２９にて揺動付勢されているガイドビン８の突
起３４がγイド溝９の冷水噴出用の係止部１０ａがら外
れ、ピストン２８の戻りに伴ってガイドビン８はガイド
溝９に沿って肛門洗浄用の係止部１０ｂに向けてスライ
ドガイド移動され、ガイドビン８の突起３４が肛門洗浄
用の係止部１０ｂに係止して、ピストン２８の戻りを停
止させる。このようにピストン２８の戻り動作の停止に
伴ってモータ２３が再び駆動され、再び温水がシリング
−３内に供給され、ノズルロッド５の通水用貫通孔４を
通って温水をノズルロッド５の先端の洗浄／７：ル２が
ら肛門に向けて噴出して、所定通りに肛門洗浄を行うの
である。設定時間の肛門洗浄が終えると、モータ２３が
停止され、ピストン２８にかがる水圧が無くなると、戻
しバネ６にてピストン２８を戻すのである。かかる戻り
工程においてガイドビン８の突起３４は肛門洗浄用の係
止部１０ｂと直線状となっているガイド溝９に沿ってス
ライドガイド移動され、そしてガイドビン８の突起３４
は、ノズルロッド５の先端側に戻される。

かかる場合、ガイド溝９の途中部分には斜めとなった斜
め溝３９が形成され、この斜め溝３９の始端部であって
、戻り経路３５と対向する〃イド溝９部分の終端部には
段差４０が形成され、この段差４０においてガイドビン
８の突起３４が直線状に進むのを阻止し、ガイドビン８
を斜め溝３９に沿って斜めに進み、戻り経路３５を通過
してノズルロッド５の先端部に至り、スプリング２９に
て揺動付勢されたガイドビン８の突起３４が受片３８に
当接して、初期位置に戻るようにしである。

そして、シリング−３の給湯側の端部には、弁体１４が
配設されていて、ピストン２８の戻り時にシリング−３
内の残本を急速排水して、ピストン２８の戻りを円滑に
行うことができるようにしである。つまり、ピストン２
８の給湯側に蓋状体４１を取付け、この蓋状体４１に給
水口１２と排水口１３を形成し、この蓋状体４１内にば
ね１５にて戻し付勢して弁体１４を配し、送水手段から
の送水力にてばね１５に抗して弁体１４を押し、給水口
１２を開くとともに排水口１３を閉じ、そして送水圧が
無くなると弁体１４がバネ１５にて戻されて給水口１２
を閑じ、排水口１３を開くようにしたものである。しか
してシリング−３への送水を停止してピストン２８及び
ノズルロッド５を戻しバネ６のバネ力にて戻すのに、送
水が停止されるのに伴って弁体１４がバネ１５にて戻さ
れて排水口１３が開かれていて、シリング−３の収縮時
の排水を急速に行え、シリング−３の収縮を容易に行え
、シリング−３の長さ変更のための制御を容易に行える
のである。

次に、ビデ洗浄用モードの押釦２０を押すと、モータ２
３は第８図（ｄ）に示すようなパターンにて間欠駆動さ
れる。しかして始めのモータ２３の駆動にて、上述の肛
門洗浄と同じように、その初期において冷水の排水を行
うのである。モしてモータ２３が停止し、水圧が無くな
ると、戻しバネ６にてピストン２８が戻され、これに伴
ってガイドピン８ががイド溝９に沿ってスライド〃イＶ
移動され、そしてガイドピン８が段差４０を越え更に斜
め溝３９の始端部を越え、肛門洗浄用の係止部１０ｂに
向かうのにタイミングを合わせて再びモータ２３が駆動
され、このモータ２３の駆動にて洗浄水がシリングー３
内に供給され、ピストン２８を戻しバネ６に抗して押し
、ピストン２８の移動に伴ってガイドピン８の突起３４
が斜め溝３９の始端部の段差４０においてガイドピン８
の突起３４が直線状に戻されるのを阻止し、ガイドビン
８を斜め溝３９に沿って斜めに進み、そして戻り経路３
５を通過する開にタイミングを合わせて再びモータ２３
が駆動され、ピストン２８が押出され、ガイドピン８の
突起３４がビデ用案内経路３６、肛門選択経路３７をへ
てビデ用の係止部１０ｃにガイドされ、ビデ用の係止部
１０ｃへとガイドビン８の突起３４が係止されることで
、ノズルロッド５の先端の洗浄ノズル２をビデ位置に位
置決めし、引き続くモータ２３の駆動にて洗浄水を洗浄
ノズル２から噴出してビデ洗浄を行うのである。

