JP2848893B2 - ディスクローディング機構 - Google Patents

ディスクローディング機構

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JP2848893B2 JP2018952A JP1895290A JP2848893B2 JP 2848893 B2 JP2848893 B2 JP 2848893B2 JP 2018952 A JP2018952 A JP 2018952A JP 1895290 A JP1895290 A JP 1895290A JP 2848893 B2 JP2848893 B2 JP 2848893B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、コンパクトディスクプレーヤなどのディス
クを使用する電気機器において、ディスクをターンテー
ブル上にローディングするためのディスクローディング
機構に係る。
[従来の技術] 近年、消費者ニーズが多様化し、コンパクトディスク
(以下、CDと呼ぶ)においては、既存の12cm規格のもの
に加えて、8cm規格のCDが製造され、普及している。こ
のため、CDプレーヤには、簡略化されな構成と優れた操
作性が必要とされると共に、大小2種類の寸法のCDに対
応できることが要求されている。
ところで、CDプレーヤにおいては、CDを自動的に搬送
し、ターンテーブル上に位置決めして設置するディスク
ローディング機構が存在している。しかしながら、従来
のディスクローディング機構は、12cmCDにしか対応でき
ない。そのため、8cmCDを上記のようなCDプレーヤで使
用する場合は専用のアダプタを使用して12cm規格に対応
させなければならず、操作性が極めて低下してしまっ
た。
そこで、本出願人は、先に、大小2種類以上の寸法の
CDを、従来のようにアダプタを使用することなく、搬送
するCDの寸法に合わせて自動的にターンテーブルに位置
決めし、設置することができるディスクローディング機
構を提案した。
このディスクローディング機構は第7図に示すように
ディスク寸法を判別する検出センサ群1、ソレノイド
2、ストッパアーム3、およびストッパアーム3の位置
規制を行う回動規制板4から構成されている。
この内、検出センサ群1は第8図に示すように一組の
発光素子1a及び受光素子1bを備えており、ディスク寸法
に対応するようにディスク搬送手段の手前側に配設され
ている。各検出センサはCDが検出センサ上を通過して受
光素子1bが発光素子1aからの光を遮蔽される際、検出モ
ードをとる。そして、検出センサ群1はこれら検出セン
サの検出モードをパターン感知することによってCDの寸
法を判別している。
また、ソレノイド2は回動規制板4に係合している。
そして、検出センサ群1が挿入されるCDを8cm規格であ
ると判別すると、ソレノイド2に通電が行われる。それ
に判い回動規制板4が係止され、ストッパアーム3が8c
mCD位置に保持される。一方、判別手段がCDを12cm規格
であると判別すると、ソレノイド2の通電が解除され
る。そのため、回動規制板4およびストッパアーム3の
係止が解除される。そして、CDの搬送力により、ストッ
パアーム3が移動していき、12cmCD位置にて規制され、
ストッパアーム3が12cmCD位置に保持される。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記にこのような従来技術において
は、次のような解決すべき課題が指摘されている。
即ち、判別手段となる検出センサ群やソレノイドなど
の各部材が高価であるため、生産コストが高騰してい
た。また、ディスクを電気的に検出する検出センサを多
数配設する必要があるため構成が複雑となり、且つ、消
費電力も増大してしまった。特に、上記のようなCDプレ
ーヤを車載用プレーヤとする場合、消費電力の増大は、
バッテリーがあがってしまうなど深刻な事態を招く恐れ
があった。
なお、以上のような課題はCDプレーヤに限られたこと
ではなく、音声及び映像が記録されたディスクにおいて
も複数も複数の寸法規格が製造されているため、これら
を再生するディスクプレーヤにおいても共通の課題とし
て存在していた。
本発明のディスクローディング機構は、上記のような
従来技術の持つ課題を解決するために提案されたもので
あり、その目的は簡単な構成によりディスク寸法に合わ
せて自動的にターンテーブルに位置決めでき、且つ、消
