JPH0345740B2 - - Google Patents

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JPH0345740B2
JPH0345740B2 JP20555182A JP20555182A JPH0345740B2 JP H0345740 B2 JPH0345740 B2 JP H0345740B2 JP 20555182 A JP20555182 A JP 20555182A JP 20555182 A JP20555182 A JP 20555182A JP H0345740 B2 JPH0345740 B2 JP H0345740B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
parts
rubber
polymer
present
Prior art date
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Expired
Application number
JP20555182A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5996139A (ja
Inventor
Takatsugu Hashimoto
Takashi Oohashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
Priority to JP20555182A priority Critical patent/JPS5996139A/ja
Publication of JPS5996139A publication Critical patent/JPS5996139A/ja
Priority to US06/640,365 priority patent/US4546127A/en
Priority to US06/755,563 priority patent/US4590123A/en
Publication of JPH0345740B2 publication Critical patent/JPH0345740B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は−10℃〜40℃の広い温度使用領域にお
いで低レジリエンスであり、かつ発泡することに
より軽量化されたゴム発泡体に関し、さらに詳し
くは高スチレンのスチレン−ブタジエン共重合体
と充填剤、可塑剤とからなる混合物に有機発泡
剤、加硫剤、加流促進剤等を用い加硫発泡した加
硫ゴム発泡体であつて、−10℃〜40℃の広い温度
領域において低レジリエンスであるため、エネル
ギー及び衝撃吸収能が高く、かつ硬度が低いため
に5〜100Hzの振動吸収性がすぐれ、さらに軽量
である加硫ゴム発泡体に関する。 従来有機発泡剤を用いたゴムスポンジは反発弾
性の高いものが中心で、低レジリエンスのゴムス
ポンジはほとんど検討されていなかつた。 またフオーム材においてはポリウレタンの発泡
体に低レジリエンスのものが見られるが(特開昭
55−137123、特公昭46−34630、特公昭48−
38467、特公昭50−52175等)、いずれも衝撃吸収
レベルが低く、かつ温度変化に対して不安定にな
るものが多かつた。またこれらポリウレタンフオ
ームは一般にゴムスポンジに比べ耐水性、熱劣化
性に劣ることが知られており、実用性に乏しいも
のであつた。 本発明者らは従来から広い温度領域で低いレジ
リエンスを示し、かつ室温付近でレジリエンスが
完全に0となる加硫ゴム組成物につき検討を続け
て来、すでに出願もしてきた(特願昭57−
60429)。 ところで現在ゴム製品の一般的な動向として軽
量化ということが重要な課題として考えられてお
り、上記低レジリエンスゴム組成物においても、
さらに付加価値を高める意味で軽量化が強く望ま
れてきた。しかし上記低レジリエンスゴム組成物
をそのまま有機発泡剤を用い発泡させると導入さ
れた空気孔(セル)の弾性の影響でレジリエンス
は高くなつてしまい、約25以上となる(−10〜40
℃)。 本発明者らは上記の如き実状に鑑み、無発泡シ
ートの物性、特に低レジリエンス性能を損なうこ
とのない発泡体を得るべく、鋭意検討を行なつた
結果、極めて限られた範囲の高スチレン含量のス
チレン−ブタジエン共重合体を使用し、充填剤、
可塑剤の量を限定することによりレジリエンスは
約15以下(−10〜40℃)、他の物性も上記の条件
を満たすことを見出し本発明に到達した。 すなわち本発明の目的は、音響部品、ターンテ
ーブルゴムシート、振動減衰材、衝撃吸収材、制
振材、免振材、遮音材、各種グリツプ、各種靴の
中敷、靴底、卓球ラケツトのフエース材等に用い
られるべき準液体性質をもち、かつ軽量なゴムを
提供することにある。 以下に本発明を詳細に説明する。 本発明の(a)成分であるスチレン−ブタジエン共
重合体に含まれるスチレン部分は54〜70重量%で
あることが必要であり、好ましくは60〜69重量%
である。しかしてこの範囲のスチレン結合量を有
するスチレン−ブタジエン共重合体は単味である
必要はなく、異なるスチレン結合量を有するスチ
レン−ブタジエン共重合体の混合物であつても混
合の結果、スチレン部分が上記特定の範囲にあれ
ば本発明の目的を充分達することができる。 (b)成分の充填剤はポリマー(a)100重量部に対し
て30〜300重量部であり、好ましくは150〜200重
量部である。またこの(b)成分としては炭酸カルシ
ウム、硫酸バリウム、炭酸マグネシウム、ドロマ
イト、カオリンクレー、焼成クレー、ハードクレ
