JPH0343809B2 - - Google Patents

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JPH0343809B2
JPH0343809B2 JP56500959A JP50095981A JPH0343809B2 JP H0343809 B2 JPH0343809 B2 JP H0343809B2 JP 56500959 A JP56500959 A JP 56500959A JP 50095981 A JP50095981 A JP 50095981A JP H0343809 B2 JPH0343809 B2 JP H0343809B2
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frequency
circuit
loop
new
signal
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Sukotsuto Neiru Suitsushaa
Richaado Edowaado Baanetsuto
Hooru Kebin Gurinaa
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Motorola Inc
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L7/00Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
    • H03L7/06Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
    • H03L7/16Indirect frequency synthesis, i.e. generating a desired one of a number of predetermined frequencies using a frequency- or phase-locked loop
    • H03L7/18Indirect frequency synthesis, i.e. generating a desired one of a number of predetermined frequencies using a frequency- or phase-locked loop using a frequency divider or counter in the loop
    • H03L7/183Indirect frequency synthesis, i.e. generating a desired one of a number of predetermined frequencies using a frequency- or phase-locked loop using a frequency divider or counter in the loop a time difference being used for locking the loop, the counter counting between fixed numbers or the frequency divider dividing by a fixed number
    • H03L7/187Indirect frequency synthesis, i.e. generating a desired one of a number of predetermined frequencies using a frequency- or phase-locked loop using a frequency divider or counter in the loop a time difference being used for locking the loop, the counter counting between fixed numbers or the frequency divider dividing by a fixed number using means for coarse tuning the voltage controlled oscillator of the loop
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    • H03L7/1077Details of the phase-locked loop for assuring initial synchronisation or for broadening the capture range using a variable transfer function for the loop, e.g. low pass filter having a variable bandwidth by changing characteristics of the phase or frequency detection means
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    • H03L2207/06Phase locked loops with a controlled oscillator having at least two frequency control terminals

Landscapes

  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Description

請求の範囲 1 a 周波数FREFの基準信号を発生する基準信
号源と、 b その入力に印加された制御信号に応答し、そ
の出力に発振器信号を発生し、かつ利得KV
有する電圧制御発振器と、 c 電圧制御発振器信号を除数Nで分周するプロ
グラム可能な分周手段と、 d 第1の入力端子を前記基準信号源に結合さ
せ、第2の入力端子を分周手段に結合させ、出