費電力及び生産コストを大幅に削減できるディスクコク
ローディン機構を提供することである。
[課題を解決するための手段] 以上のような課題を解決するために、本発明の特許請
求の範囲第1項記載のディスクローディング機構は、デ
ィスクをターンテーブル上にローディングする搬送手段
を有するディスクローディング機構において、ディスク
に当接して回動可能なセンサーリンクと、前記ディスク
に当接するストッパ部を有して回動自在に設けられたス
トッパアームと、前記センサーリンクと連動するよう回
動自在に設けられ、センサーリンクの回動位置により小
径ディスク位置にストッパアームのロック又はアンロッ
クを行うロック部材と、前記ストッパアームの回動を大
径ディスク位置に規制する大径ディスク規制手段とを備
えたことを特徴とする。
また、本発明の特許請求の範囲第2項記載のディスク
ローディング機構は、請求項1記載のロック部材に前記
大径ディスク規制手段を設けたことを特徴とする。
さらに、本発明の特許請求の範囲第3項記載のディス
ククローディング機構は、ディスクをターンテーブル上
にローディングする搬送手段を有するディスクローディ
ング機構において、前記ディスクに当接するストッパ部
を有して回動自在に設けられたストッパアームと、前記
ディスクの搬送により回動可能に設けられたロック部材
とを有し、前記ロック部材には、その回動位置により小
径ディスク位置に前記ストッパアームのロックを行うロ
ック手段、及び前記ストッパアームを大径ディスク位置
に規制する大径ディスク規制手段が備えられ、前記ロッ
ク手段によるロック及び前記大径ディスク規制手段によ
る規制は、前記ロック部材の回動により解除可能に設け
られ、前記ロック部材は、前記ロックの解除と連動して
前記ストッパアームが大径ディスク位置まで回動されあ
時に、前記ストッパアームを大径ディスク位置に規制す
るように回動可能に設けられれていることを特徴とす
る。
[作用] 以上のような構成を有する特許請求の範囲第1項記載
の本発明において、挿入されたディスクが小径ディスク
であって、そのエッジがセンサーリンクに当接しない場
合、センサーリンク及びロック部材は回動せず、ロック
部材によりストッパアームは小径ディスク位置にロック
された状態をとる。また、挿入された小径ディスクのエ
ッジがセンサーリンクに当接する場合、ディスクの搬送
力によりセンサーリンクが回動する。これに連動して、
ロック部材がアンロックする方向に回動し、ストッパア
ームは小径ディスク位置でのロック状態から解除され
る。しかし、小径ディスクによるセンサーリンクの回動
ストロークは小さいため、ロック部材を解除する手前で
ロック部材のアンロック方向への回動は停止する。従っ
てロック部材によりストッパアームは小径ディスク位置
にロックされた状態を維持する。以上のように、小径デ
ィスクが挿入された場合、ストッパアームのストッパ部
は小径ディスク位置に位置決めされる。この状態で搬送
手段によりディスクを搬送し、ストッパアームのストッ
パ部に当接させることで、小径ディスクをターンテーブ
ル上に設置できる。
一方、挿入されたディスクが大径ディスクの場合、デ
ィスクのエッジは必ずセンサーリンクに当接し、センサ
ーリンク及びロック部材はディスクの搬送力によって回
動する。その為、ロック部材がアンロックする方向に回
動し、ストッパアームでは小径ディスク位置でのロック
状態から解除される。そして、ディスクの搬送力により
ストッパアームのストッパ部が搬送方向に移動し、スト
ッパアームはロック部材による小径ディスク位置での規
制から免れる。従って、回動可能となったストッパアー
ムはストッパ部にディスクが当接したまま、ディスクの
搬送力によって回動を継続する。最後にストッパアーム
のストッパ部が大径ディスク位置に位置した時点で、大
径ディスク規制手段によってストッパアームの回動が規
制される。従って、大径ディスクをターンテーブル上方
に設置することができる。
特許請求の範囲第2項に記載の本発明によれば、ロッ
ク部材に大径ディスク規制手段が設けられているため、
ストッパアームのストッパ部が大径ディスク位置に位置
した時点で、ロック部材によってストッパアームの回動
を規制することができる。従って、同様の作用を簡略化
された構成により行うことが可能である。
また、特許請求の範囲第3項に記載の本発明によれ
ば、ストッパアームに設けられたストッパ部にディスク
が当接し、このディスクの搬送力によってロック部材が
回動される。そして、このロック部材が小径ディスク位
