JPH0344429Y2 - - Google Patents

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JPH0344429Y2
JPH0344429Y2 JP1983149705U JP14970583U JPH0344429Y2 JP H0344429 Y2 JPH0344429 Y2 JP H0344429Y2 JP 1983149705 U JP1983149705 U JP 1983149705U JP 14970583 U JP14970583 U JP 14970583U JP H0344429 Y2 JPH0344429 Y2 JP H0344429Y2
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JP
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capacitor
unit
machining
wire
charging
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JP1983149705U
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Priority to EP84306285A priority patent/EP0137751B1/en
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、コンデンサの充放電を利用して被加
工体の加工を行なうワイヤカツト放電加工等放電
加工用の電源装置に関する。
コンデンサの充放電を利用する電源回路を用い
たワイヤカツト放電加工等の放電加工装置におい
ては、コンデンサの放電回路の自己インダクタン
ス値をできるだけ小にすることが加工速度の増大
につながるものとして、例えば特開昭56−119316
号公報に示すように同軸ケーブルや平状または輪
状編組銅線あるいは可撓性印刷配線板を用いて放
電回路のインダクタンス値を減ずるために夫々工
夫がなされている。又特開昭57−1617号公報には
相互に絶縁されて積層された3枚以上の偏平型電
線から成り、この偏平型電線が隔枚毎の2組に分
けられて各組毎にそれらの両端部において電気的
に共通接続されているものが開示されている。し
かして、この特開昭57−1617号公報記載発明は、
隣接する偏平型電線に逆向きの電流が流れるよう
に構成し、電流によつて生じる磁束を相殺させる
ことにより放電回路のインダクタンスを低減させ
るのであるが、積層体の両端に位置する各偏平型
電線に関しては、隣接する電線が片側にしか存在
しないため、電流によつて生じる磁束を相殺させ
ることができず、磁束の相殺によるインダクタン
ス低減効果が充分でなく、又、偏平型電線を積層
する構成では、通電により発生する熱の放熱作用
が悪く温度上昇によりインピーダンスが増加する
欠点があつた。
本考案は、上述した従来技術の欠点を解消し、
磁束の相殺によるインダクタンス低減効果に優
れ、又、放熱作用にも優れた電源装置の提供を目
的として提案されるものであり、絶縁被覆を有す
る単位導線の多数本を互いに平行且つ該単位導線
の軸線と直交する断面が閉曲線形状を形成するよ
うに集合して成る集合体から成り、該集合体の多
数本の単位導線を一本おき毎の二組に分け、各組
に属する複数本の単位導線を該単位導線の両端部
に於て結束した各結束端を接続端とするリード線
によつて加工用充放電コンデンサの両端子を夫々
電極と被加工体に接続するようにしたことを特徴
とするものである。
以下、図面に基づき本考案を具体的に説明す
る。
第1図はこの考案に係る装置の実施例概略構成
図、第2図は平行集合体の構成説明用線図、第3
図は単位導線の集合体の断面図である。ベツト1
に設けたコラム2にはワイヤ電極3を支持する上
アーム4と下アーム5とが出ている。上アーム4
の先端部にはヘツド6を上下に移動することがで
きるように支持し、このヘツド6の下部にはブロ
ツク7が図示していない数値制御装置で水平面上
を互いに直角なX,Y方向に駆動されるように支
持される。被加工体8はテーブル9に固定した台
10にクランププレート11により固定する。そ
してこのテーブル9はベツト1に支持されていて
図示しない数値制御装置によつて水平面上を互い
に直角なX,Y方向に移動するようになつてい
る。ワイヤ電極3は送りだしドラム13よりガイ
ドローラ14を経て、ワイヤ電極3に所定の張力
を与えるためにブレーキ制御を加えるピンチロー
ラ15とブレーキローラ16とで挟まれる。それ
からガイドローラ17を経て方向を変換し、通電
ピン18に接してサフアイア等の船形のガイド又
は、ダイスガイド19を経て被加工体8と対向す
る。通電ピン18と被加工体8との間に直流電源
20により充電される加工用充放電コンデンサの
放電による加工電圧が印加され、加工液21の噴
射のもとで加工が行われる。加工によつて凹凸を
生じた使用済みのワイヤ電極3は他方の船形のガ
イド又はダイスガイド22と複数のガイドローラ
