JPH0345980Y2 - - Google Patents

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JPH0345980Y2
JPH0345980Y2 JP1984084238U JP8423884U JPH0345980Y2 JP H0345980 Y2 JPH0345980 Y2 JP H0345980Y2 JP 1984084238 U JP1984084238 U JP 1984084238U JP 8423884 U JP8423884 U JP 8423884U JP H0345980 Y2 JPH0345980 Y2 JP H0345980Y2
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【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、織機において緯入れが正常に行われ
ているか否かを判定するため反緯入れ側で緯糸の
有無を検知する透過型の光電式緯糸検知装置の感
度設定を極めて容易に行うための感度設定装置に
関する。
〈従来の技術〉 従来、透過型の光電式緯糸検知装置では、緯糸
によつて遮られる光量の変化による電流の値、あ
るいは電圧の値をとらえ、その電気量の変化を論
理レベルの信号に増幅して、それがハイレベルの
場合やローレベルの場合に緯糸有りとして検知す
るようになつている。
ところで、透過型の光電式緯糸検知装置の場
合、検知器における発光器及び受光器の面積はそ
れを遮る緯糸の面積に比較して格段に大きく、緯
糸が発光器と受光器との間の光路を完全に遮断す
ることはほとんどの場合ありえない。
従来は、緯糸の無い状態に対し、緯糸が有る状
態の電気量が所定レベル以上出現すれば、緯糸が
有るものとみなし、織機運転を継続するようにし
ていたので、発光器の発光量が多すぎると、緯糸
により遮られたときの受光器の受光量の変化が少
ないため、検知ミスを生じる恐れがあつた。ま
た、受光側の検出レベルが低すぎると、外部(屋
内照明灯等)の光を検知し、これによつて検知ミ
スを生じる恐れがあつた。
しかるに、従来は、発光器の発光量の調整や受
光側の検出レベルの調整をオシロスコープを用い
て行つていたので、作業が煩雑であるという問題
点があつた。
〈考案が解決しようとする課題〉 本考案は、このような発光器の発光量の調整や
受光側の検出レベルの調整をきわめて容易に行え
るようにすることを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 このため、本考案は、発光器からの光を受光器
に受光してその受光量を電気量に変換し、その電
気量に基づいて緯糸の有無を検知する透過型の光
電式緯糸検知装置を備える織機において、前記発
光器の発光量を調整する調整器と、前記受光器の
受光量を電気量に変換し電気信号として出力する
レベルを設定する設定器と、前記受光器からの出
力と発光量限界を示す第1の基準値とを比較しそ
の第1の基準値を越えたときに信号を出力する第
1の比較回路と、前記受光器からの出力と感知限
界を示す第2の基準値とを比較しその第2の基準
値を越えたときに信号を出力する第2の比較回路
と、これらの比較回路からの出力に基づいて表示
する表示器とを設けて、織機の光電式緯糸検知装
置の感度設定装置を構成したものである。
〈作用〉 上記の構成によれば、発光量限界を示す第1の
基準値と感知限界を示す第2の基準値とを予め設
定しておき、調整器により発光量を調整し、受光
器の出力が第1の基準値を越えると第1の比較回
路から出力して表示器に表示する。そして、設定
器により受光側の検出レベルを調整し、受光器の
出力が第2の基準値を越えると第2の比較回路か
ら出力して表示器に表示する。従つて、表示器を
見ながら調整器及び設定器を操作する。
〈実施例〉 以下に実施例を説明する。
第1図において、1は緯糸検知器であり、緯糸
2の通過通路を挟んで発光器としての発光ダイオ
ード1aと、受光器としてのフオトトランジスタ
1bとを備える。例えば空気噴射式織機において
は、第2図に示す如くエアガイドと同様に案内孔
21と緯糸脱出用間隙22とを有する本体20
に、緯糸脱出用間隙22を挟む形で発光ダイオー
ド1aとフオトトランジスタ1bとが取付けら
れ、エアガイド列の反緯入れ側に配置される。
緯糸検知器1の発光ダイオード1aは直流電源
3に調整器としての可変抵抗器4を介して接続し
てあり、可変抵抗器4により発光量の調整が可能
である。緯糸検知器1のフオトトランジスタ1b
はそのコレクタ側の一方をアンプ5の電源端子に
