JPH0346814A - Fm受信機の自動周波数制御装置 - Google Patents

Fm受信機の自動周波数制御装置

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JPH0346814A
JPH0346814A JP18222889A JP18222889A JPH0346814A JP H0346814 A JPH0346814 A JP H0346814A JP 18222889 A JP18222889 A JP 18222889A JP 18222889 A JP18222889 A JP 18222889A JP H0346814 A JPH0346814 A JP H0346814A
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voltage
aft
circuit
data
time
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JP18222889A
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Inventor
Teruo Tajima
照夫 田島
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F38/00Homopolymers and copolymers of compounds having one or more carbon-to-carbon triple bonds

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は局部発振出力をPLL回路によって発生してF
M信号を復調するFM受信機における自動周波数制御装
置に関する。
(従来の技術) 近年、電子同調チューナの局部発振出力をPLm(位相
同期ループ)で制御する選局システムが普及し、これに
マイクロコンピュータ(マイコン)を導入して、リモコ
ン選局、受信チャンネル表示機能との連携等により選局
機能の充実を図る傾向にある。また、衛星放送が開始さ
れ、FM信号であるWI星からの放送信号を復調する場
合にも、局部発振出力の発生制御をPLL回路で行い、
このPLL回路をマイコンにて制御するFM受信機が提
供されている。
第6図は上記のような衛星放送信号を受信するS HF
受信機を例にした従来のFM受信装置の構成を示す。
第6図において、端子51は屋外コンバータからのFM
第11F信号(1GHz帯)の入力端子である。この入
力端子51からの第1IF信号は、周波数変換回路52
において、PLL回路53による制御下で発生ずる局部
発振出力f vcoによって周波数変換され、周波数偏
差が第11F信号との比に比例して小さくされたFM第
21 F信号となってFM復調回路54に供給される。
FM復調回路54は、復調出力を端子58に導出し、端
子58はテレビジョン受信機等のビデオ入力端子或いは
オーディオ入力端子に接続されるようになっている。尚
、局部発振出力t vcoは、第11F信号の周波数偏
差と第21F信号の差分に応じて周波数を変移している
また、FM復調回路54の復調出力はローパスフィルタ
(LPF)55に供給され、ローパスフィルタ55は入
力する復調出力より交流成分を除去する。これによって
、ローパスフィルタ55は第21[:信号の中心周波数
のずれに応じた復調誤差情報を電圧のかたちで導出する
上記復調誤差電圧は、比較回路56に供給される。比較
回路56は、端子59から所定レベルの基準電圧Vre
fを印加されており、この基準電圧V refを分圧し
て得た所定範囲の電圧と、前記復調誤差電圧とを比較し
ている。ここに、所定範囲の電圧とは、第21F信号の
中心周波数に対応した電圧VO(以下中心電圧と呼ぶ)
より正及び負にあるレベル偏移した電圧節回をいう。
上記比較回路56は、復調誤差電圧が中心電圧vOの所
定範囲内に入っている場合と、同電圧範囲の上下の外側
である2つの場合の、合計3つの状態を表現する帰還情
報D AFTをマイクロコンピュータ(以下、マイコン
という)57に供給する。
マイコン57は、希望チpンネルの選局データを、前記
帰還情報D AFTに基づくAFTデータ(図示路)で
補正してPLL回路53に供給する。
PLL回路53は、分周回路60.基準信号発生回路6