ー、セリサイト、滑石、タルク、ワラストナイ
ト、ベントナイト、白雲母、水酸化アルミ、亜鉛
華、活性白土、ハロイサイト、酸化チタン、石
膏、軽灰、重灰、炭酸バリウム、炭酸ストロンチ
ウム、ケイソウ土、シラス、シラスバルーン、硫
酸カルシウム等非補強もしくは弱補強性の充填剤
より選ばれたものを用いる。 (c)成分として用いられる可塑剤としては、アロ
マ系オイル、ナフテン系オイル、スピンドルオイ
ル、ジオクチルフタレート、リン酸トリクレジル
等通常ゴムに使用されるものならすべて使用可能
である。また(c)成分の量はポリマー(a)100重量部
に対して5〜60重量部であり、好ましくは20〜40
重量部である。 (d)成分として用いられる発泡材としてはジニト
ロソペンタテトラミン(DPT)、アゾジカーボン
アミド(AZC)、p−トルエンスルホニルヒドラ
ジン(TSH)、4,4′−オキシビスベンゼンスル
ホニルヒドラジド(OBSH)等の有機系発泡剤
及び炭酸水素ナトリウム等の無機系の発泡剤等ゴ
ムの発泡に使用できるものなら、すべて使用可能
である。また(d)成分の量はポリマー(a)100重量部
に対して2〜60重量部であり、好ましくは5〜30
重量部である。本発明の低レジリエンスゴム発泡
体は上記4成分に加硫剤、加硫促進剤を加えた混
合物を加熱発泡硬化させて得られる。 本発明のゴム組成物は通常の方法で混合し硬化
することができる。硬化温度は115〜180℃が採用
される。硬化温度が115℃以下では硬化に長時間
を要し、且つ、発泡剤が充分に分解しない。ま
た、180℃以上ではゴム組成物の物性が低下する
と同時に安定した発泡体が得られない。 この他に本発明のゴム組成物は通常のゴム配合
に用いられるカーボンブラツク、シリカ等の補強
剤を添加したり、劣化防止のためのワツクス類、
老化防止剤を添加したりすることができる。 次に本発明を実施例により詳細に説明する。 レジリエンスの測定方法としては、ダンロツプ
トリプソメーターを用い、8mm角、4mm厚の試料
を用いる。試料を試験片保持台に固定し、衝撃手
を一定の高さから1560gf/cmのモーメントで回転
落下させ、そのときの反発角度を付属のスケール
で読む。試料温度は電熱などで調整し希望温度の
測定をする。 実施例 1〜4 下記第1表の配合処方で1〜4の原料を表面温
度60℃のロールで30分混練してシート状とした
後、これを10×10×1cmの金型に充填し、90Kg/
cm2、140℃で25分加熱、加圧した後脱型した。結
果は第2表の通りであり、市販のクロロプレンゴ
ム発泡体、天然ゴム発泡体、EVA発泡体、RB発
泡体と比較した。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】 第2表を比較すれば本発明のゴム発泡体が他の
発泡体に対し広い温度範囲で低レジリエンスであ
ることがわかる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (a) 全ポリマー中に含まれるスチレン部分が
    54〜70重量%に合わされたスチレン−ブタジエ
    ン共重合体もしくはそれらの混合物 (b) 充填剤がポリマー(a)100重量部に対して30〜
    300重量部 (c) 可塑剤がポリマー(a)100重量部に対して5〜
    60重量部 (d) 発泡剤がポリマー(a)100重量部に対して2〜
    60重量部 からなる混合物に加硫剤、加硫促進剤を加え、加
    熱発泡硬化して得られる低反発弾性ゴム発泡体。
JP20555182A 1982-04-13 1982-11-25 低反発弾性ゴム発泡体 Granted JPS5996139A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20555182A JPS5996139A (ja) 1982-11-25 1982-11-25 低反発弾性ゴム発泡体
US06/640,365 US4546127A (en) 1982-04-13 1984-08-13 Low-resilience rubber compositions and foams
US06/755,563 US4590123A (en) 1982-04-13 1985-07-16 Low-resilience rubber compositions and foams

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JP20555182A JPS5996139A (ja) 1982-11-25 1982-11-25 低反発弾性ゴム発泡体

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JPS5996139A JPS5996139A (ja) 1984-06-02
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KR100299908B1 (ko) * 1998-06-09 2001-09-22 오창엽 벤트나이트를 사용하는 합성수지의 발포방법 및 합성수지발포체
JP2007016422A (ja) * 2005-07-05 2007-01-25 Daiwa House Ind Co Ltd 遮音壁の構造

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JPS5996139A (ja) 1984-06-02

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