JPH0344431Y2 - - Google Patents

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JPH0344431Y2
JPH0344431Y2 JP1985001239U JP123985U JPH0344431Y2 JP H0344431 Y2 JPH0344431 Y2 JP H0344431Y2 JP 1985001239 U JP1985001239 U JP 1985001239U JP 123985 U JP123985 U JP 123985U JP H0344431 Y2 JPH0344431 Y2 JP H0344431Y2
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JP
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transported
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stopper
transported object
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JP1985001239U
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JPS61117644U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は穴あき部品1を所定位置まで搬送して
当該穴あき部品にピン2を挿入して第4図に示す
ようなコネクター3を組立てる場合等のように、
被搬送物を所定位置にセツトするための搬送装置
に於ける位置決め停止装置に関する。
(従来の技術) 斯る位置決め停止装置の従来技術としては主に
2つの方式が知られているが、以下コネクター組
立装置を例にとつて説明する。
まず第5図乃至第7図に示すように、スライド
レール4上に穴あき部品1を載置し、スライドレ
ール4に沿つて移動する押体5によつて当該穴あ
き部品1をピン挿入装置6の前まで運んでストツ
パー7aに衝止することにより位置決めする先端
固定方式である。この方式によるとピン数が増え
て穴あき部品1が長くなつた場合等に第6図及び
第7図に示す如くストツパー7aの位置を変換す
る必要があり作業効率の悪い欠点がある。
次に第8図乃至第10図に示すように穴あき部
品1の先端部を衝止する方法でなく、穴あき部品
1の上面等をスプリングプランジヤー8等を圧接
して固定する方式がある。この方式によると穴あ
き部品1の長さに応じてそのスプリングプランジ
ヤー8等の位置を変換しなくても済むようになす
ことが可能であるが、次のような不都合な場合も
生ずる。即ち小数ピン用の短い穴あき部品1aは
1つずつピン挿入作業をしていては効率が悪いた
め数個の穴あき部品を並列させてピン挿入作業を
行なおうとすると、押体5によつて運ばれてきた
一群の穴あき部品の一つにスプリングプランジヤ
ー8等が圧接した際にその部品よりも前の部品は
慣性力によつて若干離れるため各々の部品の位置
がずれてピン挿入作業が不可能となることである
(第9図参照)。この不都合を解消するには、結
局、第10図のように前記した方式の如く先端部
品をスプリングプランジヤー8等で固定する方式
にしなければならず並列する部品数に応じて同様
にスプリングプランジヤー8等の位置を変換する
必要性が生ずる。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は被搬送物の長さや数の相違に拘らず被
搬送物を所定位置に停止できる搬送装置に於ける
位置決め停止装置の提供を目的とするものであ
る。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記の目的を達成するために、被搬送
物をガイドするスライドレールと、当該スライド
レールに沿つて移動自在で被搬送物を後から押し
て所定位置に停止する押体とを有する搬送装置に
おいて、押体が停止する所定位置の前方に、被搬
送物の長さや数の相違による先頭位置の変化に拘
らず、揺動することによつて常に被搬送物の先頭
部に押体の押力よりも小さいバネ力により当接し
て、押体が停止した後に更に被搬送物が慣性によ
り自ら前進して複数の被搬送物相互間が離れたり
被搬送物が押体から離れて位置ずれするのを抑止
する揺動自在なストツパーを設けたことを特徴と
する搬送装置における位置決め停止装置を構成し
たものである。
(作用) 本考案の装置では、押体5は被搬送物イの長さ
に拘らず所定位置で常に停止し、そのため被搬送
物イの長さに応じてその先端位置も一定ではない
が、常にその前面部には押体5の押力よりも弱い
バネ力によつてストツパー7が揺動角度を変えな
がら無段式に衝合した状態をとる。従つて被搬送
物イが数個の並列した状態となつていても先端部
がストツパー7により衝合され、又後端部は押体
5に当接されているので各部品が離れることがな
く常に連続した状態を保つため位置精度が正確に
なる。又、ストツパー7も被搬送物イの長さに応
じて位置換えをする必要がなく単に揺動角度を変
化させるだけで済むことになる。
尚、本考案においてストツパーのバネ力を押体
の押力よりも小としたのは次の理由によるもので
ある。
即ち、このストツパーは押体の押力に抗して被
搬送物を無理に停止させるものではなく、押体が
被搬送物を所定位置まで押してきて停止した後に
被搬送物が慣性によつて自ら更に若干前進するこ
とにより複数の被搬送物相互間が離れたり被搬送
物が押体から離れて停止位置がずれるのを抑止す
るものであり、もしストツパーのバネ力を押体の
押力よりも大きくすると押体が所定位置まで進む
ことが不可能となつたり所定位置において被搬送
物に対する組立作業等が終了した後にこれを次工
程へ押体によつて押送することが不可能となつて
しまうからである。
(実施例) 第1図乃至第3図に示した本考案の実施例につ
いて以下説明する。穴あき部品等の被搬送物イを
ガイドするスライドレール4と、当該スライドレ
ール4の中央溝を貫出した突片部が中央溝に沿つ
て移動する押体5とが設けられ、このスライドレ