12位相比較回路62.ループフィルタ63及び電圧制
御発振器(VCO)64から成っている。この構成によ
り、VCO64の出力fvcOは、第1IF信号の瞬時
周波数と所定の周波数差で正確に追従することができる
。尚、分周回路60は選局データによって分周比が制御
されている。
上記構成の選局装置において、比較回路56から得られ
る帰還情報D^「■は、復調誤差電圧即ち、第11F周
波数とf vcoの差である第2IF信号の中心周波数
からのずれに応じたディジタル情報であって、中心周波
数からのずれが一定範囲内であるときは(1,1>、そ
れより高い方に外れたときは(1,O)、低い方に外れ
たときは〈0゜1)なる情報を示す。第21F信号が中
心周波数のときに、ローパスフィルタ55の出力する復
調誤差電圧をVOとすると、前記(1,1)の帰還情報
D AFTは、復調誤差電圧がVOを中心とする近傍の
一定範囲内にあるときであり、この範囲をPLL回路5
3の制御が行われない不感帯と称している。
第7図は上記比較回路56の従来の具体回路を示す。
第7図において、第6図と対応する部分には同−の符号
を付し、端子59には基準電圧v rerが印加され、
3つの抵抗R1、R2、R3による直列接続回路が設け
られており、各抵抗の接続点の電圧は、R1、R2の接
続点の電圧は演算増幅器OPIの非反転端子(+) 、
R2、R3の接続点の電圧は演算増幅器OP2の反転端
子(−)に供給される。また、端子73にはローパスフ
ィルタ55からの復調誤差電圧が印加されており、この
端子73からの電圧はOPIの反転端子(−)とOF2
の非反転端子(+)に供給され、OPI及びOF2の出
力電圧はそれぞれ帰還情報D AFTの出力端である端
子71.72に導出している。これにより、前記の帰還
情報OAFTの論理が得られる。
このような回路では、抵抗R1,R2の接続点に、VO
を中心とする電圧範囲の一方のしき−い値であるVO+
V1を設定し、抵抗R2、R3の接続点に他方のしきい
値VO−V1を設定する。従って、第21F信号が中心
周波数近傍の不感帯域内の場合は、各演算増幅器OPI
 、OF2における非反転端子(÷)の電位がそれぞれ
反転端子(−)より高くなって、端子71.72にそれ
ぞれ°“1″の信号を導出する。また、第2IF周波数
が不感帯域より高い場合は、演睦増幅器OP2の非反転
端子(+)の電位が反転端子(−)より高くなって、端
子72に“1″を導出し、演算増幅器OP1の反転端子
(−)の電位が非反転端子(+)より^くなり、端子7
1に論理“O11の信号を導出り”る。更に、第21F
周波数が中心周波数範囲より低い場合は、演算増幅器O
P2の非反転端子(+)の電位が反転端子(−)より低
くなって、端子72に0″を導出し、演算増幅器OP1
の反転端子(−)の電位が非反転端子(+)より低くな
って、端子71に論理“1″の信号を導出する。
この第7図の比較回路における抵抗回路と演算増幅器の
数を増加し、周波数の高低をより細かく判断すれば、帰
還情報[) AFTのビット数増加により、第21F信
号についての中心周波数からの離調度を細かく区分し、
この区分に応じて分周比の制御を細分化することで、よ
り適正な制御が可能となる。しかし、FMvl調回路5
4の復調感度のばらつきによって、抵抗R1〜R3によ
る固定の不感帯域幅に対して製品ばらつきが生じてしま
うし、ビット精度が回路規模に比例するだけで、かえっ
て不経演となる。
しかしながら、上記のように帰還情報0AFTのビット
数を増加させることにより、中心周波数からの離調度を
求めることができる。そこで、離調度が大きいときは、
A F T’(自動周波数微調整)によって中心周波数
に引き込む周波数ステップ幅を大きくし、離調度が小さ
い場合は逆に周波数ステップ幅を小さくするAFT変化
量の制御を行うようにする。この時、選局データを、第
6図中のマイコン57が帰還情報D AFTに基づきA
FTデータで補正してPLL回路53に供給し、その結
果FM復調回路54の復調出力が変化し新しい帰還情報
[)AFT’ が安定するまでの遅れ時間が存在し、マ
イコン57によるAFT動作の判定周期を遅れ時間に対
して十分長く取らなければ、AFT動作の過渡時にオー
バーランしくAFT動作が収束せず)、AFT誤動作を
招くし、AFT動作の判定周期が艮1ぎると引き込み時
間が長くなり画面上でも認識できるようになり、ユーザ