かかる場合、斜め溝３９においてはその深さが戻り経路
３５側に寄る程浅くなっていて、斜め溝３９の終端部の
高さ戻り経路３５の深さより高くなっていて、つまり、
斜め溝３９の終端部には段差４２が形成され、ガイドピ
ン８の突起３４が戻り経路３５から斜め溝３９側に入り
込まないようにしである。

モしてビデ洗浄が終わるタイミングにモータ２３が停止
され、ピストン２８は上述の肛門洗浄と同様な工程をへ
てそのガイドピン８の突起３４がノズルロッド５の先端
部に戻り、初期位置に戻る。

次に、肛門洗浄・ビデ洗浄用モードの押釦２０を押すと
、′ＦＩＬ源駆動回路９２２において設定されているモ
ード通り［第８図（ｆ）１にモータ２３が間欠駆動され
るのである。しかして始めのモータ２３の駆動にて、上
述の肛門洗浄及びビデ洗浄と同じように、その初期にお
いて冷水の排水を行うのである。そして上述の肛門洗浄
と同じような動作にて肛門洗浄が行なわれるのである。

そして肛門洗浄が終わるタイミングに合わせてモータ２
３が停止されているｔｌｆｌ（第８図（［）の符号Ｔで
示すＡ１戻しバネ６にてピストン２８を介してノズルロ
ッド５が戻され、ガイドビン８の突起３４はガイド溝９
に沿って相対移動し、そして突起３４が斜め溝３９の始
端部の段差４０に当たり、ガイドビン８は斜め溝３９に
沿って斜めに進み、そして戻り経路３５を通過するタイ
ミングに合わせて再びそ一タ２３が駆動され、ピストン
２８が押出され、がイドピン８の突起３４がビデ用案内
経路３６、肛門選択経路３７をへてビデ用の係止部１０
ｅへとガイドされ、ビデ用の係止部１０ｃにガイドビン
８の突起３４が係止されることで、ノズルロッド５の先
端の洗浄ノズル２をビデ位置に位置決めし、引き続くモ
ータ２３の駆動にて洗浄水を洗浄ノズル２から噴出して
ビデ洗浄が上述のように行なわれるのである。七してビ
デ洗浄が終わるタイミングにモータ２３が停止され、ガ
イドビン８はビデ洗浄と同様な工程をへて初期位置に戻
るのである。

ところで、第８図（ｅ）（ｆ）に示す工程においては、
肛門洗浄を終えた後にビデ洗浄を行うようにしたが、ビ
デ洗浄を終えた後に肛門洗浄を行うようにしてもよいも
のである。

そして、洗浄７ズル２の先端には、ソニック型の流体素
子ノズル４６が構成され、洗浄水の噴射方向を小中にて
パルス発振させることで、マイルドなムーブ洗浄感を実
現できるようにしである。

以上の構成においては本発明は、シリング−チューブ７
に複数箇所にわたってｔＪＩＪ５図に示すように、例え
ばホール素子のような磁界反応素子Ｍａを複数個設け、
そしてピストン２８には１個の磁石Ｍを設けである。具
体的には、ホール素子のような磁界反応素子Ｍａｂの一
つは、肛門洗浄用の係止部１０ｂにガイドピン８の突起
３４が係止する肛門洗浄位置直前のピストン２８の磁石
Ｍの位置を検出することができる位置に設けである。そ
して、ホール素子のような磁界反応素子Ｍａｃの他の一
つは、ビデ洗浄用の係止部１０ｃｌニアｙイドピン８の
突起３４が係止するビデ洗浄位置直前のピストン２８の
磁石Ｍの位置を検出することができる位置に設けである
。しかしてノズルロッド５の肛門洗浄位置及びビデ洗浄
位置の夫々の直前位置を検出可能にｖｔ成しである。

このように、ノズルロッド５側の磁石Ｍとシリング−チ
ューブ７側の磁界反応素子Ｍａｂ、Ｍａｃとによって、
ガイドビン８の突起３４が係止部１０ｂに係止される肛
門洗浄位置の直前位置及びガイドビン８の突起３４が係
止部１０ｃに係止されるビデ洗浄位置の直前位置が検出
され、かかる検出結果に基いて、送水手段としてのギヤ
ーポンプ２４のモータ２３の回転数を制御して、肛門洗
浄及びビデ洗浄に際して、夫々の送水量を洗浄刺激の少
ない低水量から所定の洗浄水量である高水量へと流量制
御を行い、このような流量制御にて、洗浄初期に急激な
刺激を与えることがなく、流量を低水量から高水量へと
高めることで、快適な洗浄を行うのである。そして、固
定側となるシリング−チューブ７に磁界反応素子Ｍａ・
・・を設けることで、電気配線系も容易になしやすくな
る。

