JPH0344761Y2 - - Google Patents

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JPH0344761Y2
JPH0344761Y2 JP1983149804U JP14980483U JPH0344761Y2 JP H0344761 Y2 JPH0344761 Y2 JP H0344761Y2 JP 1983149804 U JP1983149804 U JP 1983149804U JP 14980483 U JP14980483 U JP 14980483U JP H0344761 Y2 JPH0344761 Y2 JP H0344761Y2
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JP
Japan
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belt
substrate
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bush
shaft
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JP1983149804U
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JPS6056644U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の技術分野 本考案は、集積回路装置用のアルミナ等のセラ
ミツク回路基板上に配線パターンを形成する場合
に、該基板を搬送しつつエツチング等を行なう製
造ライン等における搬送機構の改良に関するもの
である。
従来技術及び問題点 上記製造ラインにおいては、各種の工程間で処
理操作の時間に応じてベルトの搬送速度が異なる
場合がある。この時、何らかのはずみで基板がベ
ルトに斜めに乗ると、ベルトの結合部において基
板が回転し、ガイドに引掛かり、搬送できなくな
ることが生じていた。
このことを第1図により説明する。図は搬送機
構の要部平面図であつて、対のベルト1a,1b
と、ベルト2a,2bは水平面であつて上部に載
置された基板8を図の左から右方向へ搬送するよ
うになつており、2つのベルト系は図のように重
畳結合して切れ目無く搬送することができる。
図の場合、ベルト2a,2bの方がベルト1
a,1bよりも速度が大きく、異なつている。従
つて、ベルト1a,1b上に基板8が何らかのは
ずみで斜めに搭載されると、結合部においてベル
ト2aよりも2bの方に早く乗り移るため、基板
8が矢印A方向に引張られて回転し傾きがさらに
大きくなる。このため、両側のガイド7に方形の
基板8の対角部分が当接し、軽量な基板8とベル
トの接触搬送力では搬送することができず、ここ
で停止してしまうといつた不都合な問題があつ
た。
また、搬送速度が同一の場合にもベルト間の僅
かな段差、速度差などにより同様事態の発生が生
じることがあつた。
考案の目的 本考案は、このような点に鑑みてなされたもの
で、ベルト系の結合部において物品をスムーズに
搬送することができる搬送機構の提供することを
目的とする。
考案の構成 上記目的は、本考案によれば物品搬送用ベルト
の両側面に搬送方向に沿つて搬送物品のガイドを
有しかつ複数のベルト系により方形板状の物品を
水平状態に搬送する物品搬送機構において、上記
ベルト系の結合部でベルトに係合して回転する軸
の中央部に該軸の回転によつて上記ベルト上に搭
載された物品の下面と回転接触することにより該
物品を上下させる回転ブツシユを設けたことを特
徴とする物品搬送機構により達成される。
考案の実施例 第1図、第2図に本考案の実施例を示す。
図において、3,4,10,11は軸5,6,
12,13は断面が楕円状のゴムまたは樹脂より
なるブツシユ、7,14はガイドである。ベルト
は軸または軸端のベルトプーリと係合し回転駆動
され、軸の中央部に取着されたブツシユは長径の
端部が水平なベルト上面よりも所定高さ突出し短
径部はベルト上面に突出しないように定められて
おり、軸とともに回転する。
第1図は、前述の如くにベルト系の搬送速度が
異なる場合で、前述のように停止されても軸3,
4の中央部に設けたブツシユ5,6の回転により
基板8はベルト上で上下動され搬送される。
この理由を、以下詳細に述べると、第1図にお
いてベルト1a,1b、ベルト2a,2bの間の
中央に紙面上で左右に延びる中心線を仮定する。
この中心線はガイド7の間の中央部でもあり、中
心線上にブツシユ5,6が位置していることにも
なる。
基板8が矢印A方向に回動されて基板8の対角
位置がガイド7間に引掛かつてしまうと、基板8
が薄くかつ軽いためにベルトとの摩擦力のみで
は、搬送が阻止されてしまう。このようになると
基板8の面積の中心(重心)点は上記中心線上に
位置することになる。
基板8の右側前端縁の中心部分は紙面上で中心
線よりも上側に位置することになり、ブツシユ5
は基板8の前端縁の中心部分よりも紙面上で下側
に位置することになる。しかもブツシユ5は基板
8の前端縁部分の下面直下に位置している。この
ことはブツシユ5は基板8の重心点よりも搬送方
向の前方に位置していることになり、基板8は搬
送が阻止されてブツシユ5の回転により基板8の
前端縁が紙面の直交方向に持ち上げられる。基板
8の左側後端縁はベルト1a,1b上に接して側
面視傾斜状態となる。即ち、基板8はベルト1
a,1bの2点とブツシユ5とによつて3点で支
持される。
このように、3点支持された状態は上述したよ
うに、ブツシユ5の位置が基板8の前端縁の中心
部分よりも紙面上で下側に位置している。という
ことは、中心部分を通る前端縁と直交する線分が
基板8の面積の中心を通り、この線分が基板8の
紙面上での上側と下側とを等分することになり、
ブツシユ5はこの基板8の下側部分内に位置して
いることにほかならない。
従つて上側に位置するベルト1aには、下側に
位置するベルト1bよりもブツシユ5が基板を等
分する線分に対して偏倚している分の基板8の重
量を多く支持することになる。
ここで注目すべき点は、基板8の搬送は停止状
態であつてベルト1a,1bに対して動摩擦が働
いて滑つている状態である。このことは、ベルト
1a側による搬送方向への摩擦力がベルト1b側
よりも上記重量差にもとづいてその分大きく発生
していることになる。従つて基板8はブツシユ5
