JPH0345895Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0345895Y2 JPH0345895Y2 JP1984142455U JP14245584U JPH0345895Y2 JP H0345895 Y2 JPH0345895 Y2 JP H0345895Y2 JP 1984142455 U JP1984142455 U JP 1984142455U JP 14245584 U JP14245584 U JP 14245584U JP H0345895 Y2 JPH0345895 Y2 JP H0345895Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power piston
- chamber
- diaphragm
- valve
- shell
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Braking Systems And Boosters (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[考案の利用分野]
本考案は気圧式倍力装置に関する。
[考案が解決しようとする問題点]
シエル内に弁機構を配置すると共に、外周端が
シエルに内周端が弁機構の弁本体に夫々連結され
たダイアフラムによりシエル内を2室に画成し、
このダイアフラムを内周端が弁機構の弁本体に連
結されたパワーピストンにより一方の面から保持
し、弁機構の開閉により前記2室を連通、非連通
としてインプツトロツドに加えられた力を増加さ
せてアウトプツトロツドに送出するようにした車
両等のブレーキ装置に用いられる気圧式倍力装置
では、製造時、組立時、保守修理時又はこれに連
結されるマスタシリンダのエア抜き時に前記2室
のうち一方の室に対して真空引きを行わないで動
作点検、エア抜きが行われる場合がある。ところ
でこのように正規の真空引きを行わないで気圧式
倍力装置の動作点検エア抜きを行なうと、パワー
ピストンの移動と共にはこのパワーピストンに保
持されたダイアフラムの正規の移動は行われず、
再びパワーピストンが初期位置にもどされる際、
パワーピストンに引つかけられてダイアフラムが
折り曲げられることがあり、従つてパワーピスト
ンが正常に初期位置に戻されない場合が生じ、ダ
イアフラムの損傷、動作不良等の好ましくない結
果が生じる虞れがある。
シエルに内周端が弁機構の弁本体に夫々連結され
たダイアフラムによりシエル内を2室に画成し、
このダイアフラムを内周端が弁機構の弁本体に連
結されたパワーピストンにより一方の面から保持
し、弁機構の開閉により前記2室を連通、非連通
としてインプツトロツドに加えられた力を増加さ
せてアウトプツトロツドに送出するようにした車
両等のブレーキ装置に用いられる気圧式倍力装置
では、製造時、組立時、保守修理時又はこれに連
結されるマスタシリンダのエア抜き時に前記2室
のうち一方の室に対して真空引きを行わないで動
作点検、エア抜きが行われる場合がある。ところ
でこのように正規の真空引きを行わないで気圧式
倍力装置の動作点検エア抜きを行なうと、パワー
ピストンの移動と共にはこのパワーピストンに保
持されたダイアフラムの正規の移動は行われず、
再びパワーピストンが初期位置にもどされる際、
パワーピストンに引つかけられてダイアフラムが
折り曲げられることがあり、従つてパワーピスト
ンが正常に初期位置に戻されない場合が生じ、ダ
イアフラムの損傷、動作不良等の好ましくない結
果が生じる虞れがある。
本考案は前記諸点に鑑みなされたものであり、
その目的とするところは、ダイアフラムに折り曲
げ等の不都合が生じない気圧式倍力装置を提供す
ることにある。
その目的とするところは、ダイアフラムに折り曲
げ等の不都合が生じない気圧式倍力装置を提供す
ることにある。
[問題点を解決するための手段]
本考案によれば前記目的は、シエルと、このシ
エル内に第1の位置と第2の位置の間で可動なよ
うに装着されたパワーピストンと、このパワーピ
