JPH0343334A - 包装機のラベル貼付装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はたとえば肉、魚、野菜、果実等の品物を入れた
トレーをストレッチフィルムやシュリンクフィルムなど
によって自動包装する包装機のラベル貼付装置に関する
ものである。

〔従来の技術〕

従来この踵の品物を入れたトレーをフィルムによって自
動包装する包装機としては、たとえば特開昭６３−２７
２６１６号公報などのように、品物を入れたトレーを搬
送機構によって移送し、所定の包装部位置の下方で受台
に載置し、この受台を上昇させてフィルムに突き当てそ
のフィルムをトレーの底面に折り込みながら包み込んだ
後、その包装された品物を入れたトレーを搬出するよう
にした包装機が知られている。

また他の自動包装する包装機としては、たとえば実公昭
６０−３８４８１号公報、実公昭６２３１３６１号公報
、実公昭６３−２８０８１号公報などのように、品物を
入れたトレーを搬送しつつフィルムをトレーの回りに筒
状に包み込んた後にこの筒状のフィルムの両側端部をト
レーの裏側ｊこ折り返すようにした包装機が知られてい
る。

上記包装機にあっては、その品物を入れたトレーをフィ
ルムで包装した後にそのフィルムの表面にたとえば包装
内容物などの表示や製造年月日、内容量等の表示を記入
したラベルを貼り付（する場合、手作業などでは手間が
かη＼るｆこめ、たとえば実開昭６２−６２６０６号公
報や実開昭６２−１９９０９号公報などで知られている
ラベルの自動貼付装置を前述した自動包装機などと組み
合わせることによってその品物の包装作業と同時にラベ
ルの貼り付は作業をも行うようにしている。

これら従来構造の包装工程はたとえば第１２図乃至第１
９図のものや第２０図乃至第２１図のものとなっている
。

この第１２図乃至第１９図の包装工程においては、先ず
第１２．１３図の如くフィルムＦ１この場合ストレッチ
フィルムを巻反から一対の給送ロールド１間で挟着して
包装部２に送り、物品Ｗ１この場合品物を入れたトレー
を受台ａ上に移送し、フィルムＦの繰出方向左右両縁を
上下一対の挟着ベルトｂで挟んで物品Ｗ上に送り、フィ
ルムＦには予め一包装分位置に切取ミシン目Ｃを入れて
おくとともに包装内容物などの表示や製造年月日などの
表示を施したり、重量や価洛等を印字したラベルｄを図
外のラベル貼付機構により貼付け、第１４．１５図の如
く受台ａを突上げて物品Ｗの上面にフィルムＦを延展状
態で被せ、フィルムＦの移送方向の後側及び左右両側の
端部ｅ−ｆ−ｇをそれぞれの折返し板ｈ−１−ｊの進出
により物品Ｗの底面に折込み、その端部ｅ−ｆ−ｇは自
己粘着力により互いに貼着し、第１６．１７図の如く物
品Ｗは移送方向に送られ、このとき移送方向前側の端部
には折返し板Ｑにより前記端部ｅ−ｆ−ｇ上に折込まれ
て粘着し、第１８．１９図の如く物品Ｗはこの包装部２
でフィルムＦにより包装される。

また第２０．２１図の他の包装工程の場合においては、
先ず前記同様にフィルムＦを巻反から一対の給送ロール
ド１間で挟着して包装部２に送り、これと同時にこの包
装部２の前工程でラベルｄをラベル貼付機構により貼付
け、次いでフィルムＦを徐々に筒状に巻込み、巻込み内
に物品Ｗを入れ、前側及び後側の端部ｅ−ｋを左右両側
の端部ｒ−ｇ上に折込んで粘着し、物品Ｗをこの包装部
２でフィルムＦにより包装される。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら上記実開昭６２−６２６０６号公報や実開
昭６２−１９９０９号公報などで知られている従来構造
の場合、上記ラベル貼付機構による上記フィルムＦへの
ラベルｄ貼付位置は一定であり、このため包装形態や物
品に適するラベル貼付は位置が容易に選択できないとい
う不都合を有している。

〔課題を解決するための手段〕

本発明はこれらの不都合を解決することを目的とするも
ので、その要旨は、フィルムを包装部に送り、該包装部
で該フィルムにより物品を包装するとともにラベル貼付
機構によりラベルを貼付けるようにした包装機において
、上記ラベル貼付機構による上記、フィルムへのラベル
貼付位置を可変設定可能な設定部を設けて構成したこと
を特徴とする包装機のラベル貼付装置にある。