ーに選局操作後不快な思いをさせる。これは、特に離調
度が大きいほど顕著になる。
上記離調度に応じたへFT動作を、第8図において中心
電圧vOに対する復調誤差電圧V AFTの電圧変動と
して説明する。動作としては、復調誤差電圧V AFT
が中心電圧VOに対して±β電圧以内であればPLL回
路53のAFTデータを±Δfだけ変化させ、±β電圧
以外では±Δ3・fだけ変化させ、さらにVO±α電圧
(α≦β)以内を不感帯域としてAFTデータを変化さ
けずに安定状態としてあり、動作周期t1はローパスフ
ィルタ55の時定数τに対してtl<τとする。
選局後、復調誤差電圧V AFTがV AFTOである
とすると、PLL回路53のAFTデータを−Δ3・f
するように補正を行い(0点)、前記ローパスフィルタ
55の影響により曲線aの電圧カーブとして復調誤差電
圧V AFTが変化する。時間t1毎にAFT動作を繰
り返してゆくと、0〜0点まで−Δ3・fずつ周波数は
変化し曲線a−,−Cと復11121差電圧VAFTが
変化し、初期周波数に対し一Δ9・f減少した周波数と
なる。0〜0点においては、前記動作とは逆に+Δ3・
fずつPLL回路53のAFTデータを変化さ往、復調
誤差電圧V AFTは曲線d〜rと変化し、選局時の周
波数と同一の周波数となる。次の時間t141における
△FT動作は0点となり、復調誤差電圧V AFTは不
感帯域内となりPLL回路53のAFTデータは補正は
行われずそのままの周波数となり、さらに時間t1後に
■点の電圧となる。■点では不感帯域外の電圧でありP
LL回路53のAFTデータを〜Δfだけ変化させ、復
調誤差電圧V AFTは曲線0で変化する。同様にして
、■〜[株]点まで−Δfだけ変化し、復調誤差電圧V
 AFTは曲線h−jと変化する。0〜0点におけるA
FT動作は不感帯域内となりAFTデータは変化せず、
初期周波数に対して−Δ4・fだけ変化した周波数とな
る。
次に、0点において不感帯域外となりPLL回路53の
AFTデータを+Δfだけ変化させ、復調誤差電圧V 
AFTは曲線にとなり、初期周波数に対して−Δ3・f
だり変化した周波数となる。
このようなAFT動作では、曲線にの収束する復調誤差
電圧V AFTと最初に△FT動作として変化した曲線
aの収束した復調誤差電圧V AFTは同一となり、時
間15xt1で安定し、その間■〜■、■〜■、[株]
〜■点の3か所で選局周波数が極大、極小値をとる。復
調誤差電圧V AFTとしては第8図に示したように変
化するが、復調映像信号としては大きく変動し受像画面
上では上記変動が画像の明暗の変化として認識され、非
常に兄ずらくなる。
このような不具合を改善する方法としては、AFT動作
の周期し1を0点まで保留して動作り−るように11×
t1程度の時間をとれば良いことになる。第8図では、
AFTデータとして1回−八3・fだけ変化させれば、
V AFTが曲wAaの電圧カーブとして変化しへFT
動作を終了する。しかし、第9図に示すように大きく離
調していれば(即ち、V AFTが大きく離れていれば
)、収束するまでの時間がAFT動作の回数nに比例し
11tI Xn時間となり、なかなか良好な映像、音声
等が得られなくなる。なお、第9図で、■′は補正開始
点、■′、■′、■′は11×t1ごとの各点を示し、
曲線a’ 、b’ 、c’ は各点■′■′、■′ごと
のV AFT変化カーブを示す。
(発明が解決しようとする課題) 上記の如く、局部発振出力をPLL回路で発生してFM
信号の復調を行う従来のFM受信装置では、PLL回路
を制御するAFTデータを発生するための帰還情報[)
 AFTを、中心電圧vOと、FM復調回路に入るIF
倍信号中心周波数からの誤差を示す復調誤差電圧V A
FTとの直流比較によって得、AFT制御を行っている
。このため、帰還情報D^[Tが一定以上all!Iし
ている場合は、AFTによって中心周波数に引き込む周
波数ステップ幅を大きくし、中心電圧vOに対する復調
誤差電圧V AFTの差が小さくなったら周波数ステッ
プ幅を小さくする制御を行い、V AFTの収束性を高
めているが、FM復調回路のI調感度のばらつきによっ
て復調誤差電圧V AFTと中心電圧vOとの比較だけ
では、収束時間に差が生じるし、離調度が大きい場合に
はオーバーランし、AFTi%動作を招くという問題が
あった。
本発明は上記の問題点を除去し、1IIl調度が大きい
