JPH0343935B2 - - Google Patents
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- JPH0343935B2 JPH0343935B2 JP60287896A JP28789685A JPH0343935B2 JP H0343935 B2 JPH0343935 B2 JP H0343935B2 JP 60287896 A JP60287896 A JP 60287896A JP 28789685 A JP28789685 A JP 28789685A JP H0343935 B2 JPH0343935 B2 JP H0343935B2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K1/00—Soldering, e.g. brazing, or unsoldering
- B23K1/012—Soldering with the use of hot gas
- B23K1/015—Vapour-condensation soldering
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
- H05K3/34—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
- H05K3/3489—Composition of fluxes; Methods of application thereof; Other methods of activating the contact surfaces
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、ベーパーリフロー式はんだ付け装置
に係り、プリント配線板、特に4方向に平面的に
電極端子を取り出した、いわゆるフラツトパツク
の素子、抵抗、コンデンサ等の半導体チツプ部品
を用いた高密度実装プリント配線板のはんだ付け
に好適なベーパーリフロー式はんだ付け装置に関
するものである。
に係り、プリント配線板、特に4方向に平面的に
電極端子を取り出した、いわゆるフラツトパツク
の素子、抵抗、コンデンサ等の半導体チツプ部品
を用いた高密度実装プリント配線板のはんだ付け
に好適なベーパーリフロー式はんだ付け装置に関
するものである。
[従来の技術]
近年、プリント配線板への電子部品の高密度実
装がますます進んでいるが、プリント配線板へ半
導体チツプなど電子部品を装着するはんだ付け作
業はラインの最終工程に当たるため、はんだ付け
の良否が電子部品性能を左右することから、はん
だ付け技術はラインの中でももつとも重要技術と
みられるに至つた。
装がますます進んでいるが、プリント配線板へ半
導体チツプなど電子部品を装着するはんだ付け作
業はラインの最終工程に当たるため、はんだ付け
の良否が電子部品性能を左右することから、はん
だ付け技術はラインの中でももつとも重要技術と
みられるに至つた。
最近では、はんだ付け作業を行う炉内の温度分
布の均一性を高め、かつ電子部品に対する有害な
過熱を避ける必要性から、対空気比重の大きい蒸
気を熱媒体として用い、その凝縮潜熱を利用して
被処理物を過熱するベーパーリフロー(蒸気再溶
融)式はんだ付け装置が注目されている。
布の均一性を高め、かつ電子部品に対する有害な
過熱を避ける必要性から、対空気比重の大きい蒸
気を熱媒体として用い、その凝縮潜熱を利用して
被処理物を過熱するベーパーリフロー(蒸気再溶
融)式はんだ付け装置が注目されている。
この装置は、例えば特開昭60−106502号公報に
記載されているように、プリント配線板のはんだ
パターン上に電子部品を搭載し、このプリント配
線板を前述のように対空気比重の大きい熱媒体の
飽和蒸気中に通すことによつてはんだを加熱溶融
し、電子部品をプリント配線板上にはんだ付けす
る、ベーパーリフロー槽とよばれる蒸気槽を備え
たはんだ付け装置である。
記載されているように、プリント配線板のはんだ
パターン上に電子部品を搭載し、このプリント配
線板を前述のように対空気比重の大きい熱媒体の
飽和蒸気中に通すことによつてはんだを加熱溶融
し、電子部品をプリント配線板上にはんだ付けす
る、ベーパーリフロー槽とよばれる蒸気槽を備え
たはんだ付け装置である。
このような蒸気槽で使用される熱媒体は、フツ
素系不活性有機剤などで、その飽和蒸気は、適用
温度および圧力下において、例えばその分子量が
約820グラム/モルといつたように、対空気比重
が約20倍になるものがある。このような熱媒体は
非常に高価であり、使用済みの蒸気を回収して再
使用に供するための回収装置が種々工夫されてい
る。
素系不活性有機剤などで、その飽和蒸気は、適用
温度および圧力下において、例えばその分子量が
約820グラム/モルといつたように、対空気比重
が約20倍になるものがある。このような熱媒体は
非常に高価であり、使用済みの蒸気を回収して再
使用に供するための回収装置が種々工夫されてい
る。
まず、第9図を参照して従来の代表的なベルト
コンベアを用いた横形ベーパーリフロー式はんだ
付け装置について説明する。
コンベアを用いた横形ベーパーリフロー式はんだ
付け装置について説明する。
第9図は、従来のベーパーリフロー式はんだ付
け装置の構成図である。
け装置の構成図である。
第9図において、1′は、熱媒体11を沸騰加