置まで回動されると、該ロック部材に設けられたロック
手段によって前記ストッパアームのロックを行う。な
お、挿入されたディスクが大径ディスクの場合、ディス
クの搬送力によってロック部材がさらに回動されたた
め、前記ロック手段によるロックが解除可能となり、こ
れに連動してロック部材が大径ディスク位置まで回動さ
れる。そしてこの位置に置いて、ストッパアームはロッ
ク部材に設けられた大径ディスク規制手段によって位置
規制される。
[実施例] 以上説明したような本発明のディスクローディング機
構の一実施例を図面に基づいて具体的に説明する。
第1図は本実施例を採用したCDプレーヤの構成を示す
平面図である。すなわち、ディスクが設置されるターン
テーブル5がCDプレーヤのほぼ中央に配置されている。
CDの搬入方向を機器の前方とする時、ターンテーブル5
後方(図中下側)にはディスクを駆動する駆動ローラ9
が配置されている。この駆動ローラ9の上方には第2図
に示すようにディスク上面に当接して搬送をガイドする
アッパーディスクガイド7が配設されている。さらに、
駆動ローラ9の左側前方には回動自在なセンサーリンク
15が設けられている。このセンサーリンク15は図中左方
に曲折するくの字形をしており、頂点部に支軸15aを有
している。この時、センサーリンク15の後方端部は駆動
ローラ9とディスク挿入口(図示せず)の間隙に位置し
ており、下方に突出するセンサーピン13を備えている。
一方、センサーリンク15の前方端部は下方に折れ曲って
爪15bを形成している。また、センサーリンク15は支軸1
5aに近接してセンサーリンクスプリング14が設置されて
おり、このセンサーリンクスプリング14によって時計回
転方向に付勢され、センサーピン13が常に搬送するCDの
エッジに当接するようになっている。
一方、ターンテーブル5の前方(図中上側)には、ス
テージプレート10が配設されている。このステージプレ
ート10の左右には、ストッパアーム6L,6Rがそれぞれに
設けられたギヤ6bで連結され、支軸6aを中心に左右対称
的に回動するようになっている。これらのストッパアー
ム6L,6Rは先端に当接部6cおよびストッパピン8L,8Rを備
えている。当接部6cは、その前部がステージプレート10
の前方壁面に当接し、後部が搬送するCDのエッジに当接
するようになっている。一方、ストッパピン8L,8RはCD
のエッジに当接するようになっている。また、ストッパ
アーム6Lの中央には下方に突出する係合ピン18が配置さ
れている。さらに、ストッパアーム6Rにはロックムスプ
リング12が付設されており、ストッパアーム6L,6Rが中
央にすぼまるように付勢されている。
ところで、ステージプレート10にはストッパアーム6L
に近接して回動自在なロックアーム11が配設されてい
る。このロックアーム11はパイプの側面に似た形状を有
する異形プレートから構成されており、パイプの吸口形
状に相当する部分が後方に位置するようになっている。
また、ロックアーム11の右側縁部には、その後部に支軸
11aを有する突部が設けられるとともに、中央部に後方
係止部19が設けられ、さらにこの後方係止部19につづい
てテーパ辺20が形成されている。そして、ロックアーム
121右側縁部の前方端部には切欠となる前方係止部21が
設けられている。この後方係止部19及び前方係止部21は
ストッパアーム6Lの係合ピン18と当接可能に設けられて
おり、テーパ辺20は係合ピン18が当接して通過するよう
に構成されている。なお、本実施例は本発明の特許請求
の範囲第2項に対応するものであり、前方係止部21が大
径ディスク規制手段に相当するものである。
また、ロックアーム11の後方端部にはセンサーリンク
15の爪15bに当接する爪11bを備えている。さらに、ロッ
クアーム11はロックアームスプリング12によってストッ
パアーム6Rと連結されており、支軸11aを中心に時計回
転方向に付勢されている。
また、ストッパアーム6Lの係合ピン18にロックアーム
11の後方係止部19が当接している場合、ストッパアーム
6Lの位置規制が行われる。したがって、ギヤ6bによって
連動するストッパアーム6Rもまた位置規制される。この
地点でのストッパピン8L,8Rの位置が8cmCD位置となる。
一方、ストッパアーム6L,6Rが前方に回動して当接部6
cがステージプレート10の前方壁面に当接する時、前方
から位置規制が行われる。と同時に、ストッパアーム6L
