JPS6229057Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6229057Y2 JPS6229057Y2 JP1983184788U JP18478883U JPS6229057Y2 JP S6229057 Y2 JPS6229057 Y2 JP S6229057Y2 JP 1983184788 U JP1983184788 U JP 1983184788U JP 18478883 U JP18478883 U JP 18478883U JP S6229057 Y2 JPS6229057 Y2 JP S6229057Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inner cylinder
- activated carbon
- outer cylinder
- wind tunnel
- mantle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 238000001179 sorption measurement Methods 0.000 claims description 9
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 5
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- 235000019645 odor Nutrition 0.000 description 5
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 4
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Landscapes
- Separation Of Gases By Adsorption (AREA)
- Treating Waste Gases (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は工場その他、実験室、研究室等におい
て不快な臭気や、有毒ガス等を吸引除去するよう
にした移動式脱臭装置に関するものである。
て不快な臭気や、有毒ガス等を吸引除去するよう
にした移動式脱臭装置に関するものである。
従来このような各種環境における脱臭装置は一
般に据付式のものが主で、その為に場合によつて
は一時的に移動させたり、或は最も要求している
場所への移動ができず、それにこのような据付式
脱臭装置は汚臭の吸着部の構造が全く異なる。
般に据付式のものが主で、その為に場合によつて
は一時的に移動させたり、或は最も要求している
場所への移動ができず、それにこのような据付式
脱臭装置は汚臭の吸着部の構造が全く異なる。
即ち据付式脱臭装置は汚臭の吸着濾材、例えば
活性炭を平板状に形成し、これを通気路内に適当
な傾斜を以つて静置するものであつた。
活性炭を平板状に形成し、これを通気路内に適当
な傾斜を以つて静置するものであつた。
従つて平板状の吸着濾材はその中央部と周辺部
とでは通風量が異なるために、吸着濾材が全面一
様に利用されず、その結果該濾材の交換を行なう
際、周辺部は寿命が残つているにも拘わらず中央
部の吸着脱臭能力が低下した段階で、これを全部
交換するので誠に不経済であつた。
とでは通風量が異なるために、吸着濾材が全面一
様に利用されず、その結果該濾材の交換を行なう
際、周辺部は寿命が残つているにも拘わらず中央
部の吸着脱臭能力が低下した段階で、これを全部
交換するので誠に不経済であつた。
そこで本考案においてはこのような汚臭、空気
の通過量のばらつきをなくして濾材各部が、偏り
なく平均にその利用が図れるようにすると共に必
要な場所へ移動できるようにしたことにより効果
的、経済的に活用することを目的とするものであ
る。
の通過量のばらつきをなくして濾材各部が、偏り
なく平均にその利用が図れるようにすると共に必
要な場所へ移動できるようにしたことにより効果
的、経済的に活用することを目的とするものであ
る。
そこで本考案の最も要旨とする処は、吸着濾材
を円筒状に保持し、該円筒状濾材の外側部より内
部空洞へ強制通気し、該空洞上位に連設した軸流
フアンの風洞より排気循環させるようにしたこと
を特徴とする。
を円筒状に保持し、該円筒状濾材の外側部より内
部空洞へ強制通気し、該空洞上位に連設した軸流
フアンの風洞より排気循環させるようにしたこと
を特徴とする。
以下実施図例について詳細に説明すると、通気
性のある円筒状の内筒3と、同じく通気性のある
円筒状の外筒2とを一定間隔をおいて同心円上に
配置し、該内筒3と外筒2の対向間隙の上端部及
び下端部を夫々上蓋13と底板6にて密着すると
共にこれに吸着濾材、即ち活性炭4の出し入れを
行なう投入口12と取出口8を設け、更に該外筒
2の外周側には或る間隔を隔て、外套1を外筒2
の上方部に密着定設し、該外套1の下端部を開放
して吸気口7とする、一方上記内筒3の空洞5の