熱させる蒸気発生槽と被処理物のはんだ加熱溶融
させる炉槽部とを一体の槽で形成した蒸気槽、
2′は、被処理物に係るはんだ付け部材13を蒸
気槽1′に搬入する搬入側搬送路、3′は、処理さ
れたはんだ付け部材13を搬出する搬出側搬送
路、4は、その搬送用のコンベアである。
熱させる蒸気発生槽と被処理物のはんだ加熱溶融
させる炉槽部とを一体の槽で形成した蒸気槽、
2′は、被処理物に係るはんだ付け部材13を蒸
気槽1′に搬入する搬入側搬送路、3′は、処理さ
れたはんだ付け部材13を搬出する搬出側搬送
路、4は、その搬送用のコンベアである。
5は、蒸気槽1′の下部、すなわち蒸気発生槽
部に設けた加熱ヒータ、6は、蒸気槽1′の上部
に設けた上部冷却コイル、7′は、搬入側搬送路
2′の外周に設けた搬入側冷却コイル、8′は、搬
出側搬送路3′の外周に設けた搬出側冷却コイル、
9は搬入側排気口、10は搬出側排気口である。
部に設けた加熱ヒータ、6は、蒸気槽1′の上部
に設けた上部冷却コイル、7′は、搬入側搬送路
2′の外周に設けた搬入側冷却コイル、8′は、搬
出側搬送路3′の外周に設けた搬出側冷却コイル、
9は搬入側排気口、10は搬出側排気口である。
このように構成されたベーパーリフロー式はん
だ付け装置の作用を説明する。
だ付け装置の作用を説明する。
蒸気槽1′の底部すなわち蒸気発生槽に溜つて
いる熱媒体11に浸つた加熱ヒータ5により沸騰
蒸発した熱媒体の飽和蒸気12は、蒸気槽1′の
上部に上昇し、その高さは上部冷却コイル6の凝
縮作用により制御される。
いる熱媒体11に浸つた加熱ヒータ5により沸騰
蒸発した熱媒体の飽和蒸気12は、蒸気槽1′の
上部に上昇し、その高さは上部冷却コイル6の凝
縮作用により制御される。
搬入側送路2′および搬出側搬送路3′に流入し
た飽和蒸気12は、搬入側冷却コイル7′および
搬出側冷却コイル8′により冷却されて、蒸気量
は次第に低減する。わずかに残つた蒸気は搬入側
排気口9および搬出側排気口10から大気に排気
される。
た飽和蒸気12は、搬入側冷却コイル7′および
搬出側冷却コイル8′により冷却されて、蒸気量
は次第に低減する。わずかに残つた蒸気は搬入側
排気口9および搬出側排気口10から大気に排気
される。
一方、プリント配線板へ電子部品をはんだ付け
する被処理物、すなわちはんだ付け部材13は、
コンベア4により搬入側搬送路2′に搬入され、
飽和蒸気12に接触して次第に加熱され、蒸気槽
1′内に入り、飽和蒸気12の凝縮潜熱ではんだ
は加熱溶融されて部材同志がはんだ付けされる。
する被処理物、すなわちはんだ付け部材13は、
コンベア4により搬入側搬送路2′に搬入され、
飽和蒸気12に接触して次第に加熱され、蒸気槽
1′内に入り、飽和蒸気12の凝縮潜熱ではんだ
は加熱溶融されて部材同志がはんだ付けされる。
このとき、飽和蒸気12の一部は凝縮液化して
落下し、蒸気槽1′の下部すなわち蒸気発生槽の
低部に溜まる。
落下し、蒸気槽1′の下部すなわち蒸気発生槽の
低部に溜まる。
処理の終つたはんだ付け部材13は、搬出側搬
送路3′に入り、次第に冷却されて装置から搬出
される。
送路3′に入り、次第に冷却されて装置から搬出
される。
[発明が解決しようとする課題]
このようなベーパーリフロー式はんだ付け装置
において、以下のような問題点が生じる。
において、以下のような問題点が生じる。
1 蒸気槽1′内ではんだ付け部材13のはんだ
が溶融すると、はんだの一部およびはんだ付け
部材に塗布された、はんだ付けのための溶剤で
あるフラツクスの一部は、凝縮液化した熱媒体
とともに蒸気槽1′の下部に落下して、溜つて
いる熱媒体11とを混合する。
が溶融すると、はんだの一部およびはんだ付け
部材に塗布された、はんだ付けのための溶剤で
あるフラツクスの一部は、凝縮液化した熱媒体
とともに蒸気槽1′の下部に落下して、溜つて
いる熱媒体11とを混合する。
熱媒体11と混合したフラツクスは、熱媒体
11に浸つている加熱ヒータ5の表面に付着し
て電熱性能を低下させるとともに加熱ヒータ5
を腐食させるので、メンテナンスに費用がかか
る問題がある。
11に浸つている加熱ヒータ5の表面に付着し
て電熱性能を低下させるとともに加熱ヒータ5
を腐食させるので、メンテナンスに費用がかか
る問題がある。
2 熱媒体11と混合したフラツクスは、熱媒体
11の沸騰を妨げて熱負荷の変化に対する応答
の遅れを生じ、飽和蒸気12の蒸気面の高さの
保持が一時的に困難となる現象を生じ、これを
防ぐためには、蒸発量の増大が必要となるの
で、加熱ヒータ5の電力および冷却水量の需要
が増大して、装置のランニングコストが増大す
る問題がある。
11の沸騰を妨げて熱負荷の変化に対する応答
の遅れを生じ、飽和蒸気12の蒸気面の高さの
保持が一時的に困難となる現象を生じ、これを
防ぐためには、蒸発量の増大が必要となるの
で、加熱ヒータ5の電力および冷却水量の需要
が増大して、装置のランニングコストが増大す
る問題がある。
本発明は、上記従来技術の問題点を解決するた
めになされたもので、熱媒体とフラツクスとの混
合液からのフラツクスの分離を、小形簡素化した
装置で確実に行い、熱媒体とフラツクスの混合を
少なくしてメンテナンスを容易にし、ライニング
コストを低くするベーパーリフロー式はんだ付け
装置を提供することを、その目的としている。
めになされたもので、熱媒体とフラツクスとの混
合液からのフラツクスの分離を、小形簡素化した
装置で確実に行い、熱媒体とフラツクスの混合を
