JPH0345221Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0345221Y2 JPH0345221Y2 JP1985151702U JP15170285U JPH0345221Y2 JP H0345221 Y2 JPH0345221 Y2 JP H0345221Y2 JP 1985151702 U JP1985151702 U JP 1985151702U JP 15170285 U JP15170285 U JP 15170285U JP H0345221 Y2 JPH0345221 Y2 JP H0345221Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- finder
- eyepiece
- eye
- magnification
- radius
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 12
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 5
- 230000004075 alteration Effects 0.000 description 2
- 201000009310 astigmatism Diseases 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B23/00—Telescopes, e.g. binoculars; Periscopes; Instruments for viewing the inside of hollow bodies; Viewfinders; Optical aiming or sighting devices
- G02B23/14—Viewfinders
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Astronomy & Astrophysics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Lenses (AREA)
- Viewfinders (AREA)
Description
本考案はカメラのフアインダに関し、更に詳し
くは、外径に比べて倍率の大きな逆ガリレオタイ
プのフアインダ光学系に関する。 近年、レンズシヤツタタイプのカメラのフアイ
ンダ光学系は、ほとんど逆ガリレオフアインダを
採用している。この逆ガリレオフアインダは、基
本的には、第5図図示のように、物体側から順に
負の屈折力を有する対物レンズLoと正の屈折力
を有する接眼レンズLeとの2群2枚という非常
に簡単な構成であり、コストが安いという長所を
有している。しかしながら、このような逆ガリレ
オフアインダは、倍率を大きくしようとすると外
径が大きくなつてしまうという欠点がある。これ
に対して、最近のレンズシヤツタカメラはフラツ
シユ装置や距離検出装置などが内蔵される傾向に
あり、従つてフアインダのためのスペースも小さ
くなり倍率が下がる傾向にある。 そこで、従来、フアインダのためのスペースを
大きくすることなくその倍率を上げる方法とし
て、第6図図示のように、対物レンズLoと接眼
レンズLeとの間に厚い平行平面ブロツクLbを配
置して、フアインダ光学系の全長を短くして倍率
を大きくする方法が知られている。しかし、この
ように平行平面ブロツクLbを用いると、フアイ
ンダの部品点数が増加してコストアツプの原因と
なるという欠点が生じる。 そこで、特公昭33−7043号公報においては、逆
ガリレオフアインダ光学系の接眼レンズの芯厚を
厚くして高倍率化を図る提案がなされている。し
かしながら、このフアインダ光学系では、接眼レ
ンズの物体側の面を物体側に近づけることによつ
て実効的な光路長を短くし、その結果として倍率
を上げることができたものであるから、フアイン
ダ倍率が0.7以上でないと適用できない。 本考案は、このような従来の欠点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的は、部品点数を増加さ
せることなくフアインダ倍率が0.4〜0.7を達成
し、外径に比べて倍率の大きい逆ガリレオフアイ
ンダを提供することにある。 そして、本考案は、上記目的を達成するため
に、第1図図示のように、物体側から順に、負の
屈折力を有する対物レンズLoと、正の屈折力を
有し、眼側の面が眼側に凸である接眼レンズLe
とからなる2群2枚構成の逆ガリレオフアインダ
において、以下の条件を満足することを特徴とす
る。 (1) 0.4L<d<0.85L (2) 0.8<|L/R4|<1.4 (3) 0.35<|R2/R4|<0.65 但し、ここで、Lはフアインダ光学系の全長、
dは接眼レンズLeの芯厚、R2は対物レンズLoの
眼側の面R2の曲率半径、R4は接眼レンズLeの眼
側の面R4の曲率半径である。 条件(1)は、接眼レンズLeの芯厚を規定するも
のであり、その上限を超えると、対物レンズLo
と接眼レンズLeとが接してしまい、フアインダ
ー光学系を構成することができない。一方、条件
(1)の下限を超えると、フアインダー倍率を上げる
効果が得られない。 条件(2)は、接眼レンズLeの眼側の面R4の曲率
半径を規定するものであり、その上限を超える
と、視度がプラスになり、フアインダー像をみる
ことができない。一方、条件(2)の下限を超える
と、外径のわりに倍率を上げる効果がない。 条件(3)は、対物レンズLoの眼側の面R2の曲率
半径と接眼レンズLeの眼側の面R4の曲率半径と
の比を規定するものであり、その上限を超える