〔作用〕

設定部の存在によりフィルムへのラベル貼付位置を可変
設定できる。

〔実施例〕

第１図乃至第１１図は本発明をストイソチフィルムを包
装機に適用した実施例を示し、３は包装機体であって、
包装機体３内にはこの場合前記第１２図乃至第１９図の
包装工程をなす包装部２が構成されている。

４は巻反であって、巻反４から案内ロール５を経て一対
の回転する給送ロールド１により挟着されてフィルムＦ
は包装部２に入れられる。

６はラベル貼付機構であって、この場合前記包装機体３
の巻反４上方位置に配設され、包装機体３にブラケット
７を立設し、ブラケット７にフィルムＦの移送方向を横
切る方向に支持軸８を架設し、支持軸８にラベル機体９
を支持軸８上で移動自在に固定し、ラベル機体９にリー
ル受け１０を取付け、リール受けｌＯの保持Ｍ　１１に
ラベルｄを所定間隔毎に貼付けた台紙捻を巻回している
ラベル巻反詔を取付け、ラベル機体９にデイスタンス軸
１４により軸受板１５を取付け、軸受板１５に送りモー
タ１６を取付けるとともにラベル機体９と軸受板１５と
の間に回転軸１７を軸架し、回転軸１７の基端にプーリ
袷を固定するとともに先？１“１４に送りロール１９を
固定し、回転軸１７に電磁クラッチ２０を配設し、″Ｔ
ｉ磁クラッチ２０の作動により回転軸１７に動力伝動可
能なスプロケット２１を回転軸１７に逆転自在に取付け
、前記送りモータ１６にスプロケット坐を取付け、スプ
ロケット２１・雪間にチェーン※を掛回し、ラベル機体
９に軸受２４により巻取軸すを軸架し、巻取軸すの先端
に巻取ロール那を固定するとともに基端に巻取プーリｎ
を固定し、軸受板巧に中間軸※を取付け、中間軸路に二
個の中間プーリ２９・籾を取付け、前記ブーり迅と巻取
ブーりがとの間に中間プーリ２９・四を経てベルト３０
を掛回し、軸受板巧と回転軸１７との間に前記電磁クラ
ッチ２０の非作動時に回転軸１７を制動可能な電磁ブレ
ーキ８１を配設し、ラベル機体９に抑圧ロール就を送り
ロール１９周面に弾圧状態に配設し、ラベル機体９の下
部に取付根羽を先下り状に取付け、取付根羽にナイフェ
ツジ状の折返案内板Ｍを取付け、前記ラベル巻反４より
ラベルｄを貼付けた台紙徨を引出してガイドロールあ・
測・釘を経て折返案内板Ｍに至らせ、ラベルｄを貼付け
た台紙ｎを折返案内根羽の先端縁で折返し、台紙ｎのみ
を折返案内板Ｕの裏面及びガイドロール羽・３９を経て
送りロール１９と押圧ロール３２との間に至らせ、台紙
徨を巻取ロール邪に巻付は可能に構成し、ラベル機体９
にガイドロール（資）の周面にラベルｄを貼付けた台紙
ｎを弾圧するゴム板４０を配設し、前記ガイドロールお
とガイドロール８７との間にラベルｄを検出するラベル
センサ４１を配設し、前記折返案内根羽にラベルｄを貼
付けた台紙ｎの浮上がりを押さえる押え板４２を配設し
、かつラベル機体９にラベルｄをフィルムＦに軽く押圧
するスポンジロール４３を配設して構成している。

■は設定部であって、タイマーやリレー等により構成さ
れており、例えば第６．７図の如き作動をなす回路や第
１Ｏ図の如き作動をなす回路に構成されている。

すなわち第６．７図の構造の場合フィルムＦは二段階に
送られるが、この送りモータ１６の回転開始により設定
部ａ内のタイマーを作動し、このタイマーの設定時間Ｔ
、経過後に前記電磁クラッチ加及び電磁ブレーキ３１を
作動し、ラベル送りをなし、ラベルセンサ４１により設
定時間を経過後にラベル送りを停止するように回路構成
がなされており、また第１０図の構造の場合前記第７．
８図の構造に加えて送りモータ１６の回転開始によりさ
らにタイマーの設定時間Ｔ、経過後にもラベル送りをな
すように回路構成がなされている。

