JPH0346213Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0346213Y2 JPH0346213Y2 JP1986022057U JP2205786U JPH0346213Y2 JP H0346213 Y2 JPH0346213 Y2 JP H0346213Y2 JP 1986022057 U JP1986022057 U JP 1986022057U JP 2205786 U JP2205786 U JP 2205786U JP H0346213 Y2 JPH0346213 Y2 JP H0346213Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air cleaner
- carburetor
- support plate
- air
- cylindrical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003463 adsorbent Substances 0.000 claims description 11
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 11
- 239000011148 porous material Substances 0.000 claims description 6
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 16
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 10
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 2
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 238000009499 grossing Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000001743 silencing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の目的〕
（産業上の利用分野）
本考案はチエンソー、刈払機等の小型２サイク
ルエンジンに設けられているエアクリーナ装置に
係るものである。
ルエンジンに設けられているエアクリーナ装置に
係るものである。
（従来技術および解決しようとする課題）
従来、この種のエアクリーナ装置においては、
第３図に示すごとく、キヤブレータの吸気口４５
に対面して平板状の吹き返し防止板４７が設けら
れており、さらに、その外周を囲んで多孔性材料
よりなるエアクリーナ４９が設けられ、空気を吸
入、濾過してキヤブレータ５１に送つていた。一
般に、エンジンのピストンが上死点から下降し始
める瞬間に混合気が気化器を通つて逆流する吹き
返し現象が生じるがこの逆流する混合気が吹き返
し防止板４７に当ると、混合気中の燃料は吹き返
し防止板に一部は付着するが、逆流する混合気の
多くはエアクリーナ４９を通つて大気に放出され
て混合気中に含まれる燃料はエアクリーナ４９に
付着し、外部から吸入される空気内の塵埃を吸着
して目詰まりを起こすため、空気がエアクリーナ
４９を通過しにくくなる欠点があつた。
第３図に示すごとく、キヤブレータの吸気口４５
に対面して平板状の吹き返し防止板４７が設けら
れており、さらに、その外周を囲んで多孔性材料
よりなるエアクリーナ４９が設けられ、空気を吸
入、濾過してキヤブレータ５１に送つていた。一
般に、エンジンのピストンが上死点から下降し始
める瞬間に混合気が気化器を通つて逆流する吹き
返し現象が生じるがこの逆流する混合気が吹き返
し防止板４７に当ると、混合気中の燃料は吹き返
し防止板に一部は付着するが、逆流する混合気の
多くはエアクリーナ４９を通つて大気に放出され
て混合気中に含まれる燃料はエアクリーナ４９に
付着し、外部から吸入される空気内の塵埃を吸着
して目詰まりを起こすため、空気がエアクリーナ
４９を通過しにくくなる欠点があつた。
（課題を解決する手段および作用）
本考案はキヤブレータの吸気口に対面する吹き
返し防止板の外周を囲んで多孔性材料よりなる吸
着体を設け、吸着体の外周を適宜な間〓をもつて
多孔性材料よりなるエアクリーナで囲んでいるた
めに、吹き返しによる混合気中の燃料は吸着体に
吸着されてエアクリーナに付着することがないの
で、大気中の塵埃がエアクリーナに付着すること
が少なく、また付着した塵埃が乾燥しているので
除去し易く、吸気が円滑に行なわれるものであ
る。
返し防止板の外周を囲んで多孔性材料よりなる吸
着体を設け、吸着体の外周を適宜な間〓をもつて
多孔性材料よりなるエアクリーナで囲んでいるた
めに、吹き返しによる混合気中の燃料は吸着体に
吸着されてエアクリーナに付着することがないの
で、大気中の塵埃がエアクリーナに付着すること
が少なく、また付着した塵埃が乾燥しているので
除去し易く、吸気が円滑に行なわれるものであ
る。
（実施例）
以下、図面を用いて本考案の１実施例について
詳細な説明を行なう。
詳細な説明を行なう。
第１図において、ケース本体１によつて囲まれ
たエンジン室３の内部にはエンジン（図示略）が
