JPH0344856Y2 - - Google Patents

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JPH0344856Y2
JPH0344856Y2 JP12667486U JP12667486U JPH0344856Y2 JP H0344856 Y2 JPH0344856 Y2 JP H0344856Y2 JP 12667486 U JP12667486 U JP 12667486U JP 12667486 U JP12667486 U JP 12667486U JP H0344856 Y2 JPH0344856 Y2 JP H0344856Y2
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water
valve
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pipe
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  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
  • Domestic Plumbing Installations (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、衛生機器のうち、手洗器付きのロ
ータンクの改良に関するものである。
(従来技術) 従来、水栓類の吐水管端に装着して直流状に放
出する流体を泡沫流に変えるようにしたものに、
実公昭59−2218号公報の第1図(本願図面の第5
図)のものがある。上記第5図に就いて簡単に説
明すると、泡沫弁体60は一面の周縁に、歯車形
状で放射状にした長短のガイド61,61a及び
長目のガイド61の各開放口62を塞ぐようにし
た突起63との間に平面V字形の大き目の水孔6
4を形成し、この泡沫弁体60を弁筒65の段部
66に、吸気筒67に重ねて内装すると共に前記
泡沫弁体60の下部に、断面が楕円形を呈し、か
つ周面に流体を揆ね返えす揆ね返し縁68を垂設
したものである。
上記のものにあつては、弁筒の内部に流量を調
節する手段が設けてなかつたがために、水道管の
内圧が著しく高くなる(特に夜間)と泡沫流の流
出音が異常に高くなつて騒音が壁面を増幅媒体と
して伝播する不都合の生じる欠点があつた。
(考案が解決しようとする問題点) この考案が解決しようとする問題点は、手洗い
手段としての手洗器、水道管に通じて給水をする
給水手段としてのボールタツプ及び該ボールタツ
プによる給水を必要に応じて放出する排水手段と
しての排水弁など給排水に必要な上記各手段を有
したロータンクの作動時に、給水による騒音を発
したり、手洗中に水受皿から水揆ねを起さないよ
うにすることである。
(問題点を解説するための技術的手段) 手洗い手段、給水手段及び排水手段など給排水
に必要な機能を備えたロータンクと、水受皿上に
突設した吐水管端に、該吐水管への連結部及び弁
座口を有すると共にその連結部に、吊金形状で内
部にねじ送り自在の内筒を弁把持筒と組合せて介
在させると共に、該弁把持筒と前記弁座口との間
に弁体を介在させ、前記内筒の下部内に泡沫弁体
に弁体を介在させ、前記内筒の下部内に泡沫弁体
及び該泡沫弁体と一体の揆ね返し縁、並びに該揆
ね返し縁を包囲するようにした環座などによる泡
沫器具を有した手洗い手段と、前記ロータンクに
設けたボールタツプの弁座口に通じる通水管の延
長端に、斜截口を介して消音筒を接続し、該消音
筒の下部をロータンク内に、上部を前記手洗い手
段の通水管にそれぞれ通水自在に連通した前記給
水手段とにより構成したものである。
(作用) 排水手段の操作によつてロータンク内の水位が
低下することにより給水手段が作動すると、該給
水手段の弁座口を経て通水管の斜截口に達した流
体を上下に分離し、一方は消音筒内を無騒音で流
下してロータンク内へ、他方は手洗い手段の通水
筒及び吐水管を経て泡沫機器の弁座口に達し、該
弁座口と通じる弁把持筒の内部を通過して内筒の
泡沫弁体と環座によつて形成された狭隘な間隙を
噴流となつて通過する間に流体を泡沫流に変えて
手洗い水を無騒音状に放出するものである。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図に基づいて詳細に
説明する。
この実施例は、第1図及び第2図に示すように
殻体1は、断面ほぼ吊金形状を呈して上部に後記