場合においてもAFT動作の収束性を改善し、AFT動
作が誤動作することのないようにしたFM受信機の自動
周波数詞m装置を提供することを目的とするものである
[発明の構成] く課題を解決するための手段) 本発明のFM受信機の自動周波数制御装置は、所定チャ
ンネルを受信するための選局データを発生する選局デー
タ発生手段と、 前記選局データに基づいて周波数が制allされた発振
出力を発生するPLL回路と、 入力されるFM信号を前記PLL回路からの発振出力に
よってFM中間周波信号に変換づ゛る周波数変換回路と
、 前記FM中間周波信号をFM復調する復調回路と、 この[:1回路の出力信号より交流会を除去し、前記F
M中間周波信号の中心周波数からのずれに応じた復m誤
差電圧を得るローパスフィルタと、このローパスフィル
タからの出力信号を符号化する第1のアナログディジタ
ル変換回路と、前記FM中間周波信号の中心周波数に対
応した基準電圧が設定される電圧発生手段と、この電圧
発生手段の出力信号を符号化する第2のアナログディジ
タル変換回路と、 前記第1のアナログディジタル変換回路の出力信号を記
憶するための記憶手段と、 前記選局データ発生手段にて選局データを所定ステップ
ずらしてから所定時間経過したことを計測する時間計測
手段と、 この時間計測手段にて計測した所定時間経過後の前記第
1.第2のアナログディジタル変換回路からの各出力信
号と、前記記憶手段に記憶した出力信号とを用いて、前
記復調誤差電圧の収束時における復調誤差電圧と基準電
圧との誤差電圧を算出する収束誤差算出処理手段と、 この収束誤差算出処理手段からの誤差電圧に応じて、前
記PLL回路の、発振出力を制御する選局データの、A
FT制御に関するデータ変化量を可変するAFTデータ
出力処理手段とを具備して構成される。
(作用) 本発明においては、前記時間計測手段にJ3ける測定時
間を、前記選局データ発生手段によりデータを変更して
から前記第1のアナログディジタル変換回路へ出力が伝
達するまでの遅れ時間に対応した時間とすることにより
、AFT動作を誤動作なく適切に行うことができる。ま
た、AFT動作において復m誤差電圧が基準電圧に対し
て大きく離れていても、前記所定時間が経過したか否か
の判定により離調状態のままであるのか、引き込み中で
あるのかが速やかに判定でき、しかも収束後に復調誤差
電圧と基準電圧との誤差電圧が良同調状態と同一か否か
の予測が可能となる。従′つて、収束時における局部発
振周波数の不用な周波数変動を減少させ、より短時間に
AFTIII作により良同調状態に導くことが可能とな
る。また、FMI調回路の復調感度のばらつきの影響を
受ける従来のAFT動作に比べ、復調感度のばらつきの
影響を受けずにAFT動作の収束性を改善できる。
(実施例) 以下、図面に示した実施例に基づいて本発明を説明する
第1図は本発明に係るFM受信装置の一実施例を示すブ
ロック図である。図中、第6図と対応する回路には同一
の符号を付している。
第1図において、入力端子51からのFM第11F信号
は、周波数変換回路52に入り、PLL回路53より発
生する局部発振出力f VCOによって周波数変換され
FM第21F信号となる。このFM第21F信号は、F
MI調回路54に供給され、FM復調されて端子58に
導出される。
FMI調回路54は、端子58のFM復調出力と同等の
復調出力をローパスフィルタ55にも供給している。そ
して、ローパスフィルタ55はビデオ信号の映像成分に
よる変動やデイスパーザル信号と呼ばれる1 5H2か
30Hzの三角波等の交流成分を減少させその出力端に
復調誤差電圧VAFTを生じる。この復調誤差電圧V 
AFTはレベルシフト/バッファアンプ21及びアナロ
グディジタル(A/D)コンバータ回路22を介してマ
イコン23に入力される。また、端子24は、FM第2
[F信号の中心周波数に対応する基準電圧VOが設定さ
れた電圧設定端子である。この端子24からの電圧■O
は、前記tall誤差電圧の場合と同様の構成のレベル
シフト/バッファアンプ25及びA/Dコンバータ回路
26を介してマイコン23に入力される。
上記レベルシフト/バッファアンプ21.25は、ロー
パスフィルタ55からの復調誤差電圧VAFTが良好な
同調状態のときに、該復調誤差電圧V AFTと端子2
4からの基準電圧vOとを、A/Dコンバータ回路22
.26の入力端で一致させるための回路である。