と、球面収差が悪化し、一方、条件(3)の下限を超
えると、歪曲が増加する。 以下、本考案の実施例について説明するが、比
較のために、第2図図示の従来の逆ガリレオフア
インダの例を比較例として、まず、第1表に示
す。
くは、外径に比べて倍率の大きな逆ガリレオタイ
プのフアインダ光学系に関する。 近年、レンズシヤツタタイプのカメラのフアイ
ンダ光学系は、ほとんど逆ガリレオフアインダを
採用している。この逆ガリレオフアインダは、基
本的には、第5図図示のように、物体側から順に
負の屈折力を有する対物レンズLoと正の屈折力
を有する接眼レンズLeとの2群2枚という非常
に簡単な構成であり、コストが安いという長所を
有している。しかしながら、このような逆ガリレ
オフアインダは、倍率を大きくしようとすると外
径が大きくなつてしまうという欠点がある。これ
に対して、最近のレンズシヤツタカメラはフラツ
シユ装置や距離検出装置などが内蔵される傾向に
あり、従つてフアインダのためのスペースも小さ
くなり倍率が下がる傾向にある。 そこで、従来、フアインダのためのスペースを
大きくすることなくその倍率を上げる方法とし
て、第6図図示のように、対物レンズLoと接眼
レンズLeとの間に厚い平行平面ブロツクLbを配
置して、フアインダ光学系の全長を短くして倍率
を大きくする方法が知られている。しかし、この
ように平行平面ブロツクLbを用いると、フアイ
ンダの部品点数が増加してコストアツプの原因と
なるという欠点が生じる。 そこで、特公昭33−7043号公報においては、逆
ガリレオフアインダ光学系の接眼レンズの芯厚を
厚くして高倍率化を図る提案がなされている。し
かしながら、このフアインダ光学系では、接眼レ
ンズの物体側の面を物体側に近づけることによつ
て実効的な光路長を短くし、その結果として倍率
を上げることができたものであるから、フアイン
ダ倍率が0.7以上でないと適用できない。 本考案は、このような従来の欠点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的は、部品点数を増加さ
せることなくフアインダ倍率が0.4〜0.7を達成
し、外径に比べて倍率の大きい逆ガリレオフアイ
ンダを提供することにある。 そして、本考案は、上記目的を達成するため
に、第1図図示のように、物体側から順に、負の
屈折力を有する対物レンズLoと、正の屈折力を
有し、眼側の面が眼側に凸である接眼レンズLe
とからなる2群2枚構成の逆ガリレオフアインダ
において、以下の条件を満足することを特徴とす
る。 (1) 0.4L<d<0.85L (2) 0.8<|L/R4|<1.4 (3) 0.35<|R2/R4|<0.65 但し、ここで、Lはフアインダ光学系の全長、
dは接眼レンズLeの芯厚、R2は対物レンズLoの
眼側の面R2の曲率半径、R4は接眼レンズLeの眼
側の面R4の曲率半径である。 条件(1)は、接眼レンズLeの芯厚を規定するも
のであり、その上限を超えると、対物レンズLo
と接眼レンズLeとが接してしまい、フアインダ
ー光学系を構成することができない。一方、条件
(1)の下限を超えると、フアインダー倍率を上げる
効果が得られない。 条件(2)は、接眼レンズLeの眼側の面R4の曲率
半径を規定するものであり、その上限を超える
と、視度がプラスになり、フアインダー像をみる
ことができない。一方、条件(2)の下限を超える
と、外径のわりに倍率を上げる効果がない。 条件(3)は、対物レンズLoの眼側の面R2の曲率
半径と接眼レンズLeの眼側の面R4の曲率半径と
の比を規定するものであり、その上限を超える
と、球面収差が悪化し、一方、条件(3)の下限を超
えると、歪曲が増加する。 以下、本考案の実施例について説明するが、比
較のために、第2図図示の従来の逆ガリレオフア
インダの例を比較例として、まず、第1表に示
す。
【表】
次に、本考案の実施例1〜3をそれぞれ第2表
〜第4表に示す。
〜第4表に示す。
【表】
【表】
【表】
【表】
各実施例1〜3の非点収差及び歪曲をそれぞれ
第2図〜第4図に示す。 比較例と本考案の実施例1〜3を比較すると、
両者の外径を同じにした場合、実施例1の構成で
はフアインダ光学系の倍率は0.58となり、比較例
の場合の約16%もフアインダ倍率が向上させられ
る。実施例2の場合には、比較例に比べて約18%
もフアインダ倍率が向上させられる。更に、実施
例3の場合には、比較例に比べて約10%もフアイ
ンダ倍率が向上させられる。 以上詳述したように、本考案によれば、平行平
面ブロツクを使用することなく、より簡単な構成
で0.4〜0.7のフアインダ倍率を得ることができ、
外径に比べて高倍率の逆ガリレオフアインダを得
ることができる。
第2図〜第4図に示す。 比較例と本考案の実施例1〜3を比較すると、
両者の外径を同じにした場合、実施例1の構成で
はフアインダ光学系の倍率は0.58となり、比較例
の場合の約16%もフアインダ倍率が向上させられ
る。実施例2の場合には、比較例に比べて約18%
もフアインダ倍率が向上させられる。更に、実施
例3の場合には、比較例に比べて約10%もフアイ
ンダ倍率が向上させられる。 以上詳述したように、本考案によれば、平行平
面ブロツクを使用することなく、より簡単な構成
で0.4〜0.7のフアインダ倍率を得ることができ、
外径に比べて高倍率の逆ガリレオフアインダを得
ることができる。
第1図は本考案のフアインダ光学系の構成を代
表して示す断面図、第2図〜第4図はそれぞれ本
発明実施例1〜3の非点収差及び歪曲を示す収差
図、第5図は従来周知の逆ガリレオフアインダの
光学系を示す断面図、第6図は平行平面ブロツク
を用いて高倍率化を計つた従来の逆ガリレオフア