力端子を電圧制御発振器に結合させ、その出力
端子において、前記第1、第2入力端子におい
て受信した信号の位相差を表わす制御信号を発
生するサンプル・ホールド位相比較器手段と、
を具え、 前記位相比較器は、サンプル・ホールド位相比
較器であり、式K〓=N×FREF/KVで近似的に与
えられる利得K〓を有し、ただし、K〓はボルト/
ラジアンで表わされ、FREFは基準周波数、Nはル
ープ分周比、KVはラジアン/(ボルト−秒)で
表わされることを特徴とする高速ロツク機能を備
えた同期化周波数シンセサイザ。
2 新除数NNEWをロードすることにより旧除数
Nから新除数NNEWへ分周手段を同期的にプログ
ラムする手段を具え、該分周手段は旧除数Nによ
るカウントを終了する前に新除数NNEWによるカ
ウントを開始しないことを特徴とする請求の範囲
第1項記載の高速ロツク機能を備えた同期化周波
数シンセサイザ。
3 前記電圧制御発振回路は複数の周波数レンジ
にわたつて動作し、更に、前記旧除数Nを用いた
カウントを終了した前記分周手段に応答してレン
ジ・シフト動作により前記電圧制御発振器の周波
数レンジを同期的にシフトする手段を備えたこと
を特徴とする請求の範囲第2項記載の高速ロツク
機能を備えた同期化周波数シンセサイザ。
4 波手段を具え、前記位相比較手段の出力端
子に結合された入力端子及び前記電圧制御発振器
の入力端子に結合された出力端子を有する信号処
理手段を備え、該信号処理手段は、前記ループ除
数の変更に応答して該周波数シンセサイザによる
所望周波数の取得許容期間にわたつて前記入力端
子を前記出力端子に直結し、かつそれ以外の全期
間にわたつて前記入力端子を前記波手段に結合
させ前記制御信号を波して該波された制御信
号を前記出力端子に供給することを特徴とする請
求の範囲第1項、第2項又は第3項の何れかに記
載の改良高速ロツク周波数シンセサイザ。
発明の背景 発明の技術分野 本発明は概括的には電子的処理技術の分野に関
し、より具体的には、改良された低雑音の、高速
ロツク機能を備えた同期化周波数シンセサイザに
関する。
先行技術の説明 デイジタル周波数シンセサイザは、通常、電圧
制御発振回路(VCO)の信号出力周波数FVCO
ループ分周回路で分周されるという標準の位相ロ
ツク・ループ回路を採用している。このループ分
周回路の出力は帰還され、位相比較回路内におい
て基準信号周波数FREFと比較される。この位相比
較回路は制御信号を発生し、この制御信号は電圧
制御発振回路(VCO)に結合され、こ電圧制御
発振回路(VO)から所望周波数FVCOの出力信号
が出力される。このループ分周回路はすべてのN
番目の入力パルスに応答して出力信号を発生し、
これによつて入力周波数を分周比Nで分周する。
従つて、この電圧制御発振回路VCOの信号出力
周波数FVCOは基準信号周波数FREFのN倍(すなわ
ちFVCO=N×FREF)にロツクされよう。かような
デイジタル周波数シンセサイザは、英国特許第
1444860号明細書により周知である。
使用される位相比較回路の1形式は、サンプ
ル・ホールド位相比較回路である。この形式の位
相比較回路は、入力基準周波数FREFとループ分周
回路の出力間の関係をサンプルし、この位相関係
を表わす値を次のサンプリングまでその出力端に
ホールドする。この結果、得られる位相検出信号
は微小なリツプル電圧を有しているが、基準波形
の各サイクルにおいて、ホールドされた最終のサ
ンプル値に従つて出力が段階的に増大される。こ
の形式のサンプル・ホールド比較回路は高性能で
あり、しかも半導体チツプへの集積化も可能であ
る。
この種のサンプル・ホールド位相比較回路及び
プログラム可能なループ分周回路を使用すること
により、比較的安価でしかも広帯域の周波数シン
セサイザを構成できる。しかしながら、このよう
なシステムは、出力周波数FVCOを所望の新たな周
波数に変更する要求への応答が比較的遅い。新た
な周波数への切替時間を減少させるための1方法
は、このシンセサイザのループ帯域を増加するこ
とである。しかしながら、これによつて雑音と基
準フイード・スルーが増大する。高速シンセサイ
ザへの他のアプローチには、二重ループや混合ル
ープ・シンセサイザが含まれる。しかしながら、
これらは複雑かつ高価な回路を必要とし、しかも
スプリアス信号を発生しがちである。
従つて、比較的安価でしかも出力周波数の変更
指令に対し極めて高速な応答性を有し、しかも最
適化、低減化された雑音とスプリアス特性を保つ
ことができる周波数シンセサイザが要請されてい
る。
発明の概要 本発明の1つの目的は、高周波無線通信への応
用に特に適した、高速ロツク機能を備えた同期化
周波数シンセサイザを提供することにある。
本発明の他の目的は、ある周波数の値から新た
な所望の周波数の値に極めて高速に切替えること
ができる、高速ロツク機能を備えた同期化周波数
シンセサイザを提供することにある。
本発明の他の目的は、雑音特性のもとで、優れ
た高速ロツク能力を有する、高速ロツク機能を備
えた同期化周波数シンセサイザを提供することに
ある。
本発明の他の目的は、広帯域にわたつて使用で
きる、高速ロツク機能を備えた同期化周波数シン
セサイザを提供することにある。
簡単に説明すれば、本発明の一実施例に従つ
て、新周波数に対し極めて高速にロツクできる同
期化周波数シンセサイザが提供される。この周波
数シンセサイザにおいて、基準信号周波数FREF
基準信号が発生されてサンプル・ホールド位相比
較回路20の第1の入力端子16に供給される。
さらに、制御入力端子24に供給された制御信号
に応じて出力端子28に発振信号FVCOを発生する
電圧制御発振回路30が提供される。この電圧制
御発振回路(VCO)30は、、特性利得KVを有
している。この電圧制御発振回路(VCO)30
の出力信号はプログラム可能な分周回路34に直
接供給され、これは上記電圧制御発振回路
(VCO)30の出力信号を除数(分周比)Nで分
周する。この分周信号は次いでサンプル・ホール
ド位相比較回路20の第2の入力端子22に供給
される。このサンプル・ホールド位相比較回路2
