JPH0725444B2 - 細長い材料の折れ曲がり検出装置 - Google Patents
細長い材料の折れ曲がり検出装置Info
- Publication number
- JPH0725444B2 JPH0725444B2 JP1086292A JP1086292A JPH0725444B2 JP H0725444 B2 JPH0725444 B2 JP H0725444B2 JP 1086292 A JP1086292 A JP 1086292A JP 1086292 A JP1086292 A JP 1086292A JP H0725444 B2 JPH0725444 B2 JP H0725444B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide member
- plate
- bent
- elongated material
- limit switch
- Prior art date
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- Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
- Advancing Webs (AREA)
- Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は細長い材料、例えば細長
い板材などを長手方向に移送する際に、細長い材料の折
れ曲がりを検出するための装置に関する。
い板材などを長手方向に移送する際に、細長い材料の折
れ曲がりを検出するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術において、第1のグリッパ
と、第1のグリッパに対して近づいたり離れたりする第
2のグリッパと、これら第1及び第2のグリッパを細長
い材料の長手方向に往復動させる手段とを有していて、
細長い材料を長手方向に間欠的に移送する装置は周知の
ものであるが、第1のグリッパと第2のグリッパとが間
欠的な1ピッチずつの往復移動で細長い材料を移送して
いるために、ともすると細長い材料に折れ曲がりが生
じ、細長い材料が波形になってしまうという事故が生じ
ていた。
と、第1のグリッパに対して近づいたり離れたりする第
2のグリッパと、これら第1及び第2のグリッパを細長
い材料の長手方向に往復動させる手段とを有していて、
細長い材料を長手方向に間欠的に移送する装置は周知の
ものであるが、第1のグリッパと第2のグリッパとが間
欠的な1ピッチずつの往復移動で細長い材料を移送して
いるために、ともすると細長い材料に折れ曲がりが生
じ、細長い材料が波形になってしまうという事故が生じ
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したような細長い
材料の折れ曲がりが生ずると、細長い材料の精度の高い
送りができなくなることは勿論であるが、従来において
は、かような事故を人間が眼で見て判断していたため
に、折れ曲がりの程度を正しく判断することができず、
所定の大きさの折れ曲がりが生じた場合を早期に見出し
て例えば移送装置の作動を停止するというようなことが
できながった。本発明はかような不都合を解消させるた
めに導かれたものであって、所定大きさの折れ曲がりが
細長い材料に生じたことを確実に且つ早期に検出できる
装置を提供することを目的とする。
材料の折れ曲がりが生ずると、細長い材料の精度の高い
送りができなくなることは勿論であるが、従来において
は、かような事故を人間が眼で見て判断していたため
に、折れ曲がりの程度を正しく判断することができず、
所定の大きさの折れ曲がりが生じた場合を早期に見出し
て例えば移送装置の作動を停止するというようなことが
できながった。本発明はかような不都合を解消させるた
めに導かれたものであって、所定大きさの折れ曲がりが
細長い材料に生じたことを確実に且つ早期に検出できる
装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】以下の実施例の説明に用
いられている符号を参考のために付記して示すと、本発
明は、細長い材料を長手方向に移送する際に、細長い材
料の折れ曲がりを検出するための装置であって、細長い
材料を案内する底面61bを有し、該細長い材料に対し
てほぼ直角な方向に該細長い材料に近づいたり離れたり
するように摺動可能なガイド部材61と、該ガイド部材
61を摺動可能に保持する保持手段60,62と、前記
