JPH0343927B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は走行フレームを備えた床下構造形式の
鍛造プレスであつて、テーブルビームと、上方の
走行ビームと下方の走行ビームとこれらの走行ビ
ームを結合するコラムとから成る走行フレーム
と、テーブルビームの下に配置された、テーブル
ビームと結合された、シリンダ孔を有するシリン
ダと、該シリンダにより保持された、走行フレー
ムを案内するためのガイドと、前記シリンダのシ
リンダ孔内にあつて、走行フレームに作用する作
業ピストンと、テーブルビームと上方の走行ビー
ムとの間の引戻しピストンシリンダユニツトとを
有する形式のものに関する。

作業ストロークのためにはテーブルビームと下
方の走行ビームとの間で作用する少なくとも１つ
のピストンシリンダユニツトが設けられているの
に対し、少なくとも別のピストンシリンダユニツ
トが戻し行程のためにテーブルビームと上部の走
行ビームとの間で作用するように配置されてい
る。このような鍛造プレスのコラムに偏心的な鍛
造抵抗に起因して作用する曲げ負荷を除くために
は、テーブルビームの下面に案内シヤフトを設
け、これに沿つて下方の走行ビームを案内するこ
とが公知である。この場合には下方の走行ビーム
内のガイドは偏心的な鍛造抵抗に起因するモーメ
ントを案内シヤフトに導出する（フランス国特許
第1254198号明細書、エルント・ミユラ著「液圧
プレスと液圧装置」第１巻、「鍛造プレス」第３
版、スプリンガ社出版、1962年、33、34ページ、
図29、雑誌「鋼と鉄」84、1964年、15巻、913〜
919ページ、図６〜８。）。

案内シヤフトが中央に配置されているために作
業ストロークのためには案内シヤフトの両側に２
つのピストンシリンダユニツトを配置することが
必要である。何故ならば唯一のピストンシリンダ
装置を同様に中央に、案内シヤフトと同軸に、ひ
いては案内シヤフトの延長に配置すると、機械が
きわめて大きな構成高さを有することになるから
である。さらにこの場合には比較的に大きな間隔
がモーメントを案内シヤフトに導出するために下
方の走行ビームに配置される案内ブツシユの間に
必要である。この要求は著しい構成費用をもたら
す。

この欠点を除くためには案内シヤフトをプラン
ジヤピストンとして構成し、下方の走行ビームを
シリンダビームとして構成することが公知である
（雑誌「MPT，Metallurgical Plant and
Technology」Vol.2、1979、５〜14ページ、第３
図）。この場合には案内シヤフト（プランジヤポ
ンプ）だけにおける案内ではないので走行ビーム
をシリンダによりプランジヤピストンとして構成
された案内シヤフトに沿つて案内する他に、別の
案内が前記第１の案内に対して間隔をおいて設け
られている。このためには上方と下方の走行ビー
ムを結合するコラムがテーブルビームに案内され
ている。この場合には下方の走行ビームをシリン
ダで案内シヤフトとしてのプランジヤピストンに
沿つて案内することは不都合であることが証明さ
れた。何故ならばシリンダにおいて案内手段を形
成するベース及びプラグブツシユが著しい横力に
さらされ、その結果として著しい摩耗が生じるか
らである。ベース及びプラグブツシユにおいて摩
耗により生ぜしめられる不可避の摩耗粉は運転媒
体を介してポンプ及び制御装置に損傷をもたら
す。

別の公知の構造の特徴は、中央の案内シヤフト
を用いる代わりにテーブルビームと結合された案
内が走行フレームのコラムのために用いられてお
り、プレス軸線上に、テーブルビームと結合され
た、下方に開いているシリンダが設けられ、該シ
リンダにより下方の走行ビームに作用する作業ピ
ストンが案内されている。この場合には案内はテ
ーブルビームに直接的に配置される（US−Ａ−
397568号）ので相応に寸法の大きなテーブルビー
ムが必要であるか又は下方の案内と場合によつて
は上方の案内がテーブルビームと結合されたシリ
ンダに配置され（DE−Ｂ−1301298号；DE−Ａ
−527226号；DE−Ａ−1552826号）、走行フレー
ムが下方の走行ビームで作業ピストンを有するシ
リンダを取囲むように走行フレームが設計される
ので、相応に長いコラムが下方と上方の走行ビー
ムを結合するために必要である。この場合にはコ
ラムの長さ自体と負荷を受けたときのラムの膨張
特性とに基づき、寸法が大きくかつ可動質量の大
きな走行フレームが構成されることになる。