そして、更に他の一つの°磁界反応素子Ｍａｃｌがシリ
ングーチューブ７の後端部に設けられていて、第７図（
ｅ）に示す肛門洗浄から同図（ｇ）に示すビデ洗浄に移
るのに、肛門洗浄の終了のタイミングに合わせてモータ
２３の駆動を停止し、戻しバネ６にてピストン２８を介
してノズルロッド２６を戻し、ガイドピン８の突起３４
が〃イド溝９をへて斜め溝３９を通過し、そして戻り経
路３５に至り、かかる位置におけるピストン２８の磁石
Ｍを磁界反応素子Ｍａｄにて検出し、かかる検出結果に
て再びモータ２３を駆動するようにして、がイドピン８
の突起３４をビデ用案内経路３６を経てビデ洗浄用の係
止部１０ｃへと導くためのモータ２３の再駆動のタイミ
ングを正確になし、ノズルロッド２６の駆動及び係止を
良好に行い、その信頼性を高めるようにしである。

第１１図は他の実施例を示していて、シリングーチエ−
１７側に１個の磁界反応素子Ｍａを設け、ノズルロッド
５に複数箇所にわたって磁石Ｍを設けて、上述と同様な
位置検出を行い、かがる検出結果にて、上述と同様な制
御を行うようにしたものである。

尚、実施例においては、ガイドビン８をシリング−チュ
ーブ７側に設け、〃イド溝９をノズルロッド５側に形成
したが、ガイドビン８をノズルロッド５１１に設け、〃
イド溝９をシリンダーチューブ７ｇＡに形成してもよい
ものである。

又、実施例においては、ガイドビン８をスプリング２９
にて一定方向に揺動付勢したが、ガイドビン８をスプリ
ング２９で付勢することなく、〃イド溝９の形状の設定
にてガイドビン８が〃イド溝９の係止部１０・・・に案
内されるように構成してもよいものである。かかる〃イ
ド溝９の形状は種々設計変更可能である。

又、実施例では係止部１０を３１ｉｌ所に設定したが、
これよりも多くても少なくてもよい。

又、実施例ではモータ２３を駆動して洗浄水を圧送する
ようにしたが、弁の開閉にて水道水を圧送するようにし
てもよい、かかる場合、肛門洗浄及びビデ洗浄にさいし
ての水量の制御は、絞り弁の紋り量にて行うことができ
る。

又、実施例では温水洗浄を行うようにしたが、温度の低
い洗浄水にて洗浄を行うようにしてもよ［発明の効果］ 以上要するに本発明は、送水手段からの洗浄水の供給を
受けて伸張するシリングーのシリングーチューブ内のピ
ストンにノズルロッドが連結され、ノズルロッドの内部
に洗浄水の通水用貫通孔が形成され、ノズルロッドの先
端に噴出孔が形成され、ピストンを戻し側に付勢する戻
しバネが設けられ、洗浄水の送水圧に起因するシリング
−の伸張を阻止してシリングーの伸張長さを複数段階に
設定変更する係止手段が備えられるから、シリング−の
伸張長さを複数段階にわたって設定することができ、１
本のシリングーでありながら、その伸張長さを変更でき
、例えば肛門洗浄、ビデ洗浄及び冷水の排出などの多段
階の動きを１本のシリングーで行え、全体構成を簡素化
し、かつシリング−の伸長長さを多段階に変更するだめ
の制御も容易に行えるという利点がある。加えて特に本
発明においては、シリングーチューブに複数箇所にわた
って磁界反応素子を設け、ピストンに１個の磁石を設け
てノズルロッドの上記複数段階の伸長位置の直前位置を
検出可能に構成し、これら検出結果に基いて送水手段か
らの送水量を洗浄刺激の少ない低水量から所定の洗浄水
量である高水量へと流量制御を行う流量制御手段を設け
であるから、ノズルロッド側の磁石とシリングーチュー
ブ側の磁界反応素子とにより、シリンダーチューブに対
して移動するノズルロッＹの複数段階にわたる伸長停止
位置の直前位置を検出し、この検出結果にて流量制御手
段を制御して、夫々の洗浄位置において始めは低水量の
噴射を行い、そして所定の高水量の噴射を行い、いきな
り所定水量を噴射するのに比べて刺激感を軽減し、快適
な洗浄を行うことができるという利点がある。しかも、
固定側となるシリング−チューブに磁界反応素子を設け
る故、電気配線系も容易になしやすくなる。

