JPH0345620A - 埋設鋼管用防食粉体塗料用エポキシ樹脂組成物 - Google Patents

埋設鋼管用防食粉体塗料用エポキシ樹脂組成物

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JPH0345620A
JPH0345620A JP18133889A JP18133889A JPH0345620A JP H0345620 A JPH0345620 A JP H0345620A JP 18133889 A JP18133889 A JP 18133889A JP 18133889 A JP18133889 A JP 18133889A JP H0345620 A JPH0345620 A JP H0345620A
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一男 石原
Takayuki Takeda
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、防食塗料用として有用なるエポキシ樹脂組成
物に関するものである。
「従来の技術」 一般に市販されているエポキシ樹脂組成物による防食塗
料にはビスフェノールA−エピクロルヒドリン系のエポ
キシ樹脂が最も広く使用されている。しかし、使用条件
が苛酷になり従来以上の防食性が要求されていることも
事実である。例えば、これらビスフェノールA型エポキ
シ樹脂を用いた組成物は、耐陰極剥離性、耐塩水噴霧性
など長期防食性については十分に満足出来るものでは危
かった。この様な要求は、例えば港湾施設や鉄筋コンク
リート用の鉄筋、埋設鋼管等の防食塗料で重要視されて
いる。すなわち、陰極剥離は電気防食下で塗膜損傷部が
陰極となυ、防食電流による水分の電気分解で生じる水
素とアルカリの作用で塗料が剥離するのである。この為
、耐陰極剥離性の向上を目的に従来、表面のプラスト処
理及び化成処理を行い対応して>B、樹脂組成物の改良
はあまシ検討されていない。また、これら表面処理は完
全に全面行って初めてその目的を達成できるものであり
1それゆえ表面検査など工程の複雑化につながるもので
あった。
「発明が解決しようとする課題」 この様な状況下、本発明は耐陰極剥離性、耐塩水噴霧性
など、長期防食性に優れたエポキシ樹脂組成物を提供す
るものである。
「課題を解決するための手段及び作用」本発明は、エポ
キシ樹脂成分と硬化剤成分とから成るエポキシ樹脂組成
物にシいて、前記エポキシ樹脂成分の20重量S〜10
01i量嘩がビスフェノールF型エポキシ樹脂であるこ
とを特徴とする防食性に優れたエポキシ樹脂組成物に関
するものである。
本発明で用いられるビスフェノールF型エポキシ樹脂と
は、フェノールとホルムアルデヒド供給物質とから成る
ビス(4−ヒドロキシフェニル)メタン(通称、ビスフ
ェノールF)とエピハロヒドリンとから得られるビス(
4−ヒドロキシフェニル)メタンジグリシジルエーテル
あるいは、ビス(4−ヒドロキシフェニル)メタンジグ
リシジルエーテルとビスフェノールFとから得られるビ
ス(4−ヒドロキシフェニル)メタンジグリシジルエー
テル等のように、ビスフェノールF骨格を主成分とする
エポキシ樹脂であり、具体的にはエボトー)YDF−1
65(エポキシ当′Mk160〜180g/eq  2
5℃にかける粘度700〜1,100cpsi’kYD
F−170(エポキシ当量160〜180g/eq25
℃における粘度2,000〜5,000cps)、YD
F−175(エポキシ当f160〜180g/eq  
25℃にかける粘度2,000〜5,000cps )
、YDF−180(エポキシ当t165〜185g/e
q  25℃に)ける粘度5,000〜7,0OOcp
a )、YDF−2001(エポキシ当量450〜50
0g/・q軟化点50〜60℃)、YDF−2004(
エポキシ当量900〜1,000g/eq  軟化点7
8〜88℃)、YDF−2007(エポキシ当量1,7
50〜2,100g/aq  軟化点95〜110℃)
C束都化或社製)等が挙げられる。
本発明において、前述のごときビスフェノールF型エポ
キシ樹脂をエポキシ樹脂成分として20〜100重量多
、好嘗しくは70〜100重量多配合することが、本発
明の目的を達成するためにきわめて重要であり、20重
重量板下では防食性の改良が見られないものとなる。従
って、本発明の所定の割合の範囲内であれば、ビスフェ
ノールF型エポキシ樹脂とビスフェノールFを除く多価
フェノール(例えば、2−2’−ビス(p−ヒドロキシ
ルフェニル)プロパン〔ビスフェノールA〕等のビス(
p−ヒドロキシルフェニル)アルカン類、Dよびこれら
の核ハロゲン置換体、1,3−ジヒドロキジルベンゼン
〔レゾール〕等のジヒドロキジルベンゼン類および、こ
れらのアルキル化合物かヨヒ核ハロゲン置換体、さらに
ビスフェノールスルホン等のジフェノール類をも含めタ
ヒスフェノールFを除く全ての多価フェノール。)との
反応により得られる変性ビスフェノールF型エポキシ樹
脂、またはビスフェノールFを除く多価フェノールから
誘導されるエポキシ樹脂とビスフェノールFとの反応で
得られる変性ビスフェノールF型エポキシ樹脂を配合し
たシ、多価フェノールから誘導されるエポキシ樹脂を混
合して配合することも可能である。
更に本発明にかいて使用される硬化剤は、従来のビスフ
ェノールA型エポキシ樹脂組成物と同様に、脂肪族アミ
ン、芳香族アミン、ポリアミド樹脂、及びそれらのアダ
クト硬化剤、ジシアンジアミド、酸ヒドラジッド、酸無
水物、イミダゾール類、カルボン酸類、フェノール樹脂