本発明の目的は走行フレームを備えた床下構造
形式の鍛造プレスの構成費用を、走行フレームの
寸法と質量を小さく保つことにより低減させるこ
とである。この場合には走行フレーム案内はシリ
ンダにおける作業ピストンの案内とは別にした
い。

この課題は冒頭に述べた形式の鍛造プレスにお
いて、テーブルビームと結合されたシリンダが下
方の走行ビームのための案内シヤフトとして構成
され、下方の走行ビームが前記案内シヤフトに沿
つて案内されており、該案内シヤフトを形成する
シリンダのシリンダ孔内の作業ピストンが球継手
の間に配置された圧力ロツドと走行ビームに対す
る架橋部分とを介して走行ビームに支えられてい
ることにより解決された。

作業ピストンに対するシリンダを下方の走行ビ
ームの案内シヤフトとして構成することにより、
走行フレームの上方と下方の走行ビームを結合す
るためのコラムが短くなり、作業ピストンを支え
るために設けられた架橋部分は重量とスペース節
減する構成を可能にする負荷の低減をもたらす。
この場合、架橋部分と作業ピストンの間に設けら
れた、球継手の間に配置された圧力ロツドは走行
フレームをシリンダにおける作業ピストンのガイ
ドとは無関係に案内することを保証する。

さらにFR−1254198号によれば案内シヤフトに
沿つて２つのガイドが間隔をおいて、偏心的な鍛
造抵抗に起因するモーメントを吸収するために配
置されており、案内シヤフトの長さが前記間隔と
案内の長さによつて規定された寸法に最大プレス
行程寸法を加えた長さに相応している。

さらに鍛造プレスの構成高さをより減少させる
ためには雑誌「MPT，Metallurgical Plant
and Technology」における公開技術に従つて、
走行フレームを下方の走行ビームと案内シヤフト
との間のガイドだけで案内シヤフトに沿つて案内
することが、別の案内がテーブルビームと、走行
フレームを結合するコラムとの間に設けられてい
ると可能になる。この場合は案内の長さに最大プ
レス行程を加えたものに相応する。この場合には
構成高さが小さくなるという利点はコラムが横力
を受けて曲げ負荷にさらされる。

案内は適当な案内手段を有する円形、扁平又は
転がり案内であることができる。こ場、案内手段
は案内シヤフト又は下方の走行ビームに固定され
ていることができる。

実施例 次に図示の実施例に基づき本発明を説明する。

第１図に示された鍛造プレスはテーブルビーム
１から成つており、該テーブルビームは図示され
ていない底板を介してやはり図示されていない基
礎にアンカー固定されている。テーブルビーム１
に対して相対的に垂直方向で走行フレームが可動
であり、この走行フレームは上方の走行ビーム
２、下方の走行ビーム３、および該走行ビームを
結合するコラム４から成つている。図示の実施例
において各コラム４は、引つ張り力を伝達するア
ンカー４ａとこのアンカー４ａを取り囲むスリー
ブ４ｂとから組合されている。スリーブ４ｂは、
上方の走行ビーム２内の孔２ｂ内および下方の走
行ビーム３の孔３ｂ内に軽い張力を以て取り付け
られていて、従つて２つの走行ビーム２および３
を捩れに耐える走行ビームを形成するように結合
しており、一方アンカー４ａは、上方の走行ビー
ム２および下方の走行ビーム３の段付けられたよ
り小さな孔２ａおよび３ａ内を貫通していて、か
つアンカー４ａの両端部に設けられたねじ山部分
４ｃ上に載設されたナツト４ｄにより、スリーブ
４ｂに対してプレストレスがかけられており、さ
らに運転時には押圧力を伝達する。テーブルビー
ム１上には下方サドル５ａが、かつ上方の走行ビ
ーム２には上方サドル５ｂがそれぞれ固定されて
いる。テーブルビーム１と上方のビーム２との間
で働くように、プレス引き戻し用にピストン−シ
リンダ−ユニツトが配置されており、該ユニツト
は各１つのシリンダ６ａおよびプランジヤピスト
ン６ｂから成つている。各シリンダ６ａはテーブ
ルビーム１内に挿入された圧力皿６ｃによつてテ
ーブルビーム１に支持されており、一方各プラン
ジヤピストン６ｂは球状頭部６ｄを以て、上方の
走行ビーム２に固定された球面スリーブ６ｅによ
り保持されている。符号６ｆで各プランジヤピス
トン６ｂ用の保護管が図示されている。別の保護
管７はコラム４の保護に役立ち、かつテーブルビ
ーム１においてコラム４用の貫通孔１ｂの上方に
固定されている。

