JPH0344592Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0344592Y2 JPH0344592Y2 JP1984044205U JP4420584U JPH0344592Y2 JP H0344592 Y2 JPH0344592 Y2 JP H0344592Y2 JP 1984044205 U JP1984044205 U JP 1984044205U JP 4420584 U JP4420584 U JP 4420584U JP H0344592 Y2 JPH0344592 Y2 JP H0344592Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stopper pin
- leg
- pin
- backrest
- head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 claims description 10
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000036544 posture Effects 0.000 description 3
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000881 depressing effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
- Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、車両用の回転腰掛において、特に傾
斜している背ずりを回転腰掛の回転動作と同時に
自動的に復帰させる装置に関するものである。
斜している背ずりを回転腰掛の回転動作と同時に
自動的に復帰させる装置に関するものである。
従来一般に使用されている車両用の回転腰掛
は、車体側に脚台を固定し、この脚台上に回転装
置を介して回転台枠を取り付け、この回転台枠に
袖、座ぶとん、背ずり、中肘掛等を装置して回転
台枠と共に回転させ得るように構成し、また背ず
りは傾斜装置を介して傾斜する機構を具備するこ
とが多い。
は、車体側に脚台を固定し、この脚台上に回転装
置を介して回転台枠を取り付け、この回転台枠に
袖、座ぶとん、背ずり、中肘掛等を装置して回転
台枠と共に回転させ得るように構成し、また背ず
りは傾斜装置を介して傾斜する機構を具備するこ
とが多い。
しかし、従来の車両用の回転腰掛においては、
上記回転台枠の回転機構と背ずりの傾斜機構とは
夫々別々に機能する構造となつており、回転台枠
の回転位置の修正動作と背ずりの傾斜復帰動作と
は、夫々の装置に各別に設けられているペダルや
ポタン等を各別に操作しなければならず、操作に
手間がかかりすぎるという欠点があつた。また、
限られたスペースに多数並置しなければならない
連座式の車両用回転掛にあつては、背ずりを後方
へ傾斜させたまま状態ではその前後に設置されて
いる回転腰掛が邪魔になつて自由に回転させるこ
とができず、従つて回転台枠を回転させて座席の
向きを変換する場合には、まず傾斜している背ず
りを正常位置へ復帰させる必要があつた。
上記回転台枠の回転機構と背ずりの傾斜機構とは
夫々別々に機能する構造となつており、回転台枠
の回転位置の修正動作と背ずりの傾斜復帰動作と
は、夫々の装置に各別に設けられているペダルや
ポタン等を各別に操作しなければならず、操作に
手間がかかりすぎるという欠点があつた。また、
限られたスペースに多数並置しなければならない
連座式の車両用回転掛にあつては、背ずりを後方
へ傾斜させたまま状態ではその前後に設置されて
いる回転腰掛が邪魔になつて自由に回転させるこ
とができず、従つて回転台枠を回転させて座席の
向きを変換する場合には、まず傾斜している背ず
りを正常位置へ復帰させる必要があつた。
本考案は、上記問題点に鑑みて創案されたもの
であり、回転台枠の回転動作を阻止して座席の向
きを一方向に固定するストツパピンを操作する回
転ペダルに背ずりを傾斜位置から正常位置へ復帰
させる傾斜機構のロツク装置を連係させ、回転台
枠の個別的な回転操作に際して傾斜している背ず
りを正常位置へ復帰させることができる背ずり自