インダを示す断面図である。 L1,Lo;対物レンズ、L2,Le;接眼レンズ。
表して示す断面図、第2図〜第4図はそれぞれ本
発明実施例1〜3の非点収差及び歪曲を示す収差
図、第5図は従来周知の逆ガリレオフアインダの
光学系を示す断面図、第6図は平行平面ブロツク
を用いて高倍率化を計つた従来の逆ガリレオフア
インダを示す断面図である。 L1,Lo;対物レンズ、L2,Le;接眼レンズ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 物体側から順に、負の屈折力を有する対物レン
ズと正の屈折力を有し、眼側の面が眼側に凸であ
る接眼レンズとからなる2群2枚構成の逆ガリレ
オフアインダにおいて、以下の条件を満足するこ
とを特徴とする高倍率逆ガリレオフアインダ: 0.4L<d<0.85L 0.8<|L/R4|<1.4 0.35<|R2/R4|<0.65 但し、ここで、 L;フアインダ光学系の全長、 d;接眼レンズの芯厚、 R2;対物レンズの眼側の面の曲率半径、 R4;接眼レンズの眼側の面の曲率半径、 である。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985151702U JPH0345221Y2 (ja) | 1985-10-03 | 1985-10-03 | |
US06/915,221 US4763997A (en) | 1985-10-03 | 1986-10-02 | Viewfinder optical system of inverted Galilean type with great magnification |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985151702U JPH0345221Y2 (ja) | 1985-10-03 | 1985-10-03 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6260913U JPS6260913U (ja) | 1987-04-15 |
JPH0345221Y2 true JPH0345221Y2 (ja) | 1991-09-25 |
Family
ID=15524398
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985151702U Expired JPH0345221Y2 (ja) | 1985-10-03 | 1985-10-03 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4763997A (ja) |
JP (1) | JPH0345221Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0511311A (ja) * | 1991-07-08 | 1993-01-22 | Konica Corp | フイルム一体型カメラ |
KR20020038519A (ko) * | 2000-11-16 | 2002-05-23 | 무네유키 가코우 | 역 갈릴레오형 파인더 및 카메라 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2923196A (en) * | 1957-02-09 | 1960-02-02 | Voigtlaender Ag | Photographic view finder |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2994257A (en) * | 1958-09-19 | 1961-08-01 | Voigtlaender Ag | Camera provided with built-in view finder and exposure meter |
JPS5241056B2 (ja) * | 1973-11-30 | 1977-10-15 | ||
IT7919299A0 (it) * | 1979-01-15 | 1979-01-15 | Bayer Italia Spa | Procedimento per la formatura dilastre alveolari di resine termoplastiche. |
JPS5923330A (ja) * | 1982-07-30 | 1984-02-06 | Ricoh Co Ltd | アルバダ式フアインダ− |
JPS61108366A (ja) * | 1984-11-01 | 1986-05-27 | Yasuji Yoshida | 柑橘酒の製造法 |
-
1985
- 1985-10-03 JP JP1985151702U patent/JPH0345221Y2/ja not_active Expired
-
1986
- 1986-10-02 US US06/915,221 patent/US4763997A/en not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2923196A (en) * | 1957-02-09 | 1960-02-02 | Voigtlaender Ag | Photographic view finder |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4763997A (en) | 1988-08-16 |
JPS6260913U (ja) | 1987-04-15 |
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