JPH0346558A - 距離測定装置 - Google Patents

距離測定装置

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JPH0346558A
JPH0346558A JP1180210A JP18021089A JPH0346558A JP H0346558 A JPH0346558 A JP H0346558A JP 1180210 A JP1180210 A JP 1180210A JP 18021089 A JP18021089 A JP 18021089A JP H0346558 A JPH0346558 A JP H0346558A
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receivers
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Kazuo Takaku
高久 和夫
Toshiyuki Sawa
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  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、音響信号を用いた距離測定装置に係り、特に
構造物の非破壊検査装置に付設して、被挟物位置標定等
長い距離の測定に好適な装置に関する。
[従来の技術] 被検個所(溶接欠損など)は保温材等で被包されて目視
できない場合、大型容器の非破壊検査における位置標定
は、従来は、特開昭51−95888号公報に記載のよ
うな装置を用いていた。
第12図は容器検査装置の配置略示図を示す。
例えば圧力容器1の表面上に検査装置2をセットし、位
置検出手段としての送信子3から、例えば350 K 
Hzの周波数をもつ音響信号5を圧力容器壁面から材料
中へ送信する。この音響信号5は、容器材料中の伝播速
度で容器中を伝播し、その結 3 − 果、音響信号は、距離に応じた時刻に、圧力容器に固定
した受信子4で受信される。
[発明が解決しようとする課題] 音響信号を用いて標点間距離を測定する場合には、一般
に、送信子と受信子とは同一の周波数のものを使用する
。また、送信の周波数が高いほど、伝播距離に対する減
衰割合が大きく、音響信号は遠方まで到達しない。しか
し、逆に伝播距離の測定精度は、周波数が高いほど良い
上記の従来技術では、音響信号を遠方はで到達させるた
めに低い周波数(350kHz)を使用している。その
ため、伝播距離の測定精度が良くない。
そこで、本発明の目的は、周波数が高い音響信号を送信
した場合でも、遠方において高い受信感度で、かつ精度
良く伝播距離を測定する距離測定装置を提供することに
ある。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するための本発明に係る距離測定装置の
構成は、送信器からの音響信号を送信する送信子と、そ
の信号を受信することができる複数個の受信子と、それ
らの機能を制御する制御回路とを備えた距離測定装置に
おいて、送信子から送信するピークの周波数と、少くと
も1つは異なる共振周波数を有する受信子で受信するよ
うにしたことである。
[作用] 送信子から送信された音響信号の周波数分布は、周波数
により距離減衰の割合が異なるため、伝播するに従って
周波数分布が変化する。そのため、測定距離の地点での
周波数分布のうち強度が最大となる周波数は、送信時の
それと異なる。そこで強度が最大となる周波数を共振周
波数とする受信子で音響信号を受信する。それによって
、受信強度が最大となるので、遠方においても高い受信
感度で受信でき、距離測定精度も良くすることができる
以下、送信した音響信号の強度及び周波数と伝播距離と
の関係について詳細に説明する。第13図は周波数の分
布曲線である。送信の音響信号の周波数は、伝播距離の
計測等に用いるパルス波の場合、第13図に示すように
、ある周波数を中心(以下、中心周波数Aと呼ぶ)に任
意の拡がりをもつ。この送信の音響信号の周波数分布を
g (f)とする。一方、音響信号の強度は、伝播する
にしたがって、散乱等のために減衰する。単位伝播距離
あたりの減衰割合(以下、減衰率と呼ぶ)は、周波数が
高いほど大きい。第14図は周波数−受信強度−伝播距
離の関係曲線である。したがって、音響信号の強度は、
高周波はどそして遠距離はど小さくなる。この関係を表
わしたのが第14図である。この伝播距離に対する各周
波数の減衰分布をh (f、 12)とする。