動復帰装置を提供することを目的としている。
であり、回転台枠の回転動作を阻止して座席の向
きを一方向に固定するストツパピンを操作する回
転ペダルに背ずりを傾斜位置から正常位置へ復帰
させる傾斜機構のロツク装置を連係させ、回転台
枠の個別的な回転操作に際して傾斜している背ず
りを正常位置へ復帰させることができる背ずり自
動復帰装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本考案に係る背ず
り自動復帰装置は、車体側に固定される脚台と、
該脚台上に回転板を介して取り付けた回転台枠
と、上記脚台の内側に配置され、上記回転台枠を
脚台上における所定位置に固定するストツパピン
により構成したものであり、上記ストツパピンの
下端部を脚台側部に軸支した回転ペダルに上下動
自在に軸支すると共に、該回転ペダルをばねによ
つて上記脚台上方へ吊り上げ、該回転ペダルを介
して上記ストツパピンの頭部を脚台の上方内側方
向へ動作するように付勢すると共に、上記脚台の
内側には、接触頭部を脚台上に突出させ、所定範
囲内において自在に揺動するように支持したピン
押出板を配置し、該ピン押出板のガイド孔とこの
ガイド孔と重なり合う状態で脚台の上部に開口さ
せた係合孔に上記ストツパピンの上端部を上下動
自在に貫通し、かつ上記ストツパピンと、傾斜し
ている背ずりのロツク動作を解除して正常姿勢に
復帰させるレバーとの間に係合素子を介装したこ
とを要旨とするものである。
り自動復帰装置は、車体側に固定される脚台と、
該脚台上に回転板を介して取り付けた回転台枠
と、上記脚台の内側に配置され、上記回転台枠を
脚台上における所定位置に固定するストツパピン
により構成したものであり、上記ストツパピンの
下端部を脚台側部に軸支した回転ペダルに上下動
自在に軸支すると共に、該回転ペダルをばねによ
つて上記脚台上方へ吊り上げ、該回転ペダルを介
して上記ストツパピンの頭部を脚台の上方内側方
向へ動作するように付勢すると共に、上記脚台の
内側には、接触頭部を脚台上に突出させ、所定範
囲内において自在に揺動するように支持したピン
押出板を配置し、該ピン押出板のガイド孔とこの
ガイド孔と重なり合う状態で脚台の上部に開口さ
せた係合孔に上記ストツパピンの上端部を上下動
自在に貫通し、かつ上記ストツパピンと、傾斜し
ている背ずりのロツク動作を解除して正常姿勢に
復帰させるレバーとの間に係合素子を介装したこ
とを要旨とするものである。
而して、上記ストツパピンを下降させた状態で
その頭部が脚台の上方内側に係止され、またピン
押出板が回転台枠の回転動作に伴つてその接触頭
部を脚台の外側方向へ移動し、ガイド孔内に支持
しているストツパピンの頭部を上記脚台の係合孔
を介してその上方へ突出させるように動作し、ま
た回転台枠を個別的に回転操作すると、傾斜して
いる背ずりが自動的に正常姿勢に復帰する。
その頭部が脚台の上方内側に係止され、またピン
押出板が回転台枠の回転動作に伴つてその接触頭
部を脚台の外側方向へ移動し、ガイド孔内に支持
しているストツパピンの頭部を上記脚台の係合孔
を介してその上方へ突出させるように動作し、ま
た回転台枠を個別的に回転操作すると、傾斜して
いる背ずりが自動的に正常姿勢に復帰する。
〔実施例〕
以下、本考案に係る背ずり自動復帰装置の実施
例を図面に従つて説明する。
例を図面に従つて説明する。
図面において、1は車体側に固定される脚台で
ある。この脚台1上に回転板2を介して回転台枠
3を取り付け、更にこの回転台枠3に袖4、座ぶ
とん5、背ずり6及び中肘掛7を装置して回転腰
掛を構成する。この回転腰掛は、回転台枠3を脚
台1上において回転させることにより、座席の向
きを車両の前又は後方向に対して自由に変換させ
ることができ、変換後には、その位置で回転台枠
3の回転を止め、使用位置を固定することができ
るようになつている。この回転腰掛において、脚
台1の片側、例えばこの回転腰掛を多数並置する
車両内において、その通路側等にストツパピン8
を配置し、その下端部を脚台の側方へ突出して使
用者の足踏操作により上下動させることができる
回転ペダル9に軸支し、このストツパピン8を回
転ペダル9と共に、ストツパピン8と同軸上に軸
支された連結板10を介し、この連結板10と脚
台1の上面との間に掛け渡されたばね11を用い