0は、その第1の入力端子16に供給された基準
信号(FREF)とその第2の入力端子22に供給さ
れた分周信号とを比較し、この2つの入力信号の
位相差を表わす制御信号をその出力端子18に発
生する。新周波数への変更に際し、高速ロツク特
性を実現するためには、後に詳述するように位相
比較回路の最適(設定)利息K〓はほぼK〓=N×
FREF/KVでなければならないと本出願人は決定
した。ここで、FREFはヘルツ(Herz)で表わさ
れ、KVはラジアン/(ボルト・秒)で表わされ、
Nはループ分周比(除数)であり、またK〓はボ
ルト/ラジアンで表わされる。この位相比較回路
20によつて所望の利得のもとで発生される制御
信号は、電圧制御発振回路(VCO)30に結合
される。
本発明の他の特徴によれば、周波数シンセサイ
ザの周波数変更のための旧除数Nから新除数
NNEWへのプログラミングは同期化されている。
この分周回路34を同期化するために、この分周
回路34が旧除数Nによるカウントを終了する前
には新除数NNEWによるカウントを開始しないよ
うに新除数NNEWがロードされる。
本発明の更に他の特徴によれば、電圧制御発振
回路(VCO)30は同期してシフトされる複数
の周波数レンジを有している。このように、この
電圧制御発振回路(VCO)30は、旧除数Nに
よるカウントを終了した分周手段に応答して新周
波数レンジにシフトされる。
本発明の更に他の特徴によれば、位相比較回路
20の出力端子18と電圧制御発振回路(VCO)
30の入力端子24間に信号処理回路が結合され
る。この信号処理回路は適応(adaptive)ルー
プ・フイルタ100であり、この適応ループ・フ
イルタ100は除数Nの変更に応答して、位相比
較回路20の出力端子18を電圧制御発振回路
(VCO)30の入力端子24に直結する。このよ
うにして、周波数が変更されたとき、新周波数が
取得されるのに要する時間にわたつて、位相比較
回路20は電圧制御発振回路(VCO)30に直
結される。その他の全期間にわたつて、位相比較
回路20からの信号は適応ループ・フイルタ10
0の入力端子103に結合され、この適応ルー
プ・フイルタ100は制御信号をフイルタリング
(波)してこれを電圧制御発振回路(VCO)3
0に結合させる。
上述した本発明は、理想状態のもとでは、基準
波形の1サイクル内に新周波数へのロツクを許容
する。これは、サンプル・ホールド位相比較回路
20が最適利得K〓を設定・使用する結果である。
ループ分周回路34の同期化やレンジ・シフトの
同期化という付加的な特徴の使用により、この高
速ロツク機能の利点を十分に活用した高性能の高
速ロツク機能を備えた同期化周波数シンセサイザ
が提供される。さらに、適応ループ・フイルタ1
00の使用はロツク状態における改良された雑音
特性を提供する。
本発明の構成は下記に示す通りである。即ち、
本発明は周波数FREFの基準信号を発生する基準信
号源11と、 入力端子24に供給された制御信号に応答しそ
の出力端子26において発振器信号(FVCO)を発
生し、かつ利得KVを有する電圧制御発振回路3
0と、該電圧制御発振回路30の信号を除数Nで
分周するプログラム可能なループ分周回路34
と、第1の入力端子16を前記基準信号源に結合
させ、第2の入力端子22を前記ループ分周回路
34に結合させ、出力端子18を前記電圧制御発
振回路30に結合させ、その出力端子18におい
て、前記第1、第2入力端子16,22において
受信した信号の位相差を表わす制御信号を発生す
る位相比較回路20とを具え、 前記位相比較回路20は、サンプル・ホールド
位相比較器であり、式K〓=N×FREF/KVで近似
的に与えられる利得K〓を有し、ただし、K〓はボ
ルト/ラジアンで表され、FREFは基準周波数、N
はループ分周比、KVはラジアン/(ボルト−秒)
で表わされることを特徴とする高速ロツク機能を
備えた同期化周波数シンセサイザ。としての構成
を有し、或いはまた、 新除数NNEWをロードすることにより旧除数N
から新除数NNEWへループ分周回路34を同期的
にプログラムする、カウンタ40とマルチプレク
サ50と周波数プログラミングデータ・ラツチ6
0とPROM70とアドレス・ラツチ80と及び
周波数選択デバイス90とから構成される、回路
を具え、該ループ分周回路34は旧除数Nによる
カウントを終了する前に新除数NNEWによるカウ
ントを開始しないことを特徴とする請求の範囲第
1項記載の高速ロツク機能を備えた同期化周波数
シンセサイザとしての構成を有し、或いはまた、 前記電圧制御発振回路30は複数の周波数レン
ジにわたつて動作し、更に、前記旧除数Nを用い
たカウントを終了し前記ループ分周回路34に応
答してレンジ・シフト動作により前記電圧制御発
振回路30の周波数レンジを同期的にシフトす
る、レンジ・シフト・ラツチ92を備えたことを
特徴とする請求の範囲第2項記載の高速ロツク機
能を備えた同期化周波数シンセサイザ。としての
構成を有し、更にまた、 適応ループ・フイルタ100を具え、前記適応
ループ・フイルタ100の入力端子103を前記
位相比較回路20の出力端子18に結合させ、前
記適応ループ・フイルタの出力端子104を前記
電圧制御発振回路30の入力端子24に結合さ
せ、前記適応ループ・フイルタ100の別の入力
102をタイマ99の出力101に結合させかつ
前記タイマ99の入力は周波数変更検出回路97
の出力98に結合させることにより周波数変更検
出回路97とタイマ99と適応ループ・フイルタ
100からなる信号処理回路を構成し、該信号処
理回路97,99,100は、前記ループ分周回
路34の除数Nの変更に応答して、該周波数シン
セサイザによる所望周波数の取得許容期間にわた
つて、前記入力端子103を前記出力端子104
に直結し、かつそれ以外の全期間にわたつて、前
記入力端子103を前記適応ループ・フイルタ1
00に結合させ、前記位相比較回路20の出力端
子18における信号をフイルタリングして該フイ
ルタリングされた制御信号を前記出力端子104
に供給することを特徴とする前記請求の範囲第1
項もしくは第2項もしくは第3項の内、いずれか