23,24と、ガイドローラ23,24との間に
設けた、ワイヤ電極3の更新駆動用ピンチローラ
25とキヤプスタン26とに挟まれた部分を経て
巻取りドラム27に巻かれるのである。テーブル
9に接近した位置に設置したコンデンサ設置部2
8の上で、加工間隙に最も近い位置に加工用充放
電コンデンサ29を設置する。しかしてこの加工
用充放電コンデンサ29の両端子30,31と通
電ピン18に連係する端子32と被加工体8に連
係する端子33との間はリード線34,35で接
続する。このリード線34,35は多数の単位導
線の集合体によつて一体に構成され、リード線3
4,35を一体に構成するリード線36は、第2
図に於けるA−A矢視断面を第4図に示したよう
に芯線Aと絶縁被覆Bとからなる単位導線Cの多
数本から成り、この多数本の単位導線を第3図に
示すように互いに平行に且つ該単位導線の軸線と
直行する断面が環状等の閉曲線形状を形成するよ
うに集合し、多数本の単位導線を一本おき毎に、
リード線34に属する34a,34b,34c…
…の組と、リード線35に属する35a,35
b,35c……の組との二組に分け、各組に属す
る複数本の単位導線を該単位導線の両端部に於て
結束した各結束端を接続端として、コンデンサ2
9の両端子30と31及び電極への通電端子32
と被加工体への通電端子33に接続されるもので
ある。一方加工用充放電コンデンサ29の端子3
0,31に接続した同軸ケーブル37は加工用充
放電コンデンサ29を間歇的な電圧パルスで充電
するため、直流電源20及びオン、オフスイツチ
ング素子38からなる電圧パルス電源と接続す
る。この実施例ではオン、オフスイツチング素子
38を制御回路39で制御し、電源20より抵抗
40を介して充放電コンデンサ29に間歇的な充
電電圧を加え、充放電コンデンサ29の両端子3
0,31はリード線34,35を介してワイヤ電
極3に接する通電ピン18に連係する端子32と
被加工体8に連係する端子33とに接続する。し
かして、夫々複数の単位導線からなる二組のリー
ド線34と35に属する各単位導線を交互に平行
に隣接させて一体にまとめたリード線36の断面
形状が第3図のように環状等の閉曲線状に形成さ
れることにより、例えばリード線35に属する単
位導線35aが、リード線35とは逆向きに電流
の流れるリード線34に属する単位導線34aと
34bによつて両側から挟まれているように、全
ての各単位導線が、該単位導線と逆向きに電流の
流れる単位導線によつて両側から挟まれることに
なるため、全ての単位導線を流れる電流によつて
生じる磁束に対して、これを打消す向きの磁束が
生じ、結果的に全ての単位導線を流れる電流によ
つて生じる磁束が相殺されることにより放電回路
のインダクタンスが減少せしめられる。又、本考
案のリード線36は、中が空銅の管状であるため
放熱作用が優れており、温度上昇によるインピー
ダンスの増加を防止することができる。
このように本考案によれば、全ての単位導線を
流れる電流により生じる磁束を相殺させてインダ
クタンスを低減することができると共に、リード
線の温度上昇によるインピーダンスの増加を防止
することができるため、放電時間が短く放電ピー
ク電流の大きい加工パルスを加工間隙に供給して
加工面粗さの小さい加工を高速度に行なうことが
でき、又、ワイヤカツト放電加工に於ては、異常
放電の発生が防止されることによりワイヤ電極の
断線を防止する効果も奏する。
尚、コンデンサの放電回路のインダクタンスと
インピーダンスを低減するためには、本考案のリ
ード線36を用いると共に、コンデンサを加工間
隙の近傍に設けてリード線の必要長さを短くする
ことが望ましく、テーブル9の側部や前部や、上
部、或いはヘツド6や上アーム4の内部等加工間
隙に常時近い位置にコンデンサを設置することが
推奨される。
又、本考案は、上述した実施例の他、各部に各
種の変更を加えた実施が可能であり、例えば、リ
ード線36の断面形状は第3図のような円形の
他、楕円径や角部に丸みをもたせた矩形状等の閉
曲線形状であれば良く、また上記コンデンサ29
は複数個のものを並設して置いて、その内から切
換選択により1個又は数個若しくは全部が使用さ
れる構成となることが少なくないが、かかる場合
のリード線36の前記コンデンサ端子側の接続端
の構成としては、リード線34と35の各組に属
する各単位導線の内の各コンデンサの端子の近傍
に位置する複数本の単位導線を結束して該端子に
接続すれば良い。またワイヤ電極3に対する通電
ピン18は通常被加工体8の両端に(必要に応じ
て加工済ワイヤ電極に通電する側を通電ローラと
して)設けられるから、かかる場合には端子32
に接続されるリード線34の接続端は2分される
ものであり、またスイツチング素子38の出力端
(該出力端部分までは通常電源装置等の筐体内に
設けられる。)とコンデンサ端子間のリード線は
必ずしも同軸ケーブル37である必要はなく、ま
たコンデンサ29の充電電源はスイツチング素子
38のない直流電源であつてもよく本考案はかか
る場合にも有用なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の概略構成図、第2図はこの