少なくしてメンテナンスを容易にし、ライニング
コストを低くするベーパーリフロー式はんだ付け
装置を提供することを、その目的としている。
[課題を解決するための手段]
上記目的を達成するために、本発明に係るベー
パーリフロー式はんだ付け装置の構成は、被処理
物に熱媒体の飽和蒸気を接触させ被処理物のはん
だを加熱溶融させてはんだ付けを行うべき蒸気槽
を有し、少なくとも、前記熱媒体を沸騰蒸発させ
る蒸気発生槽と、被処理物を加熱して凝縮液化し
た熱媒体とフラツクスとの混合液を回収する戻り
槽と、その回収した混合液のフラツクスを除去す
るフラツクス分離装置とを備えたベーパーリフロ
ー式はんだ付け装置において、 前記フラツクス分離装置は、前記戻り槽と前記
蒸気発生槽との高低差の中間位に位置するととも
に、このフラツクス分離装置は、堰で仕切られる
液溜り部と、堰の溢流側にフイルターを備えたフ
ラツクス除去部とからなり、前記混合液を戻り槽
から高低差により液溜り部へ流入させるように前
記戻り槽と前記液溜り部とを配管で接続し、か
つ、液溜り部へ流入した混合液の温度低下にとも
ない比重差によつて上下に分離した上方のフラツ
クスおよび下方の熱媒体を前記堰を溢流させて、
前記フラツクスは前記フイルターで捕集し、前記
フイルターを通過した前記熱媒体は前記蒸気発生
槽に送出されるように、前記フラツクス除去部の
フイルター下流部と前記蒸気発生槽とを配管で接
続したものである。
パーリフロー式はんだ付け装置の構成は、被処理
物に熱媒体の飽和蒸気を接触させ被処理物のはん
だを加熱溶融させてはんだ付けを行うべき蒸気槽
を有し、少なくとも、前記熱媒体を沸騰蒸発させ
る蒸気発生槽と、被処理物を加熱して凝縮液化し
た熱媒体とフラツクスとの混合液を回収する戻り
槽と、その回収した混合液のフラツクスを除去す
るフラツクス分離装置とを備えたベーパーリフロ
ー式はんだ付け装置において、 前記フラツクス分離装置は、前記戻り槽と前記
蒸気発生槽との高低差の中間位に位置するととも
に、このフラツクス分離装置は、堰で仕切られる
液溜り部と、堰の溢流側にフイルターを備えたフ
ラツクス除去部とからなり、前記混合液を戻り槽
から高低差により液溜り部へ流入させるように前
記戻り槽と前記液溜り部とを配管で接続し、か
つ、液溜り部へ流入した混合液の温度低下にとも
ない比重差によつて上下に分離した上方のフラツ
クスおよび下方の熱媒体を前記堰を溢流させて、
前記フラツクスは前記フイルターで捕集し、前記
フイルターを通過した前記熱媒体は前記蒸気発生
槽に送出されるように、前記フラツクス除去部の
フイルター下流部と前記蒸気発生槽とを配管で接
続したものである。
[実施例]
以下、本発明の各実施例を第1図ないし第8図
を参照して説明する。
を参照して説明する。
まず、第1図は、本発明の一実施例に係るベー
パーリフロー式はんだ付け装置の構成を示す断面
図、第2図は、第1図A−A矢視断面図、第3図
aは、第1図のB−B矢視断面図、第3図bは、
第1図のC−C矢視断面図であり、図中、第9図
と同一符号のものは、従来技術と同等部分を示す
ものであるから、その説明を省略する。
パーリフロー式はんだ付け装置の構成を示す断面
図、第2図は、第1図A−A矢視断面図、第3図
aは、第1図のB−B矢視断面図、第3図bは、
第1図のC−C矢視断面図であり、図中、第9図
と同一符号のものは、従来技術と同等部分を示す
ものであるから、その説明を省略する。
第1,2図において、1は、熱媒体11を沸騰
加熱させる蒸気発生槽1aと被処理物に係るはん
だ付け部材13のはんだを加熱溶融させる槽部
1bとを一体の槽で形成した蒸気槽、2は、はん
だ付け部材13を蒸気槽1に搬入する搬入側搬出
路、3は、処理されたはんだ付け部材13を搬出
する搬出側搬送路、4は、その搬送用のコンベア
である。
加熱させる蒸気発生槽1aと被処理物に係るはん
だ付け部材13のはんだを加熱溶融させる槽部
1bとを一体の槽で形成した蒸気槽、2は、はん
だ付け部材13を蒸気槽1に搬入する搬入側搬出
路、3は、処理されたはんだ付け部材13を搬出
する搬出側搬送路、4は、その搬送用のコンベア
である。
7は、搬入側搬送路2内に設けた搬入側冷却コ
イル、8は、搬出側搬送路3内に設けた搬出側冷
却コイル、14は、搬入側搬送路2の開口部であ
る。
イル、8は、搬出側搬送路3内に設けた搬出側冷
却コイル、14は、搬入側搬送路2の開口部であ
る。
15は、蒸気槽1内の炉槽部1bの直下に配設
した戻り槽で、この戻り槽15は、飽和蒸気12
がはんだ付け部材13を加熱したのち凝縮液化し
て落下する液化熱媒体を受ける槽として機能す
る。
した戻り槽で、この戻り槽15は、飽和蒸気12
がはんだ付け部材13を加熱したのち凝縮液化し
て落下する液化熱媒体を受ける槽として機能す
る。
17−1は、搬入側搬送路2の液受け部2aか
ら蒸気発生槽1aへ液化熱媒体を回収するための
戻り配管、17−2は、搬出側搬送路3の液受け
部3aから蒸気発生槽1aへ液化熱媒体を回収す
るための戻り配管、19は、蒸気槽1内の炉槽部
1bを構成する隔壁である。
ら蒸気発生槽1aへ液化熱媒体を回収するための
戻り配管、17−2は、搬出側搬送路3の液受け
部3aから蒸気発生槽1aへ液化熱媒体を回収す
るための戻り配管、19は、蒸気槽1内の炉槽部
1bを構成する隔壁である。
25は、蒸気槽1内の炉槽部1bで凝縮液化し
た熱媒体に混入したフラツクスを除去するための
フラツクス分離装置で、このフラツクス分離装置