設定器としての可変抵抗器6を介して接続してあ
り、他方をアンプ5の入力端子に接続してある。
ここで、可変抵抗器6により、フオトトランジス
タ1bの受光量を電気量に変換し電気信号として
出力するレベルを設定可能である。
従つて、発光ダイオード1aとフオトトランジ
スタ1bとの間を緯糸2が通過するとき、フオト
トランジスタ1bの受光量が減少し、その変化が
フオトトランジスタ1bのコレクタに微少な電圧
変化となつて現れ、アンプ5はこの微少な電圧変
化を論理レベルの電圧信号に増巾する。
アンプ5からの出力は停止信号発生回路7に入
力されており、停止信号発生回路7にはまたライ
ン8を通じて既知の織機の所定のタイミング信
号、例えば緯糸2が検知器1を通過するタイミン
グに同期した論理レベルの信号が入力されてい
る。こうして、停止信号発生回路7は、タイミン
グ信号が入力されているときにアンプ5からの出
力が無いと、所定時間停止信号を出力して、制動
装置9を作動させ、織機を停止させる。
また、緯糸検知器1の異常検知装置として、ア
ンプ5の入力端子からフオトトランジスタ1bの
コレクタ電位を比較回路10に入力するようにし
てある。比較回路10には所定の基準電圧11を
設定しておき、アンプ5の入力端子の電圧が基準
電圧11を越えたとき、比較回路10の出力がハ
イレベルからローレベルに移行するようにしてあ
る。
比較回路10の出力はメモリ回路12に入力
し、メモリ回路12は比較回路10の出力がロー
レベルのとき記憶するようになつており、そのと
きメモリ回路12の出力はローレベルに保持され
るようになつている。尚、このメモリ回路12に
はリセツト入力13が接続されており、例えば織
機再起動時にリセツト信号が入力される。
メモリ回路12の出力は停止信号発生回路7に
入力し、メモリ回路12の出力がローレベルにな
ると、停止信号発生回路7がライン8を通じてタ
イミング信号が入力されたときだけ、停止信号を
所定時間出力して制動装置9を作動させ、織機を
停止させるようになつている。また、メモリ回路
12の出力はランプ駆動回路14に接続し、メモ
リ回路12の出力がローレベルのとき、ランプ駆
動回路14が作動して、ランプ15が点灯するよ
うになつている。
異常検知装置の作用を説明すれば、緯糸2が緯
糸検知器1の発光ダイオード1aとフオトランジ
スタ1bとの間を通過したとき、フオトトランジ
スタ1bのコレクタには微少な電圧変化が現れる
が、このときのコレクタ電位は基準電圧11より
もはるかに小さいので、比較回路10の出力はハ
イレベルのままであり、したがつてメモリ回路1
2は動作しないので、停止信号発信回路7等も動
作せず、織機は運転を続ける。
緯糸2の代わりに緯糸検知器1の発光面又は受
光面を覆いつくすような物体、例えば風綿が通過
した場合は、フオトランジスタ1bは一瞬カツト
オフ状態となり、コレクタ電位はほぼ電源電圧近
くまで上昇する。このとき、コレクタ電位は基準
電圧11を越えるから、比較回路10の出力はハ
イレベルからローレベルに一瞬移行する。従つ
て、メモリ回路12の出力がローレベルに記憶保
持される。これにより、停止信号発生回路7がラ
イン8を通じてのタイミング信号に同期して作動
し、制動装置9が作動して、織機が停止する。ま
た、ランプ駆動回路14も作動し、ランプ15が
点灯して異常があることを知らせる。
緯糸検知器1のリード線A、B、C、Dが×印
のところで瞬間的に断線した場合も同様である。
A又はCのところで断線した場合に、アンプ5の
入力端子がほぼ電源電圧になることは明らかで、
また、B又はDが断線した場合は、発光ダイオー
ド1aが発光しないから、フオトトランジスタ1
bもカツトオフするので、やはりアンプ5の入力
端子はほぼ電源電圧に等しくなる。よつて、これ
らの場合も、アンプ5の入力端子の電圧が基準電
圧11より大きくなり、比較回路10の出力ハイ
レベルからローレベルに移行するからである。
次に本考案に係る感度設定装置について説明す
る。
第1図において、31は第1の比較回路であ
り、そのプラス側入力端子にアンプ5の入力端子
からフオトトランジスタ1bのコレクタ電位が入
力されている。32はそのマイナス側入力端子に
入力される第1の基準電圧(下限値)である。3
3は第2の比較回路であり、そのマイナス側入力
端子にアンプ5の入力端子からフオトトランジス
タ1bのコレクタ電位が入力されている。34は
そのプラス側入力端子に入力される第2の基準電
圧(上限値)である。35は2つの比較回路3
1,33の出力を受けるアンド回路、36はラン
プ駆動回路、37は表示器としてのランプであ
る。
感度設定の要領について説明すれば、緯糸2は
緯糸検知器1の検知範囲外にある状態とし、可変
