JPH0345984A - ラミネートラベルの製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野〉 本発明はラミネートラベルの製造方法の改良に関するも
のである。

（従来技術） 変色防止貼着ラベルの製造方法に関するものとして特公
昭５１−４２４８０号がある。これは第２図に示すよう
に、裏面に感圧性接着剤を塗着したフィルム１を剥離処
理を施した台紙２に接着したもの（第４図）のフィルム
表面にラベルの文字図形等を印刷する印刷工程３と、フ
ィルム面の印刷インキの乾かない間にその表面にセパレ
ータ付の透明合成樹脂フィルム４を被覆して該透明合成
樹脂フィルム４に塗着した粘着力の強い感圧性接着剤を
もって接着する被覆工程５と、透明合成樹脂をフィルム
４の上面から印刷フィルムの文字１図形等の印刷部分の
輪郭を切抜く切抜工程６と、透明合成樹脂フィルム４と
印刷フィルム１との不必要部分を台紙２より分離する分
離工程（いわゆるかす取リ）７とを連続的に行って台紙
２上に透明樹脂フィルム４をもって被覆して光沢を有す
るラベル８を接着してなる変色防止貼着ラベルの製造方
法である。

この製造方法をもって製造したラベルは、第３図に示す
ように剥離処理した台紙２上に一定間隔をもって接着さ
れていて、これを１枚づつ剥離して所要個所に貼着する
ものである。然してラベル８はフィルム１に印刷を行っ
たのち、これが乾燥するのを待つことなく直ちに透明合
成樹脂フィルム４をもって被覆接着するものであるから
、生産工程を簡略にし連続的に迅速に作業を行うことが
できる。

又この際に未蛇の印刷インキは透明合成樹脂フィルム４
に塗着した粘着力の強い感圧性接着剤で包被されてにじ
みを生ずることなく、またこのフィルム４を加圧しても
感圧性接着剤がクツション作用を行って印刷インキのず
れを生ずることがない特徴がある。

さらに印刷面が透明フィルムをもって被覆保護されてい
るために光沢があると共に５日照等によって褪色するこ
となく永続して美しい外観を呈するものである。

しかしこの製造方法では、透明樹脂フィルム４を被覆す
る被覆工程５において１巻軸９に巻回した裏面に粘着力
の強い感圧性貼着剤を塗着しであるセパレータ１０付き
の透明合成樹脂フィルム４を巻解いてロール１１．１２
を通じフィルム１の印刷面上に重合被覆接着する必要が
ある。

透明合成樹脂フィルム４は極めて薄いが、これはセパレ
ータ付きで巻軸９に巻かれているので。

長さの割に直径が大きい。この為被覆工程５ではしばし
ば透明合成樹脂フィルム４のまかれているロールの取替
えの必要がある。この為取替作業時間がか＼るばかりで
なく、工程の一時中断を要し、さらに透明合成樹脂フィ
ルム４の貼られている台紙２は廃棄するもので、能率的
にも材料的にも極めて不経済であった。

（発明が解決しようとする課題） 上記従来例に見られるように、セパレータ付きの透明合
成樹脂フィルム４を印刷面上に貼着ける被覆工程ではセ
パレータ付きの透明フィルムのロールの取換え作業が容
易でない０作業が容易でないばかりでなく、材料費的に
も極めて無駄が多い。

本発明はこの被覆工程の作業性の向上、ならびに材料費
の低減を図り、経済的で高能率のラミネートラベルの製
法を提供することを目的とする。

（課題を解決するための手段） 裏面に感圧性接着剤を塗着した紙又はフィルムを剥離処
理を施した台紙に接着したもの）紙又はフィルム表面に
ラベルの文字図形等を印刷する印刷工程と、紙又はフィ
ルム面の印刷インキの乾かない間にその表面に感熱剤を
塗着した透明合成樹脂フィルムを被覆して該透明合成樹
脂フィルムに塗着した粘着力の強い感熱性接着剤をもっ
て接着する被覆工程と、透明合成樹脂フィルムの上面か
ら印刷フィルムの文字９図形等の印刷部分の輪郭を切抜
く切抜工程と、透明合成樹脂フィルムと印刷フィルムと
の不必要部分を台紙より分離する分離工程とを連続的に
行って台紙上に透明樹脂フィルムをもって被覆して光沢
を有するラベルを接着してなる。