などの公知の硬化剤を配合することが出来る。
本発明のエポキシ樹脂組成物には、上記成分の他に、着
色顔料、体質顔料、防錆顔料、補強用充填剤などを含む
ことが出来る。また、通常の塗料に使用されうる分散剤
、希釈剤、流れ調整剤などの添加剤を含むことが出来る
。更に、硬化促進剤なども必要に応じて配合することが
出来る。
これらの組成物は通常の混合装置(回転機、ロール練機
、エクストルーダー コニーダー等)ヲ使用することに
よう、公知の方法で製造される。
以下に、実施例及び比較例を示すが、本発明の技術的範
囲はこれらの実施例のみに制限されるものではない。な
か、実施例及び比較例にかける配合部数は、重量部にも
とづくものである。
「実施例及び比較例」 実施例1 エポトートYDF−2004(’:r−ボキシ当量95
0g / e q s軟化点85℃)60部、ジンアン
シア□ド1.4部、2−メチルイミダゾール0.4部、
酸化チタン27部、モダ70−(モンナント社製、流れ
調整剤’) 0.5部をヘンシェルミキサーで予備混合
したのち、池貝鉄工社製エクストルーダーPCM−30
を用いて、樹脂温度が95℃になるように設定して溶融
洩練し、微粉砕を行い100メツシュ通過品を実施例1
の塗料とした。
実施例2 撹拌器、温度計、コンデンサー及び窒素ガス供給装置を
備えた反応容器内にエポ)−)YDF−170(東部化
成社製、ビスフェノールF型液状エポキシ樹脂、エポキ
シ当1170g/eq )70部とビスフェノールF(
東部化成社製、三核体純度90%)28部を入れ加熱し
、透明溶融状態にした。この後、ビスフェノールFに対
して1100ppの2−エチル4−メチルイミダゾール
を加え、温度160℃1で上げて4時間反応を行った。
得られた樹脂はエポキシ当−11800g/e(1,軟
化点85℃であった。この様にして得られた固体状ビス
フェノールF型エポキシ樹脂60部、ジシアンジアミド
1.6部、2−メチルイミダゾール0.4部、酸化チタ
ン27部、モダフロー0.5部を予備混合した。以下実
施例1と同様々方法で塗料化し、実施例2の塗料を得た
実施例3 エボトー)YDF−200490部、エボトー)YDC
N−703(東部化成社製、クレゾールノボラックエポ
キシ樹脂、エポキシ当−11204g/ e q % 
軟化点80℃)10部、ZX−798(東部化成社製、
ビスフェノールA型フェノール樹脂、フェノール性水酸
基当量700g/eq、 軟化点112℃)100部、
2−メチルイミダゾール1.2IIS、酸化チタン87
部、モダフロー0.7部を予備混合した。以下実施例】
と同様な方法で塗料化し、実施例3の塗料を得た。
実施例4 実施例2で得られた固体状エポキシ樹脂90部、エボト
ートYDCN−70310部、ZX−798110部、
2−メチルイミダゾール1.2部、酸化チタン87部、
モダ70−0.7部を予備混合した。
以下実施例1と同様な方法で塗料化し、実施例4の塗料
を得た。
比較例1 エボ)−)YD−904(東部化成社製、ビスフェノー
ルA型エポキシ樹脂、エポキシ当量650g、/e(1
%軟化点85℃)60部、ジシアンジアミド1.9部、
2−メチルイミダゾール0.4部、酸化チタン27部、
モダフロー0.4部を予備混合した。
以下実施例1と同様な方法で塗料化し比較例1の塗料を
得た。
比較例2 エボトートYD−90290部、エボトートYDCN−
70310部、ZX−798130部、2−メチルイミ
ダゾール1.2部、酸化チタン90部、モダフロー0.
7部をドライブレンドした。以下実施例1と同様な方法
で塗料化し比較例2の塗料を得た。
実施例及び比較例で得た塗料を被塗物に塗装し焼付硬化
して得た塗膜について、防食性を中心に試験を行った。
その結果を表−1に示す。
表−1 (※1)陰極剥離試験 200℃に予熱したサンドブラスト処理8S41材(9
0X90X5.Omm)に静電吹付塗装機で、硬化塗膜
が200〜250μになるように塗装し、同温度で20
分間焼付けた。このようにして得た試験片をASTMG
−8に準じて試験を行った。
3嘩食塩水を用い6Valtで電流を流した。30日後
方ッターにて強制剥離を行った。なか、表−1中の数値
は中心に作った5 mm−の塗膜欠損部から強制剥離幅
を入方向について測定し、その平均を計算したものであ
る。
(※2)塩水噴霧試験 200℃に予熱したサンドブラスト処理鋼板(70X1
50X2.Omm)に(※1)と同様な方法で塗装し、
試験片を得た。クロスカットを入れ九のちJIS、に5
400の7.4(塩水噴霧試験)に準じて試験を行った
。500時間径大ッターにて強制剥離を行った。なか、
表−1中の数値はクロスカット部より剥離幅を測定した
ものである。
「発明の効果」 実施例で示すように、本発明のエポキシ樹脂組成物は、
比較例で示す従来使用されているビスフェノールA型エ
ポキシ樹脂を主成分とする組成物に比べ、耐陰極剥離性
、耐塩水噴霧性等の長期防食性に優れた硬化塗膜を得る
ことが可能である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. エポキシ樹脂成分と硬化剤成分とから成るエポキシ樹脂
    組成物において、前記エポキシ樹脂成分の20重量%〜
    100重量%がビスフェノールF型エポキシ樹脂である
    ことを特徴とする防食性に優れたエポキシ樹脂組成物。
JP18133889A 1989-07-13 1989-07-13 埋設鋼管用防食粉体塗料用エポキシ樹脂組成物 Expired - Lifetime JP2813986B2 (ja)

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