JPH0344685Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0344685Y2
JPH0344685Y2 JP1984192589U JP19258984U JPH0344685Y2 JP H0344685 Y2 JPH0344685 Y2 JP H0344685Y2 JP 1984192589 U JP1984192589 U JP 1984192589U JP 19258984 U JP19258984 U JP 19258984U JP H0344685 Y2 JPH0344685 Y2 JP H0344685Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handle
container
nozzle
cap body
spouting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984192589U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61107757U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1984192589U priority Critical patent/JPH0344685Y2/ja
Publication of JPS61107757U publication Critical patent/JPS61107757U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0344685Y2 publication Critical patent/JPH0344685Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は容器の口部に取り付けられる注出キヤ
ツプに関する。
〔従来の技術〕
従来、容器の口部に取り付けられるとともに、
容器内外に通じる注出路を有する注出キヤツプに
あつては、注出路が開いたままであると容器を倒
したときなどに容器内の内容物がこぼれてしまう
ので、実公昭56−10695号公報や第4図に示され
るように注出路51を遮断できるようにしてあ
る。
すなわち、注出路51を形成してあるキヤツプ
本体52の上部に、連通路53を設けてあるノズ
ル54が回動自在に取り付けられ、また、このノ
ズル54に連携片55を介して接続されるととも
にキヤツプ本体52に中央が回動自在に軸支され
た作動ボタン56を有しており、そして、作動ボ
タン56によりノズル54を回動して起立させた
とき、ノズル54の連通路53とキヤツプ本体5
2の注出路51とが一致して内容物の取り出しが
可能となり、ノズル54を回動して倒したとき、
連通路53と注出路51とが一致せず注出路51
がノズル54に閉ざされて内容物の取り出しが不
可能になり、容器を倒しても内容物がこぼれない
ようになつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
この注出キヤツプにおいて作動ボタン56を設
けたのは、小さなノズル54を指の爪でなどで起
立させるのは容易ではないからであるが、このよ
うにすると構造が複雑になり製造しにくくなつて
しまう。
また、このような注出キヤツプを取り付けた容
器は、一般に取手のない形態のものが多く、必要
に応じ取手を取り付け、壁に取り付けてあるフツ
ク等に取手を掛けてつり下げておきたい場合があ
る。
本考案はこのような問題点に鑑みてなされたも
ので、構造が簡単で製造等しやすく、しかも、取
手を設けて使い勝手をよくすることを技術的課題
とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、前記技術的課題を解決するため、容
器1の口部2に取り付けられるキヤツプ本体4に
取手10を回動自在に取り付けるとともに、この
取手10により回動するカム21を前記キヤツプ
本体4内に設け、かつ、このカム21により進退
移動され容器1内外に通じる注出路45を形成し
てあるノズル部41を前記キヤツプ本体4に設け
るとともに、ノズル部41の進退時にノズル部4
1の注出路45を開閉する弁34を設け、 前記取手10の基端部を回動自在に挿入する取
手取付孔9が前記キヤツプ本体4に設けられ、 前記取手10の先端側はキヤツプ本体4から突
出して把持もしくは引掛け可能な形状に形成さ
れ、 前記取手10が取手として機能する位置または
機能しない位置のいずれかの位置において、前記
注出路45が遮断され、その位置から取手10を
一定量回動したとき、前記カム21の回動により
ノズル部41が移動して注出路45を開くように
したことを特徴とする注出キヤツプである。
〔作用〕
取手10を回動するカム21が回動し、これに
よりノズル部41が進退移動し、弁34により注
出路45が開閉する。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1図ないし第4図
に基づいて説明する。
容器1の口部2を形成する口頸部3にキヤツプ
本体4が嵌着されている。
このキヤツプ本体4は、円錐台筒状に形成され
た周壁5内に円筒部6が設けられているととも
に、上端面開口部に天板キヤツプ7が嵌着され、
前記円筒部6内の下部に容器1の口部2を塞ぐ板
状の閉塞部6が設けられている。
このキヤツプ本体4の上部両側には、前記前記
周壁5と天板キヤツプ7とにまたがつて一対の取
手取付孔9,9が形成されており、この一対の取
手取付孔9,9に取手10が回動自在に取り付け
られている。
この取手10は、各取手取付孔9,9内にそれ
ぞれ回動自在に挿入支持される一対の回転軸1
1,11を両基端部として、この一対の回動軸1
1,11にそれぞれ前記周壁5の傾斜に合わせ
て、取手10の先端部側としての一対の支持杆部
12,12を接続し、さらに、一対の支持杆部1
2,12を周壁5の下部外周に沿う湾曲部13で
接続したものである。
そして、この取手10の両基端部となる各回動
軸11,11の先端にそれぞれカム21,21が
設けられている。このカム21,21は円形の回
転板22の偏心位置に突起23を設けたもので、
この突起23は取手10を回動してその湾曲部1
3を下側としたとき下側となり、湾曲部13を上
側にしたとき上側となるようになつている。
ところで、前記閉塞部8の下面には、前記容器
1の口部2内に嵌合する環状リブ31が突設され
ているとともに、閉塞部8の上面中央部にし支柱
