JPH0343490A - コークス炉の炉壁異常検査方法 - Google Patents
コークス炉の炉壁異常検査方法Info
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- JPH0343490A JPH0343490A JP17992389A JP17992389A JPH0343490A JP H0343490 A JPH0343490 A JP H0343490A JP 17992389 A JP17992389 A JP 17992389A JP 17992389 A JP17992389 A JP 17992389A JP H0343490 A JPH0343490 A JP H0343490A
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- furnace wall
- carbonization
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- ram head
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Landscapes
- Coke Industry (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、コークス炉の炉壁異常検査方法に関する。
[従来の技術]
コークス炉作業において、窯出し可否の判断として欠落
判定が行われている。火落になった窯(炭化室〉は少な
くとも30分以上置時゛間1をとった後窯出しされる。
判定が行われている。火落になった窯(炭化室〉は少な
くとも30分以上置時゛間1をとった後窯出しされる。
欠落判定の方法は、種々(ガス温度、ガス成分またはそ
の色および量で判定〉あるが、いずれも平均的欠落判定
であり、部分的に乾留不足があっても火落ちと判定して
しまう。
の色および量で判定〉あるが、いずれも平均的欠落判定
であり、部分的に乾留不足があっても火落ちと判定して
しまう。
このようなとき、押出しをすれば部分的に窯離れしてい
ない炭化室内容物と炉壁との摩擦力により押出過電流と
なる。また、乾留が均一におこなわれても炉壁にカーボ
ンが付着しているときも押出過電流となる。押出過電流
となると、赤熱コークスがガイド車のケージに入ったま
まの状態となり、設備を破損(ケージの変形、付属油圧
機器の焼損等)したり、また窯内の赤熱コークスの排出
作業が発生する。これは危険な作業であり、とともに減
産および置時間延長によるコークス品質の悪化を招く、
このため、カーボン付着の検出方法の開発が従来から進
められてきた。これらの中には、炭化室よりコークスを
窯出しする際の押出電流を計測してカーボンの付着度を
検出する特開昭58−210991号公報や押出機が受
ける荷重を計測して、最高値になったときの移動距離が
らカーボンの付着位置を検出する特開昭6234982
号公報がある。
ない炭化室内容物と炉壁との摩擦力により押出過電流と
なる。また、乾留が均一におこなわれても炉壁にカーボ
ンが付着しているときも押出過電流となる。押出過電流
となると、赤熱コークスがガイド車のケージに入ったま
まの状態となり、設備を破損(ケージの変形、付属油圧
機器の焼損等)したり、また窯内の赤熱コークスの排出
作業が発生する。これは危険な作業であり、とともに減
産および置時間延長によるコークス品質の悪化を招く、
このため、カーボン付着の検出方法の開発が従来から進
められてきた。これらの中には、炭化室よりコークスを
窯出しする際の押出電流を計測してカーボンの付着度を
検出する特開昭58−210991号公報や押出機が受
ける荷重を計測して、最高値になったときの移動距離が
らカーボンの付着位置を検出する特開昭6234982
号公報がある。
[発明が解決しようとする課題]
カーボン付着および窯離れ不足箇所を装炭前に検出し、
その結果を燃焼管理に反映することができれば、窯出し
不能事故は防ぐことができる。このような観点から、こ
の発明は、カーボン付着および窯離れ不足箇所を同時に
検出できる方法を提供することを目的とするものである
。
その結果を燃焼管理に反映することができれば、窯出し
不能事故は防ぐことができる。このような観点から、こ
の発明は、カーボン付着および窯離れ不足箇所を同時に
検出できる方法を提供することを目的とするものである
。
[課題を解決するための手段]
この発明は、上記目的を遠戚しようとするもので、炭化
室の長さ方向の炉壁の温度を押出機のラムヘッドに取り
付けた輻射式温度計により測定し、その測定結果より求
めた温度分布からカーボン付着および窯離れ不良箇所を
検出することを特徴とするコークス炉の炉壁異常検査方
法である。
室の長さ方向の炉壁の温度を押出機のラムヘッドに取り
付けた輻射式温度計により測定し、その測定結果より求