ストンを第1の位置に向かつて付勢する付勢手段
と、パワーピストンに連結されたアウトプツトロ
ツドと、シエルの内部をパワーピストンを内部に
受容し且つ当該内部が負圧発生源に連通すること
できるように構成される第1の室と内部が選択的
に外部及び第1の室の内部に連通することができ
るように構成される第2の室とに画成すべく、内
周端が前記パワーピストンの内周端側に連結さ
れ、外周端がシエルに連結されたダイアフラム
と、シエル内に設けられ第2の室と第1の室とを
連通、非連通とする第1の弁及び第2の室と外部
とを連通、非連通とする第2の弁を有する弁機構
と、この第1の弁及び第2の弁を開閉させるべく
弁機構に連結されたインプツトロツドとからな
り、パワーピストンの外周端近傍のダイアフラム
は厚肉部として形成されており、この厚肉部に隣
接する部位から内周端近傍までのダイアフラムは
薄肉部として形成されており、厚肉部に隣接する
部位からのパワーピストンの内周端側に連結され
た部位までのダイアフラムの長さが、第1の室の
内圧が第2の室の内圧と等しいときであつて、パ
ワーピストンが第2の位置にあるときの当該部位
間の直線距離よりも実質的に長くなるように、ダ
イアフラムが湾曲形成され、第2の室の内部が外
部に連通されたとき又はパワーピストンが第1の
位置にあるとき、ダイアフラムを湾曲した状態の
まま面に沿つて保持するようにパワーピストンが
湾曲形成されている気圧式倍力装置によつて達成
される。
エル内に第1の位置と第2の位置の間で可動なよ
うに装着されたパワーピストンと、このパワーピ
ストンを第1の位置に向かつて付勢する付勢手段
と、パワーピストンに連結されたアウトプツトロ
ツドと、シエルの内部をパワーピストンを内部に
受容し且つ当該内部が負圧発生源に連通すること
できるように構成される第1の室と内部が選択的
に外部及び第1の室の内部に連通することができ
るように構成される第2の室とに画成すべく、内
周端が前記パワーピストンの内周端側に連結さ
れ、外周端がシエルに連結されたダイアフラム
と、シエル内に設けられ第2の室と第1の室とを
連通、非連通とする第1の弁及び第2の室と外部
とを連通、非連通とする第2の弁を有する弁機構
と、この第1の弁及び第2の弁を開閉させるべく
弁機構に連結されたインプツトロツドとからな
り、パワーピストンの外周端近傍のダイアフラム
は厚肉部として形成されており、この厚肉部に隣
接する部位から内周端近傍までのダイアフラムは
薄肉部として形成されており、厚肉部に隣接する
部位からのパワーピストンの内周端側に連結され
た部位までのダイアフラムの長さが、第1の室の
内圧が第2の室の内圧と等しいときであつて、パ
ワーピストンが第2の位置にあるときの当該部位
間の直線距離よりも実質的に長くなるように、ダ
イアフラムが湾曲形成され、第2の室の内部が外
部に連通されたとき又はパワーピストンが第1の
位置にあるとき、ダイアフラムを湾曲した状態の
まま面に沿つて保持するようにパワーピストンが
湾曲形成されている気圧式倍力装置によつて達成
される。
上記構成による気圧式倍力装置によれば、通常
は第1の室が減圧され且つ第2の室が第1の室と
連通されている。この状態で、インプツトロツド
が操作され弁機構が動作し第2の室が大気に開放
されると、第1の室の内圧が第2の室の内圧より
小さくなりダイアフラムをパワーピストンに対し
て付勢する。ダイアフラムの湾曲はパワーピスト
ンの湾曲に沿つて受容されると共に付勢手段に抗
してパワーピストンを第1の位置より第2の位置
まで移動させ、パワーピストンに接続されたアウ
トプツトロツドから倍力された出力を得ることが
できる。インプツトロツドが初期の位置に戻され
ると再度弁機構が動作し第2の室を第1の室に連
通し、その結果第2の室が減圧され、第1の室と
第2の室が同圧となり付勢手段によつてパワーピ
ストンが第1の位置まで戻される。第1の室を減
圧しない状態で動作点検、エア抜きを行うとパワ
ーピストンは第2の位置に移動する。このときダ
イアフラムはパワーピストンに対して付勢されな
いがパワーピストンの移動でもつて厚肉部が必要
以上に引きづられことはない。