第２図および第３図に示す鍛造プレスは上記の
個々の点で第１図の鍛造プレスに対応しており、
対応する構成部分には同じ符号が付されており、
従つて説明の繰返しは割愛する。

第１図に示した鍛造プレスの場合、テーブルビ
ーム１と案内シヤフト１１とは結合されており、
この案内シヤフトはシリンダ孔１２を備えてお
り、つまり中空に形成されている。シリンダ孔１
２内の案内ブツシユ１２ａはシリンダ孔１２内に
侵入するプランジヤピストン１４を案内してお
り、該プランジヤピストンは圧力ロツド１５およ
び、下方の走行ビーム３を下向きに閉じる架橋部
分１６を介して、走行ビーム１３に支持されてい
る。プランジヤピストン１４をシリンダ孔１２内
でシールするためプラグブツシユ１２ｂはプラグ
ブツシユパツキン１２ｃを備えている。圧力ロツ
ド１５は両側に球面状の切欠きを有していて、か
つ球形の圧力部分１５ａおよび１５ｂを介して一
方ではプランジヤピストン１４に、かつ他方では
下方の走行ビーム３の架橋部分１６にそれぞれ支
持されている。

案内シヤフト１１の外側には案内ブツシユ１８
ａおよよび１８ｂが、かつこれらの案内ブツシユ
間には離間ブツシユ１８ｃがそれぞれ取り付けら
れており、これらのブツシユは圧力リング１８ｄ
により軸方向に保持されている。案内シヤフト１
１は案内ブツシユ１８ａおよび１８ｂを以て、ブ
ツシユ１９によりライニングされた下方の走行ビ
ーム３を案内していて、かつ案内ブツシユ１８ａ
および１８ｂを介して、偏心的な鍛造抵抗により
惹起されるモーメントを受容する。

第２図に示す鍛造プレスの場合、テーブルビー
ム１と、案内シヤフト１１に比べて短い案内シヤ
フト２１とが結合されており、この案内シヤフト
はシリンダ孔２２を有しており、つまりやはり中
空に形成されている。シリンダ孔２２内の案内ブ
ツシユ２２ａはこの場合もやはり、シリンダ孔２
２内に侵入するプランジヤピストン２４を案内し
ており、該プランジヤピストンはシリンダ孔２２
に対して、プラグブツシユ２２ｂよびプラグブツ
シユパツキン２２ｃによりシールされている。プ
ランジヤピストン２４を走行ビーム２３に支持す
るため、該走行ビーム２３を下向きに閉じる架橋
部分２６が設けられており、かつ圧力ロツド２５
は、球形の圧力部分２５ａおよび２５ｂの間に両
側が球面状の切欠きを備えている。

第２図の実施例において、比較的短い案内シヤ
フト２１の外側でその下端部には唯１つの案内２
８が設けられていて、かつ保持リング２８ａによ
り固定されている。案内２８は第５図からも判る
ように、球面状の外面を備えた内側リング２８ｂ
と、これに対応する内面を備えていて前記内側リ
ング２８ｂを間に取り囲む２つの互いに結合され
た外側リング２８ｃとから成つている。従つて内
側リング２８ｂおよび外側リング２８ｃは互いに
球継子ブツシユを形成している。ブツシユ２９に
よりライニングされた下方の走行ビーム２３は案
内シヤフト２１のところに、もしくは該案内シヤ
フト２１の端部における案内２８のところに第１
の案内を有しており、一方第２の案内は走行フレ
ームのコラムを介して行われ、このため第２図の
実施例の場合テーブルビーム１内に球継手ブツシ
ユ２０が配置されていて、かつ保護管７により保
持されている。従つて偏心的な鍛造抵抗から生ず
るモーメントは、案内２８および球継手ブツシユ
２０によつて受容され、これによつて成程コラム
４のスリーブ４ｂは曲げ応力を受けるが、しかし
鍛造プレスの全高は第１図の実施例に比べてわず
かである。