25は、戻り槽15と蒸気発生槽1aとの高低差
の中間位に位置し、堰25aで仕切られる液溜り
部25bと、堰25aの溢流個所にフイルター2
6を有するフラツクス除去部25cとを備えたも
のである。
た熱媒体に混入したフラツクスを除去するための
フラツクス分離装置で、このフラツクス分離装置
25は、戻り槽15と蒸気発生槽1aとの高低差
の中間位に位置し、堰25aで仕切られる液溜り
部25bと、堰25aの溢流個所にフイルター2
6を有するフラツクス除去部25cとを備えたも
のである。
24は、戻り槽15とフラツクス分離装置25
の液溜り部25bとを接続する配管で、この配管
24は、戻り槽15の混合液を液溜り部25bに
送る配管である。
の液溜り部25bとを接続する配管で、この配管
24は、戻り槽15の混合液を液溜り部25bに
送る配管である。
27は、フラツクス分離装置25におけるフラ
ツクス除去部25cのフイルター下流部と蒸気発
生槽1aとを接続する配管で、この配管27は、
フラツクス除去部25cに備えたフイルター26
を通過して、フラツクスが除去された熱媒体を蒸
気発生槽1aに戻す戻り配管である。
ツクス除去部25cのフイルター下流部と蒸気発
生槽1aとを接続する配管で、この配管27は、
フラツクス除去部25cに備えたフイルター26
を通過して、フラツクスが除去された熱媒体を蒸
気発生槽1aに戻す戻り配管である。
このように構成された本実施例のベーパーリフ
ロー式はんだ付け装置の作用を説明する。
ロー式はんだ付け装置の作用を説明する。
蒸気槽1の底部すなわち蒸気発生槽1aに溜つ
ている熱媒体11は、加熱ヒータ5により加熱さ
れて沸騰蒸発し、その熱媒体の飽和蒸気12は上
昇し、第2図に矢印の流線で示すように、一部は
はんだ付け部材13の下面を加熱し、残りは隔壁
19と蒸気槽1の周壁との間隙18を通つてはん
だ付け部材13の上面を加熱する。
ている熱媒体11は、加熱ヒータ5により加熱さ
れて沸騰蒸発し、その熱媒体の飽和蒸気12は上
昇し、第2図に矢印の流線で示すように、一部は
はんだ付け部材13の下面を加熱し、残りは隔壁
19と蒸気槽1の周壁との間隙18を通つてはん
だ付け部材13の上面を加熱する。
このとき、飽和蒸気12の一部は凝縮液化して
フラツクスなどとともに落下し、戻り槽15に溜
り、残りは搬入側搬送路2および搬出側搬送路3
に漏洩する。
フラツクスなどとともに落下し、戻り槽15に溜
り、残りは搬入側搬送路2および搬出側搬送路3
に漏洩する。
コンベア4の上にはんだ付け部材13がない場
合には、飽和蒸気12の密度は空気に比して著し
く大きいので、第1図の搬出側搬送路3、第3図
bに矢印の流線で示すように、漏洩してきた飽和
蒸気12は、コンベア4および搬出側側壁間隙2
2を通つて搬出側下部空間23に入り、搬出側冷
却コイル8により凝縮液化され液受け部3aに落
下する。
合には、飽和蒸気12の密度は空気に比して著し
く大きいので、第1図の搬出側搬送路3、第3図
bに矢印の流線で示すように、漏洩してきた飽和
蒸気12は、コンベア4および搬出側側壁間隙2
2を通つて搬出側下部空間23に入り、搬出側冷
却コイル8により凝縮液化され液受け部3aに落
下する。
液受け部3aに落下した液化した熱媒体は戻り
配管17−2を通つて蒸気発生槽1aの熱媒体貯
溜部へ回収される。
配管17−2を通つて蒸気発生槽1aの熱媒体貯
溜部へ回収される。
コンベア4の上のはんだ付け部材13がある場
合には、第1図の搬入側搬送路2,第3図aに矢
印の流線で示すように、飽和蒸気12は、搬入側
側壁間隙20を通つて搬入側下部空間21に入
り、搬入側冷却コイル7により凝縮液化されて液
受け部2aに落下する。
合には、第1図の搬入側搬送路2,第3図aに矢
印の流線で示すように、飽和蒸気12は、搬入側
側壁間隙20を通つて搬入側下部空間21に入
り、搬入側冷却コイル7により凝縮液化されて液
受け部2aに落下する。
液受け部2aに落下した液化した熱媒体は戻り
配管17−1を通つて蒸気発生槽1aの熱媒体貯
溜部へ回収される。
配管17−1を通つて蒸気発生槽1aの熱媒体貯
溜部へ回収される。
なお、搬入側および搬出側とも熱媒体の凝縮液
化、熱媒体回収の機能は同等である。
化、熱媒体回収の機能は同等である。
戻り槽15に落下したフラツクスなどを含む液
化熱媒体は、戻り槽15とフラツクス分離装置2
5との高低差に従つて配管24を流下してフラツ
クス分離装置25の液溜り部25bに流入する。
この液溜り部25bに流入した液化熱媒体(熱媒
体とフラツクスとの混合液)の温度が次第に低下
するにともなつて、液化熱媒体中からフラツクス
が固化し、比重差によつて液上部にフラツクス、
その下方に熱媒体が分離する。液溜り部25bに
いつたん溜つたフラツクスと熱媒体は、順次に堰
25aからフラツクス除去部25cに溢れ、図示
するように該フラツクス除去部25cにおける堰
25aの溢流側に設けられているフイルター26
を通過することによつて固化したフラツクスは捕
集される。
化熱媒体は、戻り槽15とフラツクス分離装置2
5との高低差に従つて配管24を流下してフラツ
クス分離装置25の液溜り部25bに流入する。
この液溜り部25bに流入した液化熱媒体(熱媒
体とフラツクスとの混合液)の温度が次第に低下
するにともなつて、液化熱媒体中からフラツクス
が固化し、比重差によつて液上部にフラツクス、
その下方に熱媒体が分離する。液溜り部25bに
いつたん溜つたフラツクスと熱媒体は、順次に堰