1項記載の高速ロツク機能を備えた同期化周波数
シンセサイザ。としての構成を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
新規であると信じられる本発明の特徴は請求の
範囲に記載されている。以下の図面に関して行わ
れる説明を参照することにより、本発明はその他
の目的及び利点と共に良く理解され得よう。
第1図は、最適利得K〓を有するサンプル・ホ
ールド位相比較回路を用いた新規な高速ロツク機
能を備えた同期化周波数シンセサイザの一実施例
を図示するブロツク図である。
第2図は、ループ分周回路と電圧制御発振回路
の同期化を用いた新規な高速ロツク機能を備えた
同期化周波数シンセサイザの他の実施例を図示す
るブロツク図である。
第3図は、適応ループ・フイルタを用いた新規
な高速ロツク機能を備えた同期化周波数シンセサ
イザの更に他の実施例を図示するブロツク図であ
る。
第4図は、第3図示の周波数変更検出回路を更
に詳細に図示する構成図である。
第5図は第3図示の適応ループ・フイルタを更
に詳細に図示する構成図である。
第6図は、第1図乃至第5図中の種々の点にお
ける波形を図示するタイミング図である。
第7図は、サンプル・ホールド位相比較回路の
動作説明図であり、ループ分周回路のパルス波形
と、ランプ波形となる位相比較回路の出力におけ
る制御信号波形を示し、 第8図は、シンセサイザのロツク時間tとルー
プ利得KVK〓/Npとの論理曲線を示す図である。
好適実施例の説明 第1図は、最適利得K〓を有するサンプル・ホ
ールド位相比較回路20を用いた新規な高速ロツ
ク周波数シンセサイザの一実施例を図示するブロ
ツク図である。第1図に示するように、基準信号
源11を有する位相ロツク・ループ10が用いら
れており、基準信号源11は第6図の波形Aで示
すような周波数FREFの基準信号を発生する。この
好適実施例においては、この基準信号源11は、
図示のように高周波発振回路12及びこれに結合
されて発振周波数を所望の基準信号周波数FREF
分周する基準周波数分周回路14から構成されて
いる。
この基準信号は、最適利得K〓を有するサンプ
ル・ホールド位相比較回路20の第1の入力端子
16に結合される。この位相比較回路20は、第
2の入力端子22及び出力端子18を有してい
る。このサンプル・ホールド位相比較回路20
は、入力端子16に供給された基準信号(FREF
と第2の入力端子22に供給されたループ分周回
路34の信号との比較を行う。この位相比較回路
20は、ループ分周回路34のパルスが発生する
たびに2つの入力信号の位相関係をサンプルし、
これらの位相誤差を表示する制御信号を発生す
る。この制御信号は、次のサンプリングまで位相
比較回路20の出力端子18にホールドされる。
このようにして、ループ分周回路34のパルスが
発生したときだけ制御信号の増加が生ずる。
この位相比較回路20の出力端子18の制御信
号は、電圧制御発振回路(VCO)30の制御入
力端子24に直結される。この電圧制御発振回路
(VCO)30は、その制御入力端子24に受けた
制御信号(すなわち位相比較回路20の位相誤差
信号)に応答して周波数FVCOの発振回路出力をそ
の出力端子26に出力する。
電圧制御発振回路(VCO)30の出力端子2
6は、ループ分周回路34の入力端子32に信号
を供給する。このループ分周回路34は、電圧制
御発振回路(VCO)30からの周波数FVCOの信
号を整数Nで分周する。このループ分周回路34
の出力端子36は位相比較回路20の第2の入力
端子22に結合されており、これによつて周波数
FVCOのループ分周回路信号をNで分周したものが
入力端子22に供給れさる。この典型的なループ
分周回路信号波形が第6図の波形L及び波形Nで
例示されている。
出力端子28の周波数FVCOを変更するには、分
周比(除数)Nを新たな値、即ち分周比(除数)
NNEWに変更しなければならない。この分周比N
は、ループ分周回路34の入力端子NIO−NIX
介して新たな値をプログラムし直すことによつて
変更される。出力端子28における信号周波数
FVCOは、発振回路12の基準信号周波数FREFのN
倍の値に等しくなる。(すなわちFVCO=FREF×
N)。
この種の周波数シンセサイザの代表的なもの
は、分周比Nが新たな分周比NNEWに変更された
場合の新周波数へのロツク動作に関し比較的低速
である。しかしながら本件出願人は、サンプル・
ホールド位相比較回路20の最適利得K〓を次
式: K〓=N×FREF/KV ……(1) のように与えた場合、このシンセサイザは理想的
には基準信号の1サイクルの間に新たな周波数に
ロツクされ得ることを決定した。ただしK〓はボ
ルト/ラジアンで表わされ、Nはループ分周比で
あり、FREFはヘルツ(Herz)で表わされ、KVは、
ラジアン/ボルト・秒で表わされる電圧制御発振
回路(VCO)30の利得である。このようにし
て、Nを完全にカウントしたのちNの値がNNEW
に変更されると、ループ・パルスL,Nが発生さ
れて基準波形Aと比較される。位相比較回路20
の利得が(1)式で与えられる適正な値であれば、こ
の位相比較回路20からの出力電圧はVCOを新
たな所望周波数FREF×NNEWに正確にシフトする
のに必要な正確な電圧値になる。このように、基
準波形の(FREF)1周期内に新たな周波数を得る
ことができる。この理想的な結果は、電圧制御発
振回路(VCO)30の周波数対電圧特性の非直
線性やループ時間遅延等の非理想的な効果のた
め、実際には得ることができない。しかしなが
ら、(1)式で近似的に定められるサンプル・ホール
ド位相比較回路20の利得を使用することによ
り、基準波形の数サイクル内にロツク状態が作成
可能な最適結果を得ることができる。従つて、好
適実施例においては、位相比較回路20の利得は
(1)式で近似的に定められる値になるように設定さ
れる。
周波数シンセサイザの技術分野においては、二
重係数(dual modulus)プレ・スケーラから成
るループ分周回路及び最小限2個のカウンタを使
用してN分周を行うことが通常である。この種の
