JPH0650074Y2 - 減光式煙感知器 - Google Patents
減光式煙感知器Info
- Publication number
- JPH0650074Y2 JPH0650074Y2 JP7736684U JP7736684U JPH0650074Y2 JP H0650074 Y2 JPH0650074 Y2 JP H0650074Y2 JP 7736684 U JP7736684 U JP 7736684U JP 7736684 U JP7736684 U JP 7736684U JP H0650074 Y2 JPH0650074 Y2 JP H0650074Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gain
- smoke detector
- light receiving
- light
- dimming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
- Fire-Detection Mechanisms (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［技術分野］ 本考案は比較的長い距離にわたって煙の有無を監視する
ための減光式煙感知器に関するものである。
ための減光式煙感知器に関するものである。
［背景技術］ 一般にトンネルや広い倉庫あるいはビルの排気ダクト内
のように広くて煙が拡散し易い場所においては、光散乱
式やイオン式の煙感知器では火災の早期発見が困難な場
合があり、長い距離を見通すことのできる減光式煙感知
器を用いた方が有利なことが多い。しかしこの方式は単
に光の有無を検出するものではなく、受光信号の基準レ
ベルからの減光率を測定し判定するものであるから、受
光信号増幅回路の利得を正確に調整する必要があり、そ
のために従来は第３図に示すように、受光部のケース11
の外面にレベルメータ12と調整つまみ13とを設けて、施
工現場で発光量や光軸の調整などと共に利得の調整を行
なっていた。しかしながら、この従来の調整方式はレベ
ルメータが高価である上に、調整作業が暗いトンネル内
などで行なわれることが多いので指針が読み取り難いと
いう欠点があった。
のように広くて煙が拡散し易い場所においては、光散乱
式やイオン式の煙感知器では火災の早期発見が困難な場
合があり、長い距離を見通すことのできる減光式煙感知
器を用いた方が有利なことが多い。しかしこの方式は単
に光の有無を検出するものではなく、受光信号の基準レ
ベルからの減光率を測定し判定するものであるから、受
光信号増幅回路の利得を正確に調整する必要があり、そ
のために従来は第３図に示すように、受光部のケース11
の外面にレベルメータ12と調整つまみ13とを設けて、施
工現場で発光量や光軸の調整などと共に利得の調整を行
なっていた。しかしながら、この従来の調整方式はレベ
ルメータが高価である上に、調整作業が暗いトンネル内
などで行なわれることが多いので指針が読み取り難いと
いう欠点があった。
［考案の目的］ 本考案は上記の問題点に鑑み為されたものであり、暗い
トンネル内でも表示が見やすくて間違いがなく、しかも
高価なレベルメータを省略することができる減光式煙感
知器を提供することを目的とするものである。
トンネル内でも表示が見やすくて間違いがなく、しかも
高価なレベルメータを省略することができる減光式煙感
知器を提供することを目的とするものである。
［考案の開示］ 本考案減光式煙感知器は、投光部と受光部とを分離して
設置し受光光束の減光率を測定することにより光路内の
煙の有無を感知するようにした構成において、受光部の
ケース外面に、受光信号増幅回路の利得を調整するつま
みと、利得が適正値か過大かあるいは過小かを表示する
３個のランプとを設けることにより、従来のレベルメー
タを省略すると共に暗い場所でも容易に調整ができるよ
うにした点に特徴を有するものである。
設置し受光光束の減光率を測定することにより光路内の
煙の有無を感知するようにした構成において、受光部の
ケース外面に、受光信号増幅回路の利得を調整するつま
みと、利得が適正値か過大かあるいは過小かを表示する
３個のランプとを設けることにより、従来のレベルメー
タを省略すると共に暗い場所でも容易に調整ができるよ
うにした点に特徴を有するものである。
第１図は本考案減光式煙感知器の一実施例を示したもの
である。図において、投光部１と受光部２とはトンネル
内などで例えば100m離して設置されるものであり、煙検
出時に線間短絡信号を送る信号線３を通して、受信機４
から常時電源電流が供給されている。投光部１には間欠
的に電源電流が供給されており、高周波によって変調さ
れた光信号が発光素子５から間欠的に発せられる。
である。図において、投光部１と受光部２とはトンネル
内などで例えば100m離して設置されるものであり、煙検
出時に線間短絡信号を送る信号線３を通して、受信機４
から常時電源電流が供給されている。投光部１には間欠
的に電源電流が供給されており、高周波によって変調さ
れた光信号が発光素子５から間欠的に発せられる。