中心周波数Aをもつ周波数分布g Cf)の音響信号を
送信した場合、距離氾における周波数分布F Cf、 
Q)は式(1)となる。
F (f、 Q)=g (f)  ・h (J、 Q)
 −−−(1)このF Cf、Q)を第15図に示した
。この第15図から、伝播路離党により、F Cf、 
Q)が最大となる周波数fmが異なることがわかる。し
たかって、このF Cf、Q)の最大周波数fmを共振
周波数とする受信子で、音響信号を受信すれば、受信強
度が最大となる。このことは、逆に言えば、伝播距離に
より、受信子の共振周波数を変えることにより、最大の
強度で音響信号を受信することができることを意味する
受信子の周波数分布をk (f)とすると、距離立にお
ける受信波の周波数分布RCf、 fl)は、式(2)
となる。
R(f、 Q )=F(f、 Q )・k(f)=g(
f)・h(fJ)・k (f)−(2)以上の関係を、
自走式検査装置の位置検出を例にとり具体的に説明する
。自走式検査装置2に備えた送信子3から試料1内へ音
響信号を送信し、受信子4で受信した時の、送信波と受
信波との関係を第16図に示す。第16図は、走行距離
測定の模式図である。伝播距離すなわち送信子と受信子
との間の距離氾は、送信から受信波の立上りまでの時間
Tと音響信号の試料内の伝播速度Vとの積より求める。
Q = T−v−−−−−−一(3) 7 ここで、送信の音響信号の周波数がA Hzで受信子の
共振周波数がAおよびBHz(A>B)の2種類の場合
の受信波形を第17図に示す。
まず、受信強度についてみると、距離Q1においてはA
 Hzの受信子のほうがB Hzの受信子より高い。し
かし、高い周波数のほうが減衰率が大きいため、長い距
離Q2では逆にB Hzの受信子の受信強度のほうが、
A Hzの受信子より高い。
次に伝播時間についてみてみる。上述のように受信波の
立上りまでの時間が伝播距離に対応する。
しかし、ノイズ等のため、受信波の立上りを自動的に検
出するのは困難である。そこで、実際にはノイズを除去
するため設定したしきい値を横切るまでの時間を伝播時
間としている。この場合、第17図に示した様に、受信
波の立上りからしきい値を横切るまでの時間Δtが伝播
時間の誤差となる。第17図より、距離Q1ではA H
zの受信子のほうがB Hzの受信子より受信強度が高
く、立上りがはやいため、この時間差Δtは小さい。し
かし、長い距離Q2では、受信強度が逆転し、B Hz
の受信子あ時間差Δtのほうが、A Hzの受信子より
小さくなる。
上記の伝播距離党と受信強度P及び時間差Δtとの関係
を、模式的に第18図(a)、(b)に示した。第18
図(a)、(b)では送信の周波数がA Hzで、受信
にA、B、CHz (A>B>C)の3種類の受信子を
用いたものである。この第18図(a)、(b)から、
距離氾^まではAHz、Q^〜QB間ではBHz、そし
てQB以上ではCHzの共振周波数を持つ受信子を使用
したほうが、受信強度も高く1時間差Δtも小さく、測
定誤差も小さい。この関係を、実験で検討した結果が第
19図(a)、(b)である。送信の音響信号として、
5 M Hzの表面波を用い、受信子として共振周波数
1.2.25.5MHzの3種、距離として0,100
,200,400,600mmの5種類について測定し
た結果である。第19図(a)、(b)の実験結果は、
第18図(a)。
(b)の模式図とよく一致している。ここでは、受信子
が3種類のため、離散的結果となったが、多数用いれば
連続的となる。逆に受信子の設置場所が限られている時
は、A 、 B Hz 、 A 、 CHz 。
B、CHz等の2種類の受信子を使用してもよい。
[実施例] 以下本発明を、実施例を用いて説明する。
第1図は、本発明に係る第1実施例の模式図である。第
1図の構成は、3は、送信子、4は、受信子(群)、5
は、音響信号、6は、送信器、7は、受信子切換器、8
は、受信器、9は、検波器、10は、受信波の有無測定
回路、11は、しきい値設定回路、12は、伝播距離測
定回路、工3は、伝播距離メモリ、14は、比較器、1
5は、中心周波数算出回路、16は、送信信号の周波数
分布メモリ、17は、距離による周波数の減衰メモリ、
18は、表示器である。
つぎに、動作について第1〜2図を用いて説明する。
あらかじめ、送信の音響信号の周波数分布g(f)と距
離による周波数の減衰分布h Cf、Q)を実験等で求
め、それらのデータを送信信号の周波数分布メモリ16
、距離による周波数の減衰分布メモリ17の格納してお
く。はじめに、切換器7により受信器8と受信子群4の
うち受信子iと接続する。又、伝播距離メモリ13のメ