25aからフラツクス除去部25cに溢れ、図示
するように該フラツクス除去部25cにおける堰
25aの溢流側に設けられているフイルター26
を通過することによつて固化したフラツクスは捕
集される。
フラツクスを除去されフイルター26を通過し
た熱媒体は、フラツクス分離装置25と蒸気発生
槽1aとの高低差に従つて、フラツクス除去部2
5cのフイルター下流部から戻り配管27を流下
して蒸気発生槽1aに回収される。
た熱媒体は、フラツクス分離装置25と蒸気発生
槽1aとの高低差に従つて、フラツクス除去部2
5cのフイルター下流部から戻り配管27を流下
して蒸気発生槽1aに回収される。
本実施例によれば、次のような効果がある。
1 蒸気発生槽1aの熱媒体11にはフラツクス
などの混入がなおので、熱媒体11に浸つてい
る加熱ヒータ5の表面に付着物が付かず、した
がつて伝熱性能の低下がなく、加熱ヒータ5の
点検清浄などの保守間隔が長くできて、メンテ
ナンスが容易となる。
などの混入がなおので、熱媒体11に浸つてい
る加熱ヒータ5の表面に付着物が付かず、した
がつて伝熱性能の低下がなく、加熱ヒータ5の
点検清浄などの保守間隔が長くできて、メンテ
ナンスが容易となる。
また、熱媒体11の沸騰蒸発を妨げるものが
ないために、熱負荷の変化に対する遅れがなく
なり、加熱ヒータ5の電力節減ができる。
ないために、熱負荷の変化に対する遅れがなく
なり、加熱ヒータ5の電力節減ができる。
2 フラツクスを含んだ熱媒体の量は、蒸気槽1
の炉槽部1bにおけるはんだ付け部材13から
凝縮液化して戻り槽15に落下した分だけで少
量であるから、フラツクス分離装置25を小形
簡素化できる。
の炉槽部1bにおけるはんだ付け部材13から
凝縮液化して戻り槽15に落下した分だけで少
量であるから、フラツクス分離装置25を小形
簡素化できる。
また、混合液は戻り槽15と液溜り部25bと
を結ぶ配管24を、フラツクスを分離された熱媒
体はフラツクス除去部25cと蒸気発生槽1aと
を結ぶ戻り配管27を、それぞれ高低差を利用し
て流れるため、循環ポンプを必要とせず、コスト
および電力が低減できる。
を結ぶ配管24を、フラツクスを分離された熱媒
体はフラツクス除去部25cと蒸気発生槽1aと
を結ぶ戻り配管27を、それぞれ高低差を利用し
て流れるため、循環ポンプを必要とせず、コスト
および電力が低減できる。
次に、本発明の他の実施例を第4図および第5
図を参照して説明する。
図を参照して説明する。
ここに第4図は、本発明の他の実施例に係るベ
ーパーリフロー式はんだ付け装置の構成を示す断
面図、第5図は、第4図のD−D矢視断面図であ
り、図中、第1,2図と同一符号のものは先の実
施例と同等部分であるから、その説明を省略す
る。
ーパーリフロー式はんだ付け装置の構成を示す断
面図、第5図は、第4図のD−D矢視断面図であ
り、図中、第1,2図と同一符号のものは先の実
施例と同等部分であるから、その説明を省略す
る。
第4,5図の実施例は、蒸気槽1内に2段の戻
り槽15A,16を設けたものである。
り槽15A,16を設けたものである。
第1の戻り槽15Aと第2の戻り槽16とは、
第5図に示すように、互いに熱媒体の飽和蒸気1
2の流通を妨げることがないよう配慮されてお
り、第1の戻り槽15Aは両側部に受皿を備え、
第2の戻り槽16は中央部に受皿を備え、第1の
戻り槽15Aを通過して落下する液化熱媒体は第
2の戻り槽16で受けるように構成されている。
第5図に示すように、互いに熱媒体の飽和蒸気1
2の流通を妨げることがないよう配慮されてお
り、第1の戻り槽15Aは両側部に受皿を備え、
第2の戻り槽16は中央部に受皿を備え、第1の
戻り槽15Aを通過して落下する液化熱媒体は第
2の戻り槽16で受けるように構成されている。
戻り槽からフラツクス分離装置25へ導かれる
配管24は、第1の戻り槽15Aから分管24
a,第2の戻り槽16から分管24bを備えて配
管24に合流するように構成されている。
配管24は、第1の戻り槽15Aから分管24
a,第2の戻り槽16から分管24bを備えて配
管24に合流するように構成されている。
本実施例によれば、第2,3図に示した実施例
と同様の効果が期待されるほか、第5図に矢印の
流線で示すように、熱媒体の飽和蒸気12がはん
だ付け部材13の下面に入りやすくなつている。
と同様の効果が期待されるほか、第5図に矢印の
流線で示すように、熱媒体の飽和蒸気12がはん
だ付け部材13の下面に入りやすくなつている。
なお、熱媒体の戻り槽をさらに多段に設けるこ
とは容易になしうるので、ここでは実施例の図示
説明を省略する。
とは容易になしうるので、ここでは実施例の図示
説明を省略する。
次に、本発明のさらに他の実施例を第6図およ
び第7図を参照して説明する。
び第7図を参照して説明する。
ここに第6図は、本発明のさらに他の実施例に
係るベーパーリフロー式はんだ付け装置の構成を
示す断面図、第7図は、第6図E−E矢視断面図
であり、図中、第1,2図と同一符号のものは、
先の実施例と同等部分であるから、その説明を省
略する。
係るベーパーリフロー式はんだ付け装置の構成を
示す断面図、第7図は、第6図E−E矢視断面図
であり、図中、第1,2図と同一符号のものは、
先の実施例と同等部分であるから、その説明を省
略する。
第6,7図の実施例は、凝縮液化した熱媒体の
戻り槽の底部が、沸騰蒸発した熱媒体に接しない
ように構成した例を示したものである。
