JPH034469Y2 - - Google Patents

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JPH034469Y2
JPH034469Y2 JP10925386U JP10925386U JPH034469Y2 JP H034469 Y2 JPH034469 Y2 JP H034469Y2 JP 10925386 U JP10925386 U JP 10925386U JP 10925386 U JP10925386 U JP 10925386U JP H034469 Y2 JPH034469 Y2 JP H034469Y2
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JP
Japan
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front cover
press machine
guide
connecting rod
columns
Prior art date
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JP10925386U
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JPS6316599U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案はプレス機において、プレス機の作動中
すなわち被加工材の加工中に間違つて作業者の手
等がプレス機の作業部に入らないようにし、作業
者の安全を確保するためのプレス機のフロントカ
バーに関する。
<従来の技術> 従来から、プレス機の作業部の周囲には、作業
者等の安全を確保するためにカバーが設けられて
いる。そのカバーの中で作業部前面に設けられて
いるカバーつまりフロントカバーは、金型の出し
入れ等の作業を行なうため開閉可能に形成されて
いる。そして、フロントカバーの開閉の方法とし
て、片開き式や上下スライド式があつたが、作業
性あるいはスペースの見地からフロントカバーを
上下にスライドさせるプレス機が望ましかつた。
この上下スライド式は、第8図に示したように、
フロントカバー15をプレス機11のコラム14
及びクラウン13に設けられたガイド溝18に沿
つて第8図の二点鎖線で示した位置までスライド
させて使用するものである。
<考案が解決しようとする問題点> この上下スライド方式において、フロントカバ
ー15の上下のスライドを手動で行なうものと、
エアシリンダー等機械的なものを利用して行なう
ものがある。
手動で行なう場合、被加工材を出し入れしたり
金型等を取り替える作業を行なうためフロントカ
バー15を上方にスライドさせた際、その都度ガ
イド溝18に障害物を突出させる等のロツク機構
を介してフロントカバー15を停止させなければ
ならず、作業者に負担がかかり、作業能率の低下
する一因となつている。
また、エアシリンダー等機械的なものを利用し
て行なう場合、手動で行なう欠点は解消される
が、コスト的に高くなる。
さらに、フロントカバー15を上方にスライド
させたときのフロントカバー15の空間が必要と
なり、空間が無駄になつている。
<問題点を解決するための手段> 本考案は上述の問題にかんがみなされたもの
で、操作性がよく、作業の障害にもならず、空間
的にも無駄の少ないプレス機のフロントカバーを
提供することを目的とするもので以下のように構
成される。
すなわち、本考案のプレス機におけるフロント
カバーは、プレス機の上方のクラウン、両側のコ
ラム及び下方のボルスタで囲まれる作業部の前面
に配設されるフロントカバーにおいて、フロント
カバーの下方流側には、各々ガイド部材が垂直に
突設され、ガイド部材のガイドするガイド溝が、
作業部を囲む両側コラム内側面の対向する位置
各々にプレス機の縦方向に形成され、ガイド溝上
方には、ガイド溝から作業部前面側又は作業部後
面側の少なくとも一方側に分岐されてガイド部材
を係止する係止溝部が形成され、フロントカバー
上方には、連接棒の下方端部が軸着され、連接棒
の上方端部は、クラウン又は両側コラムに軸着さ
れる構成がある。
<実施例> 以下、本考案を図示の実施例に基づいて説明す
る。
第1図はプレス機1の正面図、第2図は同じく
側面図、第3図はフロントカバー5を閉めた状態
の要部概略側面図、第4図はフロントカバー5を
開けた状態の要部概略側面図である。
この実施例のフロントカバー5は、平板状で幅
広の略T字形に形成され、プレス機1の上方のク
ラウン3、両側のコラム4,4及び下方のボルス
タ6で囲まれる作業部2の前面と平行に逆T字形
に配設される。そして、フロントカバー5の下方
両側には、それぞれガイド部材7,7が垂直に突
設される。このガイド部材7の先端には、後述す
るガイド溝8の幅より少し小さめの直径を有する
円柱形のカムフオロア7aが軸着され、ガイド溝
8に沿つてフロントカバー5を上下動させる際、
抵抗を小さくしてフロントカバー5の操作性をよ
くしている。また、フロントカバー5の前面に
は、上方と下方の中央付近にそれぞれコ字形の把
手5a,5bが配設されている。
そして、フロントカバー5の上方両側面には、
それぞれ連接棒9,9の下方端部が軸着される。
連接棒9,9の上方端部は、クラウン3から下
方に垂直に突設されているそれぞれの支持部材1
0,10の下端部に軸着される。なお、連接棒9
の上方端部は、両側のコラムに軸着することもで
きる。
また、プレス機1の両側のコラム4,4には、
それぞれ前述のフロントカバー5から突設される
ガイド部材7,7を上下方向にガイドするガイド
溝8,8が、断面コ字形に切り欠かれて形成され
る。この実施例のガイド溝8は、作業部2の縦方
向全体に切り欠かれて形成されているが、縦方向
全体に設ける必要はなく、下方は第3図に示した
ようにフロントカバー5を閉じ状態でガイド部材
7の下がる位置まで、上方は第4図に示したよう
にフロントカバー5を開けた際ガイド部材7の上
がる位置まで形成されているだけでもよい。
第5図及び第6図は、コラム4の内側上方の部
分斜視図及び部分平面図であり、ガイド溝8の上
方を示している。これらの図にあるように、ガイ
ド溝8の上方には、フロントカバー5を上方に引
き上げた際、ガイド部材7を係止するための係止
溝部8aが、ガイド溝8の作業部2前面側に切り
