JPH0344387A - N―(1h―テトラゾール―5―イル)―1,6―ジヒドロ―6―オキソ―2―フェノキシアルキルチオ―5―ピリミジンカルボキシアミド類 - Google Patents

N―(1h―テトラゾール―5―イル)―1,6―ジヒドロ―6―オキソ―2―フェノキシアルキルチオ―5―ピリミジンカルボキシアミド類

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JPH0344387A
JPH0344387A JP18157589A JP18157589A JPH0344387A JP H0344387 A JPH0344387 A JP H0344387A JP 18157589 A JP18157589 A JP 18157589A JP 18157589 A JP18157589 A JP 18157589A JP H0344387 A JPH0344387 A JP H0344387A
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JP
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oxo
dihydro
phenoxyalkylthio
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JP18157589A
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Inventor
Koji Kosegi
小瀬木 幸司
Hiroshi Shimamura
浩 嶋村
Yasuhiro Ishizuka
石塚 泰博
Toshiaki Kamisaki
上崎 利昭
Hideya Yaginuma
柳沼 英哉
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Morishita Pharmaceuticals Co Ltd
Original Assignee
Morishita Pharmaceuticals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、消化性潰瘍治療剤として有用な新規のN−(
IH−テトラゾール−5−イル)−1゜6−シヒドロー
6−オキソー2−フェノキシアルキルチオ−5−ピリミ
ジンカルボキシアミド類及び薬理学的に許容されるその
塩に関するものである。
〔従来の技術〕
抗潰瘍作用を有する5−ピリミジン化合物については、
特開昭60−100559号公報、特開昭61−853
84号公報 、特開昭61−205276号公報、特開
昭62267229号公報等に記載された化合物が知ら
れている。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明者らは、抗潰瘍作用を有するピリミジン化合物を
開発することを目的とし、これらピリミジン環に着目し
て5−ピリミジンカルボン酸誘導体の台底とその薬理作
用について鋭意検討を行なった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、上記!iBを解決すべく研究した結果、
N−(IH−テトラゾール−5−イル)−1,6−シヒ
ドロー6−オキソー2−フェノキシアルキルチオ−5−
ピリミジンカルボキシアミド類及び薬理学的に許容され
るその塩に抗潰瘍作用があることを見出し、本発明を完
成するに至った。
すなわち本発明は、一般式(1) (式中、R1とR−は同−又は相異なって、水素原子、
低級アルコキシ基、低級アルキルチオ基、低級アルキル
基、低級アルコキシカルボニル基、ハロゲン原子、ジ低
級アルキルアミノ基、低級アシルアミノ基、ヒドロキシ
基、低級アシル基又はニトロ基を示し、Rは水素原子又
はエチル基を示す、また、nは2〜6の整数を示す、)
で表わされるN−(LH−テトラゾール−5−イル)−
1゜6−シヒドロー6−オキソー2−フェノキシアルキ
ルチオ−5−ピリ壽ジンカルボキシアミド類及び薬理学
的に許容されるその塩に間するものである。
上記一般式(1)において、R1とRzは低級アルコキ
シ基として、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、1−メ
チルエトキシ、ブトキシ、1=メチルプロポキシ、2−
メチルプロポキシ、1.1−ジメチルエトキシ又はペン
チルオキシが例示でき、低級アルキル基としては、メチ
ル、エチル、プロピル、1−メチルエチル、ブチル、l
−メチルプロピル、2−メチルプロピル又は1.1−ジ
メチルエチル基が例示でき、ハロゲン原子としては、弗
素、塩素、臭素又は沃素が例示でき、低級アルコキシカ