戻り槽の底部が、沸騰蒸発した熱媒体に接しない
ように構成した例を示したものである。
また、本実施例では、蒸気発生槽が蒸気槽1と
分離可能の一体構成になつている。
分離可能の一体構成になつている。
戻り槽15Bは、その裏側部に遮蔽板30を具
備しており、沸騰蒸発した熱媒体が戻り槽15B
の受皿部に直接接しないように構成されている。
備しており、沸騰蒸発した熱媒体が戻り槽15B
の受皿部に直接接しないように構成されている。
29は、蒸気槽1とフランジ29aを介して分
離可能に形成された蒸気発生槽である。前記戻り
槽15Bに設けた遮蔽板30は、蒸気発生槽29
のフランジ29aに接続するように形成されてい
る。
離可能に形成された蒸気発生槽である。前記戻り
槽15Bに設けた遮蔽板30は、蒸気発生槽29
のフランジ29aに接続するように形成されてい
る。
蒸気発生槽29内の加熱ヒータ5により沸騰蒸
発した熱媒体の飽和蒸気12は、戻り槽15Bと
蒸気槽1との間隙28を通つて上昇し、一部はは
んだ付け部材13の下面を加熱し、残りは隔壁1
9と蒸気槽1との周壁との間隙18を通つてはん
だ付け部材13の上面を加熱する。以後の作用は
第1図、第4図の実施例で説明した場合と全く同
様であるから、その説明を省略する。
発した熱媒体の飽和蒸気12は、戻り槽15Bと
蒸気槽1との間隙28を通つて上昇し、一部はは
んだ付け部材13の下面を加熱し、残りは隔壁1
9と蒸気槽1との周壁との間隙18を通つてはん
だ付け部材13の上面を加熱する。以後の作用は
第1図、第4図の実施例で説明した場合と全く同
様であるから、その説明を省略する。
第6,7図の実施例によれば、前述の実施例と
同様の効果が期待できるほか、熱媒体の飽和蒸気
12ははんだ付け部材13を有効に加熱すること
ができる。
同様の効果が期待できるほか、熱媒体の飽和蒸気
12ははんだ付け部材13を有効に加熱すること
ができる。
また、蒸気発生槽29を蒸気槽1と分離したの
で、蒸気槽1の下部が小形になり、コンベア4の
ベルトを戻り槽15Bと蒸気発生部の間に通すこ
とができて、ベルトの長さが最短となり、熱媒体
の回収効率も向上する。
で、蒸気槽1の下部が小形になり、コンベア4の
ベルトを戻り槽15Bと蒸気発生部の間に通すこ
とができて、ベルトの長さが最短となり、熱媒体
の回収効率も向上する。
次に、本発明のさらに他の実施例を第8図を参
照して説明する。
照して説明する。
ここに第8図は、本発明のさらに他の実施例に
係るベーパーリフロー式はんだ付け装置の構成を
示す断面図であり、図中、第1図と同一符号のも
のは、第1図の実施例と同等部分であるから、そ
の説明を省略する。
係るベーパーリフロー式はんだ付け装置の構成を
示す断面図であり、図中、第1図と同一符号のも
のは、第1図の実施例と同等部分であるから、そ
の説明を省略する。
第8図の実施例は、蒸気発生槽を独立して配設
した一例である。
した一例である。
第8図において、15Cは、はんだ付け部材1
3を加熱して凝縮液化した熱媒体を回収する戻り
槽で、この戻り槽15Cは、蒸気槽1Aの底部を
形成している。31は、蒸気槽1Aと別個に独立
して設けた蒸気発生槽で、この蒸気発生槽31
は、戻り槽15C、フラツクス分離装置25より
低位に配設されている。32は、戻り槽15Cの
側面(液化熱媒体の貯溜面より上部)と蒸気発生
槽31上面とを接続するダクトである。
3を加熱して凝縮液化した熱媒体を回収する戻り
槽で、この戻り槽15Cは、蒸気槽1Aの底部を
形成している。31は、蒸気槽1Aと別個に独立
して設けた蒸気発生槽で、この蒸気発生槽31
は、戻り槽15C、フラツクス分離装置25より
低位に配設されている。32は、戻り槽15Cの
側面(液化熱媒体の貯溜面より上部)と蒸気発生
槽31上面とを接続するダクトである。
蒸気発生槽31から発生した熱媒体の飽和蒸気
12は、ダクト32を経て戻り槽15Cの側面か
ら蒸気槽1内に入り、はんだ付け部材13を加熱
する。以後の作用第1図、第4図の実施例で説明
した場合と同様であるから、その説明を省略す
る。
12は、ダクト32を経て戻り槽15Cの側面か
ら蒸気槽1内に入り、はんだ付け部材13を加熱
する。以後の作用第1図、第4図の実施例で説明
した場合と同様であるから、その説明を省略す
る。
第8図の実施例によれば、前述の実施例と同様
の効果が期待できるほか、さらに次のような効果
がある。
の効果が期待できるほか、さらに次のような効果
がある。
蒸気発生槽31を蒸気槽1から分離したので、
重量が最も重い蒸気発生槽31を個別に支持でき
ることになり、したがつて、蒸気槽1、搬入側搬
送路2、搬出側搬送路3等を薄肉軽量化できる。
重量が最も重い蒸気発生槽31を個別に支持でき
ることになり、したがつて、蒸気槽1、搬入側搬
送路2、搬出側搬送路3等を薄肉軽量化できる。
また、蒸気発生槽31および戻り槽15Cの保
守が容易となる。
守が容易となる。
[発明の効果]
以上述べたように、本発明によれば、熱媒体と
フラツクスとの混合液からのフラツクス分離を、
小形簡素化した装置で確実に行うことができ、熱
媒体とフラツクスとの混合を少なくしてメンテナ
ンスを容易にし、ランニングコストを低くするベ
ーパーリフロー式はんだ付け装置を提供すること
ができる。
フラツクスとの混合液からのフラツクス分離を、
小形簡素化した装置で確実に行うことができ、熱
媒体とフラツクスとの混合を少なくしてメンテナ
ンスを容易にし、ランニングコストを低くするベ