第３図の実施例はほぼ第２図の実施例に対応し
ている。やはり比較的短くされた案内シヤフト３
１の外径は、該案内シヤフトが球継手ブツシユ３
９の案内として役立つように加工されており、前
記球継手ブツシユ３９は下方の走行ビーム３３の
孔内に挿入されてかつこの中に保持されている。
第２の案内は、テーブルビーム１内に配置された
球継手ブツシユ３０により、走行フレームのコラ
ム４のスリーブ４ｂを介して走行ビーム３３で行
われている。この実施例の構成費用が僅かである
という利点に対して、案内３９と案内３０との間
隔がプレス工程中変化することがある。

引戻しシリンダ６ａから圧力媒体を排出するこ
とにより走行フレームを下降させる場合、作業シ
リンダ１４もしくは２４が同時には圧力媒体によ
り負荷されていない場合には、この作業シリンダ
１４もしくは２４はその上方位置に留まり、かつ
圧力ロツド１５もしくは２５および、下方の走行
ビーム３もしくは２３への架橋部分１６もしくは
２６との接触が失われることがある。第５図は第
２図の実施例の変化実施例を示すものであり、前
記の点に対してどのようにして反対に作用するこ
とができるかを示している。このためプランジヤ
ピストン２４は下端部に旋削部５１を備えてお
り、この旋削部内にはリングセクタ５２が挿入さ
れており、のリングセクタは圧力リング５３を支
持している。前記圧力リング５３と下方走行ビー
ム２３の架橋部分２６との間には、複数の振子ア
ンカが配置されている。各振子アンカ５４の頭部
５５と、架橋部分２６に固定された保持キヤツプ
５６との間には、ばね組５７が挿入されており、
該ばね組はナツト５８により張設されている。ば
ね組の張力はナツト５８により支持円板５９，６
０を介して圧力リング５３に伝達され、従つて作
業ピストン２４を、圧力ロツド２５ならびに圧力
部分２５ａおよび２５ｂを介して上方走行ビーム
２３の架橋部分２６に載設するように保持する。
作業ピストン２４はシリンダ孔２２もしくは案内
ブツシユ２２ａ内で調節可能であるように、その
運動能力を保持している。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図および第３図はそれぞれ本発明
による鍛造プレスの実施例を左半部は第４図の矢
印Ａで示す方向から見て、かつ右半部は第４図の
Ｓ−Ｓ線に沿つて断面して示す図、第４図はすべ
ての実施例に共通の平面図、および第５図は第２
図の変化実施例を示す拡大図である。 １……テーブルビーム、１ｂ……貫通孔、２…
…上方の走行ビーム、２ａ，２ｂ，３ａ，３ｂ…
…孔、３，２３，３３……下方の走行ビーム、４
……コラム、４ａ……アンカ、４ｂ……スリー
ブ、４ｃ……ねじ山部分、４ｄ，５８……ナツ
ト、５ａ……下方サドル、５ｂ……上方サドル、
６ａ……シリンダ、６ｂ，１４，２４，３４……
プランジヤピストン、６ｃ……圧力皿、６ｄ……
球状頭部、６ｅ……球面スリーブ、６ｆ，７……
保護管、１１，２１，３１……案内シヤフト、１
２，２２，３２……シリンダ孔、１２ａ，１８
ａ，１８ｂ，２２ａ……案内ブツシユ、１２ｂ，
２２ｂ……プラグブツシユ、１２ｃ，２２ｃ……
プラグブツシユパツキン、１５，２５……圧力ロ
ツド、１５ａ，１５ｂ，２５ａ，２５ｂ……圧力
部分、１６，２６……架橋部分、１８ｃ……離間
ブツシユ、１８ｄ……圧力リング、１９，２９…
……ブツシユ、２０，３０，３９……球継手ブツ
シユ、２８……案内、２８ａ……保持リング、２
８ｂ……内側リング、２８ｃ……外側リング、５
１……旋削部、５２……リングセクタ、５３……
圧力リング、５４……振子アンカ、５５……頭
部、５６……保持キヤツプ、５７……ばね組、５
９，６０……支持円板。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 走行フレームを備えた床下構造形式の鍛造プ
   レスであつて、テーブルビーム１と、上方の走行