は第1の室が減圧され且つ第2の室が第1の室と
連通されている。この状態で、インプツトロツド
が操作され弁機構が動作し第2の室が大気に開放
されると、第1の室の内圧が第2の室の内圧より
小さくなりダイアフラムをパワーピストンに対し
て付勢する。ダイアフラムの湾曲はパワーピスト
ンの湾曲に沿つて受容されると共に付勢手段に抗
してパワーピストンを第1の位置より第2の位置
まで移動させ、パワーピストンに接続されたアウ
トプツトロツドから倍力された出力を得ることが
できる。インプツトロツドが初期の位置に戻され
ると再度弁機構が動作し第2の室を第1の室に連
通し、その結果第2の室が減圧され、第1の室と
第2の室が同圧となり付勢手段によつてパワーピ
ストンが第1の位置まで戻される。第1の室を減
圧しない状態で動作点検、エア抜きを行うとパワ
ーピストンは第2の位置に移動する。このときダ
イアフラムはパワーピストンに対して付勢されな
いがパワーピストンの移動でもつて厚肉部が必要
以上に引きづられことはない。
[具体例]
次に本考案を、図面に示す好ましい一具体例に
基づいて詳述する。
基づいて詳述する。
第1図及び第2図において、フロントシエル1
とリヤシエル2とからなるシエル3内には、ダイ
アフラム4が配置されており、ダイアフラム4の
環状膨大部からなる外周端5は、フロントシエル
1とリヤシエル2とに挾持されてシエル3に連結
されている。ダイアフラム4の内周端6は、弁機
構としてのポペツトバルブ7の弁本体8のフロン
ト側本体9とリア側本体10とに挾持されて弁本
体8に連結されている。フロント側本体9とリア
側本体10とばね受10aとは螺子11により連
結されている。ダイアフラム4は、シエル3内の
室を第1の室12と第2の室13とに画成してお
り、折返し部14を介してパワーピストン15に
接触して支持されている。パワーピストン15
は、ダイアフラム4と同様にフロント側本体9と
リア側本体10とに内周端側で挾持されて本体8
に連結されている。リア側本体10内にはインプ
ツトロツド16がA及びB方向に移動自在に挿着
されており、リア側本体10内面に形成された段
部17に係止されたばね受18とインプツトロツ
ド16との間に設けられたばね19により、イン
プツトロツド16はA方向に弾性的に付勢されて
いる。一端がばね受け18に保持され、他端23
aがリア側本体10の内面に形成された当接部2
0とプランジヤ21に一体的に形成された当接部
22とに当接するポペツトバルブ7の第1、第2
の弁としての弁体23は、ばね受け18との間に
設けられたばね24によりB方向に弾性的に付勢
されている。フロント側本体9及びリア側本体1
0にA方向及びB方向に移動自在に嵌装されたプ
ランジヤ21には、インプツトロツド16の先端
球状部25が嵌合されており、球状部25を介し
てプランジヤ21とインプツトロツド16とは同
時にA方向及びB方向に移動するように連結され
ている。プランジヤ21とリア側本体10との間
には、一端23aと当接部20との当接が解除さ
れた際には、リア側本体10に形成された貫通孔
26と連通し、一端23aと当接部22との当接
が解除された際には、リア側本体10内の前方中
空部27を介して外部と連通する室28が形成さ
れており、室28は、リア側本体10に形成され
た貫通孔29を介して室13と連通されている。
本体8は、リア側本体10がA方向及びB方向に
摺動自在に接触するシール部材30を介して、A
方向及びB方向に移動自在にリアシエル2に保持
されている。シール部材30により室13は外部
に対して気密にされている。孔26は、フロント
側本体9に形成された溝31を介して室12と連
通されており、室12は、フロントシエル1に接
続された管32を介して負圧発生源に連通されて
いる。フロントシエル1とばね受10aとの間に
は付勢手段としてのばね33が装着されており、
ばね33により弁本体8はA方向に付勢されてい
る。フロント側本体9にはアウトプツトロツド3
4が連結されており、アウトプツトロツド34
は、ねじ11によりフロント側本体9に取り付け
られたデイスクホルダ35により、フロント側本
