JPH0451847Y2 - - Google Patents

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JPH0451847Y2
JPH0451847Y2 JP1988073905U JP7390588U JPH0451847Y2 JP H0451847 Y2 JPH0451847 Y2 JP H0451847Y2 JP 1988073905 U JP1988073905 U JP 1988073905U JP 7390588 U JP7390588 U JP 7390588U JP H0451847 Y2 JPH0451847 Y2 JP H0451847Y2
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  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Separation Of Gases By Adsorption (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は塗装や接着作業を行なつている際に
生じた空気中の有機溶剤を除去する空気浄化装置
に関するものである。
[従来の技術] 従来のこの種の空気浄化装置は、下側に空気取
入口を設け、上側に排気口を設けたカバー内にフ
イルターと送風機とを設けてなる。
[考案が解決しようとする課題] 上記従来装置は取入口が小さく、しかも一方向
にしか開口していないため、色々な場所で発生す
る有機溶剤などの臭気成分を万遍無く取入れられ
ない。したがつて空気の浄化能率が悪く、また本
体が四角いことから作業時にぶつかるなど取扱い
にも不便であり、しかも取入口が1箇所にしかな
いので、設置に際して向を考慮しなければなら
ず、自由に移動できないなどの問題があつた。
このような問題を解決し得る装置として、筒状
に形成したフイルターと、キヤスターを有する座
板及び輪状で中央の穴部にフアンを備えた天井板
と、送風機防護カバーとからなり、上記フイルタ
ーを座盤上に載置するとともに、フイルター上に
天井板を被せ、その天井板と上記座板とを複数本
のタイロツドにより連結して、上記フイルターと
上部の送風機とを座板上に一体に設けてなる空気
浄化装置(実願昭62−152064号参照)を開発した
が、この装置ではフイルターの交換に手間がかか
り、またキヤスターによつて床面と座板との間に
空間が生じるため、床面上の空気の吸込みがが難
しく、重量もあることから他の場所への持運びに
も不便であるなど、更に改善されなければならな
い幾つかの課題があつた。
上記フイルターの交換性に関する課題は、実公
昭62−29057号公報に記載されているように、吸
着剤を充填した底板上の通気性筒体を、カバーに
より上方から覆うように構成することによつて解
決することはできるが、この場合には、カバーを
中央の排気筒内の送風機と共に、通気性筒体の上
に載置することになるため、通気性筒体に負担が
かかり、またカバーの下部開口縁は支持されない
ので、送風機とともにカバーが振動し易く、この
振動によつて騒音が生じ易い。
この考案は上記課題を解決するために考えられ
たものであつて、その目的は、送風機と共にカバ
ーを着脱できるようにして、フイルターの交換を
容易となし、床面の空気の吸込みも効率良く行
え、軽量で水平移動し易く、送風機及びカバーの
振動も極めて小さい新たな構造の空気浄化装置を
提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的によるこの考案の特徴は、上面中央に
連結柱を設け、周縁に沿つて傾斜板による所要数
のガイドを一定間隔ごとに傾斜辺を外向きに放射
状に佇設し、そのガイドの内側に上記連結柱を中
心として、所要数のフイルターの押え金具を二重
に要所ごとに設けた円形の座板と、上記押え金具
の間に収まる通気性の吸着剤壁からなる円筒形の
フイルターと、天板中央の排気筒内に連結部を下
側に備えた送風機を上向きに有し、かつ周壁が上
記フイルターよりも大径で下部開口縁が上記ガイ
ドの傾斜辺と嵌合して、フイルターの下部周囲に
吸気間隙を形成する円筒形のカバーとからなり、
そのカバーと上記座板とを、上記連結柱に送風機
下側の連結部を結合して一体化したことにある。
[作用] 上記構造では、フイルターにカバーを上方から
被せると、送風機の連結部が連結柱の先端に位置
するとともに、カバーの下部開口縁がガイドの外
側に位置する。この状態で送風機と連結柱の結合
を行うと、カバーの上部は送風機を介して連結柱
に止着されに、また下部開口縁がガイドの傾斜辺
によつて支持される。
また送風機が作動すると、床面上の有機溶剤の
揮発分を含む空気が、フイルターの下部周囲の吸
込まれる。空気はフイルターを通過する間に清浄
な空気に浄化され、更に送風機によりフイルター
内の空間を上方へと移動し、排気筒から外部へと
流出する。またフイルターの交換に際しては、連
結柱と送風機側の連結部との結合を解除して、カ
バーを上方へ取り外す。
[実施例] 図中1は円形の座板で、先端部がネジ軸となつ
た連結柱2が設けてある。また座板1の上面周囲
には所要数の傾斜板によるガイド3,3が傾斜辺
を外向きにして放射状に佇設してあり、そのガイ
ド3,3の内側の板面上に上記連結柱2を中心と
して、所要数のL字形の押え金具4,4が、背合
わせに間隔を空けて内外二重に要所ごとに設けて
ある。
5は円筒形のフイルターで、活性炭などの吸着
剤を帯状の繊維袋に入れて通気性の吸着剤壁5a
となし、その吸着剤壁5aの内外面にはパンチン
グメタルまたはネツト6,6が当設しある。
7は下部が開口した強化プラスチツクの円筒形
のカバーで、フイルター5よりも大径の周壁7a
と一体形成した天板7bの中央に排気筒8を有す