   ビーム２と下方の走行ビーム３，２３，３３とこ
   れらの走行ビーム２，３，２３，３３を結合する
   コラム４とから成る走行フレームと、テーブルビ
   ーム１の下に配置された、テーブルビーム１と結
   合された、シリンダ孔１２，２２を有するシリン
   ダと、該シリンダにより保持された、走行フレー
   ムを案内するためのガイドと、前記シリンダのシ
   リンダ孔１２，２２内にあつて、走行フレームに
   作用する作業ピストン１４，２４と、テーブルビ
   ーム１と上方の走行ビーム２との間の引戻しピス
   トンシリンダユニツトとを有する形式のものにお
   いて、テーブルビーム１と結合されたシリンダが
   下方の走行ビーム３，２３，３３のための案内シ
   ヤフト１１，２１，３１として構成され、下方の
   走行ビーム３，２３，３３が前記案内シヤフト１
   １，２１，３３に沿つて案内されており、該案内
   シヤフト１１，２１，３１を形成するシリンダの
   シリンダ孔１２，２２内の作業ピストン１４，２
   ４，３４が球継手の間に配置された圧力ロツド１
   ５，２５，３５と走行ビーム３，２３，３３に対
   する架橋部分１６，２６とを介して走行ビーム
   ３，２３，３３に支えられていることを特徴とす
   る、床下構造形式の鍛造プレス。 ２ 案内シヤフト１１に沿つて２つの案内１８
   ａ，１８ｂが間隔をおいて、偏心的な鍛造抵抗に
   より発生させられるモーメントを吸収するために
   配置されており、案内シヤフト１１の長さが案内
   １８ａ，１８ｂの間隔と長さとにより規定された
   寸法に最大プレス行程寸法を加えた寸法に相応し
   ている、特許請求の範囲第１項記載の鍛造プレ
   ス。 ３ 走行フレームが下方の走行ビーム２３，３３
   と案内シヤフト２１，３１との間の案内２８，３
   ９と、テーブルビーム１と両走行ビーム２，３，
   ２３，３３を相互に結合するコラム４との間の案
   内２０，３０とにより案内されている、特許請求
   の範囲第１項記載の鍛造プレス。 ４ 下方の走行ビーム３，２３と案内シヤフト１
   １，２１との間の案内手段１８ａ，１８ｂ，２８
   が案内シヤフト１１，２１に固定されており、下
   方の走行ビーム３，２３が該案内手段１８ａ，１
   ８ｂもしくは案内手段２８に対して相対移動可能
   である、特許請求の範囲第２項又は第３項記載の
   鍛造プレス。 ５ 下方の走行ビームが案内ブツシユ１９，２９
   により、案内シヤフト１１，２１の長さに相応す
   る長さに亙つて被覆されており、該案内ブツシユ
   １９，２９の孔内で前記案内手段１８ａ，１８
   ｂ，２８が摺動可能である、特許請求の範囲第２
   項又は第３項記載の鍛造プレス。 ６ 下方の走行ビーム３３と案内シヤフト３１と
   の間の案内手段３９が下方の走行ビーム３３に固
   定されており、案内手段３９が案内シヤフト３１
   に沿つて移動可能である、特許請求の範囲第２項
   又は第３項記載の鍛造プレス。 ７ 圧力ロツド２５を介して下方の走行ビーム２
   ３に対する架橋部分２６に支えられた作業ピスト
   ン２４が架橋部分２６に対してばね弾性的に緊定
   されている、特許請求の範囲第１項から第６項ま
   でのいずれか１項記載の鍛造プレス。 ８ 作業ピストン２４の下方端部が圧力ロツド２
   ５と球面状の押圧片２５ａとを受容するために中
   空に構成され、該下端部が押圧リング５３と結合
   されており、該押圧リング５３と下方の走行ビー
   ム２３に対する架橋部分２６との間に、振子アン
   カ５４が圧縮ばね５７を介して配置され、圧力ロ
   ツド２５が該圧縮ばね５７の力に抗して架橋部分
   ２６における球面状の押圧部材２５ｂに支えられ
   る、特許請求の範囲第７項記載の鍛造プレス。