ルボニル基としては、メトキシカルボニル基、エトキシ
カルボニル基、又はプロポキシカルボニル基が例示でき
、ジ低級アルキルアミノ基としては、ジメチルアミノ又
はジエチルアミノが例示でき、アシルアミノ基としては
アセチルアミノ又はプロピオニルアミノ、アシル基とし
てはアセチル、プロピオニル又はブチリルを例示でき、
低級アルキルチオ基としては、メチルチオ、エチルチオ
、プロピルチオ、1−メチルエチルチオ、ブウチルチオ
、2−メチルプロピルチオ、ペンチルチオ、ヘキシルチ
オ、ヘプチルチオ又は(2,3,4,5−テトラヒドロ
フラン−2−イル)メチルチオが例示できる。
本発明化合物は文献未記載の新規化合物であり、抗a傷
薬として有用である。
次に本発明化合物の製造法について説明する。
本発明化合物は、下記反応式で示す方法により製造する
ことができる。
(式中、R1とR2及びRは前記と同じ意義を示す、) N−(LH−テトラゾール−5−イル)−1゜6−シヒ
ドロー6−オキソー2−フェノキシアルキルチオ−5−
ピリミジンカルボキシアミド類(1)は脱水剤の存在下
、対応する1、6−シヒドロー6−オキソー2−フェノ
キシアルキルチオ−5−ピリミジンカルボン酸1(n)
と5−アミノ−IH−テトラゾールを反応させることに
より、台底することができる。
脱水剤としては、通常N、 N’  −ジイミダゾール
が使用されるが、チオニルクロリドとイミダゾールを反
応させ用時調整されるN、 N’  −ジイミダゾール
を用いることもできる。また、使用される溶媒はテトラ
ヒドロフラン(THF)やジメチルホルムアミド(DM
F)等の有l!溶媒を挙げることができる6反応温度は
、室温〜100’Cであり、反応時間は1〜24時間で
あるが、50°C〜60℃で約1時間加熱することによ
り反応は円滑に進行する。
次に、化合物(1)に水酸化ナトリウム、炭酸水素ナト
リウム、炭酸ナトリウム、水酸化カリウム又は炭酸カリ
ウム等の無機アルカリ、トリスエタノールアミン、トリ
スヒドロキシメチルアミノメタン等の有機アミン類を作
用させ、化合物(1)の金属塩又は有機アミン塩に導く
ことができる。
次に本発明を実施例を挙げて説明するが、本発明はこれ
らの実施例に限定されるものではない。
〔実施例1〕 DMF(10d)に2−(3−フェノキシプロピルチオ
)−1,6−シヒドロー6−オキソー5−ピリミジンカ
ルボン酸(1,23g、0.004aol)を溶解し、
N、 N’ −シイ≧ダゾール(1,30g、0.00
8aol)を加えて室温で2時間攪拌した0、次に、こ
の溶液に5−アミノ−IH−テトラゾール(0,41g
、0.048aol)を加えた後、室温でさらに5時間
撹拌した0反応終了後、減圧下、溶媒を留去した。得ら
れた残渣をメタノール(50m)を加え、さらニIOX
塩酸rpH4,oとした後、1時間攪拌した。析出した
結晶を濾取し、メタノールで洗浄した後、DMFと水の
混液から再結晶した6得られた結晶を水(10hlりに
加え、撹拌しながら、80℃で1時間加熱後、結晶を濾
取、乾燥することによりN−(1)1−テトラゾール−
5−イル) −1,6−シヒドロー6−オキソー2−(
3−フェノキシプロピルチオ)−5−ビリミジンカルボ
キシアミド(1,1g)を得た。
融点:265〜267°C I Rv −gtcts −’ : 3210.310
0 (N −H) 、1700 。
1650(C−0) Ma s s  m、/z  :313 (M’ )。
N M R(DMSO−dり  δ: 2.11 (2
H,m、 5CHzCHzCHzO) 。
3、37 (211,t、 J−7Hz 、 5CLL
) 、 4.06 (2FI、 t、 J−7Hz、 
0CLL) 。
6.84(3H,m、benzene−H)、7.07
(2H,a、benzene−H)+8、67 (LH
,s、 pyrisidtne−H) 、 12.40
 (IH,s、 NH) 、 10.00〜13.0O
(LH,brs、NH)。
元素分析(C+ s H+ s N 70)S)理論値
(%)  : C,48,25;I+、4.05;N、
26.26実測値(%)  : C,48,41;H,
4,11;N、26.13実施例1と同様な方法により
、表1に記載した実施例2〜29の化合物を得た。
表 実施例No。
1 t 融点(°C) 1 1 −CI −CI −CI −CI −01 −01 −CI 2−CH。
2−CH) −CHff 3−C1+! 254−256 251−253 259−261 248−250 258−260 239−241 235−237 227−229 253−255 247−249 250−252 243−245 257−259 3−CIlff 4−CH。
4−CI。
−CH3 3−CH2CH2 2−CH。
2−CI(。