マイコン23は、上記A/Dコンバータ回路22.26
からのディジタル信号DVAFT及びDVOをデータと
して記憶回路22へ一時記憶ざ1!′、一定時間機の上
記A/Dコンバータ回路22,26からの新しいディジ
タル信号DVAFT’及びD■0′と、前記記憶させた
D V AFT及びDVOとの4つのデータにより、収
束時のディジタル信号DMAFT”を演算により予測し
、この演算結果に基づく選局データを発生し、PLL回
路53の制御を行う。なお、選局データはPLL回路5
3内の分周回路60の分周比を制御するものである。
上記回路の動作を、基準電圧■0に対する復調誤差電圧
V AFTの電圧変動として第2図で説明する。選局後
基準電圧VOが0点であるとする。AFTの動作繰り返
し周期tτはローパスフィルタ55の時定数τの70%
とする(tτ−0,7Xτ)。0点においては基準電圧
vOに対し復調誤差電圧V^[■が大きく離れているた
め、PLL回路53のAFTデータをAFTの動作ステ
ップ周波数Δfだけ減少させる。復調誤差電圧V AF
Tはローパスフィルタ55の時定数τにより曲I11の
電圧カーブで変化する。時間tτ後に電圧[相]点を読
み取り、0点の電圧と0点の電圧から現在の周波数にお
ける収束時の予測電圧(0′点電圧)を求める。
0′点電圧−の焦電圧−(@点電圧−[相]点電圧)×
2 として求まる。この予測電圧01点は第2図中において
の点と[相]点を結ぶ直線n上で0点より時間tτ後の
電圧として図示している。予測電圧0′と基準電圧vO
との差により、ざらにPLL回路53のAFTデータを
−△fし、復調誤差電圧VAFTは曲線mの電圧カーブ
となる。時間しτ後の0点電圧と0点電圧より予測電圧
(0′電圧)を求める。この予測゛眉圧0′は第2図中
の[相]点と0点を結ぶ直線p上で0点より時間tτ後
の電圧として図示している。予測電圧0′°点は基準電
圧■0の不感帯域内VO±αであるので、PLL回路5
3のAFTステップは変化させずにそのままとする。次
の時間tτ後の0点電圧と0点電圧より予測電圧([相
]′点電圧)を求め(0点と0点を結ぶ直線q上での点
より時間tτ後の電圧として図示している)、同様に不
感帯域内VO±αであるので、PLL回路53のAFT
データは変化させずに固定しておく。以下同様に動作を
繰り返し、[相]点よりtτ時間後の0点(図示せず)
で実際の復調誤差電圧V AFTは不感帯域内に収束し
てくる。
以上の動作では、AFT動作によって周波数を変化させ
たのは0.0点の2点だけであり、0点以後は復調誤差
電圧■^FTが不感帯!it! (VO±α)外であっ
ても不用な周波数変動がなく、実際の復調出力は0点後
に安定する。このようにAFTの動作をAFT動作回路
系の時定数と相関をとることにより、任意の時間におけ
る復調誤差電圧■^FTの測定であっても安定時の状態
を予測することが可能となり、不用な周波数の変動がな
く素早く最良の同調状態へ引き込むことが可能となる。
第3図は第1図におけるマイコン23の行う処理プログ
ラムの概要を示している。
ステップS1は電源投入等の初期設定処理であり、ステ
ップS2でチャンネル動作を認識“イエス“すると、最
初の1回目はステップS3を実行し、初期のA/Dコン
バータ回路22.26からのディジタル信号DVAFT
及びDVOを読み取り、ステップS9へ飛ぶ。ステップ
S9はこの読み取ったデータを記憶回路27へ書き込み
保持させる。
次に、ステップ310を実行し、一定時間AFT処理を
待機させるようにタイマーの設定を行う。この持ち時間
については後述りる。2回目以時の動作に対しては、ス
テップ82実行後、ステップS4を実行し持ち時間中で
あれば、AFT処理は行わず、ステップS2へ戻る。待
ち時間終了後、ステップS4からステップS5を実行し
、ステップS3と同様に一定時間後のディジタル信号D
VAF■′及びDVO’ を読み取る。
次に、ステップS6で前記DVAFT’ が良同調状態
と見なせる電圧範囲に収まっていれば、前記ステップS
9以降の処理を行い、収まっていなければステップS7
を実行づ°る。ステップS7は収束した時の復調誤差電
圧V AFTを算出する処理であり、後述するように、
一定時間前のデイジタル信MDVAFT 及びDVoと
現在(7)DMAFT’及びDVO’ との4つの情報
によって算出する。
ステップS7で得られた収束後のI調誤差電圧V AF
TはステップS8で利用される。このステップS8は、