この実施例は上記構成であるから、フィルムＦが一対の
給送ロールド１により送られている状態であって、フィ
ルムＦの一包装分、すなわち切取ミシン目Ｃから隣る切
取ミシン目Ｃまでの所定位置にラベルｄが貼付けられる
時期に電磁クラッチ２０が作動するとともに電磁ブレー
キ３１が釈放作動し、これにより送りロール１９及び巻
取ロール邪が回転し、送りロール１９と押圧ロール巽と
の挟着回転によりラベル巻反１３からラベルｄを貼付け
た台紙皮がフィルムＦの送り速度と同速度で引出され、
このラベルｄを貼付けた台紙皮は折返案内根羽の先端で
鋭ｆｌＪに曲げられ、この折近しに伴い徐々にラベルｄ
は台紙りから剥離して徐々にフィルムＦに貼付けられ、
台紙舵は送りロール均を経て巻取ロール邪に巻取られ、
フィルムＦに貼られたラベルｄはスポンジロール４３で
軽く押され、ラベルセンサ４１が隣るラベルｄを検出す
ると前記電磁クラッチ加及び電磁ブレーキ８１は非作動
となって送りロール１９及び巻取ロール那は回転を停止
し、−Ｊの給送ロールド１間を経てフィルムＦは一包装
分送られる。

これによりフィルムＦは包装部２に送られ、例えば前記
の包装工程を経て包装作業がなされることになる。

この際前記の如く設定部４４、この場合タイマーの時間
設定によりラベル送り開始時期を可変でき、フィルムＦ
へのラベル貼付位置を任意に可変でき、たとえばフィル
ムＦによる包装後の物品Ｗの上面位置のみならず第８図
や第９図の如くラベルｄをフィルムＦによる包装後の物
品Ｗの上面と側面との角部位置や側面と底面との角部位
置にも容易に貼付けることがてき、また設定部４４をた
とえば策１０図の如く二個のタイマーが組込まれている
回路構成とすることによりたとえば第１１図の如く二個
のラベルｄの貼付は置を任０に選択してラベル貼付けが
可能となり、また台紙ｎに互いに異なる種類のラベルｄ
を貼付けてなるラベル巻反１３を用いれば印字項目や形
状等の異なる種類の複数のラベル貼付けも可能となり、
包装形態や物品に適したラベル貼付位置を選択すること
ができ、それたけ包装形態を良好にし得る。

尚、上記設定部躬はタイマーを組込んだ回路構成となっ
ているが、他の限時要素によって構成してもよいもので
あり、また限時要素を用いずにたとえばフィルム送りモ
ータ等の作動時にパルスを検出し、そのカウント数によ
ってラベルの貼り付は位置を任意に設定したり、ピンチ
ローラ等の回転によりフィルム移送距離を検出し、その
距離を任意に選択してラベルの貼り付ける位置を決定す
るよう構成してもよいものである。

〔発明の効果〕

本発明は上述の如く、フィルムへのラベル貼付位置を任
意に可変でき、包装形態や物品に適したラベル貼付位置
を容易に選択することができ、それだけ包装形態を良好
にし得る。

以上、初期の目的を充分達成ずろことができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図は全体側
面図、第２図はその部分側面図、！ｆ′、３図はその部
分平面図、第４図はその部分斜視図、第５図はその部分
平面図、第６図はそのタイミング図、第７図はそのブロ
ック図、第８図、第９図はその斜視図、第１０図はその
タイミング図、第１１図はその斜視図、第１２図、第１
３図、第１４図、第１５図、第１６図、第１７図、第１
８図、第１９図は包装工程を示す説明図、第２０図、第
２１図は他の包装工程を示す説明図である。 Ｆ・・・フィルム、２・・・包装部、６・・・ラベル貼
付機構、Ｕ・・・設定部。 平成１年６月３０日

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. フィルムを包装部に送り、該包装部で該フィルムにより
   物品を包装するとともにラベル貼付機構によりラベルを
   貼付けるようにした包装機において、上記ラベル貼付機
   構による上記フィルムへのラベル貼付位置を可変設定可
   能な設定部を設けて構成したことを特徴とする包装機の
   ラベル貼付装置。