回路においては、除数Nは各カウンタ内にプログ
ラムされたカウント値で決定される。この種装置
の1つは、モトローラ社に譲渡されたMillerらの
米国特許第4053739号明細書に開示されている。
本出願人が採択した他の手法は、プログラム可能
な係数A及びBと共に二重係数プレ・スケーラ及
び2個のカウンタを使用するものである。プレ・
スケーラが所定の係数P+1を有している状態で
A係数カウンタがカウントを行うことによりカウ
ント・サイクルが開始され、このAカウントが終
了するとプレ・スケーラの係数が第2の所定係数
Pに変更されかつB係数カウンタがカウントを開
始する。Bカウンタがカウントを停止したときに
全カウント・サイクルが完了し、このサイクルが
繰返し開始される。この分周回路の動作は、A係
数カウンタがカウントしているときにB係数カウ
ンタがカウント・データをロードしており、B係
数カウンタがカウントしているときにA係数カウ
ンタがカウント・データをロードしているという
具合に行われる。各サイクルの開始時点において
Aカウンタがカウント・モードにありこのときB
カウンタがロード中であるから、この期間内に分
周回路のプログラミング・データが変更されたも
のとすれば、A係数カウンタは旧周波数に対する
係数を用いてカウントを行いかつB係数カウンタ
はその後新周波数に対する係数を用いてカウント
を行うことになる。従つて、1サイクルの間に分
周比に誤差が生じ、次のサンプルは所望のルー
プ・スイツチング効果を生じないことになる。
N分周機能用に多重カウンタを用いた他の公知
カウント装置も存在する。これらいずれの手法に
おいても、カウント・サイクル期間内の不適当な
時機に新たな分周比データがロードされると、分
周比に誤りが生じ、この結果周波数シンセサイザ
の出力周波数は誤りの周波数に対してロツク動作
を開始する。従つて、このループ分周回路のプロ
グラム動作を同期化して誤りの除数をさせる必要
がある。
また、ループ分周回路内に新たな分周データを
多重にロードするのが通常である。この場合、こ
れらのデータをロードするのに要する時間はある
幅にわたつて離間し、データの1部はあるカウン
タ・サイクル内に、1部は次のカウント・サイク
ル内にロードされることになる。この結果分周比
に誤りが生じ、シンセサイザが新周波数にロツク
されるのにより長時間を要することになる。第2
図は本発明の他の実施例を図示しているが、ここ
においてループ分周回路のロード動作は同期化さ
れており、最適利得サンプル・ホールド周波数シ
ンセサイザの最大の利点を発揮すると共に誤りの
除数に基くロツク動作の遅れを回避している。
第2図の周波数シンセサイザにおいて、基準分
周回路の初期の段からクロツク信号が取出されて
カウンタ40のCLK入力端子42に供給される。
このような信号の例が第6図の波形Bで示されて
いる。カウンタ40は3個のフリツプ・フロツプ
44,45及び46並びにナンドゲート43から
構成される6個の係数のカウンタを与える。この
カウンタ40は図示のように、以下に示す真理値
表に従つて、第6図中にC,D及びEで示す波形
のアドレス信号用として出力端子47,48及び
49に出力される6種の出力状態を発生する。
表1 出力端子 出力状態 47 48 49 1 0 0 0 2 1 1 0 3 0 1 1 4 1 1 1 5 0 0 1 6 1 0 0 このカウンタ40で発生された6種の出力状態
は、マルチプレクサ50のアドレス入力端子5
1,52及び53に供給される。マルチプレクサ
50は基本的には3から6へのライン・デコーダ
であり、入力端子54上のロー信号に
よつてイネーブルされる。周波数FREFの基準信号
源出力(第6図の波形A)がマルチプレクサの
ENABLE入力端子に供給される。この結果、カ
ウンタ40からの6種の出力状態はマルチプレク
サ50のアドレス入力端子51,52及び53に
連続的に供給されているが、このマルチプレクサ
50は基準信号がローの時だけイネーブルされ
る。この結果、基準信号がローである時を除き、
ループ分周回路のプログラミング・データ・ラツ
チ60にデータがロードされるのが阻止される。
この基準信号は、このシステムが位相ロツク状態
にある時は、ループ分周回路信号(第6図中の波
形L)と基準分周回路信号(第6図中の波形A)
との位相関係に基き、N分周カウント・サイクル
の第2の部分の間だけローになる。従つて、新た
なデータが、誤りの除数を発生することなくデー
タ・ラツチ内へ適正にロードされるのはこの期間
内においてである。
マルチプレクサ50がその入力端子
54上のロー信号によつてイネーブルされると、
マルチプレクサ50はアドレス信号(第6図の波
形C,D及びE)をそのアドレス出力端子55,
56及び57に供給し、これらはプログラマブ
ル・リード・オンリー・メモリ(PROM)70
のアドレス入力端子A0,A1及びA2に直接供
給される。これと同時に、このマルチプレクサは
その入力端子51,52及び53上のアドレス入
力をデコードし、各ストローブ信号線S1−S6上に
ストローブ・パルスを順次発生する。これらのス
トローブ・パルスは第6図中の波形F−Kで図示
されている。
周波数プログラミング・データ・ラツキ60は
ループ分周回路34の周波数をホールドすると共
に、その他の情報もホールドする。好適実施例に
おいては、このラツチの組は4個ずつ6群の合計
24個のラツチで構成されている。4個のラツチの
6群は、それぞれストローブ信号線S1−S6のうち
の1本によりアドレスされる。このストローブ信
号線上にパルスが出現すると、データ・ラツチ6
0のデータ入力線D0−D3上のデータがストロー
ブされたラツチ内にロードされる。このラツチ6
0内に取込まれたデータは、入力端子NO−NX
介してループ分周回路に直接供給される。
プログラミング・データ・ラツチ60のデータ
入力端子D0−D3に供給されるデータは、PROM
70のデータ出力端子71,72,73及び74
から結合される。これら4個のデータ出力端子7
1−74に供給されるPROM70からのデータ
は、マルチプレクサ50及びアドレス・ラツチ8