ーパーリフロー式はんだ付け装置を提供すること
ができる。
第1図は、本発明の一実施例に係るベーパーリ
フロー式はんだ付け装置の構成を示す断面図、第
2図は、第1図のA−A矢視断面図、第3図a
は、第1図のB−B矢視断面図、第3図bは、第
1図のC−C矢視断面図、第4図は、本発明の他
の実施例に係るベーパーリフロー式はんだ付け装
置の構成を示す断面図、第5図は、第4図のD−
D矢視断面図、第6図は、本発明のさらに他の実
施例に係るベーパーリフロー式はんだ付け装置の
構成を示す断面図、第7図は、第6図のE−E矢
視断面図、第8図は、本発明のさらに他の実施例
に係るベーパーリフロー式はんだ付け装置の構成
を示す断面図、第9図は、従来のベーパーリフロ
ー式はんだ付け装置の構成図である。 1,1A……蒸気槽、1a……蒸気発生槽、5
……加熱ヒータ、11……熱媒体、12……飽和
蒸気、13……はんだ付け部材、15,15B,
15C……戻り槽、15A……第1の戻り槽、1
6……第2の戻り槽、17−1,17−2……戻
り配管、24……配管、24a,24b……分
管、25……フラツクス分離装置、25a……
堰、25b……液溜り部、25c……フラツクス
除去部、26……フイルター、27……戻り配
管、29,31……蒸気発生槽、30……遮蔽
板、32……ダクト。
フロー式はんだ付け装置の構成を示す断面図、第
2図は、第1図のA−A矢視断面図、第3図a
は、第1図のB−B矢視断面図、第3図bは、第
1図のC−C矢視断面図、第4図は、本発明の他
の実施例に係るベーパーリフロー式はんだ付け装
置の構成を示す断面図、第5図は、第4図のD−
D矢視断面図、第6図は、本発明のさらに他の実
施例に係るベーパーリフロー式はんだ付け装置の
構成を示す断面図、第7図は、第6図のE−E矢
視断面図、第8図は、本発明のさらに他の実施例
に係るベーパーリフロー式はんだ付け装置の構成
を示す断面図、第9図は、従来のベーパーリフロ
ー式はんだ付け装置の構成図である。 1,1A……蒸気槽、1a……蒸気発生槽、5
……加熱ヒータ、11……熱媒体、12……飽和
蒸気、13……はんだ付け部材、15,15B,
15C……戻り槽、15A……第1の戻り槽、1
6……第2の戻り槽、17−1,17−2……戻
り配管、24……配管、24a,24b……分
管、25……フラツクス分離装置、25a……
堰、25b……液溜り部、25c……フラツクス
除去部、26……フイルター、27……戻り配
管、29,31……蒸気発生槽、30……遮蔽
板、32……ダクト。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 被処理物に熱媒体の飽和蒸気を接触させ被処
理物のはんだを加熱溶融させてはんだ付けを行う
べき蒸気槽を有し、少なくとも、前記熱媒体を沸
騰蒸発させる蒸気発生槽と、被処理物を加熱して
凝縮液化した熱媒体とフラツクスとの混合液を回
収する戻り槽と、その回収した混合液のフラツク
スを除去するフラツクス分離装置とを備えたベー
パーリフロー式はんだ付け装置において、 前記フラツクス分離装置は、前記戻り槽と前記
蒸気発生槽との高低差の中間位に位置するととも
に、 このフラツクス分離装置は、堰で仕切られる液
溜り部と、堰の溢流側にフイルターを備えたフラ
ツクス除去部とからなり、 前記混合液を戻り槽から高低差により液溜り部
へ流入させるように前記戻り槽と前記液溜り部と
を配管で接続し、 かつ、液溜り部へ流入した混合液の温度低下に
ともない比重差によつて上下に分離した上方のフ
ラツクスおよび下方の熱媒体を前記堰を溢流させ
て、前記フラツクスは前記フイルターで捕集し、
前記フイルターを通過した前記熱媒体は前記蒸気
発生槽に送出されるように、前記フラツクス除去
部のフイルター下流部と前記蒸気発生槽とを配管
で接続した ことを特徴とするベーパーリフロー式はんだ付け
装置。 2 特許請求の範囲第1項記載のものにおいて、
戻り槽の裏側部に遮蔽板を設け、戻り槽下部に蒸
気発生槽の発生飽和蒸気が直接接触しないように
構成したことを特徴とするベーパーリフロー式は
んだ付け装置。 3 特許請求の範囲第1項記載のものにおいて、
蒸気発生槽と戻り槽とをダクトを介して連結する
ものとし、戻り槽下部に蒸気発生槽の発生飽和蒸
気が直接接触しないように構成したことを特徴と
するベーパーリフロー式はんだ付け装置。 4 特許請求の範囲第1項記載のものにおいて、
戻り槽は、一段または多段のいずれかに構成した
ことを特徴とするベーパーリフロー式はんだ付け
装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60287896A JPS62148086A (ja) | 1985-12-23 | 1985-12-23 | ベ−パ−リフロ−式はんだ付け装置 |
US06/943,749 US4809443A (en) | 1985-12-23 | 1986-12-19 | Apparatus for fixing electronic parts to printed circuit board |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60287896A JPS62148086A (ja) | 1985-12-23 | 1985-12-23 | ベ−パ−リフロ−式はんだ付け装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62148086A JPS62148086A (ja) | 1987-07-02 |