ステップS7で算出した復調誤差電圧V AFTが良同
調状態と判定できる不感帯域電圧範囲内であれば、AF
T処理は何も行わずに次のステップS9へ行き、不良同
調状態であれば良同調状態となるように選局データ中に
重畳す′8AFTデータを修正してPLL回路53へ出
力する。また、ステップS8は、現在のデータDVAF
T’が不感帯域の範囲内であり、ステップS7の算出し
た復調誤差電圧V AFTも不感帯域の範囲内となった
ら以後、ステップS5における読み取りデータが不感帯
域内に収まっているとステップS6の判定でステップS
9を実行するように処理フラグを設定したり、それ以外
の条件時には処理フラグを解除したりする。
次に、ステップS9では、ステップS5で読み取ったデ
ータDMAFT’及びovo’ を、記憶回路27に保
持していた一定時間前のD M AFT及びDVOと入
れ換えを行い、新たな基準のデータとして記憶させる。
次に、ステップ810を実行し、−一定時間後再び上記
動作を繰り返すことにより、現在受信しているチャンネ
ルにおける第21F信号を中心周波数に引き込んでいく
第4図は上記収束誤差算出処理の演算プロ′グラムを示
すフローチャートである。フローチャートを説明する前
に、第4図の演韓ブOグラムにおける考え方について説
明する。AFT動作に対する遅れ時間はマイコン23が
選局データを変更してからFM復調回路54のtui出
力が変動するまでの時間であり、この遅れ時間は数+μ
sec以下であるのに対し、ローパスフィルタ55は映
像成分の変動やデイスパーサル信号を抑圧する必要があ
るために百数十〜数十m5ecの時定数を持った回路と
なっている。このため、ローパスフィルタ55の時定数
が支配的となっている。ローパスフィルタ55の回路例
として第5図に示した抵抗RとコンデンサCの゛微分回
路を考える。入力端子41に電圧Eが印加された場合に
時間を後の出力端子42の電圧v (t)の応答は、 ■(t)−E (1−exp (−t/Re)3で表さ
れる。この回路の時定数τ=RCであるから、時間τ経
過後には、 v (r)’;Ex0.632 となり、およそ完全収束時の63%の電圧変動となる。
従って、時間で経過後の電圧変化分ΔVが得られれば、
収束時の電圧変化■は、 VζΔv10.63 で予測される。マイコン23の演算を簡単にするために
、収束特電圧の50%になる時間を求めると、 V  (0,7r)#EX0. 503であるから、ロ
ーパスフィルタ55の時定数τの70%の時間で測定し
、その時の電圧差の2倍の電圧差に相当する電圧を収束
電圧とすることができる。
ここで、第4図のフローチャートを説明する。
ステップ831で一定時間前(この場合、t=0゜7τ
)に記憶回路27に保持されたディジタル信号DMAF
Tと上記保持されたディジタル信号DMAFTの差分電
圧データを2倍し、現゛在のディジタル信号0VAFT
’ から引き、この状態のまま推移した場合の収束後の
ディジタル信号DMAFT″は、0VAFT ” =D
VAFT −2(DMAFT −DMAFT’) で表される。次に、ステップS32で現在の基準電圧デ
ータovo’ との電圧データ差ΔDVを演算すると、 ΔDV−DMAFT ” −DVO’ で表される。この算出処理の結果、ΔDvが不感帯域の
電圧幅に対して小さければ、次のAFTデータ出力処理
において選局データを変更せずにそのまま次のt−0,
7τ時間後まで選局データを保持し、ΔDVが不感帯域
の幅よりも大きければ選局データを変更し、次のt=0
.7τ時間後に再度判定を行う。
また、上記の収束w4差痒出処理において、FM復調回
路54の復調感度のばらつきは一般的に±20%以上存
在しているのに対し、ローパスフィルタ55の時定数は
±5%程度である。このため、数MH2以上の大きく離
調している時の収束性は、上記算出処理では復調感度を
直接パラメータとしないため、従来の復調感度によって
AFTの変化ステップ幅を算出する方法に比して、改善
される。
尚、上記の実施例では、基準電圧VOについてディジタ
ル信号DVOを記憶回路27に一時記憶しているが、基
準電圧VOのA/Dコンバータ回路26を介しての読み
込みは大きく変動するものではないので、チャンネル選
局時に一回というような不定期な読み込みでも良く、D
VOを記憶回路27へ保持しなくとも同様なAFT制御