装着されている。エンジン室３に隣接するキヤブ
レータ室５にはキヤブレータ７が固着されキヤブ
レータ７の内部にはベンチユリー管９が設けられ
ている。キヤブレータ７の排気口１１は、ゴム製
の吸気管１３を介してシリンダ（図示略）の吸気
口（図示略）に連通している。キヤブレータ７の
吸気口１５に対面する吹き返し防止板１７が固着
された環状のエアクリーナ支持板１９がゴム製の
シール環２１を介してケース本体１に密接されて
いる。エアクリーナ支持板１９の中央部上面に固
着する円筒部２３は多数の通気孔２５，２５，…
が設けられた多孔板よりなり、外周には多孔性材
料よりなる筒状の吸着体２７が着脱自在に嵌合さ
れている。吹き返し防止板１７は、下端をキヤブ
レータ７に固定された、帯板をコの字形に折り曲
げた形状の支持体２９の上面に支持されて、下方
から貫通するボルト３１および上面のナツト３３
で締め付け、固定されている。ボルト３１のねじ
部３５はノブ３７のねじ穴３９に係合され、ノブ
３７のボス部４０の外周にはカバー４１が回動自
在に係合されて、スナツプリング４２によつて係
止されている。カバー４１の内面と吹き返し防止
板１７との間には多孔性材料よりなる筒状のエア
クリーナ４３が挾持されている。
たエンジン室３の内部にはエンジン（図示略）が
装着されている。エンジン室３に隣接するキヤブ
レータ室５にはキヤブレータ７が固着されキヤブ
レータ７の内部にはベンチユリー管９が設けられ
ている。キヤブレータ７の排気口１１は、ゴム製
の吸気管１３を介してシリンダ（図示略）の吸気
口（図示略）に連通している。キヤブレータ７の
吸気口１５に対面する吹き返し防止板１７が固着
された環状のエアクリーナ支持板１９がゴム製の
シール環２１を介してケース本体１に密接されて
いる。エアクリーナ支持板１９の中央部上面に固
着する円筒部２３は多数の通気孔２５，２５，…
が設けられた多孔板よりなり、外周には多孔性材
料よりなる筒状の吸着体２７が着脱自在に嵌合さ
れている。吹き返し防止板１７は、下端をキヤブ
レータ７に固定された、帯板をコの字形に折り曲
げた形状の支持体２９の上面に支持されて、下方
から貫通するボルト３１および上面のナツト３３
で締め付け、固定されている。ボルト３１のねじ
部３５はノブ３７のねじ穴３９に係合され、ノブ
３７のボス部４０の外周にはカバー４１が回動自
在に係合されて、スナツプリング４２によつて係
止されている。カバー４１の内面と吹き返し防止
板１７との間には多孔性材料よりなる筒状のエア
クリーナ４３が挾持されている。
以上の実施例において、エンジン（図示略）の
駆動によつて外気がカバー４１と本体ケース１の
間から吸気され、エアクリーナ４３で除塵され
て、吸着体２７、通気孔２５を通過する。さら
に、ベンチユリー管９を通過して噴出する燃料を
混合し、吸気管１３を介してシリンダ（図示略）
に吸入される。この際、シリンダ内のピストン
（図示略）が上死点から下死点に向う瞬間にクラ
ンクケース（図示略）に滞溜する混合気の気圧が
上昇するため、混合気が吹き返し現象を起こして
吸気口（図示略）、吸気管１３、ベンチユリー管
９を通過して、通気孔２５を通過して吸着体２７
において混入する燃料が吸着される。このためエ
アクリーナ４３に燃料が付着することがない。
駆動によつて外気がカバー４１と本体ケース１の
間から吸気され、エアクリーナ４３で除塵され
て、吸着体２７、通気孔２５を通過する。さら
に、ベンチユリー管９を通過して噴出する燃料を
混合し、吸気管１３を介してシリンダ（図示略）
に吸入される。この際、シリンダ内のピストン
（図示略）が上死点から下死点に向う瞬間にクラ
ンクケース（図示略）に滞溜する混合気の気圧が
上昇するため、混合気が吹き返し現象を起こして
吸気口（図示略）、吸気管１３、ベンチユリー管
９を通過して、通気孔２５を通過して吸着体２７
において混入する燃料が吸着される。このためエ
アクリーナ４３に燃料が付着することがない。
本考案は請求の範囲のとおりの構成であるか
ら、吹き返しの混合気中に含まれる燃料を完全に
吸着除去して、燃料によつてエアクリーナに生ず
る塵埃の目詰まりを解消して吸気を円滑に行なう
とともに、吸着体とエアクリーナがともに筒状に
形成され、またカバーの着脱を容易としてコンパ
クトに設けることにより、また吸着体、エアクリ
ーナの着脱が容易で、清掃、交換作業を容易と
し、しかも大きな容積のキヤブレータ室５を介し
て吸着体２７、フイルター４３に連通しているの
で、吸気音が緩衝され、消音効果が向上するもの
である。
ら、吹き返しの混合気中に含まれる燃料を完全に
吸着除去して、燃料によつてエアクリーナに生ず
る塵埃の目詰まりを解消して吸気を円滑に行なう
とともに、吸着体とエアクリーナがともに筒状に
形成され、またカバーの着脱を容易としてコンパ
クトに設けることにより、また吸着体、エアクリ
ーナの着脱が容易で、清掃、交換作業を容易と
し、しかも大きな容積のキヤブレータ室５を介し
て吸着体２７、フイルター４３に連通しているの
で、吸気音が緩衝され、消音効果が向上するもの
である。
なお、第２図は従来例で、キヤブレータ５１の
吸気口４５に対面して吹き返し防止板４７が円筒
部２３を介して固着され、円筒部２３の外方適宜
の間隔でエアクリーナ４９を設けられている。
吸気口４５に対面して吹き返し防止板４７が円筒
部２３を介して固着され、円筒部２３の外方適宜