筒32が立設されている。そして、支柱筒32の
下端となる閉塞部8の部分に支柱筒32内に通じ
る導出口33が形成されているとともに、この導
出口33を形成する周縁部で支持される突起状の
弁34が支柱筒32と中心軸を同一にして設けら
れている。
この支柱筒32には、この支柱筒32に沿つて
上下方向に進退摺動するノズル部41が取り付け
られている。このノズル部41は前記支柱筒32
の外周に摺動自在に嵌合される摺動筒42の上部
に水平方向に向かう方形管状のノズル管43を設
けるとともに、摺動筒42内に前記支柱筒32内
に摺動自在に挿入されるピストン管44を挿入係
止したもので、ピストン管44内からノズル管4
3内へと容器1内外へ通じる注出路45が形成さ
れている。
そして、ノズル管43の両側に側方へ張り出し
た軸受部46がそれぞれ設けられ、この各軸受部
46に前記カム21,21の突起23を挿入する
軸受孔47が水平方向に向かう長穴状に形成され
ている。また、前記ピストン管44の下部外周に
は支柱筒32の内壁に密接するシール部48が形
成されているとともに、このピストン管44の下
端開口部は、ピストン管44が支柱筒32内を下
動したとき前記弁34に塞がれて閉じ、ピストン
管44が上動したとき弁34から離れて開くよう
になつている。
そして、ノズル部41のノズル管43に対応し
て前記天板キヤツプ7の一側から中央部まで矩形
のスリツト49が形成されている。
次に、この実施例の作用について説明する。
取手10を回動して湾曲部13を下側にしてい
るとき、すなわち、取手10が取手としての機能
を有しないとき、カム21,21の突起23も下
側になつているので、ノズル部41は下動位置に
あり、ピストン管44の下端開口部が弁34で塞
がれ、注出路45が閉じて容器1内の内容物、例
えば液体シヤンプーなどが注出路45から出ない
ようになつている。
そして、取手10を回動してその湾曲部13を
上側にすると、取手10としての機能を有するよ
うになり、取手10とともに回動するカム21,
21の突起23が上側になり、この突起23によ
り軸受部46を介してノズル部41が押し上げら
れ、ピストン管44も上動するので、ピストン管
44の下端開口部が弁34から離れて注出路45
が開く。
従つて、容器1内の内容物を注出路45から取
り出せる。このように、取手10が取手としての
機能を発揮するときに注出路が開くようにした場
合、取手10を掴んで運んで来た状態ですでに注
出路45が開いており、直ちに注出が行える。
なお、この実施例ではノズル部41をカム2
1,21で上下方向に進退移動するように形成し
てあるが、ノズル部41を水平方向に進退移動す
るように形成してもよい。この場合は、例えば導
出口33ノズル部41内の注出路45をノズル部
41の進退移動によりずらせて注出路45を開閉
するような弁34を形成するとよい。
また、この実施例では取手10に湾曲部13を
上側にしたとき注出路45が開くようになつてい
るが、これとは逆に湾曲部13を下側にしたとき
注出路45が開くようにしてもよい。この場合、
取手10を掴んで容器を搬送した後、直ちに、取
手10を下側に回動させるという、取手10を掴
んだままの一連の動作で注出路45を開くことが
できる。
また、カム34は必ずしも2つ設ける必要はな
い。
〔考案の効果〕
本考案によれば、取手を取り付けたので、容器
をフツクなどに掛けたりする場合や、容器の持ち
運びなどに便利で使い勝手がよい。そして、取手
に注出路開閉機能を持たせたので、容器使用にあ
たつて、取手を掴んで搬送し、その後、取手を回
動して注出路を開くという動作が一連で行える。
しかも、取手が取手としての機能を発揮するとき
に注出路が開くようにした場合、取手を掴んで運
んで来た状態ですでに注出路が開いており、直ち
に注出が行える。
また、注出路の開閉は取手とともに回動するカ
ムによりノズル部を進退移動させ、これによる弁
の開閉によつて行なう機構であるから、構造が簡
単で製造しやすく、コストダウンを図ることがで
き、しかも、注出路の開閉が取手の回動により容
易に行えるので、操作性がきわめてよい。
さらに、取手の回動状態により、注出路の開閉
状態が一見して分かるので、注出路の閉じ忘れて
注出路を解放したままにしてしまい、容器を倒し
て内容物をこぼしたりするおそれがない。
そして、取手はそれを持つて容器を搬送するこ
と等を主たる機能としていて、注出路の開閉とは
直接関連がないため、取手に注出路の開閉機能を
もたせることは、一般使用者にとつても当業者に
とつても予期に反することである。よつて、使用
者に前記のような予期に反した斬新なイメージを
与え、容器の商品性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す縦断正面図、
第2図はその縦断側面図、第3図はその分解斜視
図、第4図は従来例を示す縦断面図である。 1……容器、2……口部、4……キヤツプ本
体、4,9……取手取付孔、10……取手、21
……カム、34……弁、41……ノズル部、45
……注出路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 容器1の口部2に取り付けられるキヤツプ本体
    4に取手10を回動自在に取り付けるとともに、
    この取手10により回動するカム21を前記キヤ
    ツプ本体4内に設け、かつ、このカム21により
    進退移動され容器1内外に通じる注出路45を形
    成してあるノズル部41を前記キヤツプ本体4に
    設けるとともに、ノズル部41の進退時にノズル
    部41の注出路45を開閉する弁34を設け、 前記取手10の基端部を回動自在に挿入する取
    手取付孔9が前記キヤツプ本体4に設けられ、 前記取手10の先端側はキヤツプ本体4から突
    出して把持もしくは引掛け可能な形状に形成さ
    れ、 前記取手10が取手として機能する位置または
    機能しない位置のいずれかの位置において、前記
    注出路45が遮断され、その位置から取手10を
    一定量回動したとき、前記カム21の回動により
    ノズル部41が移動して注出路45を開くように
    したことを特徴とする注出キヤツプ。
JP1984192589U 1984-12-19 1984-12-19 Expired JPH0344685Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984192589U JPH0344685Y2 (ja) 1984-12-19 1984-12-19