て脚台1の上方へ吊り上げ、常時ストツパピン8
の頭部側が脚台1の上方内側方向へ動作するよう
付勢し、更に上端側を脚台1の内側に上記ばね1
の付勢方向に沿つて自在に揺動するピン押出板1
2を配置し、該ピン押出板12のガイド孔と、こ
のガイド孔と重なり合う状態で脚台1の上部に開
口させた係合孔に上記ストツパピン8の頭部を
夫々貫通し、該ストツパピン8を下降させた状態
でその頭部がばね11に引つ張られて脚台1の上
方内側、即ち係合孔開口縁部下面に係止され、ま
たピン押出板12がばね11に対向して反対方
向、即ち脚台1の外側方向へ移動した場合には、
ピン押出板12のガイド孔内に支持しているスト
ツパピン8の頭部を上記脚台の係合孔方向へ移動
させ、該ガイド孔が係合孔に重なる位置でその上
方へ突出させるように構成してある。従つて、ス
トツパピン8は、その上下動に際してはその頭部
が脚台1側の係合孔から自在に出入りし、かつス
トツパピン8が脚台1の下方へ移動した場合、上
記ばね11の張引力によつて脚台1の内側へ傾斜
し、その頭部が脚台1の係合孔開口縁部下面に係
止されるためストツパピン8の上方への移動がロ
ツクされ、該ロツク動作が回転台枠3の回転動作
中継続するようになつている。また、ピン押出板
12の上部には接触頭部13が形成されており、
この接触頭部13を脚台1の上部に開口させた角
孔から突出させ、ピン押出板12自体をストツパ
ピン8と共に、この角孔の範囲内で揺動させ、脚
台1の開口縁部に係止されているストツパピン8
の頭部を脚台1の係合孔側へ押し出し得るように
なつている。14は、上記ストツパピン8とピン
押出板12の動作姿勢を補正するガイド孔であ
る。回転ペダル9は、その一端側において脚台1
の下部に設置されたペダル取付板15に回動自在
に軸支されており、常時その他端側、即ち脚台1
の側方へ突出させた足踏部を上記ばね11により
上方へ吊り上げてある。而して、この回転ペダル
9の足踏部を下方へ踏み下げれば、上記ストツパ
ピン8を下方へ移動させることができる。回転動
作に伴つて上記ストツパピン8の上方に回転移動
して来る回転台枠3の左右両端部に受板16を配
置し、夫々ストツパピン8の頭部を貫入させて回
転台枠3の脚台1に対する回転を阻止する係合孔
を穿設する。即ち回転台枠3は、脚台1側の係合
孔から突出したストツパピン8の上端部がその左
側又は右側の受台板16の係合孔に嵌入すること
により回転が止められ、回転腰掛の座席を前方向
き又は後方向向き等の使用位置に固定することが
できる。17は、受板16の下面側に突出させた
ピンであり、回転台枠3の回転に伴つてストツパ
ピン8のロツク位置におけるピン押出板12の接
触頭部13に接触し、ピン押出板12を脚台1の
外側方向へ向つて押し出し、更にストツパピン8
のロツクを解除する。このピン17は、回転台枠
3の左右対称2個所に夫々配置され回転腰掛の向
きを前向き又は後向きに固定することができるよ
うになつている。
ある。この脚台1上に回転板2を介して回転台枠
3を取り付け、更にこの回転台枠3に袖4、座ぶ
とん5、背ずり6及び中肘掛7を装置して回転腰
掛を構成する。この回転腰掛は、回転台枠3を脚
台1上において回転させることにより、座席の向
きを車両の前又は後方向に対して自由に変換させ
ることができ、変換後には、その位置で回転台枠
3の回転を止め、使用位置を固定することができ
るようになつている。この回転腰掛において、脚
台1の片側、例えばこの回転腰掛を多数並置する
車両内において、その通路側等にストツパピン8
を配置し、その下端部を脚台の側方へ突出して使
用者の足踏操作により上下動させることができる
回転ペダル9に軸支し、このストツパピン8を回
転ペダル9と共に、ストツパピン8と同軸上に軸
支された連結板10を介し、この連結板10と脚
台1の上面との間に掛け渡されたばね11を用い
て脚台1の上方へ吊り上げ、常時ストツパピン8
の頭部側が脚台1の上方内側方向へ動作するよう
付勢し、更に上端側を脚台1の内側に上記ばね1
の付勢方向に沿つて自在に揺動するピン押出板1
2を配置し、該ピン押出板12のガイド孔と、こ
のガイド孔と重なり合う状態で脚台1の上部に開
口させた係合孔に上記ストツパピン8の頭部を
夫々貫通し、該ストツパピン8を下降させた状態
でその頭部がばね11に引つ張られて脚台1の上