考案の要部を拡大して詳細に示した図、第3図は
本考案に係るリード線の一実施例を示す断面図、
第4図は第2図は於けるA−A矢視断面図であ
る。 3はワイヤ電極、8は被加工体、20は直流電
源、21は加工液、28はコンデンサ設置部、2
9は加工用充放電コンデンサ、34,35はリー
ド線、34a,b,c……,35a,b,c……
は単位導線、36はリード線、38はオン、オフ
スイツチング素子。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 加工用充放電コンデンサと、該コンデンサを
    充電する直流電源と、該コンデンサの両端子を
    夫々電極と被加工体に接続するリード線とを備
    えて成る放電加工用電源装置に於て、前記リー
    ド線が、絶縁被覆を有する単位導線の多数本を
    互いに平行に且つ該単位導線の軸線と直交する
    断面が閉曲線形状を形成するように集合して成
    る集合体から成り、該集合体の多数本の単位導
    線を一本おき毎の二組分け、各組に属する複数
    本の単位導線を該単位導線の両端部に於て結束
    した各結束端を接続端とするものであることを
    特徴とする放電加工用電源装置。 (2) 加工用充放電コンデンサが、複数のコンデン
    サの集合から成り、前記リード線のコンデンサ
    端子側の接続端が、各コンデンサの端子の近傍
    に位置する前記各組に属する複数本の単位導線
    を結束した各結束端であることを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の放電加工用
    電源装置。
JP14970583U 1983-09-14 1983-09-29 放電加工用電源装置 Granted JPS6061125U (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14970583U JPS6061125U (ja) 1983-09-29 1983-09-29 放電加工用電源装置
US06/650,104 US4661674A (en) 1983-09-14 1984-09-13 Minimum-impedance conductor assembly for EDM
EP84306285A EP0137751B1 (en) 1983-09-14 1984-09-14 Electrical discharge machining circuit arrangements
DE8484306285T DE3468184D1 (en) 1983-09-14 1984-09-14 Electrical discharge machining circuit arrangements
DE198484306285T DE137751T1 (de) 1983-09-14 1984-09-14 Schaltungs-anordnungen fuer elektro-erosive bearbeitung.

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14970583U JPS6061125U (ja) 1983-09-29 1983-09-29 放電加工用電源装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6061125U JPS6061125U (ja) 1985-04-27
JPH0344429Y2 true JPH0344429Y2 (ja) 1991-09-18

Family

ID=30332242

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14970583U Granted JPS6061125U (ja) 1983-09-14 1983-09-29 放電加工用電源装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6061125U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS571617A (en) * 1980-06-06 1982-01-06 Makino Milling Mach Co Ltd Discharge processing device

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS571617A (en) * 1980-06-06 1982-01-06 Makino Milling Mach Co Ltd Discharge processing device

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6061125U (ja) 1985-04-27

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