欠かれて形成される。この係止溝部8aはガイド
部材7を係止したとき、ガイド部材7を外れにく
くするため、斜め下方に略平行四辺形に切り欠か
れて形成される。なお、第6図に破線で示したよ
うに、作業部2後面側つまりこの実施例の係止溝
部8aと対向する位置に係止溝部を形成すること
もできる。また、ガイド溝8の長手方向に複数の
係止溝部を設けることもでき、作業の内容により
フロントカバー5を開ける度合を調節することも
できる。
上述の如く構成されるプレス機1のフロントカ
バー5を開けるには、まず、一方の手でフロント
カバー5の前面下方に設けられている把手5bを
持ち所定の位置まで持ち上げる。その際、他方の
手でフロントカバー5の前面上方に設けられてい
る把手5aを持ち作業部2の内側方向へ押すとよ
りスムーズにフロントカバー5を上方へ持ち上げ
ることができる。このようにフロントカバー5を
持ち上げた場合、第4図に示したように、フロン
トカバー5と連接棒9との軸着部分を中心に折り
たたまれるように回動され、フロントカバー5と
連接棒9との軸着部分は、作業部2の内側に移行
される。その後、係止溝部8aの設けられている
側にフロントカバー5を引き係止溝部8aにガイ
ド部材7を係止することによりフロントカバー5
を停止する。そして、種々の作業が終了した後、
フロントカバー5前面の下方の把手5bを持ち作
業部2内側に押すことによりガイド部材7を係止
溝部8aから外し、ガイド溝8に沿つてフロント
カバー5を下方に降す。
なお、フロントカバー5の開け方としては、上
述の他に、フロントカバー5前面上方に設けられ
ている把手5aを持ち作業者の手前に引くことに
より、第7図の如く、フロントカバー5と連接棒
9との軸着部分が、プレス機1の外部に移行され
るように開けることもできる。
以上、本考案を図示の実施例について述べた
が、本考案は実施例に示されたもののみに限定さ
れるものでなく、本考案を逸脱しない範囲での設
計的変更は、技術的範囲に含まれるものである。
<考案の効果> 以上説明したように、本考案のプレス機におけ
るフロントカバーによれば、フロントカバーと連
接棒の下方端部を軸着し、連接棒の上方端部とク
ラウン又はコラムとを軸着し、フロントカバーに
ガイド部材を設けガイド溝に沿つてフロントカバ
ーを上下動させる構成としたことにより、手動に
おいても操作性がよく、コストも低く、さらに
は、屈折式であるため空間的にも無駄が少なく、
作業の障害にもならず、作業能率の向上をはかる
ことができる。
また、ガイド溝上方にガイド部材を係止する係
止溝部を形成したことにより、簡単にフロントカ
バーを係止することができ、より一層作業能率の
向上をはかることができる。
そしてまた、従来の上下スライド式では必要で
あつたフロントカバーを上方にスライドさせたと
きの空間を設ける必要がなくなり、空間の無駄を
少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第7図は本考案の実施例を示し、第1
図はプレス機の平面図、第2図は同じく側面図、
第3図はフロントカバーを閉めた状態の要部側面
図、第4図はフロントカバーと連接棒との軸着部
分が作業部の内側に移行するようにフロントカバ
ーを開けた状態の要部側面図、第5図はガイド溝
上方を示す部分斜視図、第6図は第5図の平面
図、第7図はフロントカバーと連接棒との軸着部
分が作業部の外側に移行するようにフロントカバ
ーを開けた状態の要部側面図である。第8図は、
従来の上下スライド式のプレス機の正面図であ
る。 1……プレス機、2……作業部、3……クラウ
ン、4……コラム、5……フロントカバー、6…
…ボルスタ、7……ガイド部材、8……ガイド
溝、8a……係止溝部、9……連接棒、10……
支持部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 プレス機の上方のクラウン、両側のコラム及び
    下方のボルスタで囲まれる作業部の前面に配設さ
    れるフロントカバーにおいて、 該フロントカバーの下方両側には、各々ガイド
    部材が垂直に突設され、 該ガイド部材をガイドするガイド溝が、該作業
    部を囲む該両側コラム内側面の対向する位置各々
    に該プレス機の縦方向に形成され、 該ガイド溝上方には、該ガイド溝から該作業部
    前面側又は該作業部後面側の少なくとも一方側に
    分岐されて該ガイド部材を係止する係止溝部が形
    成され、 該フロントカバー上方には、連接棒の下方端部
    が軸着され、 該連接棒の上方端部は、該クラウン又は該両側
    コラムに軸着されること を特徴とするプレス機におけるフロントカバー。
JP10925386U 1986-07-16 1986-07-16 Expired JPH034469Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10925386U JPH034469Y2 (ja) 1986-07-16 1986-07-16

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10925386U JPH034469Y2 (ja) 1986-07-16 1986-07-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6316599U JPS6316599U (ja) 1988-02-03
JPH034469Y2 true JPH034469Y2 (ja) 1991-02-05

Family

ID=30987183

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10925386U Expired JPH034469Y2 (ja) 1986-07-16 1986-07-16

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JP (1) JPH034469Y2 (ja)

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Publication number Publication date
JPS6316599U (ja) 1988-02-03

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