0からの信号を受けるPROM70アドレスの入
力端子A0−A7上の信号によつて決定される。
周波数選択デバイス90から5本のデータ信号
線91を介してアドレス・ラツチ80に周波数選
択入力が供給される。この周波数選択デバイス9
0は、任意の周波数を選択するのに必要な5個の
デイジタル・アドレス入力を供給する任意の回路
でよい。この回路は、2値スイツチ、トグル・ス
イツチ、エンコーダないしはマイクロプロセツサ
等を備えた各種の任意装置でよい。
アドレス・ラツチ80は、クロツク入力端子8
2上に正パルスが出現したときだけアドレス・デ
ータをロードする。このクロツク入力端子82
は、ループ分周回路の出力端子36に直結されて
いる。従つて、各アドレス・ラツチはループ分周
回路パルス(第6図の波形L参照)が発生した時
だけ新たなデータをそこにロードする。これは、
ループ・パルスが発生した時を除いてアドレス・
ラツチ内のデータが変更されることを防止する。
このアドレス・ラツチに蓄積されたデータは、
PROM70のアドレス入力端子A3−A7に供給さ
れる。好適システムにおいては、これらアドレス
入力はPROMアドレスの5個のMSBである。こ
れら5個のMSBが選択された周波数に対応して
周波数プログラミング・データ・ラツチ60内に
ロードすべき6個のデータの組を蓄積する
PROMのセグメントをアドレスするように、
PROM70が構成されている。3個のLSBA0
A2がマルチプレクサからPROMに供給される。
従つて、PROM70の入力端子A0−A2に順次供
給されている表1の6個のアドレス状態の結果と
して6個のPROMアドレス・ロケーシヨンが順
次アドレスされる。このPROM内の各ロケーシ
ヨンは4個のデータ・ビツトを含んでおり、これ
らは、PROM70のアドレス入力端子A0−A7
にこのロケーシヨンのアドレスが存在する時に
PROM70の出力端子71−74に供給される。
アドレス入力端子A0−A2が順次インクリメン
トされている(第6図の波形C,D及びE参照)
時に、マルチプレクサ50のストローブ信号線S1
−S6が同時に順次ストローブされている(第6図
の波形F−K参照)ことを想起されたい。この結
果、このマルチプレクサは、データ入力端子D0
−D3に直接供給されるPROM内の4ビツトの組
をアドレスすると同時に周波数データ・ラツチ6
0内の4個のラツチの各組をストローブする。従
つて、データD0−D3が適切なデータ・ラツチ内
にロードされる(第6図の波形D0−D3を参照)。
完全な1サイクルが終了すると(すなわちストロ
ーブ・パルスS6の発生後)、基準信号が
入力端子上で再びローになるまでデコーダはデセ
ーブルされる。以上総合すると、基準信号がロー
である期間内だけ周波数プログラミング・デー
タ・ラツチ60内に新たなデータが多重化される
という結果が得られる。
周波数シンセサイザの特性改善の他の方法は、
多重レンジ電圧制御発振回路の使用を含んでい
る。これによつて、この周波数シンセサイザが電
圧制御発振回路の同調範囲を狭い周波数範囲に分
割することによつて広汎な周波数範囲にわたつて
動作することが許容され、このためより小さい電
圧制御発振回路利得定数を用いて等価な周波数範
囲をカバーすることが許容される。しかしなが
ら、この最適利得サンプル・ホールド周波数シン
セサイザの利点を十分に引出すうえで、電圧制御
発振回路のレンジ・シフを同期化して新たな除数
を用いる第1のカウント・サイクルの開始時点に
おいてレンジがシフトされるようにする必要があ
る。これは、上述した高速ロツク手法のために電
圧制御発振回路からの旧周波数と旧N値を用いる
ループサイクルが完了してからレンジのシフトを
行う必要があるからである。
このレンジ・シフト同期化は、第2図示のよう
にレンジ・シフト・ラツチ92を用いて達成され
る。好適実施例においては、周波数プログラミン
グデータ・ラツチ60内に蓄積された2ビツトの
データは、電圧制御発振回路がプログラムされた
周波数で動作するレンジを決定するためのデータ
である。このように、レンジ・シフト・ビツト
R1及びR2が周波数プログラミングデータ・ラツ
チ60からレンジ・シフト・ラツチ92の入力端
子94,95に結合される。このレンジ・シフ
ト・ラツチ92のクロツク入力端子93は、ルー
プ分周回路34の出力端子36に直結されてい
る。このレンジ・シフト・ラツチ92は正端トリ
ガが行われる。従つて、周波数プログラミング・
データがデータ・ラツチ内に蓄積されかつループ
分周回路34に供給されたのち、このループ分周
回路34は旧除数で既知の信号の分周を終了し、
このカウント・サイクルの終端でループ分周回路
パルスを発生する。このループ分周回路パルスは
次にレンジ・シフト・ラツチ92をトリガし、こ
の結果、入力端子94及び95に供給されたデー
タがレンジ・シフト・ラツチ92にロードされ
る。データがローからハイに変化したときのラツ
チ92の1つの出力端子上の信号の一例が第6図
の波形Mで示されている。レンジ・シフト・ラツ
チ92に新たなデータがロードされると、このデ
ータは電圧制御発振回路30のレンジ・シフト入
力端子25及び27に直接供給され、これによつ
て電圧制御発振回路のレンジが変更される。この
ように、電圧制御発振回路のレンジは新除数の第
1のカウントの開始点においてだけ変更される。
周波数シンセサイザの雑音特性を改善するため
に、位相比較回路と電圧制御発振回路にローパ
ス・フイルタを配置するのが通常である。しか
し、上述した新規な高速ロツク・システムにおい
ては、ローパス・フイルタの使用はこの周波数シ
ンセサイザの新周波数へのロツク時間をかなり長
くしよう。しかしながら、改良雑音特性の利点を
得つつこの新規な周波数シンセサイザの高速ロツ
ク特性を維持するために、第3図示のように適応
(adap−tive)ループ・フイルタが採用されてい
る。このフイルタは、大幅な周波数変化に対して
はループ・フイルタがバイパスされるが、周波数
ロツクが得られたときはこのフイルタがループ内
に置かれることを許容する。このように、低い雑
音及びフイードスルー特性を有する高性能デイジ