方内側、即ち係合孔開口縁部下面に係止され、ま
たピン押出板12がばね11に対向して反対方
向、即ち脚台1の外側方向へ移動した場合には、
ピン押出板12のガイド孔内に支持しているスト
ツパピン8の頭部を上記脚台の係合孔方向へ移動
させ、該ガイド孔が係合孔に重なる位置でその上
方へ突出させるように構成してある。従つて、ス
トツパピン8は、その上下動に際してはその頭部
が脚台1側の係合孔から自在に出入りし、かつス
トツパピン8が脚台1の下方へ移動した場合、上
記ばね11の張引力によつて脚台1の内側へ傾斜
し、その頭部が脚台1の係合孔開口縁部下面に係
止されるためストツパピン8の上方への移動がロ
ツクされ、該ロツク動作が回転台枠3の回転動作
中継続するようになつている。また、ピン押出板
12の上部には接触頭部13が形成されており、
この接触頭部13を脚台1の上部に開口させた角
孔から突出させ、ピン押出板12自体をストツパ
ピン8と共に、この角孔の範囲内で揺動させ、脚
台1の開口縁部に係止されているストツパピン8
の頭部を脚台1の係合孔側へ押し出し得るように
なつている。14は、上記ストツパピン8とピン
押出板12の動作姿勢を補正するガイド孔であ
る。回転ペダル9は、その一端側において脚台1
の下部に設置されたペダル取付板15に回動自在
に軸支されており、常時その他端側、即ち脚台1
の側方へ突出させた足踏部を上記ばね11により
上方へ吊り上げてある。而して、この回転ペダル
9の足踏部を下方へ踏み下げれば、上記ストツパ
ピン8を下方へ移動させることができる。回転動
作に伴つて上記ストツパピン8の上方に回転移動
して来る回転台枠3の左右両端部に受板16を配
置し、夫々ストツパピン8の頭部を貫入させて回
転台枠3の脚台1に対する回転を阻止する係合孔
を穿設する。即ち回転台枠3は、脚台1側の係合
孔から突出したストツパピン8の上端部がその左
側又は右側の受台板16の係合孔に嵌入すること
により回転が止められ、回転腰掛の座席を前方向
き又は後方向向き等の使用位置に固定することが
できる。17は、受板16の下面側に突出させた
ピンであり、回転台枠3の回転に伴つてストツパ
ピン8のロツク位置におけるピン押出板12の接
触頭部13に接触し、ピン押出板12を脚台1の
外側方向へ向つて押し出し、更にストツパピン8
のロツクを解除する。このピン17は、回転台枠
3の左右対称2個所に夫々配置され回転腰掛の向
きを前向き又は後向きに固定することができるよ
うになつている。
また、本考案において、背ずり6の傾斜機構
は、第6図に示すように、背ずり6の所定の傾斜
位置を保持するロツク装置18とこのロツク装置
18のロツク動作を解除するボタン19装置によ
つて構成されている。即ちロツク装置18の一端
側を背ずり6の下端部に取り付けたアーム20に
連結し、他端側のプランジヤー21にレバー22
を連係させ、更にこのレバー22をレリーズ、連
結杆等の係合素子23を介してボタン19装置側
のレバー24に連結する。図示実施例におてい
は、ボタン19装置は、回転腰掛の袖4に取り付
けられており、これを持ち上げることによりレバ
ー24をばね25の張引力を抗して回転させ、係
合素子23として用いられているレリーズを引張
つて、レバー22を軸26部分において回転さ
せ、その端部でロツク装置18のプランジヤー2
1を押し、ロツク装置18のロツク動作を解除す
る。このロツク装置18は、常時背ずり6を正常
位置に復帰させる方向へ付勢されており、そのロ
ツク動作を解除すれば背ずり6が正常位置に復帰
し、また背ずり6を傾斜させる場合には、ロツク
動作を解除した状態で背ずり6を後方へ傾斜さ
せ、適当位置においてボタン19を離せばよい。
は、第6図に示すように、背ずり6の所定の傾斜
位置を保持するロツク装置18とこのロツク装置
18のロツク動作を解除するボタン19装置によ
つて構成されている。即ちロツク装置18の一端
側を背ずり6の下端部に取り付けたアーム20に
連結し、他端側のプランジヤー21にレバー22
を連係させ、更にこのレバー22をレリーズ、連
結杆等の係合素子23を介してボタン19装置側
のレバー24に連結する。図示実施例におてい
は、ボタン19装置は、回転腰掛の袖4に取り付
けられており、これを持ち上げることによりレバ
ー24をばね25の張引力を抗して回転させ、係