又、シリング−チューブに１個の磁界反応素子を設け、
ノズルロッドに複数箇所にわたって磁石を設けるように
しても、上述と同様に低水量から所定の洗浄のための高
水量に流量制御がなされて、快適な洗浄を行うことがで
きという利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の全体斜視図、第２図は同上
の温水洗浄便座の一部破断した斜視図、＃ｔＪ３図は同
上の洗浄水の供給系を示す系統図、第４図は同上の温水
洗浄便座の断面図、第５図は同上の部分断面図、第６図
（ａ）は同上の７ズルロツドの底面図、第６図（ｂ）は
第６図（ａ）のＡ−Ａ線断面図、第６図（ｃ）は第６図
（＆）のＢ−Ｂ＃ｉ断面図、第７図（ａ）（ｂ）は同上
のノズルロッドの戻り状態の断面図、同上のガイドビン
と〃イド溝との関係を示す平面図、第７図（ｃ）（ｄ）
は同上の残水（冷水）噴出状態の断面図、同上のがイド
ピンと〃イド溝との関係を示す平面図、第７図（ｅＨｆ
）は同上の肛門洗浄状態の断面図、同上のガイドビンと
〃イド溝との関係を示す平面図、第７図（ｇ）（ｈ）は
同上のビデ洗浄状態の断面図、同上のガイドビンと〃イ
ド溝との関係を示す平面図、第８図６）（ｂ）は同上の
肛門洗浄時のノズルロッドの突出ストロークを示すタイ
ムチャーＹ、同上のモータの駆動形態を示すタイムチャ
ート、第８図（ｃ）（ｄ）は同上のビデ洗浄時のノズル
ロッドの突出ストロークを示すタイムチャート、同上の
モータの駆動形態を示すタイムチャート、第８図（ｅ）
（ｆ）は同上の肛門洗浄・ビデ洗浄時のノズルロッドの
突出ストロークを示すタイムチャート、同上のモータの
駆動形態を示すタイムチャート、第９図は同上のガイド
ビン、これを保持する保持板及びスプリングを示す分解
斜視図、１＃１０図（ａ）（ｂ）は同上の流体素子ノズ
ルの作用を示す説明図、ＮＩＪ１１図は同上の他の実施
例の断面図、第１２図は従来例の断面図であり、１は便
座、２は洗浄ノズル、３はシリング−４は通水用貫通孔
、５はノズルロッド、６は戻しバネ、７はシリンダーチ
ューブ、１６は噴出孔、２８はピストン、Ｍａは磁界反
応素子、Ｍは磁石、Ｆは流量制御手段である。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）送水手段からの洗浄水の供給を受けて伸張するシ
   リンダーのシリンダーチューブ内のピストンにノズルロ
   ッドが連結され、ノズルロッドの内部に洗浄水の通水用
   貫通孔が形成され、ノズルロッドの先端に噴出孔が形成
   され、ピストンを戻し側に付勢する戻しバネが設けられ
   、洗浄水の送水圧に起因するシリンダーの伸張を阻止し
   てシリンダーの伸張長さを複数段階に設定変更する係止
   手段が備えられ、送水手段からの洗浄水の供給を受けて
   シリンダーを所望位置に伸長させて便座に座った人体の
   所望位置の局部に洗浄水を噴出する温水洗浄便座の洗浄
   ノズルの駆動装置であって、シリンダーチューブに複数
   箇所にわたって磁界反応素子を設け、ピストンに１個の
   磁石を設けてノズルロッドの上記複数段階の伸長位置の
   直前位置を検出可能に構成し、これら検出結果に基いて
   送水手段からの送水量を洗浄刺激の少ない低水量から所
   定の洗浄水量である高水量へと流量制御を行う流量制御
   手段を設けて成ることを特徴とする温水洗浄弁座の洗浄
   ノズルの駆動装置。
2. （２）シリンダーチユーブ側に１個の磁界反応素子を設
   け、ノズルロッドに複数箇所にわたって磁石を設けて成
   ることを特徴とする請求項１記載の温水洗浄便座の洗浄
   ノズルの駆動装置。