タル周波数シンセサイザにおいて高速ロツク手法
が使用可能である。
さて第3図を参照すれば、周波数選択デバイス
90から5本のデータ信号線91上に出力された
周波数選択データは、アドレス・ラツチ80に供
給される。この周波数データは、次にアドレス・
ラツチ80からの5本のデータ線96を介して周
波数変更検出回路97の入力端子B1−B5に直接
供給される。
周波数変更検出回路97は、5本のデータ線9
6のいずれかのデータが変更されるたびにその出
力端子98上にパルスを発生する。この周波数変
更検出回路の出力端子98上の信号は、タイマ9
9に直接供給される。タイマ99は、周波数変更
検出回路の出力端子98からのパルスに応答して
その出力端子101上に所定時間幅のパルスを発
生する。このタイマ・パルスは、ループ・フイル
タがシンセサイザ・ループに切替えられる前にこ
のループが新たな周波数を取得できるようにかつ
適切なループ・フイルタ・コンデンサの充電を許
容するように、十分長い時間幅に選択される。
出力端子101上のタイミング・パルスは、適
応ループ・フイルタ100(第5図に更に詳細に
図示)の制御入力端子102に直接供給される。
この適応ループ・フイルタの入力端子103は位
相比較回路20の出力端子18に直結され、また
その出力端子104は電圧制御発振回路30の入
力端子24に直結されている。適応ループ・フイ
ルタ100の制御入力端子上のタイマ信号がハイ
の時は、このフイルタは入力端子103を出力端
子104に直結し、これによつて位相比較回路2
0を電圧制御発振回路30に直結する。これによ
つて、上述した高速ロツク手法が十分に利用さ
れ、また1次のループ伝達関数が発生される。タ
イマ99で決められた時間後に制御入力端子10
2上のタイミング信号がローになり、適応ルー
プ・フイルタは入力端子103と出力端子104
間のローパス・フイルタに切替わる。従つて、位
相比較回路20からの制御信号が波され、この
波された信号は電圧制御発振回路30に供給さ
れる。位相ロツク・ループはこの後最適閉ループ
特性用の2次及び3次の伝達関数を発生する。こ
れによつて、周波数変更があつたときにはこの周
波数シンセサイザが高速1次ループを用いて新た
な周波数にロツクされることが許容され、かつロ
ツクが得られた後にはループ・フイルタがループ
内に設置されることが許容され、このようにして
改良された雑音及びフイードスルー特性が提供さ
れる。
周波数変更検出回路97が第4図に更に詳細に
図示されている。第4図示のように、5個の入力
端子B1−B5の組がそれぞれ5個の排他的論理和
ゲートG1−G5の組の入力端子に結合されてい
る。さらに、入力端子B1−B5がそれぞれDラツ
チL1−L5の組のD入力端子に結合されてい
る。DラツチL1−L5の各Q出力端子はそれぞ
れ排他的論理和ゲートG1−G5の第2の入力端
子に結合されている。これら5個の排他的論理和
ゲートG1−G5の出力端子は、5入力オアゲー
トG6の各入力端子に結合されている。このオア
ゲートG6の出力端子は単安定マルチバイブレー
タ105に直結され、このマルチバイブレータの
出力端子は出力端子98に結合されている。単安
定マルチバイブレータ105の出力端子は、図示
のように各DラツチのC(クロツク)入力端子に
も結合されている。
定常状態においては、各DラツチL1−L5の
D入力端子及びQ出力端子は同一の論理レベルに
あり、従つて各排他的論理和ゲートG1−G5は
それぞれの2入力が等しいため出力は論理の0レ
ベルになつている。オアゲートG6へのすべての
入力はゼロであるからその出力もまたゼロ・レベ
ルであり、単安定マルチバイブレータ105はト
リガされずゼロ出力状態にある。入力データ・ビ
ツトB1−B5の1つ又はそれ以上が状態を変える
と、各変化ビツトに関連したDラツチの入力D及
び出力Qが逆状態となり、各変化ビツトの排他的
論理和ゲートは1の状態に変化する。この結果オ
アゲートG6が1の状態に変化し、これによつて
単安定マルチバイブレータ105がトリガされ
る。単安定マルチバイブレータ105はDラツチ
L1−L5のC入力端子に接続されているから、
B1−B5入力端子上の新たなデータはラツチL1
−L5内でクロツクされ、すべての排他的論理和
ゲートG1−G5及びオアゲートG6がゼロ状態
に復帰する。単安定マルチバイブレータ105か
らのパルスがタイムアウトすると、この回路は再
びもとの状態になり以後のデータ変更を待つ。こ
のように、第4図示の周波数変更検出回路が入力
B1−B5の変化のたびに出力端子98上にパルス
を発生することが理解できよう。
第5図は、第3図示の適応フイルタ100の更
に詳細な回路を図示したものである。第5図示の
スイツチ1及びスイツチ2は、低入出力オフセツ
ト電圧を有する任意のアナログ・スイツチであつ
てよい。好適実施例においては、これらのスイツ
チはCMOSトランスミツシヨン・ゲートである。
スイツチ制御入力端子102にハイ信号が供給さ
れると、スイツチ1及び2が閉じられてループは
広帯域モードとなる。このモードにおいては、抵
抗R1,R2及びR3並びにコンデンサC1及び
C2から構成されている。フイルタが短絡され、
入力端子103が閉じられたスイツチ1を介して
出力端子104に直結される。またこのモードに
おいてスイツチ1及びスイツチ2が閉じられたと
き、コンデンサC1は閉じられたスイツチ2を介
して入力端子103上の信号によつて急速に充電
され、またコンデンサC2は閉じられたスイツチ
1を介して急速に充電される。これによつて充電
時間が相当短縮され、第2図を参照して前述した
1次の閉ループ応答によりループが急速に新周波
数に達することが許容される。制御入力端子10
2上の信号がローになることによつてスイツチ1
及びスイツチ2が開放されると、ループ・フイル
タの全減衰がかけられて所望の雑音及び基準フイ
ードスルー阻止が得られる。ループ・フイルタは
所望の2次ないし3次の閉ループ応答を得るよう
に設計することができる。入力端子102上の制
御電圧がハイに留つてスイツチ1及びスイツチ2
