JPH0346062Y2 - - Google Patents

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JPH0346062Y2
JPH0346062Y2 JP11442585U JP11442585U JPH0346062Y2 JP H0346062 Y2 JPH0346062 Y2 JP H0346062Y2 JP 11442585 U JP11442585 U JP 11442585U JP 11442585 U JP11442585 U JP 11442585U JP H0346062 Y2 JPH0346062 Y2 JP H0346062Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は便器、手洗器等に給水する水栓の吐水
開始や吐水の停止を感知部による使用者の感知に
基づいて自動的に制御する装置で、特に壁に埋込
式に設置される水栓制御装置に関する。
<従来の技術> 従来、この種の水栓制御装置として種々の構造
が知られており、一例として第8図に示す実開昭
55−36284号公報のものがある。
第8図のものについて説明すると、壁面101
に開設した凹孔102に埋込んだボツクス103
の開口縁に取付板104を前後方向へ延びるボル
ト105で取付け、この取付板104にカバー1
06を左右方向へ延びるボルト107で取付けて
おり、取付板104の周縁部及びカバー106は
凹孔102の孔縁に裏面側から当接している。
従つて、この第8図のものはカバー106が壁
面101から突出して見栄えが悪いばかりでな
く、カバー106に体が触れてケガしたり、カバ
ー106上面にチリやゴミが溜る等の問題があつ
た。
そこで、上記取付板104を凹孔102内に配
置し、該取付板104にカバー106の前面が壁
面101と面一状になるように配備することが考
えられるが、この場合には取付板104をボツク
ス103に対して前後進退自在に取付けることに
より、寸法誤差によつて生ずるカバー106前面
の位置調整を可能とし、しかもこの調整が振動等
によつて狂わないように固定する必要がある。
しかし、従来はボツクス前面に螺着した調整ボ
ルトの前面を取付板の後面に当接させた状態で別
のボルトにより取付板をボツクスに固定していた
ので、取付板の前面にカバーを取付けてもカバー
前面を壁面前面とが面一状にならない時はカバー
を外し上記ボルトを外して取付板を外してから調
整ボルトを回転し、再び取付板とカバーを取付け
なければ調整することができずその作業が面倒で
あつた。
<考案が解決しようとする問題点> 本考案が解決しようとする問題点は取付板をボ
ツクスに取付けた状態でもボツクスに対して前後
調整できるようにすることである。
<問題を解決するための手段> 上記問題を解決するために本考案が講ずる技術
的手段は、建物の壁に開設した開口内に埋設した
ボツクスと、このボツクスの前方に配設した取付
板と、該取付板の前面に壁面と面一状になるよう
に配備して感知部を固定したカバーとを備え、上
記ボツクス前面に開設されるネジ孔に調整ネジの
後部を前後進退自在に螺着し、該調整ネジの中途
部に突設した突片を、上記取付板に開設されるネ
ジ挿通孔の孔縁に後方から当接して前端部がネジ
挿通孔を貫通して前方へ突出させて固定ナツトを
螺着したものである。
<作用> 本考案は調整ボルト中途部の突片に取付板をの
せた状態で調整ボルト前端部を回転することによ
り、取付板を前後移動させるものである。
<実施例> 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
この実施例は第1図に示すように感知部Bが、
小便器Eの使用を感知して、小便器Eへ洗浄水を
供給するフラツシユバルブ等の水栓Dを電気制御
部Cにより自動的に制御するもので、上記感知部
Bを建物の壁Aに開設した開口A1′,A2′に配備
している。
壁面Aはコンクリートブロツク等の下壁A1と、
この下壁A1前面に形成される仕上壁A2とからな
り、該仕上壁A2は下壁A1前面に開設した開口
A1′内にボツクス1を埋戻した後、下壁A1前面に
モルタル等の下塗りA21、モルタルA22、タイル
A23等を順次積層して形成する。
ボツクス1は金属或いは合成樹脂により前面が
開口する箱型に形成したボツクス本体1aと、こ
のボツクス本体1aの前面を覆う覆板1bとから
なり、ボツクス本体1aはその内部に後述する感
知部Bや該感知部Bと電気制御部Cとを連絡する
コードB3,C2及びコネクターC3等の電気部分を
収容する。
覆板1bは金属板により平板状に形成され、そ
の中央に感知部Bが挿通する挿通孔1b1を開穿す
ると共に、該挿通孔1b1の周縁には調整ネジ4を