受光部２では受光素子６の出力が増幅回路７で増幅され
たのちレベル判定回路８に入力される。レベル判定回路
８では増幅回路７の出力を検波したのちレベルを判定
し、一定レベル以下の場合には受信機４へ煙検出信号が
送られる。またレベル判定回路８では調整時に利得調整
のレベルが判定され、調整つまみＧによって調整される
増幅回路７の利得が過大か適正か過小かによって、第２
図に示すように、受光部２のケース９の外面に設けられ
た色違いのLEDランプL1L2L3を点灯させる。なおＳは監
視時と調整時の切換スイッチである。
たのちレベル判定回路８に入力される。レベル判定回路
８では増幅回路７の出力を検波したのちレベルを判定
し、一定レベル以下の場合には受信機４へ煙検出信号が
送られる。またレベル判定回路８では調整時に利得調整
のレベルが判定され、調整つまみＧによって調整される
増幅回路７の利得が過大か適正か過小かによって、第２
図に示すように、受光部２のケース９の外面に設けられ
た色違いのLEDランプL1L2L3を点灯させる。なおＳは監
視時と調整時の切換スイッチである。
［考案の効果］ 上述のように本考案減光式煙感知器は、投光部と受光部
とを分離して設置し受光光束の減光率を測定することに
より光路内の煙の有無を感知するようにした構成におい
て、受光部のケース外面に受光信号増幅回路の利得を調
整するつまみと、利得が適正値か過大かあるいは過小か
を表示する３個のランプとを設けたものであるから、設
置場所がトンネル内のように暗い所であっても、試運転
の際に表示が見やすくて分かり易く、作業がやり易い上
に、判定回路を利用することによって高価なレベルメー
タを３個のLEDに置き換えることができるので、コスト
も節減し得るという利点がある。
とを分離して設置し受光光束の減光率を測定することに
より光路内の煙の有無を感知するようにした構成におい
て、受光部のケース外面に受光信号増幅回路の利得を調
整するつまみと、利得が適正値か過大かあるいは過小か
を表示する３個のランプとを設けたものであるから、設
置場所がトンネル内のように暗い所であっても、試運転
の際に表示が見やすくて分かり易く、作業がやり易い上
に、判定回路を利用することによって高価なレベルメー
タを３個のLEDに置き換えることができるので、コスト
も節減し得るという利点がある。
第１図は本考案減光式煙感知器の一実施例を示すブロッ
ク回路図、第２図は同上のケースの外面を示した概略系
統図、第３図は従来例のケース外観図である。 １は投光部、２は受光部、３は信号線、４は受信機、５
は発光素子、６は受光素子、７は増幅回路、８は判定回
路、９はケース、Ｇは利得調整用つまみ、L1L2L3は表示
ランプ、Ｓは切換スイッチ。
ク回路図、第２図は同上のケースの外面を示した概略系
統図、第３図は従来例のケース外観図である。 １は投光部、２は受光部、３は信号線、４は受信機、５
は発光素子、６は受光素子、７は増幅回路、８は判定回
路、９はケース、Ｇは利得調整用つまみ、L1L2L3は表示
ランプ、Ｓは切換スイッチ。
Claims (1)
- 【請求項１】投光部と受光部とを分離して設置し受光光
束の減光率を測定することにより光路内の煙の有無を感
知するようにした構成において、受光部のケース外面
に、受光信号増幅回路の利得を調整するつまみと、利得
が適正値か過大かあるいは過小かを表示する３個のラン
プとを設けて成る減光式煙感知器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7736684U JPH0650074Y2 (ja) | 1984-05-25 | 1984-05-25 | 減光式煙感知器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7736684U JPH0650074Y2 (ja) | 1984-05-25 | 1984-05-25 | 減光式煙感知器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60192090U JPS60192090U (ja) | 1985-12-20 |
| JPH0650074Y2 true JPH0650074Y2 (ja) | 1994-12-14 |
Family
ID=30620370
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7736684U Expired - Lifetime JPH0650074Y2 (ja) | 1984-05-25 | 1984-05-25 | 減光式煙感知器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0650074Y2 (ja) |
-
1984
- 1984-05-25 JP JP7736684U patent/JPH0650074Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60192090U (ja) | 1985-12-20 |
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