上部における上蓋13に、電動機10にて駆動せ
しめられる軸流フアン9の風洞11を密着定設
し、該風洞11を介して外気に開放連通せしめ、
上記底板6の適所にキヤスター15,15を定着
することにより任意場所への移動を行なうように
構成してなる。
性のある円筒状の内筒3と、同じく通気性のある
円筒状の外筒2とを一定間隔をおいて同心円上に
配置し、該内筒3と外筒2の対向間隙の上端部及
び下端部を夫々上蓋13と底板6にて密着すると
共にこれに吸着濾材、即ち活性炭4の出し入れを
行なう投入口12と取出口8を設け、更に該外筒
2の外周側には或る間隔を隔て、外套1を外筒2
の上方部に密着定設し、該外套1の下端部を開放
して吸気口7とする、一方上記内筒3の空洞5の
上部における上蓋13に、電動機10にて駆動せ
しめられる軸流フアン9の風洞11を密着定設
し、該風洞11を介して外気に開放連通せしめ、
上記底板6の適所にキヤスター15,15を定着
することにより任意場所への移動を行なうように
構成してなる。
尚上記構成において通気性ある内筒外筒は合成
樹脂その他何れも良く、又通気性は活性炭を保持
し得る程度の多孔材であれば良い。又、本考案の
移動式脱臭装置では、軸流フアンの周囲には活性
炭層があり、更に、その外側を外套で覆われてい
るので、騒音は比較的少ないが、その使用場所例
えば実験室等のように或程度騒音を少なくしたい
場所での使用には本考案装置中央上部の風洞11
の外端に消音器14を連設することにより煩わし
い騒音を除去する。
樹脂その他何れも良く、又通気性は活性炭を保持
し得る程度の多孔材であれば良い。又、本考案の
移動式脱臭装置では、軸流フアンの周囲には活性
炭層があり、更に、その外側を外套で覆われてい
るので、騒音は比較的少ないが、その使用場所例
えば実験室等のように或程度騒音を少なくしたい
場所での使用には本考案装置中央上部の風洞11
の外端に消音器14を連設することにより煩わし
い騒音を除去する。
図中符号16は上記軸流フアン9を回転せしめ
る電動機10の電源開閉スイツチ、17は本考案
装置移動用の押手杆である。
る電動機10の電源開閉スイツチ、17は本考案
装置移動用の押手杆である。
本考案は以上述べたように構成されるが、これ
らの動作について述べると、先ず電動機10を駆
動し、軸流フアン9を所定方向へ定速回転するこ
とにより、外套1の裾部に形成した環状の吸気口
7から活性炭7の層を経て中央空洞5及び風洞1
1を通り外部へ至る矢印A,B,C方向の強制気
流を発生させる。
らの動作について述べると、先ず電動機10を駆
動し、軸流フアン9を所定方向へ定速回転するこ
とにより、外套1の裾部に形成した環状の吸気口
7から活性炭7の層を経て中央空洞5及び風洞1
1を通り外部へ至る矢印A,B,C方向の強制気
流を発生させる。
そこで活性炭4の層を通過する気流は、活性炭
4の層が円筒状に構成されているために空洞5内
において向心状となる即ち一円周上における各点
の空気抵抗が等方的であるために通気量も平均的
となり、更に活性炭4の上下方向について見ても
軸流フアン9を空洞5の上端位置に設けているた
め、該空洞5の上端部と下端部との吸引力の僅差
はあつても空気抵抗が同じであるから通気量は大
差なくその結果活性炭4の全表面を略々平均的に
利用される。
4の層が円筒状に構成されているために空洞5内
において向心状となる即ち一円周上における各点
の空気抵抗が等方的であるために通気量も平均的
となり、更に活性炭4の上下方向について見ても
軸流フアン9を空洞5の上端位置に設けているた
め、該空洞5の上端部と下端部との吸引力の僅差
はあつても空気抵抗が同じであるから通気量は大
差なくその結果活性炭4の全表面を略々平均的に
利用される。
又、活性炭4を円筒状に形成しているので、該
活性炭4の外側寄りと内側寄りでは空気密度が異
なる。つまり内側寄りでは圧力の高まりを生じ流
速も速くなるので活性炭4との接触は一層緊密と
なりその結果活性炭が有効に利用する。
活性炭4の外側寄りと内側寄りでは空気密度が異
なる。つまり内側寄りでは圧力の高まりを生じ流
速も速くなるので活性炭4との接触は一層緊密と
なりその結果活性炭が有効に利用する。
上記のように本考案移動式脱臭装置は、下面に
ブレーキ付脚輪を取付けているために容易に必要
な場所へ移動して設置することができるので、利
用範囲も広く、それに活性炭層を円筒状に形成し
ているので活性炭を脱臭剤としてむらなく平均し
て利用でき、まだ寿命のある活性炭を多く含んだ
まま入替えをするようなことがなくなるので極め
て経済的で、更に又本考案装置は構造も極めて簡
単である上本体各部を円筒状に構成したことによ
り加工製作時における材料取りの無駄が少なく経
済的である。軸流フアンを使用しているため、通
風力も大きく、風洞から排出される空気は元の空
間へ返戻されるから熱損失を伴なうことなく気中
に含有する有害物質その他各種の汚臭のみを順次
吸着脱臭する。又、該軸流フアンは活性炭層並び
に外套で周囲を覆われているので、騒音も少な
く、室内使用に良好な移動式脱臭装置を提供する