ガイド部材61に備えられていて前記底面61bと前記
細長い材料との間に所定の間隙を画成するように前記保
持主題60,62に係合して前記ガイド部材61の摺動
を制限する突出部61fと、前記ガイド部材61に備え
られていてリミットスイッチ64を作動させるための板
状部61aとを有し、前記細長い材料の折れ曲がりが生
じた場合に、この折れ曲がり部分が前記ガイド部材61
の底面61bに衝接して前記ガイド部材61を前記保持
手段60,62に対して摺動させ、これによって前記板
状部61aが前記リミットスイッチ64を作動させるよ
うになっていることを特徴とする。
いられている符号を参考のために付記して示すと、本発
明は、細長い材料を長手方向に移送する際に、細長い材
料の折れ曲がりを検出するための装置であって、細長い
材料を案内する底面61bを有し、該細長い材料に対し
てほぼ直角な方向に該細長い材料に近づいたり離れたり
するように摺動可能なガイド部材61と、該ガイド部材
61を摺動可能に保持する保持手段60,62と、前記
ガイド部材61に備えられていて前記底面61bと前記
細長い材料との間に所定の間隙を画成するように前記保
持主題60,62に係合して前記ガイド部材61の摺動
を制限する突出部61fと、前記ガイド部材61に備え
られていてリミットスイッチ64を作動させるための板
状部61aとを有し、前記細長い材料の折れ曲がりが生
じた場合に、この折れ曲がり部分が前記ガイド部材61
の底面61bに衝接して前記ガイド部材61を前記保持
手段60,62に対して摺動させ、これによって前記板
状部61aが前記リミットスイッチ64を作動させるよ
うになっていることを特徴とする。
【0005】
【発明の作用】本発明においては、ガイド部材に突出部
が備えられていて、ガイド部材の摺動を制限しているか
ら、細長い材料に折れ曲がりが生じていなければ、細長
い材料はガイド部材の底面との間に所定の間隙を保ちつ
つ、ガイド部材に何等干渉されずに移動し得る。細長い
材料に所定大きさの折れ曲がりが生ずれば、この折れ曲
がり部はガイド部材の底面と衝接し、ガイド部材を押し
つけて摺動させる。ガイド部材が摺動させられるとガイ
ド部材に備えられた板状部がリミットスイッチを作動さ
せるようになっているので、細長い材料に折れ曲がりが
生じたことを即時に且つ確実に検知することができる。
が備えられていて、ガイド部材の摺動を制限しているか
ら、細長い材料に折れ曲がりが生じていなければ、細長
い材料はガイド部材の底面との間に所定の間隙を保ちつ
つ、ガイド部材に何等干渉されずに移動し得る。細長い
材料に所定大きさの折れ曲がりが生ずれば、この折れ曲
がり部はガイド部材の底面と衝接し、ガイド部材を押し
つけて摺動させる。ガイド部材が摺動させられるとガイ
ド部材に備えられた板状部がリミットスイッチを作動さ
せるようになっているので、細長い材料に折れ曲がりが
生じたことを即時に且つ確実に検知することができる。
【0006】
【実施例】本発明の細長い材料の折れ曲がりを検出する
装置は、以下の実施例では細長い板材の間欠移送中にお
ける折れ曲がりを検出する装置として説明されており、
図1を参照して、この折れ曲がり検出装置は、支持板6
0と、略L字形をなす本体部61c及び本体部61cの
下部から側方に張出した板状部61aを有しかつ底面6
1bが板材7の上面より多少上方位置にあって板材7が
バタついた場合にそのバタつきを押えて板材7をガイド
するガイド面になっているガイド部材61と、ガイド部
材61用の抑え部材62と、リミットスイッチ64とを
有している。支持板60と抑え部材62とが保持手段を
構成している。
装置は、以下の実施例では細長い板材の間欠移送中にお
ける折れ曲がりを検出する装置として説明されており、
図1を参照して、この折れ曲がり検出装置は、支持板6
0と、略L字形をなす本体部61c及び本体部61cの
下部から側方に張出した板状部61aを有しかつ底面6
1bが板材7の上面より多少上方位置にあって板材7が
バタついた場合にそのバタつきを押えて板材7をガイド
するガイド面になっているガイド部材61と、ガイド部
材61用の抑え部材62と、リミットスイッチ64とを
有している。支持板60と抑え部材62とが保持手段を
構成している。
【0007】抑え部材62は本体部62bとその側方へ
延びる板状部62aとを有しており、またガイド部材6
1の本体部61cと抑え部材62の本体部62bとの互
いに対向する位置にそれぞれ凹面61d及び62cが形
成されている。
延びる板状部62aとを有しており、またガイド部材6
1の本体部61cと抑え部材62の本体部62bとの互