（実施例） 第を図に基いて説明する。２１は感圧性接着剤を塗着し
たセパレータ付の長大フィルムである。

セパレータ付のフィルム２１は巻軸２２に巻かれている
。フィルム２１は印刷工程で印刷装置２３によりフィル
ム表面にラベルの文字図形等が印刷される。

２５は感熱剤を塗着したセパレータなしのフィルム２６
を巻いた巻軸である。フィルム２６は上下の熱ローラ２
４ａ、　２４ｂを通され、印刷されたフィルム２１の上
に圧着されてラミネートされ、印刷面を被覆する。

２７は透明樹脂フィルムの上面から印刷フィルムの文字
、図形等の印刷部分の輪郭を切抜くための切抜工程−を
構成する切抜き装置である。

透明合成樹脂フィルムと印刷フィルムとの不必要部分は
分離工程で分離装置！２８により台紙から分離され、連
続的に透明樹脂フィルムを以て被覆し、光沢を有するラ
ベルがつくられる。

なお以上の説明で、透明合成樹脂フィルムをラミネート
することについて説明したが、これを半透明の紙又は布
等にすることも勿論可能である。

前記被覆工程に於るフィルムに塗着する感熱剤としては
、例えば商品名ティエムシートも使用される。ティエム
シートはヒロダイン（商品名）のホットメルト型接着剤
をフィルム状に加工したもので被着体の間に挟んで熱ロ
ール２４ａ、　２４ｂ、熱プレスに短時間通すだけで強
固に接続する熱接着（サーマルラミネート）用のフィル
ム状、テープ状。

シート状の接着剤である。

ティエムシートは次の特徴を持っている。

（１）高速作業性、低温シール性、ホットタック性に優
れている。

（２）接着対象が広く、極性物質、無極性物質共に優れ
た接着性を示す。

（３）１００％固形物であるので水、＃１ｖ剤による縮
み、乾燥不良の問題がなく、又火災、毒性。

公害の心配がない。

（４）ホットメルトを溶融する高価なアプリケ−・りが
不要であり、高温加熱、長時間加熱によるホットメルト
の劣化がない。

（５）高粘度のホットメルトより作られているので凝集
力が強く、低温時、高温時の接着力が優れている。

（６）フィルムは５μの極薄部から２００μ厚物フイル
ムまで均一に作られるので接着力にムラがない。

（７）フィルムは柔軟性、伸縮性に富むので、１織製品
、皮革製品９紙製品に適した特性が得られる。

（８）被着体と同型、同寸に裁断、打ち抜きが出来るの
で、接着後の製品が美しく仕上がる。

（効果） セパレータのない感熱性のフィルム２６や半透明の紙又
は布を被覆工程で使用するので、作業性が一段と向上し
た。

又従来方式でのセパレータはフィルムと等しい長さだけ
必要であるが、このセパレータは高価であり、それだけ
コスト高となる。

本発明はセパレータのない感熱式を使用するので、コス
ト的に極めて有利である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明方法の説明図。 第２図は公知発明の説明図。 第３図は分離工程を経た製品。 第４図は第３図のＩＶ−ＩＶ断面図。 図において； ｌ　フィルム　　　　　２　台紙 ３　印刷工程 ４　セパレータ付透明合或樹脂フィルム５　被覆工程　
　　　　６　切抜工程 ７　分離工程　　　　８　ラベル ９　巻軸 ＩＯ感圧性貼着剤を塗着したセパレータ１１．１２　　
ロール ２１　　（感圧性接着剤を塗着したセパレータ付）フィ
ルム ２２　　巻軸　　　　　　２３　　印刷装置２４ａ、２
４ｂ　　熱ローラ　　２５″巻軸２６（セパレータなし
の）フィルム ２７　　切抜き装置　　　２８　　分離装置２９　　ラ
ベノν 以上

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）裏面に感圧性接着剤を塗着した紙又はフィルムを
   剥離処理を施した台紙に接着したものゝ紙又はフィルム
   表面にラベルの文字図形等を印刷する印刷工程と、紙又
   はフィルム面の印刷インキの乾かない間にその表面に感
   熱剤を塗着した透明合成樹脂フィルムを被覆して該透明
   合成樹脂フィルムに塗着した粘着力の強い感熱性接着剤
   をもって接着する被覆工程と、透明合成樹脂フィルムの
   上面から印刷フィルムの文字、図形等の印刷部分の輪郭
   を切抜く切抜工程と、透明合成樹脂フィルムと印刷フィ
   ルムとの不必要部分を台紙より分離する分離工程とを連
   続的に行って台紙上に透明樹脂フィルムをもって被覆し
   て光沢を有するラベルを接着してなるラミネートラベル
   の製造方法。
2. （２）前記透明合成樹脂フィルムを半透明の紙又は布等
   にしたことを特徴とする請求項（１）記載のラミネート
   ラベルの製造方法。