ール4に沿つた所要位置にピン挿入装置(図示せ
ず)等が配され、このピン挿入装置等に対応する
スライドレール4の上方位置にストツパー7が固
定される。ストツパー7は2体の板部材9,9a
がその一端を軸着させ一体はスライドレール4に
対し固定状態を保ち他の一体がその軸着部10を
回動の支点として他端部を上下に揺動自在とな
し、この揺動自在な板部材9aの他端部の上面を
押体5の押力よりも小さいバネ力のコイルバネ1
1で常に押圧するよう構成されている。押体5は
常に所定位置で停止するものとし、その際、被搬
送物イの長さに差があれば当然その先端位置も異
なつてくるが、ストツパー7の揺動自在な板部材
9aはコイルバネ11により下方向に押圧されて
いるので、被搬送物イの先端位置の差に拘らず板
部材9aの下面は常に被搬送物イの先端上縁角部
に傾斜した状態で当接し、被搬送物イの先端を固
定する(第1図、第3図参照)。
上記の図示した実施例ではストツパー7は被搬
送物イの上方位置に設置されているが、ピン挿入
装置等の邪魔にならない範囲内に於て被搬送物イ
の側方部に設置する実施例も可能である。
又、被搬送物イに衝合する揺動自在な板部材9
aはコイルバネ11により押圧されているが、板
バネ等を用いても勿論構わないし、板部材9aを
直接板バネとなす実施例も可能である。
(考案の効果) 本考案は上述した構成及び作用を有することに
よつて、被搬送物の長さの相違に拘らず、又被搬
送物が一体的なものか或は数体が並列したものか
に拘らず、常にその先端部を衝止することができ
て正確に位置決め停止をなすことができ、又、ス
トツパーの位置を被搬送物の長さや数に応じて変
換する必要もなく作業効率を向上できる効果を有
するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の実施例を示し、第
1図が中央部縦断面図、第2図が上面図、第3図
が被搬送物が長くなつた状態の中央部縦断面図で
ある。第4図は被搬送物によつて形成するコネク
ターの斜視図、第5図乃至第7図は従来の先端固
定位置決め方式によるコネクター組立装置に於け
る搬送装置を示すもので、第5図は上面図、第6
図及び第7図は穴あき部品の長さを変化させた
夫々の側面図である。第8図乃至第10図は従来
の他の位置決め方式による搬送装置を示すもの
で、第8図は穴あき部品が一体的に連続している
場合の側面図、第9図は穴あき部品が数個並列さ
れた場合で後端部品を停止させたときの側面図、
第10図は穴あき部品が数個並列された場合で先
端部品を停止させたときの側面図である。 1,1a……穴あき部品、2……ピン、3……
コネクター、4……スライドレール、5……押
体、6……ピン挿入装置、7,7a……ストツパ
ー、8……スプリングプランジヤー、9,9a…
…板部材、10……軸着部、11……コイルバ
ネ、イ……被搬送物。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被搬送物をガイドするスライドレールと、当該
    スライドレールに沿つて移動自在で被搬送物を後
    から押して所定位置に停止する押体とを有する搬
    送装置において、押体が停止する所定位置の前方
    に、被搬送物の長さや数の相違による先頭位置の
    変化に拘らず、揺動することによつて常に被搬送
    物の先頭部に押体の押力よりも小さいバネ力によ
    り当接して、押体が停止した後に更に被搬送物が
    慣性により自ら前進して複数の被搬送物相互間が
    離れたり被搬送物が押体から離れて位置ずれする
    のを抑止する揺動自在なストツパーを設けたこと
    を特徴とする搬送装置における位置決め停止装
    置。
JP1985001239U 1985-01-09 1985-01-09 Expired JPH0344431Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985001239U JPH0344431Y2 (ja) 1985-01-09 1985-01-09

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985001239U JPH0344431Y2 (ja) 1985-01-09 1985-01-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61117644U JPS61117644U (ja) 1986-07-24
JPH0344431Y2 true JPH0344431Y2 (ja) 1991-09-18

Family

ID=30473803

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985001239U Expired JPH0344431Y2 (ja) 1985-01-09 1985-01-09

Country Status (1)

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JP (1) JPH0344431Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4847672A (ja) * 1971-10-20 1973-07-06
JPS59129681A (ja) * 1983-01-17 1984-07-26 松下電器産業株式会社 部品供給装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4847672A (ja) * 1971-10-20 1973-07-06
JPS59129681A (ja) * 1983-01-17 1984-07-26 松下電器産業株式会社 部品供給装置

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Publication number Publication date
JPS61117644U (ja) 1986-07-24

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