JPH0345797Y2 - - Google Patents

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JPH0345797Y2
JPH0345797Y2 JP6331386U JP6331386U JPH0345797Y2 JP H0345797 Y2 JPH0345797 Y2 JP H0345797Y2 JP 6331386 U JP6331386 U JP 6331386U JP 6331386 U JP6331386 U JP 6331386U JP H0345797 Y2 JPH0345797 Y2 JP H0345797Y2
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JP
Japan
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sleeve
heat
shrinkable
teeth
comb
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JP6331386U
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JPS62175917U (ja
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  • Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Cable Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はプラスチツク外被を有する電気ケーブ
ル或はプラスチツク外被を有する防食鋼管乃至は
プラスチツク管を接続する際に用いられる熱収縮
性スリーブに関し、特に比較的大径のスリーブか
ら高収縮性を利用して比較的小径の被接続体表面
に熱収縮させて接合することが必要なところに用
いられる熱収縮性スリーブに関する。
従来の技術 従来一般に用いられている熱収縮性スリーブは
ポリエチレン、架橋ポリエチレン、プロピレン、
エチレンプロピレン等の長鎖状のプラスチツクに
半径方向に歪を与え、加熱することによつて歪を
除去し収縮させるものである。
そして例えば電気ケーブル等接続部の中央部分
を包被する箇所は熱収縮させないか、僅かに収縮
させる程度に留め、スリーブ端部を充分に熱収縮
させて融着接続していた。従つて熱収縮性スリー
ブの収縮率が向上し、例えば70%以上の収縮率を
有する熱収縮性スリーブにあつては、第4図に示
したように熱収縮性スリーブ1の大径部2と熱収
縮した小径部3の中間の減径部aはほゞ同一断面
内で薄肉に構成され、接続部を包被保護する点で
弱点となる欠点があつた。この欠点を解消するた
めに1)第5図に示したように熱収縮性スリーブ
1の大径部2と収縮後の小径部3の中間の熱収縮
時の外径変化部aの内部にあらかじめ円錘台状の
スペーサー4,4を嵌入配置しかつスペーサー
4,4間の間隔を保持する補助パイプ5を介在さ
せておき熱収縮性スリーブの端を熱収縮させるこ
とにより、急激な外径変動を避け、薄肉化を防止
する(図では右側は未収縮)か、又は図示してな
いが特公昭58−10932号公報に見られるように、
円筒状のスペーサーと櫛型の歯を設けた金属テー
プを円筒状に丸めたものとを併用し、加熱収縮に
よる外径変動が極端にならないように処理するこ
とが行なわれていた。
考案が解決すべき問題点 上記従来の技術によるときは、いづれもスペー
サー等の部品を用意し、かつこれを所定の位置に
計尺してきちんと位置決めしなければならず、作
業管理上も面倒であるという問題点を有してい
た。
問題点を解決するための手段 本考案は上記の如き従来の技術の難点を解決し
別途部品を必要とせず、作業上も極めて有利な熱
収縮性プラスチツクスリーブを提供するものでそ
の概要は以下のとおりである。熱収縮性プラスチ
ツクスリーブの少なくも一端に於て、その端部近
傍の内面に先細のテーパー状突起群からなる歯部
を有する櫛状のアルミテープを用意し、これを円
筒状に丸めて、歯部がスリーブの端縁方向になる
ようにスリーブ内の端部近傍に配置し接合して構
成されている。
実施例 以下本考案の一例について図面を参照しながら
説明する。
第3図に示すように先細の突起群からなる歯部
7を有する櫛状のアルミテープ6を用意し、これ
を円筒状に丸め第1図の如く熱収縮性プラスチツ
クスリーブ1の端部の外径変化部の内部に歯部が
端縁方向になるように配置し、スリーブ内面に接
合してある。前記アルミテープ6はその一面に接
着性プラスチツク等をラミネートしておけば、接
合は一層容易に行なわれる。
このスリーブを用いて熱収縮させるときは第2
図に示すようにアルミテープ6が支持力を発揮
し、櫛状の歯部7の切欠き間隔は狭くなるがこの
部分でも支持力が働くので図示の如く外径変化部
aは緩やかとなり、肉厚がその部分だけ急激に薄
くならず一様の厚さに保持したまゝ収縮すること
ができる。
なお本考案の実施に際しては直線状スリーブで
は両端、三叉路状スリーブでは各開口端全部に同
様な構造をとり得ることは勿論である。
考案の効果 本考案によるときは、従来のように別の部品を
用意する煩らわしさがなく、通常の熱収縮スリー
ブを使用する場合と同様に端部を熱収縮させて
も、アルミテープ櫛状の歯部の支持力によつて、
外径変化が急激とはならず、このためその部分の
肉厚も格別極端な薄肉となるおそれもなく、信頼
性の高い接続部を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の熱収縮性スリーブの一例に関
する一部切開縦断面図、第2図は同スリーブ端部
の熱収縮時の状態を示す縦断面図、第3図は第1
図、第2図に用いられた櫛状の歯を有するアルミ
テープを示す平面図、第4図は従来の通常の熱収
縮性プラスチツクスリーブ端部の熱収縮時の状態
を示す縦断面図、第5図は従来の通常の熱収縮性
プラスチツクスリーブの端部に円錘台状スペーサ
ーを挿入して熱収縮させた場合の一部切開縦断面
図である。 a……外径変化部、1……熱収縮性プラスチツ
クスリーブ、2……大径部、3……小径部、4…
…スペーサー、5……補助パイプ、6……アルミ
テープ、7……歯部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 熱収縮性プラスチツクスリーブの少なくも一端
    に於て、端部近傍の内面に先細の突起群からなる
    歯部を有する櫛状のアルミテープが円筒状に丸め
    られ、前記歯部をスリーブの端縁側になるように
    配置してスリーブ内に予め接合されていることを
    特徴とする熱収縮性スリーブ。
JP6331386U 1986-04-28 1986-04-28 Expired JPH0345797Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP6331386U JPH0345797Y2 (ja) 1986-04-28 1986-04-28

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JP6331386U JPH0345797Y2 (ja) 1986-04-28 1986-04-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62175917U JPS62175917U (ja) 1987-11-09
JPH0345797Y2 true JPH0345797Y2 (ja) 1991-09-27

Family

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JPS62175917U (ja) 1987-11-09

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