いに対向する位置にそれぞれ凹面61d及び62cが形
成されている。
【0008】ガイド部材61と、抑え部材62と、支持
板60とは、ガイド部材61の本体部61cの凹面61
dと後面62eとをそれぞれ抑え部材62の凹面62c
と支持板60の表面と係合させてガイド部材61を上下
方向へ移動可能にするようにして、ボルト63によって
例えばグリッパ1の前面、即ち上流側の表面に締め付け
られている。グリッパ1は、板材7を挟んでグリッパ1
に対向しグリッパ1に対して離接する方向に移動して板
材を挾持、解放するようになっているもう一つのグリッ
パと協働する。
板60とは、ガイド部材61の本体部61cの凹面61
dと後面62eとをそれぞれ抑え部材62の凹面62c
と支持板60の表面と係合させてガイド部材61を上下
方向へ移動可能にするようにして、ボルト63によって
例えばグリッパ1の前面、即ち上流側の表面に締め付け
られている。グリッパ1は、板材7を挟んでグリッパ1
に対向しグリッパ1に対して離接する方向に移動して板
材を挾持、解放するようになっているもう一つのグリッ
パと協働する。
【0009】また、このように抑え部材62、ガイド部
材61及び支持板60を組み付けたときに、抑え部材6
2の穴62dに装着されたスプリング66の下端が板状
部61aに接触してこれを下方へ押圧し、それによって
ガイド部材61の凹面61dの突出部61fが抑え部材
62の本体部62bの頂部62eに押し付けられ、底面
61bと板材7との間に適切な間隔を保つようになって
いる。
材61及び支持板60を組み付けたときに、抑え部材6
2の穴62dに装着されたスプリング66の下端が板状
部61aに接触してこれを下方へ押圧し、それによって
ガイド部材61の凹面61dの突出部61fが抑え部材
62の本体部62bの頂部62eに押し付けられ、底面
61bと板材7との間に適切な間隔を保つようになって
いる。
【0010】なお、長孔62fを利用し、抑え部材62
を上下に変位させた状態でボルト63で固定することに
よって、底面61bと板材との間隙を板厚に応じた適切
値に調節することができる。
を上下に変位させた状態でボルト63で固定することに
よって、底面61bと板材との間隙を板厚に応じた適切
値に調節することができる。
【0011】リミットスイッチ64は、その作動部65
が通常時に板状部61aより多少上方位置にくるように
して、抑え部材62の板状部62aに固定されている。
が通常時に板状部61aより多少上方位置にくるように
して、抑え部材62の板状部62aに固定されている。
【0012】図1に示した折れ曲がり検出装置は上記の
構成のものであって、図2の如く板材7が折れ曲がって
いないときにはリミットスイッチ64の作動部65と板
状部61aとが離れているために、板材7の移送が行わ
れるが、図3の如く板材7が折れ曲がると、その板材7
の折れ曲がり部分によってガイド部材61が上昇させら
れ、板状部61aが作動部65に接触してリミットスイ
ッチ64を作動させて板状移動装置の作動を停止させる
ものである。
構成のものであって、図2の如く板材7が折れ曲がって
いないときにはリミットスイッチ64の作動部65と板
状部61aとが離れているために、板材7の移送が行わ
れるが、図3の如く板材7が折れ曲がると、その板材7
の折れ曲がり部分によってガイド部材61が上昇させら
れ、板状部61aが作動部65に接触してリミットスイ
ッチ64を作動させて板状移動装置の作動を停止させる
ものである。
【0013】本発明の装置は、板状の折れ曲がりばかり
でなく、折れ曲がったり湾曲したりしたときにガイド部
材を移動させてリミットスイッチを作動させることがで
きる各種の材料に使用し得るものである。
でなく、折れ曲がったり湾曲したりしたときにガイド部
材を移動させてリミットスイッチを作動させることがで
きる各種の材料に使用し得るものである。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、細長い材料の折れ曲が
りを確実に且つ早期に検出することができて、例えば所
定の大きさの折れ曲がりが生じた時には、細長い材料を
取り扱っている移送装置などの作動を自動的に停止させ
ることができる。
りを確実に且つ早期に検出することができて、例えば所
定の大きさの折れ曲がりが生じた時には、細長い材料を
取り扱っている移送装置などの作動を自動的に停止させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の細長い材料の折れ曲がりを検出するた
めの装置の実施例の構成要素を分解して示す斜視図。