モリ内容を零にする。第2図は、信号波形説明図である
次に送信器6からの送信信号ア(第2図ア)により送信
子3から音響信号5(第2図イ)を送信する。伝播した
音響信号を受信子iで受信し、受信器8を経由して検波
器9へ送られる(第2図つ)。
検波器9でR−F信号を検波した受信波(第2図工)は
、受信波の有無判定回路10で、あらかじめノイズ除去
のためにしきい値設定回路11で設定したしきい値(第
2図才)以上の信号があるか判定される。音響信号の送
信間隔の間にしきい値以上の信号が受信できない場合に
は、切換器7を介して受信子五に切換える。受信子五で
の信号の流れは、切換器7から受信波の有無判定回路1
0までは、受信子iの場合と同じである。しきい値以上
の受信波が得られるまで切換器7で受信子を市、iv・
・・と順次切換えていく。たとえば、受信子iiでの受
信波がしきい値以上の場合には、受信波が伝播距離測定
回路12に送られ、伝播時間から伝゛播距離党、を測定
する。この伝播距離Q1は、伝播距離メモリエ3に格納
される。同時に、比較器14に送られ、伝播距離メモリ
13に格納されていた前の伝播距離氾。(この場合は初
期値Q。二〇となっている)と比較する。氾□と息。が
等しくない場合には、伝播距離Q1を中心周波数算出回
路15に送り、伝播距離Qiに対応する値をメモリ16
゜17から読み出し、式(1)に基づいて中心周波数f
mを求める。次に、この中心周波数fmを共振周波数と
する受信チエに切換える。受信チエでは、しきい値以上
の受信波が受信できるはずであり、切換器7から比較器
14までの信号の流れは、受信子五の場合と同じである
。伝播距離測定回路12で求めた受信子■での伝播距離
をQ2とすると、比較器14では、このQ2とメモリ1
3に格納されている受信子■での伝播距離麩□とを比較
する。もし、aよとI12が等しければ、この伝播距離
Q2を表示器18へ送り、表示する。しかし、QlとQ
2が1− 等しくない場合には、中心周波数算出回路15にQ2を
送り、Q2に対応する中心周波数fmを求める。
この中心周波数fmに対応する受信子に切換え、送信を
開始する。以後の手順は受信子Iの場合と同じであり、
比較器14で、今求めた伝播距離とメモリ13の格納さ
れている前の伝播距離が等しくなるまで繰り返される。
第2図は、上記第1実施例の各段階における信号波形の
模式図、第3図は、動作の流れ図である。
第1図の実施例では、受信子を変更するか伝播距離を表
示して終了するかは、伝播距離を比較することで実施し
ていた。しかし、中心周波数算出回路15と切換器7と
の間に比較器を入れて中心周波数を比較することで、上
記判定を実施しても。
同じ結果となる。
つぎに、第2実施例を、第4図を用いて説明する。第4
図の構成は、19は、受信強度検出回路。
20は、受信強度メモリ、21は、受信波形メモリ、2
2は、最大受信強度検出回路、23は、AND素子であ
り、3〜18は、第1図と同一の表Z 示なので省略する。つぎに、動作について説明する。す
でに述べたように、受信強度が最大となる周波数で受信
したときが、測定誤差もほぼ最小となる。そこで、受信
強度が最大となる周波数で伝播距離を測定するのが第4
図の装置である。切換器7により受信器8と受信子群4
のうち受信子iと接続する。まず、送信器6からの送信
信号により、送信子3から音響信号5を試料中へ送信し
、受信子iで受信する。受信信号は、受信器8を経て検
波器9にて検波され、受信強度検出回路19と受信波形
メモリ21に送られる。受信波形メモリ2↓では、受信
波形と受信子番号it&記憶し、記憶を終えると信号を
AND素子23に送る。受信強度検出回路19では、ノ
イズ除去のためあらかじめ、しきい値設定回路11で設
定したしきい値以上の信号のなかで、ピーク値を受信強
度Piとして検出する。この受信強度Piと、その時の
受信子番号iを受信強度メモリ20に記憶し、記憶を終
えたら信号をAND素子23に送る。
受信強度メモリ20および受信波形メモリ21に記憶を
終了したら、AND素子から信号を出力し、切換器7に
より受信子狙に切換え、上述の受信子iの場合と同様に
して受信強度Piiを求め、受信強度メモリ20に受信
子番号五と受信強度P五を記憶する。その後、受信子を
順次切換えて、すべての受信子について、上記操作を実
施する。
すべての受信子での受信強度と受信子番珍を受信強度メ
モリ20に記憶したら、最大受信強度検出回路22で最
大受信強度を検出し、その時の受信子■を決定する。そ
の受信チエに対応する受信波形を受信波形メモリ21か
ら読み出し、伝播距離測定回路12に送る。伝播距離測