の閉状態が保たれる時間は、1次ループが新周波
数に対応する電圧を取得しかつコンデンサC1及
びC2の充電が許容されるのに十分な長時間であ
るべきであろう。
新たな周波数に極めて迅速にロツクし得る高速
ロツクシンセサイザが提供されたことが理解され
得よう。さらに、多重カウンタ・ループ分周回
路、多重周波数レンジ電圧制御発振回路及び適応
ループ・フイルタを適正な同期で使用した場合、
上記ループの高速性が十分に利用可能となる。
第7図を参照して位相比較回路20の最適利得
K〓について以下に詳細に説明する。
ループ初期条件は VCO周波数=fp VCOステアリングライン電圧=Vp ループ分周比(÷N)=Np と仮定する。また最終条件は VCO周波数=fx(所望の新しい周波数) VCOステアリングライン電圧=Vx ループ分周比=Nx と仮定する。
またNはループパルスの立上り端(tp)でNp
らNxへ変化すると仮定する。
分周比Nはちようどサンプリングが起こるよう
にtpで変化するから、位相比較回路出力電圧は次
のサンプリングがt1で発生するまで一定のまま維
持されるであろう。しかしながら、tpの後、ルー
プ分周回路は分周比Nxによつて分周され第7図
によつて図示されたように次のループパルスの位
置はτ1によつて変化するであろう。周波数におけ
る増加方向周波数シフトに対しては、NxはNp
りも大きくなりτ1は正であり、サンプリングされ
るべきより高いランプ電圧を発生するこになる。
τ1=1/fp/Nx−TREF=Nx/fp−TREF……(2) V1=Vp+SR(τ1)=Vp+SR 〔Nx/fp−TREF〕 ……(3) 新しい周波数f1は周波数対ステアリングライン
電圧Vp曲線(カーブ)から決定することができ
る。即ち、もしも電圧制御発振回路(VCO)3
0の利得KVが一定ならば、 f1=fp+KV/2πSRNx/fp−TREF ……(4) ここでKVは(rad/sec)/Vである。
f1=fp+KVK〓fR〔NX/fp−TREF〕 =fp+KVK〓〔fx/fp−1〕 ……(5) 一度、f1が決定されたならば、V2が決定でき、
従つて、f2、V3、f3、……等々も同様に決定され
る。
V2=V1+2πK〓〔fx/f1−1〕 ……(6) f2は周波数f対ステアリングライン電圧V曲線
から決定される。即ち、 f2=f1+KVK〓〔fx/f1−1〕 ……(7) (KV=一定) Vkを分周比Nが変化した後のk番目のサンプ
リングにおけるサンプル電圧、 fpを分周比Nが変化した後のk番目のサンプリ
ングにおけるVCO周波数 とすれば、 Vk=Vk-1+2πK〓〔fx/fk-1−1〕 ……(8) fkはfVCO対V曲線上のf(Vk)から、KVを一定
と仮定すれば fk=fk-1+KVK〓〔fk/fk-1−1〕……(9)となる。
KVK〓/N=FREF 〔(rad/sec)/V×V/rad/単位なし =sec-1=Hz〕の場合 KVK〓=NpFREF=fp ……(10) f1=fp+fp〔fx/fp−1〕 =fp+fx−fp=fx ……(11) となる。
従つて、もしも KVK〓/N=FREF、最適K〓はK〓OPT=NFRE/KVならば
、 単一サンプリングにおける定常状態が達成され、
最適SRは、 SROPT=2πFREFK〓p=2πFREF 2/KV……(12) となる。
KVK〓/Nの量は、ループ利得係数と呼ばれるもの であり、今後KLとして呼称されるであろう。
ここで、上述の式の妥当性を保証し、最適な過
渡的特性を達成するためには分周比Nはサンプリ
ングパルスの立上り端においてのみ変化すべきで
あるという点を強調したい。Nの変化とともに同
時に何らかのバンド(帯域)シフト(Band
Shift)或いはレンジシフトビツト変化が起こる
ことも必要である。基準周波数変化に対しては、
分周比Nの変化が起こる基準周期期間中に基準変
化が発生することが必要である。
同期除数変化に関して説明すると次の通りであ
る。
同期除数変化を理解するためにはまず以下のこ
とを注意すべきである。特に第6図を参照して下
さい。
(1) “除数における変化”の手順(procedure)
はロツクされた条件(状態)から始まる。
(2) 使用可能な位相範囲は180度である。(基準分
周回路の高(ハイ)状態に対応している) (3) B係数カウンタの動作期間中にA係数カウン
タへの新しい除数データが負荷される。
(4) 基準分周回路が低(ロー)状態にある時のみ
アドレス線(ライン)は活性状態(active)で
ある。
(5) アドレスラインは内部チツプラツチング
(internal chip latching)とPROMを制御し
ている。
従つて、B係数カウンタがカウントされている
期間中にのみ(第6図L参照)、新除数データは
“分周比Nによる分周回路”へ負荷されるであろ
う。さらに、この時点で負荷されているデータは
A係数カウンタに対するものである。B係数カウ
ンタが現在の(旧)カウント情報によりそのカウ
ントが完了した後、A係数カウンタは新しい分周
比NNEWで開始するであろう。A係数カウントの
期間中(第6図N参照)、新しいB係数カウンタ
データは、A係数カウンタがそのカウントを完了
した時、B係数カウンタが新しい分周比NNEW
数でカウントを開始するように、負荷されてい
る。
このような時間的順序の結果にもとづいて、シ
ンセサイザは現在の(旧)Nもしくは新しい
NNEWでのみ動作し、これらの2つの組み合わせ
(混合)では動作しないようになされている。
第8図は、|±500Hz|を達成するための理論的
なシンセサイザロツク時間t(ms)−ループ利得
KVK〓/Npの関係を示す。ここでは前述したFREF
をFREF=5KHzとして示されており、高速ロツク
機能が達成されることが理解されよう。
本発明の好適実施例を説明し図示したが、その
他の変形や修正もなされ得ることに留意された
い。
従つて、開示されかつ以下の請求の範囲に記載
された基本原理の精神及び範囲のすべての修正及
び変形が本発明のよつて網羅されることが企図さ
れている。
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