螺着するネジ孔1b2を複数個貫通開穿し、本実施
例ではネジ孔を4個開穿している。
また、覆板1bの周縁部には取付ボルト1b4
挿通する孔1b3を複数個開穿し、これら取付ボル
ト1b4…を下壁A1に固着することにより覆板1
bを下壁A1に固定する。
調整ネジ4は外周面に螺子を刻設した金属製の
円柱杆で、その中途部に環状の突片4aを一体に
突設すると共に、前端部にドライバー等の工具が
係合する工具係合溝4bを凹設している。
そして、調整ネジ4はその取付け状態で、後端
部4cが上記覆板1bのネジ孔1b2 に前後進退
自在に螺着し、上記突片4aが後述する取付板2
のネジ挿通孔2bの孔縁に後方から当接すると共
に、前端部4bが該ネジ挿通孔2b内を貫通して
前方へ突出し、この突出部分に前方から固定ナツ
ト5を螺着する。
固定ナツト5は図示例の場合、上記突片4aと
同じく環状に形成し、その外周面にローレツト5
aを刻設しているが、これに限定されず従来周知
の六角ナツトでも良い。
上記取付板2は例えばABS樹脂等の合成樹脂
により矩形状に形成し、本実施例ではその正面形
状をタイルA23の正面形状と同形で同寸法に形成
している。
上記取付板2の中央には感知部Bが挿通する通
孔2aを開設し、該通孔2aの周縁には上記調整
ネジ4の前端部4bが挿通するネジ挿通孔2bを
複数個開穿する。本実施例では取付板2の後面に
金属製の補強板2cを配備し、該補強板2cの後
面に上記鍔部4aの前面を当接している。
また、上記取付板2の前面にはカバー3を着脱
自在に装着する磁石2dを接着剤等で固着すると
共に、周縁にはカバー3の外周と嵌め合う凹部2
eを全周に亙つて形成する。
カバー3は上記磁石2dと接着する材質例えば
金属板により上記凹部2eの深さ寸法に略相当す
る厚さの平板状に形成し、その中央に後述する感
知部Bの鍔部B1の外形形状より僅かに小さな寸
法の感知部装着孔3aを開設すると共に、後面に
は裏当板3bを固着して上記感知部装着孔3aの
孔縁に沿つて該孔3a内方へ突出する係止縁3c
を設ける。
感知部Bは従来周知の光電センサー、静電容量
変化型センサー等であり、たとえば光電センサー
の場合、その前面に設けた透明部より内部に収容
配備した投光素子、受光素子(図示せず)が前方
に臨み、その前端外周に鍔部B1を設けると共に
後面にはネジ杆B2を突設し、コードB3を引出す。
そして、この感知器Bはカバー3の感知部装着
孔3aにカバー3前面側より挿入して鍔部B1
面を係止縁3c前面に当接せしめると共に、ネジ
杆B2をカバー3の後面に配置した取付具6のネ
ジ杆挿通孔6aに挿通させ、取付具6後面側より
ネジ杆B2にナツト7を螺着する。
取付具6は断面略コの字状に形成され、その脚
部6bをカバー3の係止縁3cの後面に当接する
と共に、中央には上記ネジ杆B2が挿通するネジ
杆挿通孔6aを開穿する。
そして、上記ナツト7を締め付けることによ
り、感知部Bの鍔部B1がカバー3の係止縁3c
前面に引き寄せられると共に取付具6は係止縁3
c裏面に押し付けられ感知部Bは取付具6とでカ
バー3の係止縁3cを挟持する状態で固定され
る。
一方、上記感知部BのコードB3は、予め下壁
A1内に配管され電気制御部Cに連絡する電線管
C1より引出されたコードC2にコネクターC3を介
して接続される。
電気制御部Cは下壁A1内の適当な位置又は天
井裏等に配備されて、水栓Dを作動させる駆動ソ
レノイドD1に電気的に連絡し、感知部Bからの
感知信号に基づいて駆動ソレノイドD1の駆動を
制御するようになつている。
上記駆動ソレノイドD1は、一次側を給水源に、
二次側を小便器Eに夫々連絡するフラツシユバル
ブ等の水栓Dに一体的に設けられる。
水栓Dは給水管D2を介して小便器Eに連絡す
る。
次に、斯る水栓制御装置の設置方法を工程順に
従つて説明すると、先ず下壁A1の前面にタイル
目地割の基準線10を描き、その所定箇所に凹所
A1″を凹設し、この凹所A1″内に上記基準線10
に沿つてボツクス本体1aを収容すると共に該ボ
ツクス本体1aを下壁A1前面と略面一状に埋戻
す。(第5図a,第5図b) 次に下壁A1前面に取付けボルト1b4で覆板1
bを固定し、覆板1b4のネジ孔1b2に調整ネジ4
と同径のオネジ11を螺着して養生用カバー12
を覆板1bに取付けた後、下壁A1の前面には下
塗りA21、モルタルA22、タイルA23を順次積層し
て仕上壁A2を形成する。(第6図a、第6図b) 然る後、養生用カバー12を取外して覆板1b
に調整ネジ4の後端部4c…を螺着し、これらの
前端部4d…が取付板2のネジ挿通孔2b…を
夫々貫通するように取付板2を配置して、突片4
aをネジ挿通孔2bの孔縁に後方から当接させと
と共に、取付板2前面より突出する前端部4b…
に固定ナツト5…を夫々螺着することにより、取