めの装置の実施例の構成要素を分解して示す斜視図。
【図2】材料の折れ曲がりのない状態におけるガイド部
材の位置を示す側面図。
材の位置を示す側面図。
【図3】材料の折れ曲がりが生じた場合のガイド部材の
位置を示す側面図。
位置を示す側面図。
60 支持板 61 ガイド部材 62 抑え部材 63 ボルト 64 リミットスイッチ 65 作動部
Claims (1)
- 【請求項1】 細長い材料を長手方向に移送する際に、
細長い材料の折れ曲がりを検出するための装置であっ
て、細長い材料を案内する底面(61b)を有し、該細
長い材料に対してほぼ直角な方向に該細長い材料に近づ
いたり離れたりするように摺動可能なガイド部材(6
1)と、該ガイド部材(61)を摺動可能に保持する保
持手段(60,62)と、前記ガイド部材(61)に備
えられていて前記底面(61b)と前記細長い材料との
間に所定の間隙を画成するように前記保持手段(60,
62)に係合して前記ガイド部材(61)の摺動を制限
する突出部(61f)と、前記ガイド部材(61)に備
えられていてリミットスイッチ(64)を作動させるた
めの板状部(61a)とを有し、前記細長い材料の折れ
曲がりが生じた場合に、この折れ曲がり部分が前記ガイ
ド部材(61)の底面(61b)に衝接して前記ガイド
部材(61)を前記保持手段(60,62)に対して摺
動させ、これによって前記板状部(61a)が前記リミ
ットスイッチ(64)を作動させるようになっているこ
とを特徴とする細長い材料の折れ曲がり検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1086292A JPH0725444B2 (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | 細長い材料の折れ曲がり検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1086292A JPH0725444B2 (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | 細長い材料の折れ曲がり検出装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61224297A Division JPS6382271A (ja) | 1986-09-22 | 1986-09-22 | 材料送り装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05186113A JPH05186113A (ja) | 1993-07-27 |
JPH0725444B2 true JPH0725444B2 (ja) | 1995-03-22 |
Family
ID=11762170
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1086292A Expired - Lifetime JPH0725444B2 (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | 細長い材料の折れ曲がり検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0725444B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105014735B (zh) * | 2015-07-31 | 2018-04-10 | 桐城市福润包装材料有限公司 | 一种标签纸模切机自动进料固定装置 |
CN114406055B (zh) * | 2022-01-24 | 2024-10-15 | 北京航天衡科技有限公司 | 一种保护罩生产用铝合金板材加工用滚圆机 |
CN114803653B (zh) * | 2022-04-20 | 2024-01-26 | 苏州考特茨工业纺织品有限公司 | 浸胶布弹力高效ccd快速检测装置 |
-
1992
- 1992-01-24 JP JP1086292A patent/JPH0725444B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05186113A (ja) | 1993-07-27 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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