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984192589U JPH0344685Y2 (ja) 1984-12-19 1984-12-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61107757U JPS61107757U (ja) 1986-07-08
JPH0344685Y2 true JPH0344685Y2 (ja) 1991-09-19

Family

ID=30749998

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984192589U Expired JPH0344685Y2 (ja) 1984-12-19 1984-12-19

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0344685Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5143950Y2 (ja) * 1971-10-11 1976-10-25

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61107757U (ja) 1986-07-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7753240B2 (en) Closure for a liquid container
JP3203484B2 (ja) 製品の分与キャップ
US6409054B1 (en) Pourer cap with closure cover
JPH0719152U (ja) キャップ
JPH0344685Y2 (ja)
JPH0344684Y2 (ja)
JPH0451174Y2 (ja)
JPH0344683Y2 (ja)
JPH0344681Y2 (ja)
JPH0131146Y2 (ja)
JP2603820Y2 (ja) 樹脂チューブ
JPH0339406Y2 (ja)
JPS603096Y2 (ja) 容器キヤツプ
JPH0246827Y2 (ja)
JPH033489Y2 (ja)
JP3798093B2 (ja) 内容液注出容器
JPH0451175Y2 (ja)
JPS6016524Y2 (ja) 容器キヤツプ
JPH0511178Y2 (ja)
JPH0128032Y2 (ja)
CN109890720B (zh) 容器
JPH0635950Y2 (ja) スクイズ容器
JPH031403Y2 (ja)
JPH0423812Y2 (ja)
JPH0340761Y2 (ja)