の係合ピン18にロックアームの11前方係止部21が当接し
てストッパアーム6Lの位置規制が行われる。したがっ
て、ギヤ6bによって連動するストッパアーム6Rもまた位
置規制される。この地点でのストッパピン8L,8Rの位置
が12cmCD位置となる。
なお、ストッパアーム6L、ロックアーム11及びセンサ
ーリンク15の上下方向における位置関係は、第3図に示
すように、上からセンサーリンク15、ロックアーム11及
びストッパアーム6Lの順に重なり合っており、各部材が
回動可能なように一定のクリアランスを有して配設され
ている。
以上のような構成を有する本実施例の作用は以下の通
りである。
8cmCDのローディング動作 本実施例のディスクローディング機構に8cmCD16を挿
入すると、挿入口手前側に配設されたモータ起動用セン
サ(図示せず)により、CDの挿入が検出される。これに
よってローディング開始指令が発せられ、駆動ローラ9
が回転を開始する。そして、ユーザーが、駆動ローラ9
とアッパーディスクガイド7によりCDが挟み込まれる位
置まで、8cmCD16を押込むと、駆動ローラ9の回転によ
って、8cmCD16は機構前方に吸い込まれる。
なお、挿入口の幅は、12cmCD17が多少のクリアランス
を持って挿入可能であるよう12cmよりやや広く設定され
ている。そのため、8cmCD16の挿入位置は挿入口に対し
て限定されることがなく、左右いずれかに偏ったり、中
央であっても構わない。
例えば、第4図(A)に示すように、8cmCDが16が、
挿入口の図中左側から挿入された場合、8cmCD16がセン
サーピン13に当接する。そして、8cmCD16が前進する
と、センサーリンク15が支軸15aを中心に時計方向に回
転する。
この時、第4図(B)に示すように、センサーリンク
15の爪15bがロックアーム11の爪部11bに当接してロック
アーム11が反時計方向に回転するよう押圧する。そし
て、ロックアーム11が反時計方向に回転すると、係合ピ
ン18が後方係止部19が離れ、ストッパアーム6Lのロック
が一旦解除状態になる。
しかし、さらに8cmCD16が前進すると、センサーリン
ク15はセンサーリンクスプリング14の弾性力が働き、8c
mCD16のエッジの左側後方に沿って反時計方向に回転す
る。従って、センサーリンク15の爪15bがロックアーム1
1の爪部11bさら離れる。そのため、ロックアーム11がロ
ックアームスプリング12の弾性力により時計方向に回転
して元の位置に復帰し、後方係止部19が再び係合ピン18
に当接してストッパアーム6Lの回動を規制する。つい
で、8cmCD16はストッパアーム6Lの当接部6cおよびスト
ッパピン8Lに当接する。このとき、ロックアーム11はス
トッパアーム6Lの回動を規制する状態にあるため、スト
ッパアーム6L、6Rは停止している。したがって、駆動ロ
ーラ9により搬入される8cmCD16は中央に寄り始める
(第4図(C)→(D))。
最後に、8cmCD16は、第4図(E)に示すように、ス
トッパツアーム6L、6Rによりほぼ中央に位置出しされ、
8cmCD16の中心は、ターンテーブル1の中心にほぼ一致
した状態にある。この時、任意の感知手段により、CDの
吸込みを完了し、次の動作へと移行する。
なお、8cmCD16が、挿入口中央付近或いは右側から挿
入される場合、8cmCD16の前方のエッジはセンサーピン1
3に当たらない。そのため、ロックアーム11は全く回動
することがなく、ストッパアーム6Lはロックアーム11に
よって回動が規制される状態に保持されている。そのた
め、ギヤ6bを介してストッパアーム6Rもロック状態にあ
る。
従って、駆動ローラ9に搬入される8cmCD16が、挿入
口の右側から挿入される場合は動作しないストッパアー
ム6Rの当接部6c及びストッパピン8Rに当接してガイドさ
れて、中央に寄り始める。一方、8cmCD6が挿入口の中央
付近から挿入された時はストッパピン8L、8Rに当接しつ
つそのまま駆動ローラ9によって搬入される。そして、
最終的に8cmCD16は第4図(E)に示すようにストッパ
アーム6L、6Rによりほぼ中央に位置出しされてCDの吸込
みを完了する。
12cmディスクのローディング動作 本実施例に12cmCD17を挿入した際にも8cmCDのローデ
ィング動作と同様、ローディング開始指令によって駆動
ローラ9が回転する。そして、12cmCD17を機構前方に搬
送し、12cmCD17のエッジがセンサーサーピン13に当接す
る。(第5図(A))。
