JPH0346628Y2 - - Google Patents

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JPH0346628Y2
JPH0346628Y2 JP12061885U JP12061885U JPH0346628Y2 JP H0346628 Y2 JPH0346628 Y2 JP H0346628Y2 JP 12061885 U JP12061885 U JP 12061885U JP 12061885 U JP12061885 U JP 12061885U JP H0346628 Y2 JPH0346628 Y2 JP H0346628Y2
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signal
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demodulator
delay line
phase shift
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  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案はPAL方式カラーテレビジヨン信号の
復調回路に関するものである。
〈考案の概要〉 一般にPAL方式カラーテレビジヨン受像機に
おいては復調回路に1H(1水平走査期間)遅延線
が用いられているが、この1H遅延線のバラツキ
に起因する位相調整が不可欠である。本考案は
1H遅延線を通過したカラーテレビジヨン信号の
位相を自動制御し無調整化を図るものである。
〈従来の技術〉 従来一般のPAL方式カラーテレビジヨン受像
機に使用されているカラーテレビジヨン信号復調
回路を第2図に示す。第2図において1は1H遅
延線、2はマツチングコイル、3はR−Y復調
器、4はB−Y復調器、5は副搬送波発振器、6
は+90゜移相器、7は−90゜移相器、8はPALスイ
ツチ、9はマトリクス回路であり、これらによつ
て構成される復調回路の回路動作は一般に周知で
あり、ここでは詳しい動作説明は省略する。
ここではまず入力端子10に供給されPAL方
式カラーテレビジヨン信号はマツチングコイル2
に直接に印加されるとともに1H遅延線1を通し
て1Hだけ遅延されたのちマツチングコイル2に
加えられ、ここで両信号が加算及び減算される。
そしてこの加算信号の方はR−Y復調器3に加え
られ、ここで副搬送波発振器5より移相器6,7
及びPALスイツチ8を介して得られる1Hごとに
±90゜位相シフトされた副搬送波信号に基いてR
−Y軸色差信号が復調される。一方上記減算信号
の方はB−Y復調器4に加えられ、ここで副搬送
波発振器5より直接得られる副搬送波信号に基い
てB−Y軸色差信号が復調される。こうして復調
された2つの色差信号はマトリクス回路9に加え
られ、ここで、R−Y,B−Y及びG−Yの3つ
の色差信号が生成される。
〈考案が解決しようとする問題点〉 ところで上記のような従来の復調回路では、
1H遅延線1のバラツキによる遅延時間のズレ
(即ち位相ズレ)や他の周辺回路による位相ズレ
を吸収するためにマツチングコイル2を用いてそ
の共振周波数を変化させることにより位相調整を
行なつていた。
ところがこのような調整作業は非常に繁雑で熟
練を要し、作業性が悪く面倒なものとなつてい
た。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案はこのような点に鑑みなされたものであ
り、R−Y復調器及びB−Y復調器の各前段にそ
れぞれ位相制御回路を配設するとともに、バース
ト信号の位相ズレ検出器を設けることによつてマ
ツチングコイルの無調整化を可能にするものであ
る。
〈作用〉 即ちこの場合、クロマ信号だけでなくバースト
信号成分まで含めて1H遅延線に通し、このとき
のバースト信号の位相ズレを検出し、これを基に
してクロマ信号成分の位相を自動的に制御する。
〈実施例〉 以下第1図に示す本考案の1実施例に従つて説
明する。なおここで第2図に示す従来例と同一部
分には同一符号を附記している。
第2図の従来回路では1H遅延線1には通常バ
ースト信号の抑圧または除去されたクロマ信号成
分のみが通されるのに対し、ここでは特に1H遅
延線1にクロマ信号とともにバースト信号成分ま
で通されるものとする。
そしてここでは1H遅延線1を通じて1H遅延さ
れたカラーテレビジヨン信号をマツチングコイル
2より取出し、これをバーストゲート回路11に
加えてバースト信号成分のみを抜取る。こうして
得られるバースト信号を位相ズレ検出器12に加
え、ここで副搬送波発振器5より得られる基準副
搬送波信号と位相比較するとともにその比較出力
を積分し、この結果バースト信号の位相ズレに応
じた出力信号を得る。
一方R−Y復調器3及びB−Y復調器4の前段
にはそれぞれ位相制御回路13,14を挿入し、
上記位相ズレ検出器12の検出出力をこれら位相
制御回路13,14に印加し、こうしてR−Y復
調器及びB−Y復調器14に供給される加算信号
及び減算信号の位相を上記の位相ズレ検出信号に
基いて補正する。
〈考案の効果〉 以上のように本考案の復調回路によれば、1H
遅延線を通したときのカラーテレビジヨン信号の
位相ズレを自動的に補正するため、従来のような
マツチングコイルによる位相調整が不要となり無
調整化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例のブロツク図、第2
図は従来例のブロツク図である。 1……1H遅延線、2……マツチングコイル、
3……R−Y復調器、4……B−Y復調器、11
……バーストゲート回路、12……位相ズレ検出
器、13,14……位相制御回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. PAL方式カラーテレビジヨン信号を1H遅延線
    を通して1H遅延した信号と加減算し、該加算信
    号をR−Y復調器にて復調してR−Y色差信号を
    得、一方減算信号をB−Y復調器にて復調してB
    −Y色差信号を得る復調回路において、前記1H
    遅延線を通して1H遅延された遅延信号中のバー
    スト信号の位相ズレを検出する位相ズレ検出手段
    と、前記R−Y復調器の前段に配置され前記位相
    ズレ検出手段の検出出力に基いて前記加算信号の
    位相を制御する第1の位相制御手段と、前記B−
    Y復調器の前段に配置され前記位相ズレ検出手段
    の検出出力に基いて前記減算信号の位相を制御す
    る第2の位相制御手段とを具備してなるPAL方
    式カラーテレビジヨン信号復調回路。
JP12061885U 1985-08-05 1985-08-05 Expired JPH0346628Y2 (ja)

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JP12061885U JPH0346628Y2 (ja) 1985-08-05 1985-08-05

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Publication Number Publication Date
JPS6230486U JPS6230486U (ja) 1987-02-24
JPH0346628Y2 true JPH0346628Y2 (ja) 1991-10-02

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