合素子23として用いられているレリーズを引張
つて、レバー22を軸26部分において回転さ
せ、その端部でロツク装置18のプランジヤー2
1を押し、ロツク装置18のロツク動作を解除す
る。このロツク装置18は、常時背ずり6を正常
位置に復帰させる方向へ付勢されており、そのロ
ツク動作を解除すれば背ずり6が正常位置に復帰
し、また背ずり6を傾斜させる場合には、ロツク
動作を解除した状態で背ずり6を後方へ傾斜さ
せ、適当位置においてボタン19を離せばよい。
以上のように構成した回転ペダル9の軸ピン2
7とロツク装置18のレバー22とをレリーズ、
連結杆等の係合素子28を用いて連結する。即ち
レバー22はボタン装置18側に接続されている
係合素子23を引張つても、また回転ペダル9側
に接続されている係合素子28を引張つてもロツ
ク装置18のプランジヤー21を押す方向へ動作
させることができ、従つて回転腰掛の座席の向き
を変えるために回転ペダル9を踏み下げると、そ
の軸ピン27の下降動作によりストツパピン8を
下降させて回転台枠3に対する係合を解除し、同
時に係合素子28を引張つてロツク装置18のロ
ツク動作を解除する。而して背ずり6が正常位置
に復帰し、回転台枠3を脚台1上において回転さ
せることができる。回転ペダル9の軸ピン27と
ロツク装置18のレバー22を連結する係合素子
28は、連座式の回転腰掛を構成する夫々の背ず
り6毎に装置し、回転ペダル9の1回の踏み下げ
動作ですべての背ずり6を同時に復帰させるよう
に構成する。29はロツク装置18側の、また3
0は回転ペダル9側の係合素子28用の取付板で
ある。
7とロツク装置18のレバー22とをレリーズ、
連結杆等の係合素子28を用いて連結する。即ち
レバー22はボタン装置18側に接続されている
係合素子23を引張つても、また回転ペダル9側
に接続されている係合素子28を引張つてもロツ
ク装置18のプランジヤー21を押す方向へ動作
させることができ、従つて回転腰掛の座席の向き
を変えるために回転ペダル9を踏み下げると、そ
の軸ピン27の下降動作によりストツパピン8を
下降させて回転台枠3に対する係合を解除し、同
時に係合素子28を引張つてロツク装置18のロ
ツク動作を解除する。而して背ずり6が正常位置
に復帰し、回転台枠3を脚台1上において回転さ
せることができる。回転ペダル9の軸ピン27と
ロツク装置18のレバー22を連結する係合素子
28は、連座式の回転腰掛を構成する夫々の背ず
り6毎に装置し、回転ペダル9の1回の踏み下げ
動作ですべての背ずり6を同時に復帰させるよう
に構成する。29はロツク装置18側の、また3
0は回転ペダル9側の係合素子28用の取付板で
ある。
本考案に係る背ずり自動復帰装置は、以上のよ
うに構成したから、回転腰掛の座席の向きを変換
させるために回転ペダルを踏み下げれば、後方へ
傾斜した状態の1個又は複数個の背ずりを一斉か
つ自動的に正常位置へ復帰させ、前後に並置され
た他の回転腰掛に邪魔されることなく回転台枠を
回転させることができ、かつ車両用等限定された
スペースの中に多数の回転腰掛を効率よく並置さ
せることができる等、本考案実施後の実用上の効
果に優れている。
うに構成したから、回転腰掛の座席の向きを変換
させるために回転ペダルを踏み下げれば、後方へ
傾斜した状態の1個又は複数個の背ずりを一斉か
つ自動的に正常位置へ復帰させ、前後に並置され
た他の回転腰掛に邪魔されることなく回転台枠を
回転させることができ、かつ車両用等限定された
スペースの中に多数の回転腰掛を効率よく並置さ
せることができる等、本考案実施後の実用上の効
果に優れている。
第1図は本考案に係る背ずり自動復帰装置を組
み込んだ回転腰掛を示す側面図、第2図は同じく
正面図、第3図はストツパピンを配置した脚台の
片側の平面図、第4図はストツパピンと回転装置
の配置関係を示す部分断面図、第5図はストツパ
ピンと回転ペダルの構成を示す拡大断面図、第6
図は傾斜装置の概略構成図である。 1……脚台、2……回転板、3……回転台枠、
6……背ずり、8……ストツパピン、9……回転
ペダル、11……ばね、15……ペダル取付板、
16……受板、18……ロツク装置、19……ボ
タン、22,24……レバー、23,28……係
合素子、27……軸ピン。
み込んだ回転腰掛を示す側面図、第2図は同じく
