JP3705376B2 - 吸い込み消音器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば汚水を曝気処理するために空気を汚水内に吐出するブロアにおいて、ブロアに空気を供給する給気管の空気吸い込み口等に装着される吸い込み消音器に関する。
【0002】
【従来の技術】
汚水槽等に配置されて、汚水槽内の汚水を曝気処理するために使用されるブロアには給気管が接続されており、この給気管によって、ブロアに空気が供給されるようになっている。給気管の空気の吸い込み口には、空気を吸い込む際に発生する騒音を防止するために、吸い込み消音器が取り付けられている。
【0003】
吸い込み消音器には、通常、周面に多数の透孔を有する内筒の外周面に、多孔性物質によって構成された円筒状の吸音材を嵌合し、その吸音材の外周面を外筒によって覆って構成された吸音部が設けられている。この吸音部は、ブロアに空気を供給する給気管に接続されており、ブロアに供給される空気が、吸音部の内筒内を通過する際に、空気の振動等による騒音が、吸音材によって吸収されるようになっている。
【0004】
吸い込み消音器には、吸い込まれる空気を浄化するために、フィルター部材が設けられている。このフィルター部材は、内筒とほぼ同心状態になるように並んで配置されており、フィルター部材の端面が、消音部における消音材の端面に突き合わされた状態になっている。フィルター部材の周囲の空気は、フィルター部材内に吸い込まれる際に、フィルター部材によって浄化され、浄化された空気が、吸音部の内筒内に供給されるようになっている。
【0005】
吸音部における外筒は、吸音材に突き当てられたフィルター部材の端部を取り囲むように、吸音材の端面からフィルター部材側に全周にわたって突出した状態になっており、フィルター部材によって除去されて吸音材の端面上に落下した塵埃等は、外筒の上方に突出した端部によって、消音器の周囲に飛散することが防止される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このような消音器では、使用している間に、塵埃等の異物がフィルター部材に付着して目詰まり等が生じるおそれがある。このために、フィルター部材は、定期的に清掃および交換される。フィルター部材の交換等に際して、吸音材の端面上に落下した塵埃等は、消音部の内筒および給気管内に落下しないように、吸音材の端面から除去する必要がある。しかしながら、吸音材の端面は、外筒の端部によって取り囲まれた状態になっており、吸音材の端面上の塵埃等を容易に除去することができないという問題がある。
【0007】
本発明は、このような問題を解決するものであり、その目的は、吸音材の端面に付着した塵埃等を容易に除去することができる吸い込み消音器を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の吸い込み消音器は、周面に多数の透孔を有する内筒の外周面に吸音材が嵌合され、この吸音材の外周面および上下各端面が外筒、上側仕切り板および下側仕切り板によってそれぞれ覆われた吸音部と、前記上側仕切り板にほぼ同心状態で突き合わされた円筒状のフィルター部材とを具備する吸い込み消音器において、前記外筒の端部が、吸音材の端面を取り囲むように全周にわたって上側仕切り板から上方に突出されるとともに、該外筒の上端部に、下端縁が上側仕切り板と同一水平面内に位置する切欠部が設けられていることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の吸い込み消音器の実施の形態の一例を示す縦断面図である。この吸い込み消音器は、例えば汚水を曝気処理するために空気を汚水内に吐出するブロアに接続された給気管の空気吸い込み口に装着されるようになっており、給気管の空気吸い込み側端部に取り付けられる連結管10と、連結管10の上側に設けられた吸音部20と、吸音部20のさらに上側に設けられたフィルター部30と、フィルター部30を覆うキャップ部40とを有している。
【0010】
連結管10は、垂直状態に配置された給気管の端部に、同心状態で垂直に取り付けられるようになっており、その下端部には、外方に水平に突出したフランジ部11が全周にわたって設けられている。連結管10のフランジ部11は、給気管の上端部に設けられたフランジ部にボルト止めされるようになっている。
【0011】
連結管10の上端部には、円筒状をした吸音部20が、連結管10と同心状態で連結されている。吸音部20の軸心部には、周面に多数の透孔を有する内筒21と、内筒21の外周面に嵌合された吸音材22と、吸音材22の外周面に嵌合された外筒23とを有している。
【0012】
内筒21と外筒23との間に位置する吸音材22は、多孔性物質によって構成されており、その下端面は、水平状態になった円板状の下側仕切り板24によって覆われている。吸音材22の上端面も、水平状態になった円板状の上側仕切り板25によって覆われている。下側仕切り板24および上側仕切り板25の中央部には、貫通孔24aおよび25aがそれぞれ設けられており、各貫通孔24aおよび25aの周縁部が、内筒21内に進入するように湾曲されている。
【0013】
外筒23の上端部は、全周にわたって、上側仕切り板25よりも上方に突出した状態になっており、吸音材22の上端面が、上側仕切り板25から上方に突出した外筒23の上端部によって取り囲まれた状態になっている。そして、上側仕切り板24から上方に突出した外筒23の上端部には、周方向の一か所に、切欠部23aが設けられている。この切欠部23aは、外筒23の上端縁から上側仕切り板25に達する上下方向長さになっており、切欠部23aの下側縁は、上側仕切り板25と同一水平面内に位置している。