の吐水管2の口端を挿入してビス止め3により結
合する連結部4を有し、該連結部4の内部に弁体
5をもつて開閉される弁座口6を設け、前記殻体
1の雌ねじ部7には内筒8を雄ねじ部9によりね
じ送り自在に螺挿されており、前記内筒8の雌ね
じ部7aには前記弁体5の軸部10を挿孔11に
支承すると共に通水孔12の複数個を有した弁把
持筒13をねじ結合により一体的に螺合してあ
る。泡沫弁体14は、前記内筒1の段部15に環
座16を介して支持されており、この泡沫弁体1
4の中心部には周縁に水を揆返すように断面半円
形の揆ね返し縁17を有し、この揆ね返し縁17
の周縁と前記環座16との間を可能の限り狭隘に
することにより、この間隙を通過する流体を噴流
状にして泡沫化するように対応させてあり、この
泡沫流は、下流に配置されたストレーナ18を通
過することにより泡沫を一層細粒化される。つま
み19は板状の例えば半円形状を呈して前記内筒
1の下部口端面に固着されていて、このつまみ1
9は水道管の内圧が高い場合にねじ込み方向へ操
作して前記弁座口6の開度を縮少し、内圧の低い
ときは逆に操作して弁座口6の流量を増大させる
ように予じめ調節できるように対応させてある。
なおピン止め3aは前記内筒8の抜け止めとして
また、前記弁座6の開弁量を規制するように対応
させて泡沫器具20を形成し、この泡沫器具20
は、前記吐水管2を介して手洗水を受ける水受皿
21に連結機構22により取付けられており、該
連結機構22に後記のボールタツプ23と通じる
通水管24の一端を接続して手洗い手段25を構
成する。前記ボールタツプ23は、ロータンク2
6の上部内に連結機構22aを介して取付けられ
ており、連結機構22aに水道の配管27を接続
することにより給水を行なうように連通し、この
ボールタツプ23は、第3図及び第4図イ,ロに
示すように弁座口28の二次圧側に曲折した流路
29及び該流路29の口端に螺口30を設けると
共に該螺口30に、別に設けた円筒状の通水管3
1の螺子部32を取付け、この通水管31は、先
端に斜下方に開口した斜截口33を有し、この斜
截口33の基部にはピン挿孔34を穿設してあ
る。別に設けた消音筒35は、一端の周面に横口
36を有し、この横口36に前記通水管31の斜
截口端37を挿入し前記ピン挿孔34に割ピン3
8を挿通して通水管31と同じく円筒状の消音筒
35とを連結することにより前記斜截口端37の
両端と消音筒35の曲面内壁39との間に半円弧
状の通水孔12a,12aを形成する。管継手4
0は下部周縁(図に於いて)の嵌合部41を前記
消音筒35の上部口端に嵌合して溶着、装着など
により結合されており、該管継手40の螺口30
aには別に設けたニツプル42の螺子部32aを
取付けると共に、このニツプル42には前記手洗
い手段25に給水する前記通水管24の一端を接
続してあり前記弁座口28に対応する弁体5a
は、通常のリンク機構43に連結した支桿44を
介してフロート45を支持して給水手段46を構
成する。排水手段47は、第1図に示す前記ロー
タンク26の底孔48に連結機構22bを介して
取付けた排水用の弁座口49と、該弁座口49を
開閉する排水弁50及び前記弁座口49に通じて
前記ロータンク26の水位が異常に上昇した場合
に、この異常に増加する水を前記弁座口49を通
らないで排水させるオーバフロー管Aとにより構
成する。なお、前記泡沫器具20は、通常のボー
ルタツプによる給水手段及び通常の排水手段を有
したロータンクの手洗い手段として使用すること
は自由で制限を受けないものとする。
いま、ロータンク26内の洗浄水を便器(図示
省略)の洗浄に必要な量(例えば小便又は大便)
を放出するために、第1図に示す把手Bの所定方
向への操作により排水弁50が開放されて洗浄水
を弁座口49から便器内へ放出し、この放水によ
る減水によつてフロート45が下傾すると、その
動作によりボールタツプ23のリンク機構4を介
して弁体5aが作動して弁座口28を第8図のよ
うに開放するので、流体は弁座口23及び流路2
9を経て通水管31の斜截口33から消音筒35
内に流下し、該消音筒35の下端からロータンク
26内へ放出され、この間に斜截口33から放出
する流体の一部は、通水孔12aを経て通水管2
4側へ給水され、該通水管24と通じている吐水
管2を経て該吐水管2の口端に取付けられた泡沫
器具20の弁座口6に達する。この場合弁座口6
は、予じめ第1図及び第2図に示すつまみ19の
操作によりねじ戻し方向へ操作して所定量の開弁
がなされているので、前記弁座口6に達した水