体9から外れないようになつている。アウトプツ
トロツド34の一端側のデイスクとプランジヤ2
1との間には間隙36が設けられている。プラン
ジヤ21の中間の環状溝37には規制部材38の
一端が緩挿されており、規制部材38のこの一端
とプランジヤ21との間には間隙39が生じるよ
うになつている。規制部材38の他端は、弁本体
8及びパワーピストン15を貫通して設けられた
ロツド40の肩部41に当接するように、肩部4
1近傍まで延設されており、ロツド40はフロン
トシエル1とリアシエル2に設けられた補強部材
42とを連結して、シエル3を補強している。ロ
ツド40には、一端がフロントシエル1に他端が
フロント側本体9に連結された伸縮自在管43が
被せてあり、管43により室12と13とのシー
ルがなされている。アウトプツトロツド34は、
フロントシエル1に嵌着されたシール部材44を
介して外部に突出しており、シール部材44によ
り室12は外部に対して気密に保持されている。
アウトプツトロツド34にマスタシリンダが連結
され、インプツトロツド16にブレーキペダルが
連結される。シエル3は、スタツドボルト45及
びロツド40に一体形成したねじ部46を介して
車両のシヤシに取り付けられる。ダイアフラム4
は、内周端側に厚肉部47を有し、厚肉部47の
外側に薄肉部48を有し、折り返し部14と薄肉
部48との間であつてパワーピストン15の外周
端近傍に厚肉部49を有している。厚肉部47、
薄肉部48及び厚肉部49は、パワーピストン1
5の一方の面に接触し、これによりダイアフラム
4の形状が保持されている。ダイアフラム4は薄
肉部48と厚肉部49との接合部50からダイア
フラム4が本体8により挾持されている部位51
までの展開長、すなわちまつすぐに引き延ばした
長さ52が、第2図のように室12が減圧されな
い状態でパワーピストン15がフルストロークで
移動されたとき、即ちフロントシエル1のシール
部材44が当接する壁の内側にデイスクホルダ3
5が当接しパワーピストン15が第2の位置にあ
るときの接合部50から部位51までの直線距離
53より十分に大となるように、換言すれば、第
2図に示すような状態となつても、折り返し部1
4が引つぱられたり、接合部50の位置が移動し
たりしないように十分な長さ52をもつて湾曲さ
れており、パワーピストン15もまたこの部分を
ぴつたりと接触して保持するようにこれに対応し
て湾曲されている。
とリヤシエル2とからなるシエル3内には、ダイ
アフラム4が配置されており、ダイアフラム4の
環状膨大部からなる外周端5は、フロントシエル
1とリヤシエル2とに挾持されてシエル3に連結
されている。ダイアフラム4の内周端6は、弁機
構としてのポペツトバルブ7の弁本体8のフロン
ト側本体9とリア側本体10とに挾持されて弁本
体8に連結されている。フロント側本体9とリア
側本体10とばね受10aとは螺子11により連
結されている。ダイアフラム4は、シエル3内の
室を第1の室12と第2の室13とに画成してお
り、折返し部14を介してパワーピストン15に
接触して支持されている。パワーピストン15
は、ダイアフラム4と同様にフロント側本体9と
リア側本体10とに内周端側で挾持されて本体8
に連結されている。リア側本体10内にはインプ
ツトロツド16がA及びB方向に移動自在に挿着
されており、リア側本体10内面に形成された段
部17に係止されたばね受18とインプツトロツ
ド16との間に設けられたばね19により、イン
プツトロツド16はA方向に弾性的に付勢されて
いる。一端がばね受け18に保持され、他端23
aがリア側本体10の内面に形成された当接部2
0とプランジヤ21に一体的に形成された当接部
22とに当接するポペツトバルブ7の第1、第2
の弁としての弁体23は、ばね受け18との間に
設けられたばね24によりB方向に弾性的に付勢
されている。フロント側本体9及びリア側本体1
0にA方向及びB方向に移動自在に嵌装されたプ
ランジヤ21には、インプツトロツド16の先端
球状部25が嵌合されており、球状部25を介し
てプランジヤ21とインプツトロツド16とは同