めた温度分布からカーボン付着および窯離れ不良箇所を
検出することを特徴とするコークス炉の炉壁異常検査方
法である。
[作用コ
炭化室の炉壁の温度分布を示すグラフを作成すれば、カ
ーボン付着箇所は高温となっているがら凸部となって表
れ、窯離れ不足箇所は低温となりているので凹部として
表れる。すなわち、グラフの凸部または凹部の有無から
炉壁の異常箇所を知ることができる。
ーボン付着箇所は高温となっているがら凸部となって表
れ、窯離れ不足箇所は低温となりているので凹部として
表れる。すなわち、グラフの凸部または凹部の有無から
炉壁の異常箇所を知ることができる。
[実施例]
本発明の実施例を以下に詳細に説明する。第2図は輻射
式温度計を取り付けた押出機ラムヘッドの図、第3図は
コークス炉炭化室の装入炭が乾留されたときの状態を示
す図である。1は炭化室、2は燃焼室、3は装入炭が乾
留されてできたコクス塊、4は窯離れしてない乾留不足
部、5はカーボン付着部である。6は押出機のラム、7
はラムヘッド、8はラムヘッドの上、中、下部に取り付
けた輻射式温度計で炭化室炉壁の温度を計測するもので
ある。コークス炉では石炭を炭化室に装入して燃焼室の
ガス燃焼熱の伝熱により、約20時間をかけて乾留し、
火落ち後所定の置時間の後に押出機により窯出しする0
通常、窯出し時は、窯出し開始から終了の間のラム駆動
モータの電流を計測記録している。炭化室1に装入され
た石炭は乾留されると第3図に示すように、収縮しコー
クス塊と炉壁の間に隙間を生じるので窯出しは容易に行
えるのであるが、炉壁の温度分布が不均一であると、局
部的に温度の高すぎる所にカーボン付着物5が、また温
度の低い所は収縮が不十分となり、乾留不足部4を生じ
窯離れしない。
式温度計を取り付けた押出機ラムヘッドの図、第3図は
コークス炉炭化室の装入炭が乾留されたときの状態を示
す図である。1は炭化室、2は燃焼室、3は装入炭が乾
留されてできたコクス塊、4は窯離れしてない乾留不足
部、5はカーボン付着部である。6は押出機のラム、7
はラムヘッド、8はラムヘッドの上、中、下部に取り付
けた輻射式温度計で炭化室炉壁の温度を計測するもので
ある。コークス炉では石炭を炭化室に装入して燃焼室の
ガス燃焼熱の伝熱により、約20時間をかけて乾留し、
火落ち後所定の置時間の後に押出機により窯出しする0
通常、窯出し時は、窯出し開始から終了の間のラム駆動
モータの電流を計測記録している。炭化室1に装入され
た石炭は乾留されると第3図に示すように、収縮しコー
クス塊と炉壁の間に隙間を生じるので窯出しは容易に行
えるのであるが、炉壁の温度分布が不均一であると、局
部的に温度の高すぎる所にカーボン付着物5が、また温
度の低い所は収縮が不十分となり、乾留不足部4を生じ
窯離れしない。
カーボン付着物5や乾留不足部4が生じたときに窯出し
をすると、これらが抵抗となり窯出しに困難を来し、ひ
どいときには窯詰まりが発生する。
をすると、これらが抵抗となり窯出しに困難を来し、ひ
どいときには窯詰まりが発生する。
窯出し時の抵抗上昇は、ラムの駆動モータの電流値を監
視することにより知ることができる。しかし、を流値か
らはカーボン付着部5や乾留不足部4の所在位置を知る
ことはできない。
視することにより知ることができる。しかし、を流値か
らはカーボン付着部5や乾留不足部4の所在位置を知る
ことはできない。
本発明の方法は、輻射式温度計8を取付けたラムへラド
7で窯出して行く間に炉壁の上、中、下部レベルについ
て温度を計測し、ラムヘッド7に設けた輻射式温度計で
得られた炉壁の温度分布チャート〈またはグラフ〉の凹
部または凸部の有無により、炉壁の異常箇所(カーボン
付着箇所または乾留不足箇所)を判定するものである。
7で窯出して行く間に炉壁の上、中、下部レベルについ
て温度を計測し、ラムヘッド7に設けた輻射式温度計で
得られた炉壁の温度分布チャート〈またはグラフ〉の凹
部または凸部の有無により、炉壁の異常箇所(カーボン
付着箇所または乾留不足箇所)を判定するものである。
第1図は上記の輻射式温度計で得られた炉壁の上、中、
下部について温度分布の一例である。この例ではA、B
、Cに凹部があり、Dに凸部があるから、ガイド車側(
C3; (oke Guide 5ide )の炉壁の
上、中、下部に乾留不足部が、炭化室中央の押出機側(
P S ; Pu5her 5ide )上部にカーボ
ン付着部があると判定する。このような結果が出た場合
は、カーボン付着部5は炉壁温度が高すぎる所で、乾留
不足部4は炉壁温度が低すぎる所であるから、A、Bお
よび0部について該当するバーナーからのガ、ス流量を
減らして炉壁温度を上げ、D部については該当するバー
ナーからのガス流量を増して炉壁温度を下げる。かくす
れば、カーボン付着または乾留不足部による窯詰まりを
未然に防止することができる。
下部について温度分布の一例である。この例ではA、B