の間隔でエアクリーナ４９を設けられている。
なお第２図において、第１図に示す符号と同一
の符号は同一の構成部分を表わすものである。
の符号は同一の構成部分を表わすものである。
第１図は本考案の１実施例の要部の側断面図、
第２図は従来例の側断面図である。 １……本体ケース、５……キヤブレータ、７…
…キヤブレータ、１７……吹き返し防止板、１９
……エアクリーナ支持板、２３……円筒部、２７
……吸着体、２９……支持体、４１……カバー、
４３……エアクリーナ。
第２図は従来例の側断面図である。 １……本体ケース、５……キヤブレータ、７…
…キヤブレータ、１７……吹き返し防止板、１９
……エアクリーナ支持板、２３……円筒部、２７
……吸着体、２９……支持体、４１……カバー、
４３……エアクリーナ。
Claims (1)
- エンジンを内蔵するケース本体１の上面に開口
し、内部にキヤブレータ７を収容するキヤブレー
タ室５を設け、前記キヤブレータ室５の開口部を
覆つて開口縁部を密封する環状のエアクリーナ支
持板１９を支持体２９を介してキヤブレータ７の
上方に固着して設け、前記エアクリーナ支持板１
９の中央上面に固着する多孔板よりなる円筒部２
３の上端を覆つて吹き返し防止板１７を固着し、
前記円筒部２３の外周に、吹き返し風を通過する
多孔性材料よりなる筒状の吸着体２７を係合し、
前記吸着体２７の外周を適宜な間〓をもつて囲む
多孔性材料よりなる筒状のエアクリーナ４３を、
前記吹き返し防止板１７の上方に設けたカバー４
１と前記エアクリーナ支持板１９との間に挾持し
て設け、前記カバー４１の中心部を前記支持体２
９に着脱自在に螺着したことを特徴とするエアク
リーナ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986022057U JPH0346213Y2 (ja) | 1986-02-20 | 1986-02-20 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986022057U JPH0346213Y2 (ja) | 1986-02-20 | 1986-02-20 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62135866U JPS62135866U (ja) | 1987-08-26 |
| JPH0346213Y2 true JPH0346213Y2 (ja) | 1991-09-30 |
Family
ID=30819075
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986022057U Expired JPH0346213Y2 (ja) | 1986-02-20 | 1986-02-20 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0346213Y2 (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5149443U (ja) * | 1974-10-11 | 1976-04-14 | ||
| JPS5392028A (en) * | 1977-01-24 | 1978-08-12 | Kubota Ltd | Air cleaner for v-type 2-cylinder engine |
| JPS5723779A (en) * | 1980-07-18 | 1982-02-08 | Iseki Agricult Mach | Tampering unhulled rice drying |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4855204U (ja) * | 1971-10-28 | 1973-07-16 | ||
| JPS5954740U (ja) * | 1982-10-01 | 1984-04-10 | 株式会社デンソー | 内燃機関用蒸発燃料吸着型エアクリ−ナ |
| JPS5971949U (ja) * | 1982-11-05 | 1984-05-16 | 小松ゼノア株式会社 | チエンソ−のエアクリ−ナ |
-
1986
- 1986-02-20 JP JP1986022057U patent/JPH0346213Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5149443U (ja) * | 1974-10-11 | 1976-04-14 | ||
| JPS5392028A (en) * | 1977-01-24 | 1978-08-12 | Kubota Ltd | Air cleaner for v-type 2-cylinder engine |
| JPS5723779A (en) * | 1980-07-18 | 1982-02-08 | Iseki Agricult Mach | Tampering unhulled rice drying |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62135866U (ja) | 1987-08-26 |
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