時にA方向及びB方向に移動するように連結され
ている。プランジヤ21とリア側本体10との間
には、一端23aと当接部20との当接が解除さ
れた際には、リア側本体10に形成された貫通孔
26と連通し、一端23aと当接部22との当接
が解除された際には、リア側本体10内の前方中
空部27を介して外部と連通する室28が形成さ
れており、室28は、リア側本体10に形成され
た貫通孔29を介して室13と連通されている。
本体8は、リア側本体10がA方向及びB方向に
摺動自在に接触するシール部材30を介して、A
方向及びB方向に移動自在にリアシエル2に保持
されている。シール部材30により室13は外部
に対して気密にされている。孔26は、フロント
側本体9に形成された溝31を介して室12と連
通されており、室12は、フロントシエル1に接
続された管32を介して負圧発生源に連通されて
いる。フロントシエル1とばね受10aとの間に
は付勢手段としてのばね33が装着されており、
ばね33により弁本体8はA方向に付勢されてい
る。フロント側本体9にはアウトプツトロツド3
4が連結されており、アウトプツトロツド34
は、ねじ11によりフロント側本体9に取り付け
られたデイスクホルダ35により、フロント側本
体9から外れないようになつている。アウトプツ
トロツド34の一端側のデイスクとプランジヤ2
1との間には間隙36が設けられている。プラン
ジヤ21の中間の環状溝37には規制部材38の
一端が緩挿されており、規制部材38のこの一端
とプランジヤ21との間には間隙39が生じるよ
うになつている。規制部材38の他端は、弁本体
8及びパワーピストン15を貫通して設けられた
ロツド40の肩部41に当接するように、肩部4
1近傍まで延設されており、ロツド40はフロン
トシエル1とリアシエル2に設けられた補強部材
42とを連結して、シエル3を補強している。ロ
ツド40には、一端がフロントシエル1に他端が
フロント側本体9に連結された伸縮自在管43が
被せてあり、管43により室12と13とのシー
ルがなされている。アウトプツトロツド34は、
フロントシエル1に嵌着されたシール部材44を
介して外部に突出しており、シール部材44によ
り室12は外部に対して気密に保持されている。
アウトプツトロツド34にマスタシリンダが連結
され、インプツトロツド16にブレーキペダルが
連結される。シエル3は、スタツドボルト45及
びロツド40に一体形成したねじ部46を介して
車両のシヤシに取り付けられる。ダイアフラム4
は、内周端側に厚肉部47を有し、厚肉部47の
外側に薄肉部48を有し、折り返し部14と薄肉
部48との間であつてパワーピストン15の外周
端近傍に厚肉部49を有している。厚肉部47、
薄肉部48及び厚肉部49は、パワーピストン1
5の一方の面に接触し、これによりダイアフラム
4の形状が保持されている。ダイアフラム4は薄
肉部48と厚肉部49との接合部50からダイア
フラム4が本体8により挾持されている部位51
までの展開長、すなわちまつすぐに引き延ばした
長さ52が、第2図のように室12が減圧されな
い状態でパワーピストン15がフルストロークで
移動されたとき、即ちフロントシエル1のシール
部材44が当接する壁の内側にデイスクホルダ3
5が当接しパワーピストン15が第2の位置にあ
るときの接合部50から部位51までの直線距離
53より十分に大となるように、換言すれば、第
2図に示すような状態となつても、折り返し部1
4が引つぱられたり、接合部50の位置が移動し
たりしないように十分な長さ52をもつて湾曲さ
れており、パワーピストン15もまたこの部分を
ぴつたりと接触して保持するようにこれに対応し
て湾曲されている。
以上のように構成された気圧式倍力装置60で
は、第1図に示す非作動状態においてブレーキペ
ダルが踏み込まれてインプツトロツド16がばね
19に抗してB方向に移動されると、プランジヤ
21も本体8に対してB方向に移動され、当接部
22と一端23aとの当接が解除され、室13
は、孔29、室28及び中空部27を介して大気
に連通され、室13が大気と連通されると、管3