付板2を覆板1bに固定する。(第7図a、第7
図b) この際、調整ネジ4の工具係合溝4bに工具を
係合して調整ネジ4の捩じ込みを調節することに
より、取付板2の前端面と仕上壁A2の前面と面
一状になるようにする。調整ネジ4の捻じ込みの
調節は、固定ナツト5を螺着する前に行なつても
良い。
そして、最後には取付板2前面の磁石2dにカ
バー3を磁力により取付ける。(第1図、第2図) 尚、前示実施例においては、衛生器具が小便器
Eで水栓Dが駆動ソレノイドD1により作動する
フラツシユバルブの場合を示したが、これに限定
されず、衛生器具は大便器や手洗器等でも良く、
水栓Dも他の構造のものでも良いことは言うまで
もない。また、水栓D、電気制御部Cをボツクス
1内に収容しても良い。
<考案の効果> 本考案は上記の構成であるから以下の利点を有
する。
調整ボルト中途部の突片と調整ボルト前端部
に螺着した固定ナツトで取付板を挟持し、調整
ボルト前端部を回転することにより、取付板を
前後移動させるので、取付板をボツクスに取付
けた後でも取付板を前後方向へ調整でき、わざ
わざ取付板を取外して調整するものに比べてカ
バー前面と壁面前面との調整作業が簡単であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す水栓制御装置
の縦断側面図、第2図は同正面図で一部切欠して
示し、第3図は第2図の−線に沿える断面
図、第4図はブロツク図、第5図乃至第7図は本
考案水栓制御装置の設置方法の一例を工程順に従
つて説明し、第5図aは下壁に凹設した凹所内に
ボツクス本体を埋戻した状態を示す縮小縦断面図
で第5図bは同正面図、第6図aは下壁に覆板を
固定した後、仕上壁を形成した状態を示す縮小縦
断面図で第6図bは同正面図、第7図aは覆板に
取付板を固定した状態を示す縮小縦断面図で第7
図bは同正面図であり、第8図は従来の水栓制御
装置の一例を示す縦断側面図である。 A……壁面、B……感知部、1……ボツクス、
1b2ネジ孔、2……取付板、2b……ネジ挿通
孔、3……カバー、4……調整ネジ、4a……突
片、4b……工具係合溝、4c……後端部、4d
……前端部、5……固定ナツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 建物の壁面に開設した開口内に埋設したボツク
    スと、このボツクスの前方に配設した取付板と、
    該取付板の前面に壁面と面一状になるように配備
    して感知部を固定したカバーとを備え、上記ボツ
    クス前面に開設されるネジ孔に調整ネジの後部を
    前後進退自在に螺着し、該調整ネジの中途部に突
    設した突片を、上記取付板に開設されるネジ挿通
    孔の孔縁に後方から当接して前端部がネジ挿通孔
    を貫通して前方へ突出させて固定ナツトを螺着し
    たことを特徴とする水栓制御装置。
JP11442585U 1985-07-24 1985-07-24 Expired JPH0346062Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11442585U JPH0346062Y2 (ja) 1985-07-24 1985-07-24

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11442585U JPH0346062Y2 (ja) 1985-07-24 1985-07-24

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Publication Number Publication Date
JPS6226476U JPS6226476U (ja) 1987-02-18
JPH0346062Y2 true JPH0346062Y2 (ja) 1991-09-27

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JP11442585U Expired JPH0346062Y2 (ja) 1985-07-24 1985-07-24

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02176278A (ja) * 1988-12-27 1990-07-09 Mirai Kogyo Kk 混合栓用ボックス

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JPS6226476U (ja) 1987-02-18

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