抵抗器4は抵抗値が最小となるようにしておき、
可変抵抗器6は抵抗値が最大となるようにしてお
く。この状態のとき、発光ダイオード1aには最
大の電流が流れ、従つて発光量も最大となり、フ
オトトランジスタ1bも完全にONとなるので、
そのコレクタ電位は最小値を示す。尚、比較回路
31の第1の基準電圧(下限値)はこのときのコ
レクタ電位よりもやや高い値に設定しておく。
次に可変抵抗器4の抵抗値を徐々に上げていく
と、発光ダイオード1aに流れる電流が減少し、
それにつれて発光量も減少し、受光側のフオトト
ランジスタ1bが完全にONとなる飽和領域から
外れ、増巾領域に入るので、そのコレクタ電位も
徐々に上昇する。コレクタ電位が比較回路31の
基準電圧32を越えたとき比較回路31の出力が
ハイレベルとなり、そのときのコレクタ電位は比
較回路33の第2の基準電圧(上限値)34より
も低いので比較回路33の出力はハイレベルを維
持している。よつて、アンド回路35の出力がロ
ーレベルからハイレベルに移行し、ランプ駆動回
路36が作動し、ランプ37に点灯する。ランプ
37が点灯しところで可変抵抗器4の抵抗値を上
げるのを止める。
次に可変抵抗器6の抵抗値を徐々に下げていく
と、フオトトランジスタ1bのコレクタ電位も
徐々に上昇し、コレクタ電位が比較回路33の基
準電圧34を越えたとき比較回路33の出力がハ
イレベルからローレベルに移行するので、アンド
回路35の出力もハイレベルからローレベルに移
行し、ランプ駆動回路36が作動しなくなり、ラ
ンプ37が消灯する。このとき、可変抵抗器6の
抵抗値を下げるのを止める。
以上の操作により緯糸検知装置を最適の状態に
設定できる。従つて、作業者は、ランプ37の点
灯、消灯を確認しながら可変抵抗器4及び6を操
作すればよいことになる。
〈考案の効果〉 以上説明したように本考案によれば、緯糸検知
装置の感度の調整を行う際に、調整器及び設定器
を調整して表示器に表示された状態で調整を終了
すれば、最適の調整状態を得ることができるの
で、きわめて容易に感度の調整を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す回路図、第2
図は緯糸検知器の外観図である。 1……緯糸検知器、1a……発光ダイオード、
1b……フオトトランジスタ、3……電源、4…
…可変抵抗器、5……アンプ、6……可変抵抗
器、7……停止信号発生回路、9……制動装置、
31……第1の比較回路、32……第1の基準電
圧、33……第2の比較回路、34……第2の基
準電圧、35……アンド回路、36……ランプ駆
動回路、37……ランプ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 発光器1aからの光を受光器1bに受光してそ
    の受光量を電気量に変換し、その電気量に基づい
    て緯糸の有無を検知する透過型の光電式緯糸検知
    装置を備える織機において、 前記発光器1aの発光量を調整する調整器4
    と、前記受光器1bの受光量を電気量に変換し電
    気信号として出力するレベルを設定する設定器6
    と、前記受光器1bからの出力と発光量限界を示
    す第1の基準値とを比較しその第1の基準値を越
    えたときに信号を出力する第1の比較回路31
    と、前記受光器1bからの出力と感知限界を示す
    第2の基準値とを比較しその第2の基準値を越え
    たときに信号を出力する第2の比較回路33と、
    これらの比較回路31,33からの出力に基づい
    て表示する表示器37とを設けたことを特徴とす
    る織機の光電式緯糸検知装置の感度設定装置。
JP8423884U 1984-06-08 1984-06-08 織機の光電式緯糸検知装置の感度設定装置 Granted JPS612487U (ja)

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JPH0527511Y2 (ja) * 1987-03-26 1993-07-13
JPH0638134Y2 (ja) * 1988-02-18 1994-10-05 日産テクシス株式会社 織機の光電式緯糸検知装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5567043A (en) * 1978-11-10 1980-05-20 Micron Kiki Kk Feeler amplifying system of loom

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