定回路12では、伝播距離を測定し、その結果を表示器
18へ送り表示する。
第5図は、上記第2実施例の流れ図である。
第4図の第2実施例では、第1図の第1実施例と異なり
、送信の音響信号の周波数分布g Cf)、伝播距離に
よる周波数の減衰分布h Cf、 Q)をあらかじめ実
験等で求め、メモリに格納しておく必要がないため、装
置の簡易化という利点がある。
第3実施例を、第6図を用いて説明する。
第6図において、24は、回路切換器であり、その他の
符号は、第1,4図の表示と同一である。
第6図の第3実施例では、第4図の第2実施例における
装置から、受信波形メモリ21およびAND素子23を
削除したものである。
まず、切換器24により検波器9と受信強度検出回路1
9とを接続する。次に、切換器7により受信子群4の各
受信子を順次切換えて、各素子での受信強度を求め、受
信子番号と受信強度を受信強度メモリ20に記憶する。
全受信子について受信強度メモリ20に記憶し終えたら
、最大受信強度検出回路22で受信強度が最大となる受
信子番号工を求める。ここまでは、第4図の実施例と同
じである。この後、第6図の実施例では、切換器24に
より検波器9と伝播距離測定回路12とを接続する。1
番目の受信子を用いて、再び音響信号を受信し、受信信
号を伝播距離測定回路12に送信する。所持距離測定回
路12では伝播距離を測定し、表示器18へ送り、表示
する。
第7図は、上記第3実施例の流れ図である。
以上の第1〜3実施例は、伝播距離すなわち、送信子と
受信子間の距離がわからない場合の例である。しかし、
例えば原子炉圧力容器の溶接線の検査に用いる自走式検
査装置の位置を標定する場合には、自走式検査装置のス
タート位置がわかっており、また、数種類の共振周波数
の受信子を用いる。第8図(a)は、この関係を示した
もので、A、B、C3個の受信子4を用い、スタート時
の伝播距離は悲。である。第8図(b)、(c)に示し
たように、あらかじめ、受信子A、B、Cについて伝播
距離氾に対する受信強度P及び時間差Δtとの関係を調
べ、a^、QBを求めておく。伝播距離氾。からスター
ト後、伝播距離氾が悲^までは受信子A、Q^、UBの
間では受信子B、 flB以上では受信子Cを用いるこ
ととする。これを具体化した実施例を第9図に示す。
第4実施例を、第9図を用いて説明する。第9図の構成
は、25は、比較器、26は、氾^、 pBのメモリで
あり、その他の符号は、第1.4.6図の表示と同一で
ある。第4実施例の動作について説明する。
まず、切換器7により受信子Aと受信器8とを接続する
。送信器6からの送信信号により、送信子3から音響信
号を試料内へ送信し、受信子Aで受信する。受信信号は
切換器7、受信器8を経て、検波器9へ送られる。検波
後、伝播距離測定回路12で伝播距離aが測定される。
伝播距離aは、表示器18へ送られ表示されると同時に
、比較器25へ送られる。比較器25では、現在の伝播
距離氾をあらかじめメモリ26に格納しておいたRB。
QCの値と比較し、第8図(b)、(c)で説明したよ
うに、次の条件で受信子を選択する。
氾くa^:受信子A 氾^≦a<氾B:受信子B 氾B≦氾:受信子C 切換器7により、受信子Aを比較器25で選択した受信
子へ切換えて再び送信し、伝播距離aを測定する。
第9図の実施例の流れ図を第10図に示す。
第9図の実施例では、検査装置が移動しながらでも伝播
距離を測定できる利点がある。
ここまでの実施例で示した受信子群は、全ての受信子が
常に試料面に接触したものである。第11図は、第5実
施例の構成略系図である。第11図において、27は、
回転ドラム、28は、エアシリンダ、29は、圧縮機、
30は切換器、31は、回転装置、4は、受信子、■は
、試料(被検体)である。第11図は、受信子iが試料
1に接続し受信している状態を示す。以下、動作につい
て説明する。まず、入力信号Sにより、受信子■が選択
されたとすると、切換器30では、圧縮機29からエア
シリダ28へ供給している圧縮空気を一旦止める。これ
により、受信子iのエアシリンダは縮み、受信子iは試
料lから離れる。その後、回転装置により、回転ドラム
27を回転させて受信干出を受信子iの位置にセットす
る。最後に、切換器30により、空気の流れを受信子■
のエアシリンダに変えて、圧縮空気を送る。これにより
、エアシリンダが伸びて、受信干出は試料lへ接触し、
音響信号の受信が可能となる。本実施例は、受信子8個
の場合であるが、これにかぎるものではない。
第11図の第5実施例によれば、多数の受信子のうち試
