JPH0346459Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0346459Y2 JPH0346459Y2 JP18605485U JP18605485U JPH0346459Y2 JP H0346459 Y2 JPH0346459 Y2 JP H0346459Y2 JP 18605485 U JP18605485 U JP 18605485U JP 18605485 U JP18605485 U JP 18605485U JP H0346459 Y2 JPH0346459 Y2 JP H0346459Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- communication hole
- movable body
- thin plate
- battery
- sealing member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 8
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
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- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 2
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- PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N aluminium oxide Inorganic materials [O-2].[O-2].[O-2].[Al+3].[Al+3] PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 1
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Classifications
-
- Y02E60/12—
Landscapes
- Gas Exhaust Devices For Batteries (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、電池内圧の突発的な上昇に対処して
電池全体の破壊を防止する電池に関する。
電池全体の破壊を防止する電池に関する。
近年、たとえば特開昭58−44666号公報に示さ
れるごとく、アルミナまたは酸化マグネシウムを
主成分とするセラミツク絶縁体にチタンの端子を
封着したハーメチツク端子を用いたものなど種種
の電解液電池が各種電子機器等の長寿命電源とし
て用いられているが、上記公報掲示のものを含め
この種電池には、一般に、内部(缶内)の圧力が
異常に上昇して電池全体が破壊するおそれがあ
る。
れるごとく、アルミナまたは酸化マグネシウムを
主成分とするセラミツク絶縁体にチタンの端子を
封着したハーメチツク端子を用いたものなど種種
の電解液電池が各種電子機器等の長寿命電源とし
て用いられているが、上記公報掲示のものを含め
この種電池には、一般に、内部(缶内)の圧力が
異常に上昇して電池全体が破壊するおそれがあ
る。
本考案は以上の点に鑑み、内部圧力の上昇によ
る電池の破壊を防止するため、電極端子に電極缶
内と外部とを連通する連通孔が開設され、連通孔
は中途に段部が形成され、連通孔は段部より外側
部分が大径であり、かつ段部より内側部分が小径
であり、外側部分の外端開口が薄板で密閉され、
内側部分の内周面に環状のシール部材を介して移
動体が圧入され、シール部材は移動体の外周面に
一体に装着され、移動体には薄板と対向する先鋭
な突起が形成されてなる構成とした。
る電池の破壊を防止するため、電極端子に電極缶
内と外部とを連通する連通孔が開設され、連通孔
は中途に段部が形成され、連通孔は段部より外側
部分が大径であり、かつ段部より内側部分が小径
であり、外側部分の外端開口が薄板で密閉され、
内側部分の内周面に環状のシール部材を介して移
動体が圧入され、シール部材は移動体の外周面に
一体に装着され、移動体には薄板と対向する先鋭
な突起が形成されてなる構成とした。
すなわち本考案の電池は、電極缶内圧力が所定
値以上に上昇すると、移動体がこの圧力によつ
て、連通孔の小径の内側部分からシール部材と共
に瞬時に跳び出し、該移動体に突設した突起によ
り薄板を破断して圧力を外部へ放出するようにな
る。
値以上に上昇すると、移動体がこの圧力によつ
て、連通孔の小径の内側部分からシール部材と共
に瞬時に跳び出し、該移動体に突設した突起によ
り薄板を破断して圧力を外部へ放出するようにな
る。
つぎに本考案の一実施例を図面にしたがつて説
明する。
明する。
第1図に一部を示した電解液電池において、符
号1は、電極缶2の上端開口を封じる封口体3の
中央開口4に絶縁体5を介して封着された電極端
子で、電極端子1には、電極缶2内と外部とを連
通する連通孔6が開設されている。連通孔6は、
中途に段部7が形成され、段部7より外側部分6
aが大径であり、かつ段部7より内側部分6bが
小径であり、外側部分6aの外端開口6cが薄板
8で密閉されている。連通孔6の内側部分6bの
内周面には環状のシール部材としてのOリング1
2を介して移動体9が圧入され、Oリング12は
移動体9の外周面に形成した溝11に装着され、
移動体9には薄板8と対向する先鋭な突起10が
形成されている。このため、電極缶2の内圧が所
定値以上に上昇すると、移動体9はこの圧力を受
けてOリング12と共に内側部分6bから瞬時に
跳び出し、突起10により薄板8を破つて圧力を
大気開放する(第2図)。缶内の圧力がどのくら
いの大きさになつたときに当該装置を作動させる