この時、第5図(B)に示すように、センサーリンク
15は12cmCD17の左方エッジに沿って、時計方向に回動す
る。従って、係合ピン18が後方係止部19から離れ、スト
ッパアーム6Lの位置規制が解かれる。さらに12cmCD17の
搬送が進み、搬送方向と直交する直径部がセンサーピン
13を通過すると、12cmCD17のエッジが内方にーブするた
め、センサーリンクスプリング14の付勢力により、セン
サーリンク15は再び反時計方向に回動する。従って、ロ
ックアーム11はセンサーリンク15からの押圧力が解除さ
れ、ロックアームスプリング12の付勢力により、徐々に
時計方向に回動して元の位置に復帰しようとする。とこ
が、12cmCD17は搬送方向に対して8cmCD16よりも長いた
け、その分だけ、ロックアーム11の復帰タイイングは8c
mCD16と比べて遅くなる。この復帰タイミングの遅れた
間に12cmCD17の前方エッジがストッパアーム6L、6Rの当
接部6cおよびストッパピン8L、8Rに当接する。そのた
め、ロックアーム11の後方係止部19に係合ピン18が当接
してストッパアーム6Lの位置規制が行われる以前に、12
cmCD17の搬送力によりストッパアーム6L、6Rが前方に回
動する。従って、ロックアーム11が時計方向に回動して
ストッパアーム6Lに当接しても、係合ピン18は後方係止
部19にではなく、テーパ辺20の後端部に位置する。その
結果、ストッパアーム6L、6Rの位置規制を行われず、ス
トッパアーム6L、6Rは移動可能状態となり、12cmCD17の
搬送力がストッパアーム6L、6Rに伝達され、係合ピン18
がテーパ辺20を通過しつつ、ストッパアーム6L、6Rは前
方に回動する。(第5図(C)→(D))。
さらに12cmCD17の搬送が進むと、最終的に、第5図
(E)に示すように、係合ピン18が前方係止部21に係止
し、ストッパアーム6L、6Rの位置規制が行われる。この
時点を12cmCD17の吸込み完了状態とし、任意の感知手段
により、次の動作へと移行する。
ディスクアンローディング動作 ところで、ディスクのアンローディング動作は、ヲー
ディング動作が完了した状態で駆動ローラ2を逆転させ
ることにより行う。すなわち、ユーザーによりイジェク
ト指令が発せられると、所定のイジェクト動作に対応し
たメカニズムモードに移り、駆動ローラ2がローディン
グ動作時と逆方向に回転する。
例えば、12cmディスク17のアンローディング動作にお
いては、まず、第6図(A)、(B)に示すように、12
cmディスク17のエッジがセンサーピン13の前方内側から
当接し、センサーリンク15が時計方向に回動する。次
に、センサーリンク15が所定の回転角に達すると、ロー
ディング時と同様に、センサーリンク15の爪15bがロッ
クアーム1の爪11bを押圧する。この時、ロックアーム1
1は反時計方向に回動し、前方係止部21から係合ピン18
が外れる。そして、ストッパアーム6Lはロックアームス
プリング12の付勢力により内側方向に移動し、ギヤ6bに
よって連結されたストッパアーム6Rもまた内側方向に移
動する。従って、ストッパアーム6L,6Rは初期位置に復
帰する(第6図(C)→(D))。
そして、第6図(D)に示すように、12cmディスク17
のアンローディング動作が完了する手前でセンサーリン
ク15の爪15bがロックアーム11の爪11bから離れて、セン
サーリンク15によるロックアーム11の回動規制がなくな
る。従って、ロックアーム11もロックアームスプリング
12の付勢力により初期状態に復帰することができる。
従って、本実施例は、12cmディスク17のアンローディ
ング動作が完了した際、ストッパアーム6L、6Rおよびロ
ックアーム11か初期位置に復帰し、8cmCD16および12mcm
CD17のローディングに対して常に同じ状態で備えること
が可能である。
以上のように、本実施例によれば、専用アダプタを使
用することなく、センサーリンク15という機械的な判別
手段により、12cmCD及び8cmCDを自動的にターンテーブ
ル1に位置決めできる。従ってディスク判別に判う消費
電力が不用であるため、経済的に有利である。
しかも、ストッパアーム6L、6Rの12cmCD対応位置の保
持部材が、8cmCD対応時に使用するロックアーム11と兼
用されているため、生産コストが安価となる。さらに、
ローディング時の構成部材が、12cmCDのイジェクト時
に、ストッパアーム6L、6Rの復帰を行って、初期状態に