2を介して負圧発生源に連通された室12と室1
3との差圧によりパワーピストン15及びダイア
フラム4は大きな力でB方向に移動され、従つて
アウトプツトロツド34には大きな力が付加さ
れ、マスタシリンダに伝達される。インプツトロ
ツド16がB方向に押しつづけられ当接部22と
一端23aとの当接が解除されている限りは前記
の動作が行われる。尚、インプツトロツド16の
B方向の移動中、弁本体8は、当接部20と一端
23aとの当接を保持したまま同じくB方向に移
動される。一方ブレーキペダルへの踏み込みが解
除されると、インプツトロツド16がばね19に
よりA方向に移動される結果、プランジヤ21も
同様に弁本体8に対してA方向に移動され、当接
部22が一端23aに当接される一方、当接部2
0の一端23aへの当接が解除され、室28の中
空部27を介する外部への連通は阻止される一
方、室28の孔26及び溝31を介する室12へ
の連通が生起され、室12と室13とが連通さ
れ、室13が徐々に負圧にされる。室13が負圧
にされることにより、ばね33に基づくパワーピ
ストン15に対するA方向の力は有効に作用し、
パワーピストン15は急速にA方向に移動され
る。尚、弁本体8に対するプランジヤ21のA方
向の一定値以上の移動、即ち第1の位置を超えて
の移動は規制部材38の弁本体8への、換言すれ
ばリア側本体10への当接により阻止される。更
にインプツトロツド16がA方向に移動され、元
の位置の手前で規制部材38の一端が肩部41に
当接すると、規制部材41のA方向の移動は阻止
され、規制部材41のこの停止でプランジヤ21
もA方向の移動が阻止される。プランジヤ21の
停止後、当接部20が一端23aに当接し、室1
2と13との連通が阻止されて、元の位置、すな
わち第1図に示す位置にプランジヤ21、弁本体
8等は設定される。
は、第1図に示す非作動状態においてブレーキペ
ダルが踏み込まれてインプツトロツド16がばね
19に抗してB方向に移動されると、プランジヤ
21も本体8に対してB方向に移動され、当接部
22と一端23aとの当接が解除され、室13
は、孔29、室28及び中空部27を介して大気
に連通され、室13が大気と連通されると、管3
2を介して負圧発生源に連通された室12と室1
3との差圧によりパワーピストン15及びダイア
フラム4は大きな力でB方向に移動され、従つて
アウトプツトロツド34には大きな力が付加さ
れ、マスタシリンダに伝達される。インプツトロ
ツド16がB方向に押しつづけられ当接部22と
一端23aとの当接が解除されている限りは前記
の動作が行われる。尚、インプツトロツド16の
B方向の移動中、弁本体8は、当接部20と一端
23aとの当接を保持したまま同じくB方向に移
動される。一方ブレーキペダルへの踏み込みが解
除されると、インプツトロツド16がばね19に
よりA方向に移動される結果、プランジヤ21も
同様に弁本体8に対してA方向に移動され、当接
部22が一端23aに当接される一方、当接部2
0の一端23aへの当接が解除され、室28の中
空部27を介する外部への連通は阻止される一
方、室28の孔26及び溝31を介する室12へ
の連通が生起され、室12と室13とが連通さ
れ、室13が徐々に負圧にされる。室13が負圧
にされることにより、ばね33に基づくパワーピ
ストン15に対するA方向の力は有効に作用し、
パワーピストン15は急速にA方向に移動され
る。尚、弁本体8に対するプランジヤ21のA方
向の一定値以上の移動、即ち第1の位置を超えて
の移動は規制部材38の弁本体8への、換言すれ
ばリア側本体10への当接により阻止される。更
にインプツトロツド16がA方向に移動され、元
の位置の手前で規制部材38の一端が肩部41に
当接すると、規制部材41のA方向の移動は阻止
され、規制部材41のこの停止でプランジヤ21
もA方向の移動が阻止される。プランジヤ21の
停止後、当接部20が一端23aに当接し、室1
2と13との連通が阻止されて、元の位置、すな
わち第1図に示す位置にプランジヤ21、弁本体
8等は設定される。
ところで、気圧式倍力装置60において、管3
