JPH054960Y2 - - Google Patents

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JPH054960Y2
JPH054960Y2 JP943288U JP943288U JPH054960Y2 JP H054960 Y2 JPH054960 Y2 JP H054960Y2 JP 943288 U JP943288 U JP 943288U JP 943288 U JP943288 U JP 943288U JP H054960 Y2 JPH054960 Y2 JP H054960Y2
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press
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column
yokes
yoke
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JP943288U
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/04Frames; Guides
    • B30B15/042Prestressed frames

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ワイヤーワインデイング形プレスフ
レームに係り、ラバープレス、熱間静水圧成形装
置、立形プレス等に利用される。
(従来の技術) 高耐力のピアノ線をフレームの囲りに巻きつけ
大きなプレス力量を線材部分で耐えるようにした
プレスフレームはワイヤーワインデイング形とし
て既知である。
即ち、一般的に小断面の例えば線材では質量効
果による耐力低下が少なく品質が最も安定してい
ることから、例えばピアノ線等では200Kg/mm2
上の耐力が得られ、これを用いてプレスの軸力に
対抗する応力を通常のソリツド材の数倍にとり著
しい軽量化を図りうるとともにプレストレスドタ
イプとなることから歪変動が少ない等の利点があ
ることから、CIP、HIP等のフレームとして広く
用いられている(実公昭61−16959号公報)。
(考案が解決しようとする課題) ところで、このプレスフレームは、第7図で示
す如く対の半円形ヨーク1,2と該ヨーク1,2
間に配置されてプレス内側にスペース長さを設定
するためのコラム3,4とからなり、ヨーク1,
2にコラム3,4の各両端部3A,4Aを接合し
て、外周にピアノ線等の線材を巻付けてプレスト
レスを付与するようにしている。
しかしながら、当該フレームは外周に線材5が
巻付けられていることから、第7図の仮想線6で
示すように変形を生じ、変形による応力レベルは
その形状からヨーク1,2よりもコラム3,4の
方が大であるとともに、コラム3,4においても
その内側の方が外側よりも応力が大である。
このため、コラム3,4の断面積、コラム材質
は内側の応力を基準として設定する必要があり、
これでは、コラム断面積が大きくなるという問題
があり、又、コラム材料としても高強度材を必要
とし、このためコストアツプを招いていた。
本考案は斯る問題点をヨークとコラムとの接合
部の形状を工夫するという簡易な手段で解決しよ
うとするものである。
(課題を解決するための手段) 本考案は、一対の半円形ヨーク10,11と該
ヨーク10,11間に配置されてプレス内側にス
ペース長さを設定するためのコラム12,13と
からなり、外周にプレス軸力に対抗する線材14
を整列状に巻付けているワイヤーワインデイング
形プレスフレームにおいて、叙述の目的を達成す
るために以下の技術的手段を講じたのである。
すなわち、本考案は、半円形ヨーク10,11
のそれぞれに接合される各コラム12,13の端
部12A,13Aを、ヨーク10,11のたわみ
曲線17に沿う形状としたことを特徴とするので
ある。
(作用) コラム12,13の端部12A,13Aが、ヨ
ーク10,11のたわみ曲線17に沿う形状であ
ることから、コラム12,13の内側と外側の応
力状態が同一となり、このためコラム12,13
の断面積を小さくしてもよい。
(実施例) 以下、図面を参照して本考案の実施例を詳述す
る。
第1図から第3図において、10は上部の半円
形ヨーク、11は下部の半円形ヨークであり、こ
の一対のヨーク10,11間に左右一対のコラム
12,13が配置されてプレス内側にスペース長
さ(高さ)を設定している。
14はピアノ線などの線材であり、ヨークおよ
びコラムの外周に形成された溝15に整列状に巻
付けられている。
すなわち、テンシヨンを加え又は加熱しながら
例えば200Kg/cm2級の角形ワイヤの複数の溝15
に方形ブロツクの整列状として巻付けて、プレス
軸力を受担すべくプレストレストを付与してい
る。
なお、第1図において、16は位置決めのピン
を示している。
ここにおいて、線材14の巻付け前において、
コラム12,13の端部12A,13Aにはヨー
ク10,11のたわみ曲線17に沿うべくテーパ
ー状に形成されている。
すなわち、コラム12,13の内側長さBに対
して外側長さCが大(長く)され、この端部12
A,13Aをヨーク10,11に接合して線材1
4が前述の如く巻付けられている。
因に、2000トランクスのプレスのコラムについ
てFEM解析を行つたところヨークとコラムの接
触面の変位はコラム内外で0.32mmであり、これが
コラムとヨークのクリアランス(C−B)とされ
る。
これにより、コラム12,13の外側と内側で
歪量が異なりこれによつて、応力も異なることか
ら、内側、外側の変形量の差を端部12A,13
Aに形状して、応力状態を同一にしているのであ
る。
第4図は本考案の第2実施例を示し、一対のヨ
ーク10,11、コラム12,13をピースとな
し、これを前述した通りにして作成し、このピー
スを積層してリーマボルト18で締結したもので
ある。
第5図を参照すれば本考案に係るプレスフレー
ム装置をラバープレスに適用した実施例が示して
あり、同第5図において、19はポルスタ、20
は容器、21は上蓋、22は下蓋、23はボトム
サポータである。
第6図は立形プレスに適用した実施例であり、
24は主シリンダ、25は主ラム、26はクロス
ヘツド、27はサイドシリンダ、28はガイド、
29は下金型、30は上金型である。
なお、以上の例では立形フレーム装置として示
しているが、本考案は横形フレーム装置にも適用
可能である。
(考案の効果) 本考案は以上の通りであり、半円形ヨークに接
合されるコラムの端部がヨークのたわみ曲線に沿
う形状とされているので、コラム内外の歪量は同
じとなり、応力状態が同一となるので、コラムの
断面積を小さくできるし、コラム材質としてより
低強度材を使用可能とする。
ヨークにコラム端部と同様な機械加工を施して
も同じような作用はするけれども、ヨークに加工
することはコラムに加工するよりも困難であり、
この点においても有利となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す正面図、第2図
と第4図は第1図A−A線に沿う2つの例を示す
断面図、第3図は組付け前の正面図、第5図と第
6図は本考案の使用例(適用例)を示す一部断面
斜視図、第7図は従来例の正面図である。 10,11……ヨーク、12,13……コラ
ム、12A,13A……コラム端部、14……線
材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一対の半円形ヨーク10,11と該ヨーク1
    0,11間に配置されてプレス内側にスペース長
    さを設定するためのコラム12,13とからな
    り、外周にプレス軸力に対抗する線材14を整列
    状に巻付けているワイヤーワインデイング形プレ
    スフレームにおいて、 半円形ヨーク10,11のそれぞれに接合され
    る各コラム12,13の端部12A,13Aを、
    ヨーク10,11のたわみ曲線17に沿う形状と
    したことを特徴とするワイヤーワインデイング形
    プレスフレーム。
JP943288U 1988-01-26 1988-01-26 Expired - Lifetime JPH054960Y2 (ja)

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JP943288U JPH054960Y2 (ja) 1988-01-26 1988-01-26

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JP943288U JPH054960Y2 (ja) 1988-01-26 1988-01-26

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JPH01114199U JPH01114199U (ja) 1989-08-01
JPH054960Y2 true JPH054960Y2 (ja) 1993-02-08

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010137281A (ja) * 2008-11-17 2010-06-24 Kobe Steel Ltd 加圧装置

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JPH01114199U (ja) 1989-08-01

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