により押し上げられてベルト2bと接触していな
いことから基板8を矢印Aと反対方向に回動する
ように作用する。即ち基板8の姿勢を矯正して搬
送することとなる訳である。ブツシユ5と基板8
との関係は動摩擦であるから基板8を何ら拘束す
るものでない。
以上の作用は搬送が阻止されている間は繰り返
し行われることから停滞している時間は短時間の
みであつて、後続の基板8の搬送に影響を与える
ことがない。
一旦基板8がベルト2a,2bに乗り移つた後
は、このベルト2a,2bは同速度であつて速度
差がないから傾くことはない。また、基板は姿勢
が矯正されているのでガイド7に接することもな
く、搬送される。
以上のように搬送が阻止されると、ブツシユ5
の作用によつて阻止が矯正解除されるが、この作
用は上述したように基板8の面積の中心位置まで
継続して行われる。しかしながら一旦搬送移動し
始めると、ブツシユ5は基板8が移動しているこ
とにつて基板8と接する機会は殆んどなくなる。
ところが中心位置を通過後において基板8と接す
ることがあると、上述の矯正理由とは逆の阻止さ
れる方向に働くことがある。しかしながら基板8
は移動しているので、このことによる影響はきわ
めて少ないものである。このようなことに備えて
第2の姿勢矯正手段であるブツシユ6を軸に設け
て万一にそなえているが、必ずしもブツシユ6を
要するものでないことは確認されている。
第2図は、搬送速度が等しい場合で、対のベル
ト8a,8bとベルト9a,9bの一端は同一軸
11のベルトプーリに係合されており、ベルト8
a,8bの他端側は軸10に係合されている。従
つて、軸10に係合されたベルト8a,8bの外
周は側面視狭幅であつて、図示しない多段棚から
なるラツクを上下移動及び水平方向に進退させて
軸10とともにベルト8a,8bを上下棚の中の
アルミナ基板8を取り出したり、ラツク内にアル
ミナ基板を収容する。
上記ラツクの棚からアルミナ基板8を取り出し
て搬送することを考えると、まずアルミナ基板は
ベルト8a,8b上に乗り、軸10に取着された
ブツシユ13の回転数よりも回転数の大きなブツ
シユ12により、次いで、軸11に取着されたブ
ツシユ13により前述の場合と同様に上下動され
ることによりガイド14に接触しても阻止される
ことなくベルト9a,9bの方へ搬送されること
になる。
考案の効果 本考案によれば、ベルト端部に配置されベルト
とともに回転する軸に取着したブツシユを設けた
ことにより、簡単な機構で物品を安定に、かつス
ムーズに搬送することが可能となつた。なお、ブ
ツシユは楕円に限らず、偏心カムなど多様な形態
を適用し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図により従来の問題点を説明するとともに
本考案の実施例を示す、第2図は本考案の他の実
施例を示す図である。 図中、1a,1b,2a,2b,8a,8b,
9a,9bはベルト、5,6,12,13はブツ
シユ、8は基板、である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 物品搬送用ベルトの両側面に搬送方向に沿つて
    搬送物品のガイドを有しかつ複数のベルト系によ
    り方形板状の物品を水平状態に搬送する物品搬送
    機構において、上記ベルト系の結合部でベルトに
    係合して回転する軸の中央部に該軸の回転によつ
    て上記ベルト上に搭載された物品の下面と回転接
    触することにより該物品を上下させる回転ブツシ
    ユを設けたことを特徴とする物品搬送機構。
JP14980483U 1983-09-28 1983-09-28 物品搬送機構 Granted JPS6056644U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14980483U JPS6056644U (ja) 1983-09-28 1983-09-28 物品搬送機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14980483U JPS6056644U (ja) 1983-09-28 1983-09-28 物品搬送機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6056644U JPS6056644U (ja) 1985-04-20
JPH0344761Y2 true JPH0344761Y2 (ja) 1991-09-20

Family

ID=30332438

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14980483U Granted JPS6056644U (ja) 1983-09-28 1983-09-28 物品搬送機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6056644U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5371963A (en) * 1976-12-07 1978-06-26 Gunze Kk Method of and device for linearly stitching edge of cloth
JPS5535728A (en) * 1978-08-31 1980-03-12 Matsushita Electric Works Ltd Plate feeder

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5371963A (en) * 1976-12-07 1978-06-26 Gunze Kk Method of and device for linearly stitching edge of cloth
JPS5535728A (en) * 1978-08-31 1980-03-12 Matsushita Electric Works Ltd Plate feeder

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Publication number Publication date
JPS6056644U (ja) 1985-04-20

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