2を介して室12を負圧発生源に接続することな
しにすなわち真空引きするとこなしに、例えばア
ウトプツトロツド34に接続されるマスタシリン
ダのエア抜きを、ブレーキペダルの踏み込みによ
るインプツトロツド16のA方向及びB方向の移
動で実施する場合、ダイアフラム4には、折り返
し部14に隣接する部位に全周にわたり厚肉部4
9が、また厚肉部に隣接して薄肉部48が夫々設
けられており、接合部50から部位51までのダ
イアフラム4の長さ52が室12が減圧されない
状態でパワーピストン15がフルストロークで移
動されたときの接合部50から部位51までの直
線距離53よりも長いため、第2図に示すよう
に、ダイアフラム4がパワーピストン15から離
れてパワーピストン15のみがB方向に移動して
も厚肉部49はほぼ元の位置に保持されると共
に、折り返し部14の変位は生じなく、従つてダ
イアフラム4は、パワーピストン15の復帰に際
してパワーピストン15を円滑に受け入れる形状
に保持されている結果、インプツトロツド16が
A方向に移動されてパワーピストン15が元の位
置に復帰してもダイアフラム4が折り重なつてパ
ワーピストン15に接触するような事態をなくし
得る。
2を介して室12を負圧発生源に接続することな
しにすなわち真空引きするとこなしに、例えばア
ウトプツトロツド34に接続されるマスタシリン
ダのエア抜きを、ブレーキペダルの踏み込みによ
るインプツトロツド16のA方向及びB方向の移
動で実施する場合、ダイアフラム4には、折り返
し部14に隣接する部位に全周にわたり厚肉部4
9が、また厚肉部に隣接して薄肉部48が夫々設
けられており、接合部50から部位51までのダ
イアフラム4の長さ52が室12が減圧されない
状態でパワーピストン15がフルストロークで移
動されたときの接合部50から部位51までの直
線距離53よりも長いため、第2図に示すよう
に、ダイアフラム4がパワーピストン15から離
れてパワーピストン15のみがB方向に移動して
も厚肉部49はほぼ元の位置に保持されると共
に、折り返し部14の変位は生じなく、従つてダ
イアフラム4は、パワーピストン15の復帰に際
してパワーピストン15を円滑に受け入れる形状
に保持されている結果、インプツトロツド16が
A方向に移動されてパワーピストン15が元の位
置に復帰してもダイアフラム4が折り重なつてパ
ワーピストン15に接触するような事態をなくし
得る。
尚、前記具体例では、部位51に隣接して厚肉
部47をダイアフラム4に形成したが、厚肉部4
7を省略し部位51まで薄肉部48を延設しても
よい。
部47をダイアフラム4に形成したが、厚肉部4
7を省略し部位51まで薄肉部48を延設しても
よい。
[考案の効果]
前記の如く、本考案によれば、ダイアフラムに
厚肉部と薄肉部とが形成され、パワーピストンの
移動でもつて厚肉部が引きづられないように厚肉
部までのダイアフラムの長さが設定されているた
め、パワーピストンの元の位置への復帰でダイア
フラムが折り曲げられたりする不都合をなくし
得、エア抜き後においても装置を正常に作動させ
られ得、ダイアフラム等の損傷を回避し得ると共
に、通常作動時において、湾曲したダイアフラム
を湾曲した状態のまま面に沿つて保持できるよう
にパワーピストン自体も湾曲させることにより、
ダイアフラムのよじれや減圧時の空気残りを防げ
耐久性と安定な性能を提供することが可能となつ
た。
厚肉部と薄肉部とが形成され、パワーピストンの
移動でもつて厚肉部が引きづられないように厚肉
部までのダイアフラムの長さが設定されているた
め、パワーピストンの元の位置への復帰でダイア
フラムが折り曲げられたりする不都合をなくし
得、エア抜き後においても装置を正常に作動させ
られ得、ダイアフラム等の損傷を回避し得ると共
に、通常作動時において、湾曲したダイアフラム
を湾曲した状態のまま面に沿つて保持できるよう
にパワーピストン自体も湾曲させることにより、
ダイアフラムのよじれや減圧時の空気残りを防げ
耐久性と安定な性能を提供することが可能となつ
た。
第1図は本考案による好ましい一具体例の断面
図、第2図は第1図に示す具体例の動作説明図で