戻すリセット機構を兼ね備えているため、機構の簡略化
及び部材点数の大幅な削減が実現可能である。
なお、本発明のディスクローディング機構は以上のよ
うな一実施例に限定されるものではなく、請求の範囲第
1項に記載したように、ロック部材と大径ディスク規制
手段を別部材として配設しても良い。また、センサーリ
ンクおよびストッパアームなどの角部材の形状や寸法は
適宜変更可能である。また、ロックアームに12cmCD位置
を規制する係止部を設置するのではなく、ストッパアー
ムをステージプレートの壁面に当接させることによって
12cmCD位置を規制しても良い。さらに本発明はCDプレー
ヤに限定されるものではなく、大小2種類以上のディス
クを使用するディスクプレーヤ一般に広く適用可能であ
る。
[発明の効果] 以上述べたように、本発明によれば、機械的な判別手
段によって、小径ディスク専用のアダプタを使用するこ
となく、ディスクの寸法に応じて、複数の規格のディス
クを自動的にターンテーブルに位置決めでき、且つ、デ
ィスクの判別を機械的に行うため、消費電力が節約で
き、しかも、構成が極めて単純であるた、部材点数が削
減でき、生産コストが安価で済み、経済的に有利である
ディスクローディング機構を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例の平面図、第2図及び第3図は本実施
例の要部側面図、第4図(A)〜(E)は8cmディスク
のローディングモードを示す平面図、第5図(A)〜
(E)は12cmディスクのローディングモードを示す平面
図、第6図(A)〜(E)は12cmディスクのイジェクト
モードを示す平面図、第7図及び第8図は従来例の平面
図及び要部側面図である。 1……検出センサ群、2……駆動ローラ、3……ストッ
パアーム、4……回動規制板、5……ターンテーブル、
6L,6R……ストッパアーム、7……アッパーディスクガ
イド、8L,8R……ストッパピン、9……駆動ローラ、10
……ステージプレート、11……ロックアーム、12……ロ
ックアームスプリング、13……センサーピン、14……セ
ンサーリンクスプリング、15……センサーリンク、16…
…8cmCD、17……12cmCD、18……係合ピン、19……後方
係止部、20……テーパ辺、21……前方係止部。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスクをターンテーブル上にローディン
    グする搬送手段を有するディスクローディング機構にお
    いて、 ディスクに当接して回動可能なセンサーリンクと、 前記ディスクに当接するストッパ部を有して回動自在に
    設けられたストッパアームと、 前記センサーリンクと連動するよう回動自在に設けら
    れ、センサーリンクの回動位置により小径ディスク位置
    にストッパアームのロック又はアンロックを行うロック
    部材と、 前記ストッパアームの回動を大径ディスク位置に規制す
    る大径ディスク規制手段と、 を備えたことを特徴とするディスクローディング機構。
  2. 【請求項2】前記ロック部材に前記大径ディスク規制手
    段を設けたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    のディスクローディング機構。
  3. 【請求項3】ディスクをターンテーブル上にローディン
    グする搬送手段を有するディスクローディング機構にお
    いて、 前記ディスクに当接するストッパ部を有して回動自在に
    設けられたストッパアームと、 前記ディスクの搬送により回動可能に設けられたロック
    部材とを有し、 前記ロック部材には、その回動位置により小径ディスク
    位置に前記ストッパアームのロックを行うロック手段、
    及び前記ストッパアームを大径ディスク位置に規制する
    大径ディスク規制手段が備えられ、 前記ロック手段によるロック及び前記大径ディスク規制
    手段による規制は、前記ロック部材の回動により解除可
    能に設けられ、 前記ロック部材は、前記ロックの解除と連動して前記ス
    トッパアームが大径ディスク位置まで回動された時に、
    前記ストッパアームを大径ディスク位置に規制するよう
    に回動可能に設けられていること、 を特徴とするディスクローディング機構。
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