料1と接触しているのは、1個の受信子だけであり、接
触面積が小さくてすむ利点がある。
また、受信子の選択、切換を確実に、容易に実施できる
[発明の効果] 本発明によれば、送信子に到達する音響信号の中心周波
数を共振周波数とする受信子で常に受信できるので、送
信に高い周波数の音響信号を用いた場合でも、遠方にお
いて高い受信感度を受信でき、送信子と受信子間の距離
(伝播距離)を精度良く測定できる効果がある。例えば
、送信に5MHzの表面波を用いた場合、2.25MH
zの受信の方が5 M Hzの受信子にくらべて、距離
600mmにおいて受信感度は14dB高く、測定精度
は50%も向上することになる。
【図面の簡単な説明】
19− 第1図は、第1実施例の構成略系図、第2図は、第1図
の信号波形説明図、第3図は、第1図の流れ図、第4図
は、第2実施例の構成略系図、第5図は、同上流れ図、
第6図は、第3実施例の構成略系図、第7図は、同上流
れ図、第8図(a)。 (b)、(Q)は、第4実施例の説明図、第9図は、第
4実施例の構成略系図、第10図は同上流れ図、第11
図は、第5実施例の模式図、第12図は、従来例の説明
図、第13〜15図は、周波数分布−伝播距離−受信強
度説明図、第16図は、伝播距離測定説明図、第17図
は、受信波形説明図、第18図(a)は、受信強度−伝
播距離、同図(b)は、時間差−伝播距離の関係図、第
19図(a)、(b)は、同上図の実験結果図である。 く符号の説明〉 1・・・圧力容器(試料)、2・・・検査装置、3・・
・送信子、4・・・受信子(群)、5・・・音響信号、
6・・・送信器、7・・・切換器、8・・・受信器、9
・・・検波器、10・・・受信波の有無判定回路、11
・・・しきい値設定回路、12・・・伝播距離測定回路
、13・・・伝播距離20− メモリ、14・・・比較器、15・・・中心周波数算出
回路、16・・・送信信号の周波数分布メモリ、17・
・・距離による周波数の減衰分布メモリ、18・・・表
示器、19・・・受信強度検出回路、20・・・受信強
度メモリ、21・・・受信波形メモリ、22・・・最大
受信強度検出回路、25・・・比較器、26・・・α^
、Qsのメモリ、27・・・回転ドラム、28・・・エ
アシリンダ、29・・・圧縮機、30・・・切換器、3
1・・・回転装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、送信器からの音響信号を送信する送信子と、その信
    号を受信することができる複数個の受信子と、それらの
    機能を制御する制御回路とを備えた距離測定装置におい
    て、送信子から送信するピークの周波数と、少くとも1
    つは異なる共振周波数を有する受信子で受信することを
    特徴とする距離測定装置。 2、請求項1記載の距離測定装置において、受信子を切
    換える手段と、伝播距離に応じた音響信号のピークの周
    波数を算出する手段とを設け、このピークの周波数を共
    振周波数とする受信子で音響信号を受信することを特徴
    とする距離測定装置。 3、請求項1記載の距離測定装置において、受信子を切
    換える手段と、受信した音響信号の強度を検出する手段
    と、検出した各受信子での音響信号の強度の中から、受
    信強度が最大となる受信子を検出する手段とを設けて、
    音響信号が最大となる受信子で音響信号を受信すること
    を特徴とする距離測定装置。 4、請求項1記載の距離測定装置において、受信子を切
    換える手段と、予め、距離に応じて受信子を選定し、そ
    れらの受信子を交換する距離を記憶する手段と、測定し
    た距離と、受信子を交換する距離とを比較する手段とを
    設けて、距離に応じて音響信号を受信する受信子を切換
    えることを特徴とする距離測定装置。 5、請求項1記載の距離測定装置において、中心軸の周
    りに回転可能な回転板の外周部に配設された、複数個の
    受信子中の1個を、被検査体表面に接触できる位置に自
    在に回転移動させることができる回転装置と、各受信子
    と連通したエアシリンダに加える圧力を加減して、被検
    査体表面との接触を調整する圧縮機と、圧縮機からの負
    荷力を振分けて、所期の受信子に負荷する切換器とから
    なる受信子切換装置を備えたことを特徴とする距離測定
    装置。 6、請求項1ないし5記載の距離測定装置を備えたこと
    を特徴とする自走式検査装置。
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