は、弁体5との隙間を通つて矢印のように弁把持
筒13の各通水孔12から泡沫弁体1の揆ね返し
縁17の上面に衝突し、そのまま揆ね返し縁17
の周方向へ揆ね返えされこの揆ね返えされた方向
を遮ぎるように配置された環座16に衝突し、こ
の環座16と揆ね返し縁17とによつて狭搾され
た間隙を噴流状に通過することにより、流体は泡
沫流に変化させられながら下流のストレーナ18
を通過する際に、泡沫流を更に細粒化しながら内
筒8から水受皿21内へ放出するので、該水受皿
21へ落下する泡沫流はほぼ無騒音に近く、然も
水揆ねを全く生じることなく流下する。
(効果) この考案は上記の構成であるから、次の利点を
有する。
(1) 流量を自在に調節し得る弁体及び該弁体を支
持する弁把持筒と、流体を揆ね返し縁及び該揆
ね返し縁を包囲する環座とにより、流体を噴流
状に通過させる間に泡沫流に変化させるように
したので、手洗い手段の水受皿に手洗水を供給
する際に、給水による水揆ねを皆無にして衣服
とか床を濡らさないばかりでなく、給水時の騒
音をもほとんど皆無にすることができる。
(2) ボールタプうに曲折した流路及び該流路と通
水管を経て通じると共に該通水管の斜際口に、
別の通水管を介して手洗い手段への給水と消音
筒を介してロータンクに給水する給水手段を設
けたので、手洗い手段への調節量の給水と併せ
てロータンクへの無騒音給水を行なうことがで
きる。
(3) ボールタツプと消音筒とを連通すると共に消
音筒を介して手洗い手段とに連通する通水管
に、斜截口並びに該斜截口の両側に消音筒と手
洗い手段への通水管とに通じる通水孔を設けた
ので、ロータンクの水位が上昇して消音筒の内
部に水圧の高まるのを確実に防止することがで
きる。
(4) 従来のものと異なる、流量を調節し得る泡沫
器具を有した手洗い手段と、消音筒及び該消音
筒の内圧を消去する通水管並びに排水手段を備
えたロータンクを構成したので、無騒音に近い
手洗水及び便器洗浄用の洗浄水の放水と、手洗
水の放水並びに手洗時の騒音を確実に消去して
特に深夜の水洗式便所の使用を快適にすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本案を装置したロータンクの一部省
略した正断面図、第2図は、第1図に於けるU−
U線の拡大正断面図、第3図は、同じくV−V線
の一部省略した部分拡大正面図、第4図イは、第
3図に於けるW−W線の側断面図、ロは、イに於
けるY−Y線の部分平断面図、第5図は、従来技
術の説明図である。 主要部分の符号の説明、2……吐水管、4……
連結部、5……弁体、6,28……弁座口、8…
…内筒、13……弁把持筒、14……泡沫弁体、
16……環座、20……泡沫器具、23……ボー
ルタツプ、25……手洗い手段、26……ロータ
ンク、31……通水管、33……斜截口、35…
…消音筒、46……給水手段、47……排水手
段。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 手洗い手段25、給水手段46及び排水手段4
    7など給排水に必要な機能を備えたロータンク2
    6と、 吐水管2端に、該吐水管2への連結部4及び弁
    座口6を有し、その連結部4に、吊金形状で内部
    にねじ送り自在の内筒8を弁把持筒18と組合せ
    て介在させると共に、該弁把持筒18と前記弁座
    口6との間に弁体5を介在させ、前記内筒8の下
    部内に泡沫弁体14及び該泡沫弁体14を包囲す
    るように配置した環座16との間で泡沫流を作る
    ようにした泡沫器具20を有する前記手洗い手段
    25と、 ボールタツプ23の弁座口28に通じる通水管
    31の延長端に斜截口33を介して消音筒35を
    接続し、該消音筒35の下部を前記排水手段47
    を有したロータンク26内に、上部を前記手洗い
    手段25にそれぞれ給水自在に連通した前記給水
    手段46と により構成したことを特徴とする手洗い付きタン
    ク装置。
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JPH05197239A (ja) * 1992-01-20 1993-08-06 Ricoh Co Ltd 分離ローラユニット
JP2552776Y2 (ja) * 1992-02-21 1997-10-29 株式会社イナックス 洋風便器の手洗い吐水構造

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