、Cに凹部があり、Dに凸部があるから、ガイド車側(
C3; (oke Guide 5ide )の炉壁の
上、中、下部に乾留不足部が、炭化室中央の押出機側(
P S ; Pu5her 5ide )上部にカーボ
ン付着部があると判定する。このような結果が出た場合
は、カーボン付着部5は炉壁温度が高すぎる所で、乾留
不足部4は炉壁温度が低すぎる所であるから、A、Bお
よび0部について該当するバーナーからのガ、ス流量を
減らして炉壁温度を上げ、D部については該当するバー
ナーからのガス流量を増して炉壁温度を下げる。かくす
れば、カーボン付着または乾留不足部による窯詰まりを
未然に防止することができる。
[発明の効果]
本発明の方法は、窯出しするとき、輻射式温度計を取付
けたラムヘッドを使用して炉壁の温度分布の不均一を検
出し、カーボン付着または乾留不足部の位置を容易に知
るものであるから、その結果により炉温を調整すれば、
窯詰まり等の事故を未然に防止できるという効果がある
。
けたラムヘッドを使用して炉壁の温度分布の不均一を検
出し、カーボン付着または乾留不足部の位置を容易に知
るものであるから、その結果により炉温を調整すれば、
窯詰まり等の事故を未然に防止できるという効果がある
。
第1図は炭化室炉壁の温度分布の一例を示すグラフ図、
第2図は輻射式温度計を取付けた押出機ラムヘッドを示
す図、第3図は炭化室に装入された石炭が乾留された状
態を示す図である。 1・・・炭化室、2・・・燃焼室、3・・・コークス塊
、4・・・乾留不足部、5・・・カーボン付着部、6・
・・ラム、7・・ラムヘッド、8・・・輻射式温度計。
第2図は輻射式温度計を取付けた押出機ラムヘッドを示
す図、第3図は炭化室に装入された石炭が乾留された状
態を示す図である。 1・・・炭化室、2・・・燃焼室、3・・・コークス塊
、4・・・乾留不足部、5・・・カーボン付着部、6・
・・ラム、7・・ラムヘッド、8・・・輻射式温度計。
Claims (1)
- 炭化室の長さ方向の炉壁の温度を押出機のラムヘッド
に取り付けた輻射式温度計により測定し、その測定結果
より求めた温度分布からカーボン付着および窯離れ不良
箇所を検出することを特徴とするコークス炉の炉壁異常
検査方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17992389A JPH0343490A (ja) | 1989-07-12 | 1989-07-12 | コークス炉の炉壁異常検査方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17992389A JPH0343490A (ja) | 1989-07-12 | 1989-07-12 | コークス炉の炉壁異常検査方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0343490A true JPH0343490A (ja) | 1991-02-25 |
Family
ID=16074286
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17992389A Pending JPH0343490A (ja) | 1989-07-12 | 1989-07-12 | コークス炉の炉壁異常検査方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0343490A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006152151A (ja) * | 2004-11-30 | 2006-06-15 | Jfe Steel Kk | コークス炉炉壁カーボン付着検知方法および装置 |
JP2011144391A (ja) * | 2011-04-26 | 2011-07-28 | Jfe Steel Corp | コークス炉の補修方法 |
-
1989
- 1989-07-12 JP JP17992389A patent/JPH0343490A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006152151A (ja) * | 2004-11-30 | 2006-06-15 | Jfe Steel Kk | コークス炉炉壁カーボン付着検知方法および装置 |
JP4715180B2 (ja) * | 2004-11-30 | 2011-07-06 | Jfeスチール株式会社 | コークス炉炉壁カーボン付着検知方法および装置 |
JP2011144391A (ja) * | 2011-04-26 | 2011-07-28 | Jfe Steel Corp | コークス炉の補修方法 |
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