ある。 3……シエル、4……ダイアフラム、7……ポ
ペツトバルブ、15……パワーピストン、16…
…インプツトロツド、34……アウトプツトロツ
ド、48……薄肉部、49……厚肉部。
図、第2図は第1図に示す具体例の動作説明図で
ある。 3……シエル、4……ダイアフラム、7……ポ
ペツトバルブ、15……パワーピストン、16…
…インプツトロツド、34……アウトプツトロツ
ド、48……薄肉部、49……厚肉部。
Claims (1)
- シエルと、このシエル内に第1の位置と第2の
位置の間で可動なように装着されたパワーピスト
ンと、このパワーピストンを前記第1の位置に向
かつて付勢する付勢手段と、前記パワーピストン
に連結されたアウトプツトロツドと、前記シエル
の内部を前記パワーピストンを内部に受容し且つ
当該内部が負圧発生源に連通することできるよう
に構成される第1の室と内部が選択的に外部及び
前記第1の室の内部に連通することができるよう
に構成される第2の室とに画成すべく、内周端が
前記パワーピストンの内周端側に連結され、外周
端が前記シエルに連結されたダイアフラムと、前
記シエル内に設けられ前記第2の室と前記第1の
室とを連通、非連通とする第1の弁及び前記第2
の室と外部とを連通、非連通とする第2の弁を有
する弁機構と、この第1の弁及び第2の弁を開閉
させるべく弁機構に連結されたインプツトロツド
とからなり、前記パワーピストンの外周端近傍の
ダイアフラムは厚肉部として形成されており、こ
の厚肉部に隣接する部位から内周端近傍までのダ
イアフラムは薄肉部として形成されており、前記
厚肉部に隣接する部位からのパワーピストンの内
周端側に連結された部位までのダイアフラムの長
さが、前記第1の室の内圧が前記第2の室の内圧
と等しいときであつて、前記パワーピストンが前
記第2の位置にあるときの当該部位間の直線距離
よりも実質的に長くなるように、ダイアフラムが
湾曲形成され、前記第2の室の内部が外部に連通
されたとき又はパワーピストンが第1の位置にあ
るとき、ダイアフラムを湾曲した状態のまま面に
沿つて保持するように前記パワーピストンが湾曲
形成されている気圧式倍力装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984142455U JPH0345895Y2 (ja) | 1984-09-20 | 1984-09-20 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984142455U JPH0345895Y2 (ja) | 1984-09-20 | 1984-09-20 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6156156U JPS6156156U (ja) | 1986-04-15 |
| JPH0345895Y2 true JPH0345895Y2 (ja) | 1991-09-27 |
Family
ID=30700779
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1984142455U Expired JPH0345895Y2 (ja) | 1984-09-20 | 1984-09-20 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0345895Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5947571U (ja) * | 1982-09-24 | 1984-03-29 | 日信工業株式会社 | 負圧式倍力装置 |
-
1984
- 1984-09-20 JP JP1984142455U patent/JPH0345895Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6156156U (ja) | 1986-04-15 |
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