正面図、第3図はストツパピンを配置した脚台の
片側の平面図、第4図はストツパピンと回転装置
の配置関係を示す部分断面図、第5図はストツパ
ピンと回転ペダルの構成を示す拡大断面図、第6
図は傾斜装置の概略構成図である。 1……脚台、2……回転板、3……回転台枠、
6……背ずり、8……ストツパピン、9……回転
ペダル、11……ばね、15……ペダル取付板、
16……受板、18……ロツク装置、19……ボ
タン、22,24……レバー、23,28……係
合素子、27……軸ピン。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 車体側に固定される脚台と、該脚台上に回転板
を介して取り付けた回転台枠と、上記脚台の内側
に配置され、上記回転台枠を脚台上における所定
位置に固定するストツパピンを有する背ずり自動
復帰装置において、 上記ストツパピンの下端部を脚台側部に軸支し
た回転ペダルに上下動自在に軸支すると共に、該
回転ペダルをばねによつて上記脚台上方へ吊り上
げ、該回転ペダルを介して上記ストツパピンの頭
部を脚台の上方内側方向へ動作するように付勢す
ると共に、 上記脚台の内側には、接触頭部を脚台上に突出
させ、所定範囲内において自在に揺動するように
支持したピン押出板を配置し、該ピン押出板のガ
イド孔とこのガイド孔と重なり合う状態で脚台の
上部に開口させた係合孔に上記ストツパピンの上
端部を上下動自在に貫通して上記ストツパピンを
下降させた状態でその頭部が脚台の上方内側に係
止され、またピン押出板が回転台枠の回転動作に
伴つてその接触頭部を脚台の外側方向へ移動し、
ガイド孔内に支持しているストツパピンの頭部を
上記脚台の係合孔を介してその上方へ突出させる
ように構成し、 かつ、上記ストツパピンと、傾斜している背ず
りのロツク動作を解除して正常姿勢に復帰させる
レバーとの間に係合素子を介装したことを特徴と
する 背ずり自動復帰装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4420584U JPS60156039U (ja) | 1984-03-29 | 1984-03-29 | 背ずり自動復帰装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4420584U JPS60156039U (ja) | 1984-03-29 | 1984-03-29 | 背ずり自動復帰装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60156039U JPS60156039U (ja) | 1985-10-17 |
JPH0344592Y2 true JPH0344592Y2 (ja) | 1991-09-19 |
Family
ID=30556570
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4420584U Granted JPS60156039U (ja) | 1984-03-29 | 1984-03-29 | 背ずり自動復帰装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPS60156039U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51143212A (en) * | 1975-06-03 | 1976-12-09 | Diesel Kiki Co Ltd | Seat rotation apparatus for vehicle |
-
1984
- 1984-03-29 JP JP4420584U patent/JPS60156039U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51143212A (en) * | 1975-06-03 | 1976-12-09 | Diesel Kiki Co Ltd | Seat rotation apparatus for vehicle |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60156039U (ja) | 1985-10-17 |