JPH0343935B2 true JPH0343935B2 (ja) | 1991-07-04 |
Family
ID=17723116
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60287896A Granted JPS62148086A (ja) | 1985-12-23 | 1985-12-23 | ベ−パ−リフロ−式はんだ付け装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4809443A (ja) |
JP (1) | JPS62148086A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01107965A (ja) * | 1987-10-20 | 1989-04-25 | Tamura Seisakusho Co Ltd | 気相式はんだ付け用溶剤のフィルタリング装置 |
US5038496A (en) * | 1988-07-27 | 1991-08-13 | Hitachi Techno Engineering Co., Ltd. | Vapor reflow type soldering apparatus |
JPH0248132Y2 (ja) * | 1988-09-16 | 1990-12-18 | ||
DE3840098C1 (ja) * | 1988-11-28 | 1989-12-21 | Helmut Walter 8900 Augsburg De Leicht | |
US4996781A (en) * | 1989-10-25 | 1991-03-05 | Hitachi Techno Engineering Co., Ltd. | Vapor reflow type soldering apparatus with an improved flux separating unit |
US5371950A (en) * | 1990-02-23 | 1994-12-13 | S & K Products International, Inc. | Isopropyl alcohol vapor dryer system |
DE4103098C1 (ja) * | 1991-02-01 | 1992-06-25 | Helmut Walter 8901 Koenigsbrunn De Leicht | |
JP6188671B2 (ja) * | 2014-12-12 | 2017-08-30 | 株式会社Ssテクノ | 水蒸気リフロー装置及び水蒸気リフロー方法 |
JP6607507B2 (ja) * | 2017-05-30 | 2019-11-20 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 気相式加熱方法及び気相式加熱装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6192779A (ja) * | 1984-10-15 | 1986-05-10 | Canon Inc | 蒸気相はんだ付け装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US2083012A (en) * | 1934-02-15 | 1937-06-08 | Ici Ltd | Degreasing apparatus |
US4032033A (en) * | 1976-03-18 | 1977-06-28 | Western Electric Company, Inc. | Methods and apparatus for heating articles |
US4261111A (en) * | 1979-06-14 | 1981-04-14 | Autosonics, Inc. | Degreasing apparatus |
FR2556083B1 (fr) * | 1983-10-11 | 1986-04-25 | Piezo Ceram Electronique | Machine perfectionnee de chauffage d'un article ou produit par condensation de vapeur sur celui-ci |
-
1985
- 1985-12-23 JP JP60287896A patent/JPS62148086A/ja active Granted
-
1986
- 1986-12-19 US US06/943,749 patent/US4809443A/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6192779A (ja) * | 1984-10-15 | 1986-05-10 | Canon Inc | 蒸気相はんだ付け装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62148086A (ja) | 1987-07-02 |
US4809443A (en) | 1989-03-07 |
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