が可能となる。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、AFT動作において
、離調度が大きい場合においても短時間に良好な同調状
態とすることができ、復調感度ばらつきの影響を受けず
にAFT動作の収束性を改善することができる。しかも
、離調度が大きい場合にへF′F誤動作をJR<虞れが
なくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のFM受信機の自動周波数制
御装置を示寸ブロック図、第2図は第1図の回路動作を
基準電圧VOに対する復調誤差電圧V AFTの変動と
して説明づ゛る説明図、第3図は第1図におけるマイm
lンの処理プログラムの概要を示でフローヂp−ト、第
4図は第3図における収束誤差算出処理を示すフローチ
ャート、第5図は第1図のローパスフィルタの一例を示
す回路図、第6図は従来の自動周波数制御装置を示すブ
ロック図、第7図は第6図の比較回路の一例を示すブロ
ック図、第8図及び第9図は第6図の回路動作を基準電
圧vOに対する復調誤差電圧V A[Tの変動として説
明する説明図である。 21.25・・・レベルシフト/バッファアンプ、22
.26・・・A/Dコンバータ回路、23・・・マイコ
ン、24・・・電圧設定端子、27・・・記憶回路、5
1・・・入力端子、52・・・周波数変換回路、53・
・・PLL回路、54−FM[1Iill路、 55・・・ローパスフィルタ、 58・・・出力端子、60・・・分周回路。 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 所定チャンネルを受信するための選局データを発生する
    選局データ発生手段と、 前記選局データに基づいて周波数が制御された発振出力
    を発生するPLL回路と、 入力されるFM信号を前記PLL回路からの発振出力に
    よってFM中間周波信号に変換する周波数変換回路と、 前記FM中間周波信号をFM復調する復調回路と、 この復調回路の出力信号より交流分を除去し、前記FM
    中間周波信号の中心周波数からのずれに応じた復調誤差
    電圧を得るローパスフィルタと、このローパスフィルタ
    からの出力信号を符号化する第1のアナログディジタル
    変換回路と、前記FM中間周波信号の中心周波数に対応
    した基準電圧が設定される電圧発生手段と、 この電圧発生手段の出力信号を符号化する第2のアナロ
    グディジタル変換回路と、 前記第1のアナログディジタル変換回路の出力信号を記
    憶するための記憶手段と、 前記選局データ発生手段にて選局データを所定ステップ
    ずらしてから所定時間経過したことを計測する時間計測
    手段と、 この時間計測手段にて計測した所定時間経過後の前記第
    1,第2のアナログディジタル変換回路からの各出力信
    号と、前記記憶手段に記憶した出力信号とを用いて、前
    記復調誤差電圧の収束時における復調誤差電圧と基準電
    圧との誤差電圧を算出する収束誤差算出処理手段と、 この収束誤差算出処理手段からの誤差電圧に応じて、前
    記PLL回路の発振出力を制御する選局データの、AF
    T制御に関するデータ変化量を可変するAFTデータ出
    力処理手段と を具備したことを特徴とするFM受信機の自動周波数制
    御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7084231B2 (en) 2003-04-22 2006-08-01 Korea Institute Of Science And Technology Polyarylene compounds, polymers thereof, and electroluminescence element using the same
US7318964B2 (en) 2001-05-22 2008-01-15 Korea Institute Of Science And Technology Fluorene compounds containing various functional groups, polymers thereof and EL element using the same

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