ものである。
ブレーキ付脚輪を取付けているために容易に必要
な場所へ移動して設置することができるので、利
用範囲も広く、それに活性炭層を円筒状に形成し
ているので活性炭を脱臭剤としてむらなく平均し
て利用でき、まだ寿命のある活性炭を多く含んだ
まま入替えをするようなことがなくなるので極め
て経済的で、更に又本考案装置は構造も極めて簡
単である上本体各部を円筒状に構成したことによ
り加工製作時における材料取りの無駄が少なく経
済的である。軸流フアンを使用しているため、通
風力も大きく、風洞から排出される空気は元の空
間へ返戻されるから熱損失を伴なうことなく気中
に含有する有害物質その他各種の汚臭のみを順次
吸着脱臭する。又、該軸流フアンは活性炭層並び
に外套で周囲を覆われているので、騒音も少な
く、室内使用に良好な移動式脱臭装置を提供する
ものである。
添付図面は本考案装置中央縦断面図。
1……外套、2……外筒、3……円筒、4……
活性炭、7……吸気口、9……軸流フアン、11
……風洞。
活性炭、7……吸気口、9……軸流フアン、11
……風洞。
Claims (1)
- 通気性のある内筒3と外筒2及び投入口12を
設けた上蓋13と取出口8を設けた底板6で囲繞
形成された円筒間隙に吸着濾材4を充填し、該内
筒3の空洞上方部に該内筒3上端との気密を保つ
て軸流フアン9の風洞11を定着し、該外筒2周
側に一定空気間隙を保つて外套1を該外筒2上方
部に気密定着することにより該外套1下端部に形
成した吸気口7から吸気濾材層を経て風洞11に
至る通気路を形成したことを特徴とする移動式脱
臭装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18478883U JPS6091230U (ja) | 1983-11-29 | 1983-11-29 | 移動式脱臭装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18478883U JPS6091230U (ja) | 1983-11-29 | 1983-11-29 | 移動式脱臭装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6091230U JPS6091230U (ja) | 1985-06-22 |
JPS6229057Y2 true JPS6229057Y2 (ja) | 1987-07-25 |
Family
ID=30399572
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18478883U Granted JPS6091230U (ja) | 1983-11-29 | 1983-11-29 | 移動式脱臭装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6091230U (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20080028933A1 (en) * | 2006-08-07 | 2008-02-07 | Ross David A | Radial sieve module |
JP5302357B2 (ja) * | 2011-06-22 | 2013-10-02 | アマノ株式会社 | 脱臭装置 |
JP5357224B2 (ja) * | 2011-08-26 | 2013-12-04 | アマノ株式会社 | 脱臭装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54114471A (en) * | 1978-02-25 | 1979-09-06 | Ono Gijiyutsu Kenkiyuushiyo Yu | Air cleaner |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4861470U (ja) * | 1971-11-11 | 1973-08-04 | ||
JPS5176078U (ja) * | 1974-12-12 | 1976-06-15 | ||
JPS5214347U (ja) * | 1975-06-11 | 1977-02-01 |
-
1983
- 1983-11-29 JP JP18478883U patent/JPS6091230U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54114471A (en) * | 1978-02-25 | 1979-09-06 | Ono Gijiyutsu Kenkiyuushiyo Yu | Air cleaner |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6091230U (ja) | 1985-06-22 |
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