かは、移動体9の重量、Oリング12と連通孔6
内壁の嵌合力、薄板8の厚さや材質等を適宜変更
してこれを調節する。また第3図は、本考案の他
の例として、前記段部7の内側に第2の段部13
を設け、その内径を移動体9の大きさより小さく
して該移動体9の落下を防止するよう構成してな
る。
号1は、電極缶2の上端開口を封じる封口体3の
中央開口4に絶縁体5を介して封着された電極端
子で、電極端子1には、電極缶2内と外部とを連
通する連通孔6が開設されている。連通孔6は、
中途に段部7が形成され、段部7より外側部分6
aが大径であり、かつ段部7より内側部分6bが
小径であり、外側部分6aの外端開口6cが薄板
8で密閉されている。連通孔6の内側部分6bの
内周面には環状のシール部材としてのOリング1
2を介して移動体9が圧入され、Oリング12は
移動体9の外周面に形成した溝11に装着され、
移動体9には薄板8と対向する先鋭な突起10が
形成されている。このため、電極缶2の内圧が所
定値以上に上昇すると、移動体9はこの圧力を受
けてOリング12と共に内側部分6bから瞬時に
跳び出し、突起10により薄板8を破つて圧力を
大気開放する(第2図)。缶内の圧力がどのくら
いの大きさになつたときに当該装置を作動させる
かは、移動体9の重量、Oリング12と連通孔6
内壁の嵌合力、薄板8の厚さや材質等を適宜変更
してこれを調節する。また第3図は、本考案の他
の例として、前記段部7の内側に第2の段部13
を設け、その内径を移動体9の大きさより小さく
して該移動体9の落下を防止するよう構成してな
る。
本考案電池は以上説明したように、電池の内圧
が所定値以上になると、この圧力を受ける移動体
が外周のシール部材と共に、連通孔の小径の内側
部分から大径の外側部分へ向けて瞬時に跳び出し
て、連通孔を密閉した薄板を該移動体に突設した
突起により突き破るもので、電池内の圧力が異常
に高くなつても該圧力を外部へ逃がして電池全体
の破壊を未然に防止し得るようになる。また薄板
を突起により機械的に突き破る構成であるため、
圧力が設定値に達したときに確実に作動し、信頼
性の高い装置を提供できる特徴を有する。
が所定値以上になると、この圧力を受ける移動体
が外周のシール部材と共に、連通孔の小径の内側
部分から大径の外側部分へ向けて瞬時に跳び出し
て、連通孔を密閉した薄板を該移動体に突設した
突起により突き破るもので、電池内の圧力が異常
に高くなつても該圧力を外部へ逃がして電池全体
の破壊を未然に防止し得るようになる。また薄板
を突起により機械的に突き破る構成であるため、
圧力が設定値に達したときに確実に作動し、信頼
性の高い装置を提供できる特徴を有する。
第1図は本考案の一実施例に係る電池の要部断
面図、第2図は同じく作動状態の要部断面図、第
3図は他の実施例を示す要部断面図である。 1……電極端子、2……電極缶、3……封口
体、5……絶縁体、6……連通孔、7……段部、
8……薄板、9……移動体、10……突起、12
……Oリング、13……段部。
面図、第2図は同じく作動状態の要部断面図、第
3図は他の実施例を示す要部断面図である。 1……電極端子、2……電極缶、3……封口
体、5……絶縁体、6……連通孔、7……段部、
8……薄板、9……移動体、10……突起、12
……Oリング、13……段部。
Claims (1)
- 電極端子1に電極缶2内と外部とを連通する連
通孔6が開設され、連通孔6は中途に段部7が形
成され、連通孔6は段部7より外側部分6aが大
径であり、かつ段部7より内側部分6bが小径で
あり、外側部分6aの外端開口6cが薄板8で密
閉され、内側部分6bの内周面に環状のシール部
材12を介して移動体9が圧入され、シール部材
12は移動体9の外周面に一体に装着され、移動
体9には薄板8と対向する先鋭な突起10が形成
されていることを特徴とする電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18605485U JPH0346459Y2 (ja) | 1985-12-04 | 1985-12-04 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18605485U JPH0346459Y2 (ja) | 1985-12-04 | 1985-12-04 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6294561U JPS6294561U (ja) | 1987-06-16 |
JPH0346459Y2 true JPH0346459Y2 (ja) | 1991-10-01 |
Family
ID=31135261
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18605485U Expired JPH0346459Y2 (ja) | 1985-12-04 | 1985-12-04 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0346459Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6174947B2 (ja) * | 2013-08-30 | 2017-08-02 | 昭和電工パッケージング株式会社 | 安全装置付き電気化学デバイス及び電気化学デバイス用安全装置 |
-
1985
- 1985-12-04 JP JP18605485U patent/JPH0346459Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6294561U (ja) | 1987-06-16 |
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