【0014】
上側仕切り板25上に設けられたフィルター部30は、周面に多数の透孔を有する筒体31と、筒体31の外周面に密着した状態で嵌合された円筒状のフィルター部材32とを有している。筒体31は、吸音材22の上端面に上側仕切り板25を介して、ほぼ同心状態で突き当てられており、フィルター部材32も、吸音材32の上端面における外周部分に、上側仕切り板25を介して、同心状態で突き当てられている。フィルター部材32の外径は、吸音部20の外筒23の外径よりも若干小さくなっており、従って、上側仕切り板24から上方に突出した外筒23の上端部とは適当な間隔が設けられている。
【0015】
上側仕切り板25上には、フィルター部30における筒体31の内部に配置された取付部材33が取り付けられている。この取付部材33は、上側仕切り板25に貫通孔25aを挟んで各先端部が支持される二股状になっており、上側に位置する中央部が水平になっている。取付部材33の水平になった中央部には、垂直状態になったボルト34の頭部が、先端部を上側に向けて取り付けられている。ボルト34には、パッキング35が、頭部の上側に嵌合されている。
【0016】
ボルト34には、フィルター部30を覆うキャップ部40が取り付けられている。キャップ部40は、フィルター部30の上端面を覆う円板状をした水平な蓋体41を有している。この蓋体41の中央部には、貫通孔が設けられており、その貫通孔が取付部材33上に取り付けられたボルト34に嵌合されるようになっている。そして、ボルト34に蝶ナット36をネジ結合させることによって、蓋体41がボルト34に固定された状態になる。
【0017】
蓋体41の外径は、吸音部20における外筒23の外径よりも大きくなっており、その外周縁部は、下方に向かって屈曲されている。蓋体41の外周縁部には、円筒状になったガイド体42の上端部が取り付けられている。ガイド体42の下端部は、吸音部20における外筒23の上端部を、適当な間隔をあけて覆った状態になっている。
【0018】
このような構成の吸い込み消音器は、汚水槽等に配置されたブロアに接続された給気管の空気吸い込み側端部に取り付けられて使用される。ブロアが駆動されると、吸い込み消音器のキャップ部40におけるガイド筒42の下端面からガイド筒42内に空気が吸引される。ガイド筒42内に吸引された空気は、フィルター部30のフィルター32を透過して、筒体31の透孔を通って、筒体31内に流入する。このとき、空気内に含まれる塵埃、異物等がフィルター32によって除去されて浄化される。フィルター32によって除去された塵埃等の一部は、フィルター32の周囲の上側仕切り板25上に落下した状態になる。
【0019】
筒体31内に流入した空気は、上側仕切り板25の貫通孔25aを通って、吸音部20の内筒21内に流入し、この内筒21内を下方に向かって流下する。そして、内筒21内を空気が通過する間に、空気伝播音が、多孔性物質によって構成された吸音材22によって吸収される。
【0020】
内筒21内を通過した空気は、連結管10および給気管を通って、ブロアに供給され、ブロアによって、汚水内に吐出される。これにより、汚水が曝気処理される。
【0021】
このような動作の間に、空気から除去された塵埃等によってフィルター部材32が目詰まりしたり汚染した場合には、フィルター部材32が筒体31とともに交換される。この場合には、蝶ナット36をボルト34から取り外して、キャップ部40全体がボルト34から取り外される。そして、フィルター部材32と、外筒23との間の上側仕切り板25上に堆積した塵埃等が、刷毛、あるいは手作業によって、外筒23の上端部に設けられた切欠部23aから排出されて、上側仕切り板25上から除去される。その後、フィルター部材32が筒体31とともに取り替えられる。
【0022】
このように、フィルター部材32を取り替える際に、フィルター部材32の周囲の上側仕切り板25上に堆積した塵埃等は、内筒21、連結管10および給気管内に落下するおそれがなく、ブロアが塵埃等によって詰まるおそれがない。
【0023】
【発明の効果】
本発明の吸い込み消音器によれば、吸音材の端面を覆う上側仕切り板を取り囲む外筒の端部に切欠部が設けられているために、上側仕切り板に突き当てられたフィルター部材から落下して上側仕切り板上に付着した塵埃等を、その切欠部を通して容易に除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の吸い込み消音器の実施の形態の一例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
10 連結管
11 フランジ部
20 吸音部
21 内筒
22 吸音材
23 外筒
23a 切欠部
24 下側仕切り板
25 上側仕切り板
30 フィルター部
31 筒体
32 フィルター部材
33 取付部材
34 ボルト
35 パッキング
36 蝶ナット
40 キャップ部
41 蓋体
42 ガイド体

Claims (1)

  1. 周面に多数の透孔を有する内筒の外周面に吸音材が嵌合され、この吸音材の外周面および上下各端面が外筒、上側仕切り板および下側仕切り板によってそれぞれ覆われた吸音部と、前記上側仕切り板にほぼ同心状態で突き合わされた円筒状のフィルター部材とを具備する吸い込み消音器において、前記外筒の端部が、吸音材の端面を取り囲むように全周にわたって上側仕切り板から上方に突出されるとともに、該外筒の上端部に、下端縁が上側仕切り板と同一水平面内に位置する切欠部が設けられていることを特徴とする吸い込み消音器。
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