る。この排気筒8の内部には、下側に連結柱先端
のネジ螺合する内ネジを施した連結部9を有し、
上部に合成樹脂のフアンを有する送風機10が上
向に取付けてある。
なお11はパツキング、12は排気筒内側の防
音材、13,14は把手で脱着時に回転力を与え
る力点ともなる。15は送風機の電気コードで、
排気筒8の外側に巻き付けてある。
しかして上記座板1とフイルター5及びカバー
7とから空気清浄装置を構成するには、まず座板
1の上面の押え金具4,4の間に、パツキング1
1を置いてフイルター5の吸着剤壁5aを差込
む。このようにしてフイルター5を座板1の上面
にセツトしたら、フイルター上面にパツキング1
1を載せ、上記連結性2と連結部9との位置を合
せて上方からカバー7を被せる。そしてカバー7
をネジ方向に回転して螺合すると、天板7bがバ
ツキング11を介してフイルター上面に接すると
ともに、下部開口縁がガイド3,3の外側の傾斜
辺に押付けられる。この結果、カバー7の上部は
送風機10を介して連結柱7に止着され、また下
部がガイド3,3の傾斜辺によつて支持されるよ
うになる。
またフイルター5の交換を行うときには、カバ
ー7を反対方向に回転して送風機10と連結柱2
との螺合を解き、その後にカバー7を上方へ取外
せばよい。
このように構成された空気清浄装置では、ガイ
ド3,3により座板1とカバー7の下端縁の間及
びカバー周壁7aフイルター5との間に吸込間隙
が確保され、送風機10を回転するフイルター内
の空気が上方へ移動し、それにつれて床面上空気
がフイルター内に吸引される。吸引された空気は
吸着剤壁5aを通過する際に、活性炭等の吸着剤
と接し、空気中の有害ガス、たとえば塗料、接着
剤などから発生するアセトン、トルエン、キシレ
ン、エチルアルコール、イソプロピルアルコール
などの臭気を有する気体が除かれ、送風機により
排気筒8から清浄化された空気が流出する。
[考案の効果] この考案は上述のように、上面中央に連結柱2
を有する座板1上に押え金具4,4を用いて円筒
形のフイルター5を置き、このフイルター5を天
板中央の排気筒8内に送風機10を上向に設けた
カバー7により被覆し、そのカバー7を送風機下
側に設けた連結部9と上記連結柱2との結合をも
つて座板1に止着するとともに、下部開口縁をガ
イド3,3の傾斜辺により支持したので、送風機
10と共にカバー7を上下にて確りと固定するこ
とができ、これにより送風機10及びカバー7の
振動が防止される。
また座板上のガイド3によりフイルター下部周
囲に吸込み空間を形成してなることから、床面よ
り空気の吸込みができ、キヤスターを有する場合
に比べて床面の空気の吸込み量が一段と増し、空
気より重い有機溶剤のガスを効率よく吸込んで浄
化することができ、また浄化された空気は上方へ
流出するため、床面上の汚染空気に乱れが生じて
上方へ拡散するようなこともない。
しかもカバーを外すだけでフイルターが交換で
きるので手間がかからず、フイルターを頻繁に交
換して効率を上げることができ、軽量かつ小型に
して持運びを容易となすこともできる他、ガイド
によるがたつき防止がなされているので、稼動時
の振動や騒音なども低減するなどの多くの利点を
有する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案に係る空気浄化装置の一実施例
を示すもので、第1図は縦断面図、第2図は平面
図、第3図は分解した状態における縦断面図であ
る。 1……座板、2……連結柱、3……ガイド、4
……押え金具、5……フイルター、5a……吸着
剤壁、6……ネツト、7……カバー、7a……周
壁、7b……天板、8……排気筒、9……連結
部、10……送風機。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上面中央に連結柱を設け、周縁に沿つて傾斜板
    による所要数のガイドを一定間隔ごとに傾斜辺を
    外向きに放射状に佇設し、そのガイドの内側に上
    記連結柱を中心として、所要数のフイルターの押
    え金具を二重に要所ごとに設けた円形の座板と、
    上記押え金具の間に収まる通気性の吸着剤壁から
    なる円筒形のフイルターと、天板中央の排気筒内
    に連結部を下側に備えた送風機を上向きに有し、
    かつ周壁が上記フイルターよりも大径で下部開口
    縁が上記ガイドの傾斜辺と嵌合して、フイルター
    の下部周囲に吸気間隙を形成する円筒形のカバー
    とからなり、該カバーと上記座板は上記連結柱に
    送風機下側の連結部を結合して一体化されている
    ことを特徴とする空気浄化装置。
JP1988073905U 1988-06-03 1988-06-03 Expired JPH0451847Y2 (ja)

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JP1988073905U JPH0451847Y2 (ja) 1988-06-03 1988-06-03

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JP1988073905U JPH0451847Y2 (ja) 1988-06-03 1988-06-03

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JPH01179727U JPH01179727U (ja) 1989-12-25
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JPS6229057U (ja) * 1985-08-06 1987-02-21

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