2−OCI+! −0CR3 3−OCI(。
−0CRs 3−OCHzCHi 3−OCT。
2−OCR(CH3)CII5 −0R H3260−262 )[2240−242 H3269−271 H4262−264 H3263−265 5−cH,3237−239 5−CII  4  245−247 )+    3  244−246 H3255−257 H4257−259 H3247−249 H3233−235 5−OCI(33245−247 H3249−251 H4260−262 試験例i (塩酸−エタノールによる急性胃粘膜損傷)24時間絶
食したSD系雄性ラット(体重160〜250g)  
1群6匹に被験化合物は0.5%カルポキジメチルセル
ロース溶液の懸濁液として30mg/kgを経口投与し
、30分後に塩酸−エタノール(60%エタノール中1
505Mの塩酸を含む)を体重100g当り1.h+を
経口投与して胃粘膜損傷を引き起こした。1時間後に頚
椎脱臼によりラットを致死させ、胃を摘出し1%ホルマ
リンIf)+1を胃内に注入し、さらに同液中に10分
間浸し固定した後、大弯に沿って切開し解剖顕微鏡下(
10倍率)で腺胃部に発生している損傷の長さを測定し
、1匹当りの総和を潰瘍係数とした。
対照群には前記溶媒(0,5%カルボキシメチルセルロ
ース水溶液)のみを投与した。
潰瘍形成に対する抑制率は次式により算出した。
−8 抑制率−xlOO(%) A:対照群の潰瘍係数 B:被検化合物投与群の潰瘍係数 その結果を第2表に示した。実施例N023の化合物は
胃損傷を強く抑制している。
第 表 実施例No。
抑 制 率(%) 9       60.0 10       50.0 11       63.0 12       59.0 22       69.0 23       75.0 27       67.0 実験例2 (胃液分泌抑制作用) 雄性SDラット購入後、体重160〜250gの健常な
ものを選び実験に使用した。被験化合物は0.5%カル
ボキシメチルセルロース た.ラットを1群5匹とし、24時間絶食後エーテル軽
麻酔下に開腹し、シエイらの方法(Shay H。
et al.、Gastroenterology(e
d by Bockus  H.L.1420、(19
63)Saundars Co.、Phtladsrp
hia,London)に従って幽門部を結紮した.n
部を縫合し4時間放置後、エーテルで致死せしめ、胃を
摘出し貯留している胃液を採取した.採取した胃液を3
000rp国、15分間遠心分離し、胃液量を測定した
後酸排出量を自動滴定装置(PHM84.ABu 80
,TTT80,Radiose ter  社製)を用
いてO. IN−NaOHで滴定した.被検化合物は1
00mg/kgの投与量で幽門結紮直後に十二指腸内に
投与した。対照群には上記溶媒のみを投与した。
胃液分泌及び胃酸分泌に対する抑制率は、次式により算
出した。
−B 抑制率−      X100 (%)A:対照群の胃
液分泌量又は酸排出量 B:被検化合物投与群の胃液分泌量又は酸排出量その結
果を第3表に示したが、実施例No.5。
12の化合物は、抗胃酸分泌作用を強く有していること
を見出した。
第 表 実施例No。
抗胃酸分泌作用 抑制率(%) 37、 0 50、 0 46、 0 4 1、 0 5 1、 0 47、 O 〔発明の効果〕 一般式(1)で表わされる化合物は、胃粘膜保護作用、
胃酸分泌抑制作用による抗潰瘍作用を有することが明ら
かとなった。
すなわち、本発明によれば、攻撃因子の抑制作用と防御
因子の増強作用を併せ持つ抗alX薬を提供できる

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 (式中、R^1とR^2は同一又は相異なって、水素原
    子、低級アルコキシ基、低級アルキルチオ基、低級アル
    キル基、低級アルコキシカルボニル基、ハロゲン原子、
    ジ低級アルキルアミノ基、低級アシルアミノ基、ヒドロ
    キシ基、低級アシル基又はニトロ基を示し、Rは水素原
    子又はエチル基を示す。また、nは2〜6の整数を示す
    。)で表わされるN−(1H−テトラゾール−5−イル
    )−1,6−ジヒドロ−6−オキソ−2−フェノキシア
    ルキルチオ−5−ピリミジンカルボキシアミド類及び薬
    理学的に許容されるその塩
JP18157589A 1989-07-12 1989-07-12 N―(1h―テトラゾール―5―イル)―1,6―ジヒドロ―6―オキソ―2―フェノキシアルキルチオ―5―ピリミジンカルボキシアミド類 Pending JPH0344387A (ja)

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